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2015年2月25日 (水)

目の前であの鯛釣りが始まる

昨日(224日)は伊東に釣行。

こんな時期に釣れないのはわかっていながら
カイワリの23尾も釣れれば
と ご無沙汰しているオーシャン釣具店に出かけてみた。

前日に予約の電話を入れると
明日は店主のオヤジさんも出られるという。
これは楽しみだ。

オヤジさんが出た時には決まって鯛が釣れる、
それを見た他の釣り師(私もその内の一人)が
我もと出ると釣れない。
これがいつものパターンだ。

長年の釣りから
魚が釣れるかどうかは
食っけのある魚がそこにいるかどうか、
回って来た魚にたまたま巡り会うかどうかだけで、
あたり前の道具を使って、あたり前の釣りをすれば
竿やリール、仕掛けは勿論のこと
釣り師のそれぞれの釣り方や技量によるものなどたかがしれている。

そんなものはうんちくを述べるために必須であったり、
ある意味釣りを楽しむためには必要であろうが
実際に釣果に影響する部分は少ない
と 思っている五目漁師。

現に、回りの釣り師が釣れないのに自分は釣った。
そんな時には、
やったぜ!どうだ俺の釣りを見たか!
と有頂天になってしまうが、
その逆を直ぐに体験させられることになる。

話が脱線してしまったが、
オヤジさんの鯛釣りに話を戻すと、
これだけ何度も同じパターンが続くと
やっぱり何か違うのかなと考えさせられてしまう。
あまり人の話は聞かない五目漁師も
いろいろとオヤジさんの釣り方に耳を傾けながら
“あとから行くから頑張って!”
の言葉と共に7時過ぎに浜を離れた。

昨日の荒れ模様の影響か
いつもなら底の石が見える浅場はこんなに濁っている。

 

Dsxp151318s(沖はそれほどでもなかったし、浅場も帰る頃にはいつもの様に透明になっていた)


さて、23日前に良型のマアジが釣れ始めたと聞いているので
先ずはマアジ狙いで-35mポイントを目指す。

アンカリングを終え、竿をセットしたところで
朝飯だ。

 

Dsxp151319s

いや実はオヤジさんの奥様が
寒いから沖で食べて下さい
と店を出る際にチンしてくれた私の大好きなおこわ。
ご馳走様でした。

食べ終わってしばらくすると
手持ち竿の反対側に出していたロングハリス2本針仕掛けの竿が
お辞儀している。

なんだなんだ!
結構重たいがグイグイと引く感じではない、
しかしやがて上がってきたのは鈍重な引きの割には以外な
30cmを少し超えるマアジの2尾掛かり。
1尾は船べりでポットンしてしまう。

 

 

 

2尾掛りでは2尾が同期して引き込む訳ではなく、

 

寧ろ交代交代に引き込むと

 

余り変化のないヘビのような引きになることがよくある。

やれやれこれでボは逃れたものの、
その後は全く魚の気配がなくなってしまう。

9時過ぎに幸先こそ良かったこの場所を諦めて
-40mポイントに移動すると、
やがてオヤジさんもやってきた。

そしてあの鯛釣りが始まる

と言っても両サイドに置き竿をセットし
時折忙しそうにコマセを詰める姿を見掛けるも
基本はタバコを吸いながら後ろにもたれるように手をついて

 

待つスタイル。

時々、餌とられますか?
と私の方からお聞きすると、
なくならないよとニコニコ顔で返事が戻ってくる。

さすがに今日はそうは簡単には釣れないようだ。

昼前まで粘って見たものの二人とも全くアタリはなし、
駄目だねー、
そろそろここらへんでアタリが欲しんだけどなー
とオヤジさん。

この言葉を聞いて
私の方は少なくとも午前中早々にアジのアタリがあった
元の-35mポイントに戻ることにした。

状況に変化があった時には
お互いに連絡し合うことにしたのは言うまでもない。

-35mに戻ってしばらくすると再びマアジの2尾掛かり。

やっぱこっちの方がマシかな
と思った矢先にスマホが鳴る。

そっちの方はどう?
こっちはやっと今40cm強の鯛が来たよ!

