遊漁船でデカカイワリを狙う
昨日(7月17日)は台風の目を盗んで網代の富士丸に乗船。
伊豆多賀のカヤックフィッシャーマンumeさんから
お誘いを受けていたものの
台風11号の四国上陸で関東地方も荒れ模様。
予約していた早朝船を昼船に変更しての出港となった。
先ほどまでは大粒の雨もあったが
網代港内は台風の面影もないほど静か
今日は五目漁師のわがまま、
(メダイなど他の釣りはよいので)
30cmを超えるデカカイワリを釣りたい
とのリクエストをumeさんや船頭さんに受け入れていただき
富士丸は初島の西ポイントオンリーを攻める。
本日の富士丸の航跡
たまには船頭さんに連れられるのも楽ちんでよいが、
風波があったせいか
先日五目漁師が福浦でやった
寸止め漕ぎコマセ釣りのまさに遊漁船版で
ほぼ一投ごとに見失ったポイントを探しては戻るという
(船長が)忙しい釣りになった。
上記航跡の釣りポイント周りを拡大
“はい入れて下さい”の合図で入れて一投勝負。
まごまごしていると一投もできずに、
“ハイ(もう遅い)入れずに待って下さい” となる。
前半は頻繁にアタリやバラシもあったが
後半はアタリもエサ取りも皆無。
魚にそっぽを向かれるとこんなふうになってしまうのは
手漕ぎボートも沖の船も同じだ。
船に慣れていない五目漁師は
船の動揺に対する老体バランスの取り方が下手くそで
オットットとよたったり、
竿掛けの扱いが下手くそで
愛竿を折ってしまったりのトラブルはあったものの
楽しい釣行になった。
umeさん、船長さんありがとうございました。
で、釣果はこれ。
結局、カイワリは一尾(27cm)、
ハナダイ(36cm他)が主体になってしまったが
元気なハナダイを釣るのも面白い。
五目漁師は船長さんの指示棚で
言われるがままに釣っただけなので
釣れた魚や釣れた数には余り興味はないが
やはり手漕ぎボートに比べると
力作業ではあるがこれだけの魚が上がってしまう。
比較的大きな船にお客は二人、
仕掛けの絡み合いなども皆無の大名釣りでした。
時々指示棚から底まで落としてみましたが
なんと棚が高い。
沖のカイワリはあんなに高いところにいるのでしょうか?
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夏も美味しいハナダイの好漁でしたね。
おめでとうございます。
船上では多種多様な鯛料理を考えながらの釣りでは無かったでしょうか?
帰りのクーラーボックスが重かったでしょう。
お疲れ様でした。
「一投ごとに見失ったポイントを探しては戻る」、、
こちらのマルイカ釣りが同じです。
投稿: 釣吉 | 2015年7月18日 (土) 11時14分
釣吉さん、こんにちは。
春先から初夏にかけていつもなら手漕ぎボートでもハナダイが
よく釣れますが、今年はさっぱり釣れませんでした。
いるところにはいますね。
スパンカーは出していませんでしたが、
海が荒れているとポイントの上に船を保持するのは難しいですね。
釣吉さんは釣りと船頭の二役ですからなおさらですね。
投稿: 五目漁師 | 2015年7月18日 (土) 17時23分
こんにちは。
ハナダイ、釣れてますねー。
それにしても、この台風の中、よく船がでましたね。
かなり波があって難しそうな気がしますが、そんな中、これだけ釣るのはさすがだと思いました。
投稿: 芋焼酎 | 2015年7月18日 (土) 18時11分
芋焼酎さん、こんばんは。
私も東伊豆に差し掛かった時にびっくりしました。
波打ち際に濁りこそあるものの波なし、うねりなし、風なし
しかも先ほどまで降っていた雨も止み青空まで顔を出していました。
さすがに港を出て初島に近づくにつれて風、波が出てきましたが
台風でなくっても少し荒れた日ならこれくらいは普通でしょうという程度でした。
魚はもう少し釣れて欲しかったですね。
投稿: 五目漁師 | 2015年7月18日 (土) 22時24分
こんばんは
いいハナダイですね。
さすが、師匠様です。
遊漁船で、それだけ赤いのが入っていればオイラ的にはヨシ!な感じですが
(ヨシと言うより、そんな幸運に巡り会え、全ての運を使い果たした結果、明日、目覚めることなくお天道様の元に多比立ってしまうかもしれまうかも?)なんて、考えてしまいますがw
師匠様においては、ただでさえ神がっかた技で釣れるわけですから、操船が釣りに含まれてない分、心おぎなく釣りに専念できたとはいえ、釣りたりない感じだったのでしょうか?
