フォト
無料ブログはココログ

« 時合いは東の空が白み始めた直後 | トップページ | これで釣果倍増???  »

2014年11月23日 (日)

名人の鯛ラバを錘代わりに、ごめんなさい。

昨日(1122日)は福浦に釣行。

 

Dsxp141129s

年初からシーズンになれば
久しぶりにカワハギを狙ってみようと予定していた。

 

福浦のカワハギは数も出るし、型も良い。
というのが10数年前には釣行の度に
まとまったカワハギを釣っていた私のイメージ。
で、そのイメージで当然今日はクーラーボックスが
そこそこ満たされると思っている。

 

これが五目漁師のカワハギ釣りの餌。

 

Dsxp141125s

瞬殺のエサ盗り名人(魚)に
手返しよくさっさと勝負を挑んでいくためには
アサリよりもこれが良い。
(本当は餌代が高くつくし、付けるのが面倒だから)

 

冷凍のブロックオキアミが解けてくるのを待つ間
エギをシャクってアオリイカを狙ってみるが音沙汰はなし。

 

Dsxp141130s

さて、40、50分後にポイントを移動しカワハギ釣りを開始する。

 

 

 

実は私がカワハギ釣りに行くことを知った
九州の鯛ラバ釣師、飛竜丸さんから昨日電話を頂いた。

飛竜丸さんからは一昨年、昨年と自作の鯛ラバを頂いている。
折角の鯛ラバなのに、たまに中途半端に使ってみるのみで
なかなか釣果が出ないのを見かねて、
“カワハギ釣りの錘の代わりに使って見て下さい”
との電話であった。

そんな、名人が手塩にかけた鯛ラバを
錘代わりに使うなんてとんでもない
と電話では応対したものの、
ふむふむなかなか優れた考えではないか。
間違ってヒラメでも食い付いてくれれば儲けもの。
やってみることにした。
(飛竜丸さんごめんなさい)

 

Photo

そう言えば、私は使わないが
カワハギ釣りでは胴突き仕掛けの上に
キラキラと光る集魚板を付けているのをよく見かける。
胴突き仕掛けの上下の違いはあるが、
カワハギがこの鯛ラバ錘に集まってくることはあっても
逃げることはないはず。
地味なカワハギ仕掛けが一気に華やかになり楽しくなってくる。

 

・・・

 

しかし釣れない。
小型が多いのであろうか、
全くアタリがないのに着底と同時に餌はなくなっているようだ。

 

転々と小移動を繰り返すも9時過ぎまで粘って
たったの2尾とは情けない。

 

ここでカワハギは諦めて
根魚の実績があるCポイントに移動し、
竿も専用竿に交換して真面目に鯛ラバをやってみることにする。
と言っても、狙いは鯛ではなくオニカサゴにハタ。

 

しかし、2投目にガリッと一度アタックがあったきり反応がない。

 

ここはエリアが狭いので何度も同じ所を行ったり来たりする。
一旦バレバレになってしまうともう駄目なのかも・・・
こんな時にはやっぱりじっくりと実餌をちらつかせた方が良いかな?
と再び竿を元のに戻して
今度はオニカサゴ仕掛けにサバタンを付けて誘ってみる。
すると頻繁にアタリがある。

 

おや、何か来た。
海底のゴミでも上げてくるようにずっしりと重い。
やがてあがってきたのは五目漁師が大好きなこいつ。
ゆうに2mは超えている。

 

Dsxp141154s

オールに巻き付いて上がってきたらどうしよう。
クワバラクワバラ、もう退散するしかない。

 

さて困った、
仕方なくもう一度朝方のカワハギポイントに戻り
なんとか2尾を追釣する。
朝に比べると少し活性は上がっているようだ。

 

しかしこの釣り場は1時で終了、もう時間がない。
このまま釣っていてもせいぜい束止まり、
ここは一打逆転のアオリイカに賭けてみよう。
と再び隣のポイントでエギシャクリを始める。

 

すると、来たー!スミイカだ。

 

Dsxp141162s

こうなれば欲が出る。
あと1パイ欲しい。
海面でスミを吐かす間もなく
慌てて掴んでビニール袋に入れようとすると

 

ブシー!