 

とオヤジさん。

やっぱり。

どうしようかなー、またあそこまで戻ろうかな

 

Dsxp151321s遠くに見えるのがまた鯛を釣ったオヤジさん


すると、オット来た!
再移動かどうかを迷っている時に
今度はカイワリの2尾掛かりだ。
1尾は船べりでまたポットン。
真面目にやれ!

これで結局、最後までここで粘ることにした。

この日のアタリは全部で4回、
釣れた魚はアジが5尾にカイワリが1尾。

なんと全てのアタリが2尾掛かりだった。
アジとカイワリを一尾ずつ船べりでポットンしたので
4度のアタリ合計6尾。

渋い時には往々にしてよくある釣れ方だ。
お食事タイムでコマセに寄ってくるわけではなく
集団でどこかに移動する最中の出会い頭に
たまたま見えた餌に飛びついてくるのであろうか。
次の投入では群れが去っているのでアタリが続くことはない。

で、今日の釣果はこれ。

 

Cas151376sマアジは27~32cm


目標のカイワリ3尾はならなかったが、
少し春の兆しが見えてきた。

そしてこれはオヤジさんの釣果。

 

Cas151386s

やっぱり立派な鯛がいる。

双方のポイントの違いが明らかに出た釣果だった。
そしてお断りしきれずにまた頂いてしまった。

カイワリが1尾しかいないので楽しみにしていた漬け丼✕2とは行かず
漬け丼とアジ茶(出汁)漬の苦肉の策。

 

Cas151389sカイワリの漬け丼(ヨメサン用)

Cas151393sアジの出汁茶漬(五目漁師用)


アジは他に釣った日刺し身(写真なし)にもしてみたが、
これが特上にアジい。
丁度大津の小アジをそのまま大きくしたような
艷やかでありながらしっとりと甘い。

味の評価はそれぞれなので余りしないことにしているが、
今まで食った伊東のアジの中ではとびっきりに美味しいと感じた。




オヤジさんやっぱり鯛を釣りました。
タバコ吸わないと駄目かな。


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コメント

魚が釣れるかどうかは食っけのある魚がそこにいるかどうか、
回って来た魚にたまたま巡り会うかどうかだけで、
あたり前の道具を使って、あたり前の釣りをすれば竿やリール、仕掛けは勿論のこと
釣り師のそれぞれの釣り方や技量によるものなどたかがしれている。

と、私も釣行の度に思うが、いやまてよ、この潮ならとか、この天気ならとか、
あるいは、あのポイントならとか、あの仕掛けならとか、
あの餌ならとか、あの釣り方なら、最後に俺なら、なんとか、
と、自信過剰になって、夢や希望を持って出かけますが、

結果が悪いと潮がとか、ポイントがとか、言い訳を作り、
結果が良いと、やはり俺の・・がとほくそ笑んで帰港する。

そんなことを数十年繰り返しております。

おはようございます。
お疲れ様でした。

いやいや、やはり腕はありますって(笑)。
特にテクニカル系の釣りだと歴然と差が付きます。
カワハギ、ウィリーシャクリ、鯛も入りますね、、等はお隣と差がつくことがままあります。

それにしても親父さん、どんな手を使ってるんだろ?
伊東は根があるわけではないので、魚の通り道で待ち構える釣りだと思うのですが、その通り道を知ってらっしゃるんだと思いますよ。

次回(3/7)は、私が挑戦してみます。
鯛が釣れなくても、伊東ではめずらしい黄アジが釣れれば十分です。
潮が濁れば、アジやカイワリには有利ですし、おまけのムシガレイが釣れるといいな~(芋さん風)。

お疲れ様でした
私も赤飯は大好きです
コマセや餌の確認より赤飯のおにぎりが
入っているか見直します
真鯛は人によってはマチマチですが
釣れる時が同じような
臭いを感じる人もいます
真鯛の匂いでは無くその時の風の
ような気がしますが
又、タバコのニコチン
真鯛は嫌いらしいです
私はタバコを吸いますので
釣れない時は手を洗ってから
餌を付けます
しかし判らないですね