いやはや、腕前の違いをここでも脱帽です。
明日、明明後日はオイラも休み。
明明後日は、シケ後一発警報発令中ですが、明日はウネリ強くボートは無理っぽい。
あ!そうか!
ボートに乗らなきゃいいんだ。
明日は、長男連れて潜って来ます(もはや、釣りではないw)
投稿: 甲斐の荒熊 | 2015年7月19日 (日) 03時46分
五目漁師さん、おはようございます。
いい型のハナダイでした。毎回ここではこのサイズが数匹混じります。
ハナダイもここまで大きいと料理が楽しみですね。
ananさん、どんな料理したのでしょうか?(笑)
考えてみれば、確かに船長が操船して釣らせてくれる釣りですが、五目漁師さんは手漕ぎでこれを全てこなしての釣果、やはり寸止め漕ぎコマセ釣りは凄い釣法だと見直しました。竿先だけでなく全てを見ながらの釣りなんですね。
投稿: ume | 2015年7月19日 (日) 04時51分
五目漁師さん、おはようございます。
良い型の花鯛が多数釣れて良かったですね。
てっきり台風で中止かと思ってました。
私と違って日頃の行いがよいのでしよう。
それにしてもカイワリのタナはそんなに高いのですか?
伊東とかだとビシ位置5m前後だと思いますが、
10m位とかでしょうか?
せっかくの3連休ですが昨日そして今日も仕事です(泣)
今日の進捗によっては明日釣りいけるかも。
でも暑そうだし次の日から仕事ですから5時出船昼上がり狙いです。
赤い魚たくさん釣れたので沼津はもう少し先ですかね。
それでは、また。
投稿: flex-p | 2015年7月19日 (日) 06時36分
甲斐の荒熊さん、おはようございます。
もちろん始めての場所なので海中の様子などはわかりませんが
もう少しじっくりとやりたいですね。
餌、かじられた。いるぞ!
と思っても次の瞬間に、ハイッ!上げて下さい!
おいおいちょっと待ってよ と言いたくなります。
船頭さんは魚探で海中を覗く。
こちらは竿先で海中の様子を伺う。
船頭任せのお客が釣れないと直ぐに文句を言う。
それで船頭さんも移動を強いられる。
それが今の結果なんでしょうね。
実績のある場所なら、船頭さんはそこに船を止めることだけに専念して
じっくりと釣らせてくれれば私は文句は言いません。
うねりがあるときは岸沿いこそ怖いですから
潜り、お気を付け下さい。
投稿: 五目漁師 | 2015年7月19日 (日) 08時32分
umeさん、おはようございます。
ははっ! 何か文句を言いたげのような書き方になりましたが
本当に楽しかったです。 ありがとうございました。
あの荒れ模様の中で船を止めるのは至難の技なんでしょうね。
スパンカーは上げていませんでしたが、
前方にも左右に首を振る吹き出し口がありました。
潮の流れは操縦者のみぞ知るですが
後半は少し移動のペースが落ち、攻めるポイントも深くなりました。
船頭さんが疲れてしまったのか、潮が少し落ち着いたからなのかわかりませんが
アタリがピタッと止まったのはやはり海の状況が変わったのでしょうね。
最初は竿先の重たさに戸惑いましたが
一尾釣れてからは、これは魚を掛けに行くとかではなく
掛かった魚を上げる釣りだなと思いながら釣っていました。
船が流されているせいもあるかもしれませんが
手漕ぎで釣るハナダイよりも元気な感じがしました。
また誘って下さい。(平日船、最高です)
投稿: 五目漁師 | 2015年7月19日 (日) 09時01分
flex-pさん、おはようございます。
皮肉なもんですね。
もちろん安全第一ですが、
ややもすると周囲から非難されそうな台風上陸の日が一番静かで
昨日も今日も荒れ模様のようです。
棚の指示が底からではなく、海面からなので深さがわかりませんが
たまに(内緒で)底まで落としてみるとどんどん落ちていくので
驚いたことが何度かありました。
指示だな範囲も例えば50mから35mとかで非常に広く
ウイリーシャクリを前提に中層の大物も視野に入れた指示ではないかと思います。
私の場合は餌釣りでしたので範囲内の比較的底を中心に釣っていました。
午前中上がりということは明日は福浦でしょうか?
私は25日の仲間内での仕立て船が都合により中止になりましたので
久しぶりに週中あたりに伊東方面の様子見でもしたいなと思っています。
沼津のお誘いも楽しみしていますのでよろしくお願いします。
投稿: 五目漁師 | 2015年7月19日 (日) 09時25分
こんばんは!
『寸止め漕ぎコマセ釣りのまさに遊漁船版』
言い得て妙です(^^)!