 

Dsxp141159s

オヤジさんごめんなさい。
あとで掃除はしますから。
戦場の整理もそこそこに急いでボートを漕ぎ戻しエギを入れる。
そして時間間際になんとかもう1パイ。

 

で、今日の釣果、目的のカワハギは小型が4尾。

 

Dsxp141169s

スミイカ2ハイでなんとか格好はついた。

 

Cas149994sスミイカ(930g他)、カワハギ(23cm他)



追記:今日はとにかく水が澄み切っていた。
落ちていく仕掛けが15m位までも下に見えている。
これはいつも見えたことのないCポイントに張られたロープ。
(先日買った防水カメラを差し入れて撮ってみた)

 

Dsxp141140s

よく仕掛けが引っかかるとは思っていたが
こんなところで釣っていたのかと今更ながら怖くなってくる。

 


イカのスミで船を汚してしまった。
沖あがりの前だったので浜に上がってから少し洗おうとすると、
そのままでいいの!これがイカが釣れるという宣伝になるんだから。
私はボートは洗わないの!
とオヤジさん。
確かに、オキアミ臭のボートはいただけないが、スミならイカの証明になるね。
私にとっても都合がいいので変に納得してしまう。

本日もポチッとよろしくお願いします。


にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ

 

にほんブログ村

« 時合いは東の空が白み始めた直後 | トップページ | これで釣果倍増???  »

<!ー020福浦釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

カワハギ釣りの仕掛けの下の錘には集魚のために夜光色とかキラキラに光って目立つ錘を使います。
タイラバを錘代わりに使えば、カワハギがこの鯛ラバ錘に集まってくることは間違いないと思います。
タイラバは鯛や他の魚が寄って来るので、集魚には好都合ではないでしょか。
大変良いアイディアと思います。

話は変わりますが、私のblogは訳が有って、ファンのみ公開に設定しました。
お越しいただく場合は、「お気に入り」に登録をお願い致します。
勝手を言って申し訳御座いません。

釣吉さん、こんにちは。

鯛ラバ、効果がありすぎて小魚も集めてしまったのかも知れません。
とにかく、仕掛けが底に着いた時にはもう餌がなくなっている感じでした。

何か問題があったのでしょうか?
早速友達申請をしましたのでよろしくお願いします。

こんばんは。

今日は妹夫婦とのアマダイの昼食会で、少し飲みすぎました(笑)。

次は私も大津の予定です。
正月用の食材確保がメインですから、赤いのは狙いません(一応)。

18cm位のコアジも増えてきたようなので、南蛮漬け用食材確保のチャンスです。
大津行かれましたら、是非情報をお聞かせください。

こんにちは!
タイラバを錘がわりですか?超高級錘ですね(*_*)カワハギには確かに向いていてなるほどです。ただ、落下速度はヒラヒラがあるから遅くないですか?魚影が濃い福浦だと底に着くまでに餌がなくなるのかしら?あさりを凧糸で針に縛って試したら餌取りの正体がわかるかもしれませんね(*^^*)
カワハギ20cm以上あれば、他の釣り場なら良型さいずです。福浦では小型…魚影の濃さがわかりますね!

追伸、
無敵のCポイントの海中写真、水の澄み具合もさることながら、ロープだらけなのが印象的です(^_^;)穴掘り用の仕掛けを準備します。

五目漁師さん、こんばんは。

スミイカ美味しそうですね~
自分もでウィリーに一度だけ釣った(まぐれで引っかけた)ことありますが、美味しいですよね。
クーラーボックスの中真っ黒にされたのはお約束です(笑)

さて、土曜日はフグ退治に伊東に行ったのですが、同じくまれにみる澄潮でした。
偏光グラスを使わなくても7m位からビシが上がってくるのが確認できました。

伊東のクロサバフグは相変わらずですね。
当日気合いを入れて茨城のショウサイフグで使うカットウ仕掛けをもって臨みました。
嫁には今日フグ鍋だから白菜その他野菜を用意しとくよう自信たっぷりで言っておきました。
外房のカットウスタイルですから本来アオヤギですが、
もったいないので当然入れ食い予定の鯖の切身を現地調達です。

ところがサバ、まったく、釣れません(泣)。
その間にハリス多数、クッションゴム1本奉納です。
で、フグ一匹釣れたのですが、やる気がないので船上で逃げられました(笑)

以後相変わらず、仕掛けを切られまくりで相当腐りましたが、
何とかアマダイ良型1匹確保で救われました。
伊東の熱い海はこのままフグで終わってしまうのでしょうか?

そうそう、意外な収穫が一つ。
50cmほどのスミツキアカタチが釣れたのですが、
これの揚げ物はかなり美味!

