泳がせ一本の釣果ってこんなもんでしょう
昨日(1月26日)は福浦に釣行。
他のボート釣り場と違って
冬の福浦は一段と賑やかになる。
前日には知り合いが大挙して押しかけ
狙いのアマダイの他にオニカサゴやホウボウなど、
調子は上々だったようだ。
今朝も6時前にシャトル便の乗り場に着くと
もう2便目だという。
空が白んできてもオヤジさんが来ない、
早く来てよ~!
と毎回電話でたたき起こしていた数ヶ月前には
考えられなかった繁盛ぶりだ。
現地に到着してあの坂道を下って行くと、
暗闇の中に“○○さん”と声をかけてくれる方が。
そう大津アジの人気をあそこまで盛り上げた釣りキチ先生が
先週、そしてなんと昨日に引き続き
今日も福浦で浮かぶという。
私などには到底真似ができない入れ込みようだ。
先生ここではアジは釣れないですよ、
と言わんばかりに
先ほど買ってきたアジを入れた五目漁師のバッカンの上では
安物のブクブクが今にも息切れしそうな音を響かせている。
私は 先生と仲間たちが昨日根こそぎにしたアマダイを
今日も狙うほどの愚か者ではない。
今日はきっぱりと泳がせでヒラメを狙う。
(一応、泳がせのアジがアオリイカに狙われてばかりの時の予備として
エギングの準備だけはしてきている)
福浦ではアマダイ釣りなどで
何度か間違って小型のヒラメを釣ったことはあるが
活餌を持ち込んで狙うのは初めて。
従ってポイントもよくわかっていない。
なんて、そこは任せてよっ!
今日から本格デビューのGPS魚探が
予めマーキングしたヒラメの一級ポイントに連れてってくれると信じて、
入江の出入口付近でそそくさと準備を始める。
そして、ここで気がついた。
あれっ!バッテリー(Cube-mini)を繋ぐワニ口ケーブルがない。
これだからね、
文明の利器など一つ間違えば邪魔にしかならないんだから、
折角セットした魚探のトランスジューサーや
本体を回収しながらブツブツブツ・・・。
仕方がない。
遠くのヒラメポイントは諦めて
いつものCポイントの際で泳がせを始める。
すると一投目から おや?
もう何か付いているぞ!
上がってきたのはウッカリカサゴ。
こいつこんなに簡単に飛びついてくるなんて
五目漁師以上にウッカリしてたんじゃないの?!
よしよし、ヒラメは諦めてカサゴ、上手く行けばハタ、
たまに仕掛けを浮かせて青物の様子も見てみよう
と調子づいたのも束の間。
その後はロープに絡めたり根に掛けたりが続く。
うーん・・やっぱりここは初志貫徹でヒラメ狙いかなー。
遠く定置網の西側を眺めながら
なんとなくあの辺りかなー、
とイメージで熱海方向に移動を開始する。
途中、もう10年以上も前に
よく目印にしていたいくつかのブイに久しぶりにご対面。
いよー久しぶりだね。
まだ浮いていたんだ。
今日は俺 道に迷っちゃって暇なんだよ。
デカカワハギの数釣、
福浦では珍しいアジの群れ、
まさかのシマアジの幼魚のサビキ釣り
・・・
下に見えるのがシマアジの幼魚、2002年
ブイを眺めながら忘れていた釣果を次々に思い出す。
で、肝心のヒラメポイントは?
ここ(-25m)じゃ浅すぎるからもっと沖だな・・・
しかしこのころから北東の風が次第に強くなってくる。
いつものアマダイポイントなら
ボート乗り場に送り届けてくれる風なんだけど、
ここではさようならの風になってしまう。
ちょっとヤバイかも、
と心配しながら直ぐにボート乗り場方向に移動しながら
何度か流してみるも反応はなし。
結局最後はまたCポイントの際に戻ったところで
いきなり強烈な引き込み。
グワングワンと3、4度やりとりしたところで軽くなる。
アオリイカかな?
きっと、アジの脳天が・・・
と上げてみると泳がせのアジも健在だ。
そばにいるアジに抱きつかずに
40号の錘にでも抱きついたのであろうか?
そろそろタイムアップだ。
釣りキチ先生も戻って行く。
二日間の連釣、お疲れさんでした。
で、まあ泳がせ一本の釣果はこんなもん。
(上記写真の一尾のみ)
後片付けも料理も簡単でいい。
これでも福浦の泳がせには手応えを感じました。
出直しですね。
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