手漕ぎの場合も忙しいですが、風や潮が早いと船長も弛くないですね(^o^;)
そんな中、しっかりと釣果が出る五目漁師さんはやはり、釣り巧者なのだと思いを新たにしました。
老体バランス?
こちらは中年バランスが悪くて、オットットです。
だから、必ずミヨシに陣取ってます。
皆さんのためにコマセが余計に撒けるから(笑)
お後が宜しいようでm(__)m
投稿: AP | 2015年7月19日 (日) 17時55分
APさん、こんばんは。
何度かやっている内にわかったのですが
この船頭さんの場合、ハイッ入れての直後はまだ船が止まっていないですね。
寸止め漕ぎコマセの場合でもブイの近くまで戻ってきて漕ぐのを止めて
ボートが自然に止まるのを待ちます。
この間に慌てて仕掛けを落とすと仕掛けが斜めに落ちていき
不要な撒き餌をしてしまうみたいです。
一呼吸待ってから落とした方が良さそうです。
今回は大船長を入れて釣人は3人の大名釣りでしたが
あれだけ立派な船でも私的には舷あたり3人が限界ですね。
少人数の際にはお誘いください。
投稿: 五目漁師 | 2015年7月19日 (日) 21時31分
おはようございます。
あの悪条件で流石の釣果です。
それに船の特徴も良くつかめておられると思います。
私も思ってましたが、あの船長短気です(笑)。
船にはいろいろあって面白いです。
私が良く行く大津のI丸の船長は口は乱暴ですが、気持ちは優しいんです。
ワラサは元々そういう釣りですが、一つ所で回遊をじっと待つ辛抱も持ってます。
富士丸の船長は、積極的に攻めに出るタイプですね。
どちらの船長にも言えますが、お客に釣ってもらいたいという気持ちは見えます。
最低限、そういう船を選んで乗っているつもりです。
最悪なのは客のせいにする船頭です、
「最高の場所に案内したんだから、後はあんたらの腕次第だよ」みたいな(笑)。
投稿: 腰痛持ち | 2015年7月20日 (月) 06時47分
赤いのが、大漁でしたね。ぶっといカイワリは惜しかったし、見たかったのですが。
ピンポイントでしか釣れない場所って、大型の船を何度もポイントトレースさせるのは苦労しますね。
こりこりの鯛の刺身を堪能されたのではないですか^^
投稿: 飛竜丸 | 2015年7月20日 (月) 19時06分
腰痛持ちさん、こんばんは。
台風上陸でイメージは悪かったですが
海の方はそれほどでもなかったですよ。
私が何度か行った外房などはいつ行ってもあんなものじゃなかったです。
遊漁船は自分で考えるとか工夫するとかではなく
ひたすらに繰り返し作業に専念し、如何にして一投でも多く落とすかですね。
海中のイメージ構築、魚さがしは無用。
どうすれば穂先にPEを絡めずに済むかとか、
さっさとオキアミを付けないと間に合わないぞとか
指示だな何メートルだったっけ? 忘れた、もう一度言ってくれないかなとか
思考の力点が手漕ぎとは全く違います。
船頭任せで釣れる、大物も釣れる・・・
楽しいですが
また手漕ぎに戻るという前提がなければ何度も繰り返しはやれないです。
投稿: 五目漁師 | 2015年7月20日 (月) 22時53分
飛竜丸さん、こんばんは。
飛竜丸さんはいつも船頭と釣り師の一人二役、
それでいてあの釣果ですからね。
この日はそれなりに海面が騒がしくバウが上下左右に振れていましたから
操船が難しかったようです。
お陰で忙しい釣りを強いられました。
投稿: 五目漁師 | 2015年7月20日 (月) 22時59分
おはようございます!のりべんです(^-^)
連休中にumeさんにお話お伺いしました。天候の条件がいまいちな中大変お疲れ様でした(^o^)
操船のトレースの様子で如何にポイントに居づらかったかがよく分かります。。多分ものすごいテクニックなのでしょうね。凄いです!
肉厚のハナダイ大漁で出だしは良し!つぎはデカカイワリ大漁ですね!次は是非ご一緒させてください(^-^)/
投稿: のりべん | 2015年7月21日 (火) 07時43分
のりべんさん、おはようございます。
どの船も変わらないですね。
船頭さん次第です。
風、波、うねり、潮流どれも船頭泣かせです。
スパンカーやシーアンカーを利用する船もあります。
素人の私にはわかりませんが船側ももう少し最新のアイデアと装備で
楽に船を止められないもんですかね。
投稿: 五目漁師 | 2015年7月21日 (火) 09時40分