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2014年5月 9日 (金)

大きいサバよりももっと大きいアジを釣る

昨日(58日)は急遽伊東に釣行。

一昨日は徹夜行でこんなのを撮っていた。

 

Imk142703s1



五目漁師は鉄ちゃんではなく富士ちゃん。
後ろの雲の中には富士山が見えるはずであったが出てくれなかった。

 

やんぬるかな、
打ちひしがれて帰路の西湘バイパスから眺める海の
なんと釣れそうなことか

 

天気予報も次第に好転している。
これは行くしかない。

 

徹夜行の反動で
カイワリが1尾、カイワリが2尾・・・と数えなくても
余裕で眠りにつき4時半起床。

 

早めの現地着で準備万端整えて、
晴れ晴れと漕ぎだすと伊東にあの透明な海が戻っている。

 

Img00826s



と同時にいやな予感がする。
今日の狙いはロングハリスでマダイ、
そして2.532本針でカイワリに先日から釣れている大アジやイトヨリ。

 

しかし、予感の的中を告げるかのように
最初にロングハリスの置き竿に来たのは40cmクラスのサバ。

 

とうとう今年も伊東に五目漁師の天敵,サバのお出ましだ。

 

次々に掛かってくるサバと格闘していると
10時頃にオーシャン釣具店(貸しボート屋)のオヤジさんが
ギーコギーコとやってくる。

 

オヤジさんは自身がボート釣り師でもあり、
たまに同じ海に出てきては自分で釣って
海の状況をお客に教えてくれる。

どう、釣れる!

 

いや、サバばかりです。

 

目の前で掛かったサバを憎々しげに天に放り投げると、

 

今のサバは旨いよ。
56尾は持って帰ってもいいと思うんだけどな。

 

(いやいやサバが好きだなんてそぶりを
少しでも見せようもんなら奴らは増長し、
益々私の回りに寄ってくるに決まっている)

そうですか

と気のない返事。
(実は既に2尾だけサバタンにするために
ビニール袋に入れて確保している)

 

オヤジさんはマダイ狙いで得意のロングハリスの置き竿釣法。

 

サバの海でよくも2本の竿が出せるもんだ。
五目漁師は危ないロングハリスを早々に諦めて
マルイカ狙いの胴突スッテ仕掛けに替える。

 

すると。

 

Img00837s



や・め・て・く・れ!!!
スッテにまできたサバ。
左端はこのサバ君がやってくれた再起不能のPEラインの絡み。

 

こんな奴らに手間取っている間に
静かだった海上は次第に南西の風が強まり、
うさぎが飛び始める。

 

軟弱な五目漁師はもう駄目かなと思いつつも、
なんたって隣にいるのはボート屋のオヤジさん。
これだけ心強いものはない。

 

やがて風に耐え切れずボートが走錨した時も
オヤジさんはずっと横にいてくれた。
(あちゃ~オヤジさんも流れている)

 

一足早く私の方が漕ぎ戻り定位置にアンカーを打ち直す。
すると、やっぱりサバ。
この野郎、ごぼう抜きにしようとすると、
お腹が黄色い。

 

アジだ!
あわててタモ入れ。
なんと40cmを越えるデカアジ。

 

先日仲間のumeさんが
50cmのレコード級のアジをここであげている。
その時から今年はアジの群れが違うかも知れないと予感はしていたが、
この後もサバと見間違えるほどのデカアジが順調にあがってくる。

 

このアジどうやら居食いするためにアタリが取れない。
竿先のモゾっとした違和感で掛けるか、
気が付かずに放っておくと
仕掛けの回収時にあっ釣れているとなる。

 

やがてベタ底のアジから少し上の棚にはカイワリ君、
そのもっと上がサバの棚と区分けされていることがわかってくる。

 

と、そんな時に小サバをつけて
泳がせたまま忘れかけていた置き竿の穂先が
クック、グイーと引き込まれる。

 

ヤッター、ヒラメヒラメ!
ピューピューと吹きまくる風の向こうのオヤジさんに合図すると
ニコニコしながら拍手で喜んでくれる。

 

しかし、あれっ?
あたりは良かったんだけどなー、重たすぎる。
エイかなー?
サメかなー?
そして、数分後に上がってきたのは全長1.5mもある座布団エイ。

 

Img00850s



時間をロスってしまったが
その後も順調にデカアジとカイワリが上がってくる。

 