今後はお持ち帰り決定です。

それでは、また


腰痛持ちさん、こんばんは。

先日はお疲れさんでした。
あの柿は初めてでした。魚で例えるとカイワリですね。
一見おや?渋いのかなと思わせる色合いですが
ねっとりとして甘い。
ありがとうございました。

大津には今週の何処か良い日和に行ってみたいと思っています。
いろいろ情報を見たり、聞いたりしていると
ああ見えて、結構場所ムラが有るみたいですね。
釣れるといいんですが。

APさん、こんばんは。

そうです、地味なカワハギ仕掛けがいきなり花が咲いたように華やかになります。
確かに落ちていくのを沢山の魚が見つけて追ってきていると思います。

10数年前に比べて魚がスレて、かつ小さくなって釣りにくくなったのか
この日の澄み潮のせいかわかりませんが、とにかく渋かったですね。

アサリをタコ糸で縛ってどうすれば餌盗りの正体がわかるのでしょうか?
別の機会に教えて下さい。


flex-p さん、こんばんは。

スミイカは背側が甲羅で身がないぶんお腹側に寄っていますから
身が分厚いですよね。 アオリイカよりも美味しいかも知れません。

どうやら今年の伊東の秋のシーズンはフグに始まってフグに終わりそうですね。
この先どうなることやら心配です。
あのクロサバフグは例年のシロサバフグと違って毒がありますからお気をつけく下さいね。

伊東釣具のブログで見ましたよ。茅ヶ崎市とあったのでflex-p さんではと思っていました。
立派なアマダイですね。
伊東では狙っても釣れませんが、たまにこのサイズのアマダイが釣れてきます。
嬉しい外道です。

アカタチは私も先の伊東で釣りましたが、どうも長いのはボートにあげる気になりません。
真冬の静かな海で一人で釣っていてこいつがあがってくるとゾーッとします。

五目漁師さん、こんにちは。

半紙を乗せれば魚拓がとれそうなカワハギがとっても素敵です(笑)
タイラバ錘、私もやったことがあります。
タコが釣れました。
禁断のイ○エビが釣れた(引っ掛かった)こともあります。

下手な集魚剤より効果はありそうですね。

おはようございます
小型の真っ黒いカワハギ
一見、ヒラメかと思いました
私もアサリは齢と共に
もぅー良いか、ですね
昨年アサリを剥き冷蔵庫に入れて置いたら
味噌汁の中に入っていました
最後かと思いましたね
昨日の観音崎も潮は澄んでいました
薄緑色に変わる潮が
冬に近づく色ですね
写真うつりは良いですが
釣り師にとっては嫌な色です
大津も先週金曜日予定していましたが
風が気になり
今回の釣りとなってしまった
風がなければ
一緒に釣りができましたね
残念です
今週は・・・微妙です
そのうちですね

ぴー太郎さん、こんにちは。

これだけスミをまき散らしておきながら
捌いてみるとまだ墨袋にはスミがいっぱいでした。

生きている間はどんどん製造しているようです。
ブシーとやるときにはやっぱり気持ちがいいんでしょうかね。

そうですか、鯛ラバ錘やってらっしゃるんですね、
ますます心強くなります。
今度はアマダイ、オニカサゴでもやってみたいと思います。

たけさん、こんにちは。

ボートを漕ぎ出したところの浅瀬などプールの水でも見ているような澄み具合でした。
特に水温が下がった気はしませんでしたが、
メーター超えのシーラが悠々と泳ぐ姿は水族館のようです。

大津は残念でした。
旅行で疲れていたのと、金曜日よりも土曜日の方がもっと日和が良さそうでしたので
結局、土曜日でも比較的空いてる福浦になりました。

伊東方面は相変わらずフグが居座り今年はもう駄目なようですので
調子のいい東京湾側で年末は頑張ってみようかなと思っています。

あとは、今回狙った時以上に簡単に釣れてしまいましたが
福浦、川奈アタリでイカを専門に狙うのも面白そうです。
もうアオリイカのキロクラスもあがリそうな気配です。
持ち帰って一番喜ばれるのはスミにアオリです。