釣吉さん、こんにちは。

同じですね。
釣れた時には釣れないのが不思議なくらいですし、
仕掛けを作っている時には疑う余地もなくどんどんイメージが膨らみます。

昔は休日行でしたから周りの釣果と比較できましたが
釣り師の少ない平日行になると海が悪かったのか、自分が悪かったのかさえわからず
今回のように比較ができると色々と参考になります。

腰痛持ちさん、こにちは。

あくまでもポイント選び、誘い、仕掛けなどあたり前のことができるのが前提ですね。
中には今なんでそれなの? そこはその魚じゃないでしょう!
というのもありますからね。

カワハギなど自分で掛けに行く魚は錯覚ですね。
結局少し慣れれば誰でも釣れますし、
高価なカワハギ専用竿などは全く不要じゃないでしょうか?

伊東の海底に待ち伏せるような通り道があるかどうかは知りませんが
この日は二人だけでしたのでオヤジさんも私も
ドンピシャポイントに入って並んで釣っていました。

伊東のアジはムロアジ系のマルアジが多いのですが
昨年辺りからマアジが春先によく釣れています。

昨年大津や観音崎でよく釣れたデカマアジと違ってこのアジは
美味しいですよ。
是非試してみて下さい。

趣味人たけさん、こんにちは。

私も幾つか買うおにぎりの内一つは必ず赤飯です。

魚が目で餌を追ってくるのか匂いで追ってくるのかそれさえ私にはよくわかりませんが
オーシャンのオヤジさんこまめに手など洗っているようには見えないですね。

私は伊東に行くならハトヤじゃなしにカイワリだと思っています。
たけさんや腰痛持ちさんの伊東でのマダイ挑戦、
これは楽しみです。

五目漁師さん、こんにちは。

伊東もようやくアジが回ってきたのでしょうか?
伊東のアジはマルアジのイメージが強いです。
あれはあれで秋以降は美味いのですが。

しかしオーシャンの親父さんはすごいですね。
サイトを見る限り相当な確率でマダイ上げてます。
それもいいサイズが多い。
自分は伊東ではチャリコを数匹釣っただけですので
基本的にマダイ釣れる気しません。

置き竿でコマセのうち返しをひたすら繰り返すというスタイルに
1時間もすれば飽きてしまい、
誘い用の仕掛けにかえてしまうのが一番の原因です。

週末は天候も潮も良さげですから、
網代で流しメイン、状況によってはブイに繋いで掛かり釣りです。

それでは、また。


五目漁師さん、こんにちは!
   
 
良型のアジ、すばらしいです。
今年は全国的にアジが不漁で価格が高騰していますが、伊東は別なんですかね?
こちらの海は最新情報を確認こそしていませんが、昨秋からイワシ>アジで、
ヒラマサやヒラメのベイトはほとんどイワシです。
 

    
  
釣果は腕よりも状況というのは同意です。
釣行数が増えれば良い海況に巡り合う可能性も増えますから、釣れる確率は上がると思います。
オーシャンの親父さんも釣行数と経験が次の鯛を呼ぶのだと思います。
  

永久に釣れないんじゃないかと思うヒラマサが、ある日突然入れ食いになったりすると、
なんで?という思いと、これだけ来ているんだからたまにはこんなこともなくちゃ、
という両方の感情が芽生えます。

こんばんは!のりべんです(^-^)

いやあ…そのご持論、五目漁師さんに同意しきりなんですが、少なくても今回のオーシャンの親父さんと五目漁師さんのウデとご経験は釣果に関係ある、と思いますよ〜(^o^)

たけちゃんさんも仰るように、鯛が釣れる時は『匂いがする』
のりべんも大きいアマダイが釣れたいくつかの日は、
釣る前からいつも以上に『今日は釣れる気が特にする!』でした。
それが何が根拠かわからないので、
やっぱり勘違いカモですが(^◇^;)