こんばんは。

待ってました~。
スミイカ、ブシー!
笑っちゃいましたが、あとが大変そう。

と、思っていたら、ボート、洗わないんですか。
まあ、確かにイカが釣れているという無言の宣伝にはなりますが・・・。
エトウボートさんらしいですね。

最初は成功体験の積み重ねですから、胴付の下重りで、大きな鬼カサゴでも釣れたら

いいのではないかと思った次第です^^でもひらひらが付いてると、飯蛸とみて、カワハギが警戒したのかも^^

発送準備完了しましたので、バンバンロスとしてくださいませ。

芋焼酎さん、こんばんは。

タコと違って料理にも使うイカスミはドロッとしているので始末が悪いです。
特にこのスミイカはどんだけあるのというくらい何度もブシーをやります。
魚釣りと一緒にはやらない方がいいですね。

週末は福浦でしたね。
イカ狙いはいかがでしょうか。

飛竜丸さん、こんばんは。

カワハギの錘代わりではなく、真面目釣りの方ですが
2投目にガリッときたのでしばらくわくわくしたのですが
その後は反応無しでした。

本文中にも書きましたが、ポイントはわずかに10m四方程度くらいしかありません。
そこを行ったり来たりなので魚の方も見飽きたのかも知れません。

青物も掛かるようですが、例えば水深60mとして飛竜丸さんの場合は
どの辺りまで巻き上げられるのでしょうか?
また落とす時の速さですが、サミングなどはせずに完全フリーで落とされてますでしょうか?

おはようございます!のりべんです(^-^)

カワハギがスミまみれに…(笑)
でも、スミイカのブシー!は堪りませんね!
起死回生の納得の釣果、お見事でした(^o^)♪

しかしCポイント、凄いところにありますね??
このロープの数…コレじゃあ仕掛けロストし易いですよね。
ロープに守られて、魚達も安心しているのカモしれません。

のりべんさん、こんにちは。

スミイカ、スカリに入れておくだけではスミは吐きません。
結局何かストレスを掛けないといけないので手で持った時とか
クーラーボックスに放り込んだ時にやられます。
何かいい方法はありませんかね。

写真はブイを留めているロープです。
今まではせいぜい3本位と思っていたのですが
見えてびっくりでした。
こんなの見えてしまうと考えますね。

五目漁師さんこんばんは!
 
カワハギにスミイカ、美味しい組み合わせですね。
特にスミイカは、あおりよりも美味しいんじゃないかと思います。
930gはナイスサイズですね。
 
今回の記事で最も印象に残ったのはCポイントのロープです。
これを見たらとても釣りができるとは思えません。
館山湾の定置網の端で、魚の反応が抜群なのにやたらロープにフックが引っ掛かる場所がありました。
水中を見たらこんな感じかもしれませんね。

ぐっちゃん、おはようございます。

スミイカ、身が分厚くて美味しいですよね。
我が家でもスミ>アオリの傾向が強いです。

Cポイントのロープはソーセージ型の大きいブイから出ていますが
これが恐らく少しずつ広がりながら-60m近い海底まで延びていると思うと
ぞっとします。
しかも隣のブイとの間隔は20m~30m程度、
この間をこまめに流しながら釣っていましたがもうやれないかもです。

(自動膨張救命具ですが釣具屋に持っていくと
点検のためメーカーに送り返すことを薦められるかもしれません。
私の場合は確か5千円位費用がかかると言われましたが、
店内にある交換キットを買えば2千程度で簡単に交換できますよ。
部品の全交換ですから点検するものなど何もありません。ご参考まで)

Cボイントってよく聞きましたが、凄いところですね。引っかからないのがおかしいくらい。魚探で見ていると、ロープはまるで魚の群れが団子になったようにみえます。わからない時は何がいるんだろうと落としていましたが、最近はわかるようになったので避けてとおります。ここはどんな感じにみえるのかなぁ。(笑)そんな場所だからいい魚がいるのでしょうね。網代の定置ちかくを思い出しました。
カワハギとスミイカ美味しそうな釣果です。肝いいでしょうね。

umeさん、こんばんは。

知らぬが仏、見てしまうとちょっと近づきがたいですね。
両側からこれらのロープが迫ってきますから
むしろブイの近くが安全です。

今日は大津に行って来ましたが
あそこはたくさんの海苔だながあるために
えっ?!こんなところにと思うようなところまで
海底はロープだらけです。

魚探で見えてしまうと仕掛けを落とすところなどないかも知れません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 名人の鯛ラバを錘代わりに、ごめんなさい。:

« 時合いは東の空が白み始めた直後 | トップページ | これで釣果倍増???  »