肋骨骨折してしまい、次回釣行はどうするか…。
まだまだアマダイシーズンなのに、と悩ましい限りです。

flex-pさん、こんばんは。

私も一緒です。
置き竿でじっと待っているくらいなら魚屋で買った方がマシと
思う口です。

昔はもっと忙しい釣をしていましたが、最近は静かになった方です。
でもロングハリスを使う魚ですから静かに待った方がいいんでしょうね。

今、東伊豆(網代近辺)は潮が暗いとかなんとか言われていますが
この時の伊東では特にそのように感じませんでした。

自分でも確かめたく週末ご一緒させていただければ嬉しいです。

ぐっちゃん、こんばんは。

市場でアジが不漁で高くなっているとは私も聞きました。
三浦半島には大津というアジなら任せて!というボート釣り場があります。

私も昨年初めて行きましたが、ここの小アジは美味しいです。

伊東ではマアジが少なくてよく釣れてくるのはマルアジなのですが
今回釣れたマアジは本当に美味しかったです。

同じ海に何度も通っているとポイントやそこでの釣り方がわかって来るんでしょうね。
これは通った釣り師にしかできないことですが
この釣り師についていって同じ釣り方をすれば同じように釣ることができてしまいます。
これは才能があったり、練習しないと上達しないゴルフなどとは違いますよね。

のりべんさん、こんばんは。

私も釣れた時には今日は匂いがしてたんだと言います。
でもこれが本当だったら匂いのしない日にどうして行くんでしょうかね。

ところで、肋骨が折れてたなんて尋常じゃないですね。
しかも、それで先の仕立てに出られてたなんて信じられません。

どうせ釣れない時期ですから中途半端にならないように
シーズンに向けてしっかりと直して下さい。

私も東伊豆方面、何度か行きましたが、釣りも厳しかったですが根府川の渋滞にはマイリマシタ・・・何とかなりませんかね?行く前から帰りのことを考えてしまいます。


おはようございます。

なにが違うのでしょうかねえ・・・わかりません。
でも五目漁師さんの話をうかがっていると、ひたすら置き竿で人の気配を消して静かに釣っているだけのように思えるのですが、その「人の気配を消す」というところに長けているのかなあと思いました。
ロングハリス・マダイ仕掛けだけでじっと待つ。
まあ、私にはとてもできません。

今の時期でもカイワリ、いることはいるんですね~。
今年のカイワリ、これからどうなるか非常に楽しみです。

へたよこさん、おはようございます。

お久しぶりです。
へたよこさんはきっとオヤジさんと同様鯛釣り名人なのでしょうね。

最近はどうしたんでしょうか、私はいつも真鶴道路を使いますが
確かに平日でも混んでいます。

峠道を使うと真鶴道路との合流が混みますが
最近合流部分に信号が追加されたりしてから様子が変わっているかも知れません。

芋焼酎さん、おはようございます。

もともとが数が釣れる魚ではありませんし
今回は私の方は早めに諦めて場所移動しましたので
比較はできませんが、オヤジさんは徹底した待ちスタイルですよ。

おっと、この早めに諦めるとじっと待つとの差ですね。

でも今のアジ、カイワリはこれはこれで正解ですよ。
美味しいです。

伊東に行った時にはやっぱりカイワリですね。
鯛はカイワリを釣り過ぎた時に考えましょう。

五目漁師さん、おはようございます。
遅コメで失礼します。
五目漁師さんも釣りはうまいと思っていますが、オーシャン釣具店の親父さんもすごいですね。一緒に釣ったことが無いから知らなかったのですが、ポイント熟知しているだけでなく、タバコ吸っているだけと見えて、やはり技術があるんだなーと感じました。

去年、伊東のカイワリ面白かったです。回数も行けてないし、釣った数も僅かでしたが、良い経験でした。またそのうち行けるといいなと思っています。もう少し先ですね。(笑)

umeさん、こんにちは。

ははっ、確かにコマセを出すタイミングや入れ替えのタイミングが
要素だとは思いますが、
じっと待つ釣りは私にとっては一番難しいです。

聞くところによると昼寝でも良いみたいですよ。

3月にはアジが回り始め、4月に入ると
カイワリも本格的になります。
行きましょう。

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