で午前中はどうなることかと心配したが
本日の釣果はでかすぎるアジ、10

 

Cas146688s(ザル径:42cm)




とカイワリや単発のホウボウなど。

 

Cas146700s(ザル径:36cm)



それにまた奥様からいただいたフレッシュ筍、もう最後らしい。

 

Cas146736s(ザル径:60cm)

 



いつもありがとうございます。

 

こんなのもある。

 

Cas146701s(ザル径:36cm)



サバタンになるサバ。
20いや30尾くらいは放流したであろうか、
狙えば1トン、ボートを沈めるに十分なだけ釣る自信がある。
(というのが伊東のサバを語る五目漁師の口癖)

 

そのサバ祭りがいよいよスタートしたが
今回はなんとか帳尻を合わすことができた。
しかし、伊東のサバはこんなものではない。
これからはカイワリもアジも常駐している中、
如何にサバを避けて彼らに近づけるかが勝負の分かれ目。
かな?

 

前回のカイワリ好釣に続き
今回は重量感たっぷりのクーラーボックス。
今晩も、お気に入りの漬け丼

 

Cas146733s



とホウボウの薄造り

 

Cas146721s



で先ずはお腹を満たし、
捌きにかかる。

 

 

 







干物を深夜の空の下、干すところまで終えたら4時でした。
また当面は禁漁が続きますのでアオリイカを狙います。
釣り婆ぁさんのようにでかいの釣りたいです。

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コメント

アジ・カイワリ・鯛・ホウボウと美味しい魚のオンパレードはお見事です。

鯵はこちらと同じノドグロアジですね。
カイワリには敵わないですが、今が旬で脂が乗って美味しいですね。

大漁でしたね。
おめでとうございます。


アジいいですね~。
しかし、「富士ちゃん」って(笑)
ちなみに私は「歴爺」です。

毎年の風物詩、五目さんとサバの闘い。
でも、いつも勝ってますよね。
私はソウダとペンペンシイラに勝てません。

アジとカイワリの微妙なタナの違い、
勉強になりました。

こんばんは。

スッテにまでくるサバ、みさかいがないというか、それで本当にいいのかサバ。
敵を避けて長生きして子孫をたくさん残そうとは思わないのでしょうかね。
用心深いマダイあたりを見習おうとは思わないのでしょうか。
こってり小一時間ほど問い詰めてみたいところです。

いかにしてサバを避けるか。
重めのオモリで仕掛けを早く落とす。
ベタ底狙いに徹して仕掛けをなるべく上にあげない。
あとは・・・なんだろう?

ベタ底でもコマセを撒くとサバ、きそうな気がします。

さっすが、五目漁師さん。
相変わらずのパワー全開の文体と釣果、面白く、そしてためになります。
明日じぶんは網代に出撃です。
前回散々だったのでそのリベンジで。
網代と伊東は魚種と時期が重なるので、
五目漁師さんの釣果にあやかれることを密かに期待です。

こんばんは。
お疲れ様でした。
金色の美味しそうなサバではないですか?

芋さん、サバ対策もう一つあります。
そこにいるサバを釣り切ってしまうことです。
大津でもそうですが、ある程度のサバを確保したら、片っ端から放流します。
そうするとさすがのサバもこれはマズイと気付くようで、しばらく遠ざかります。
その間にアジを釣るという寸法です。
もっともすぐにまたサバだらけの海に戻りますが、、、。

ですから明日は、マジで本命サバで行きます。
カイワリ、アジ、ハナダイは外道です。
そう思うと、あまり腹も立ちません(かな?)。

釣吉さん、こんばんは。

伊東はもともと小アジがいない所ですが
これだけ大きいアジが揃うのも初めてです。

しかも年によってはムロアジばかりでマアジが珍しい時もあります。

去年の春辺りからどうも様子が変わっしまったような気がしています。

一方、鯛は鳴りを潜めてしまいました。
本格的に水温が上がってきた時にどんな海になるのか楽しみです。

COZYさん、こんばんは。

歴爺という分野があるんですか、知りませんでした。
ものものしそうですね。
富士ちゃんや釣りと違って、一人でシコシコと読書にふけったりするんでしょうか。
それとも歴史探訪の旅をするとか?

確かに、ソーダやシイラもうるさいですね。
ただサバのように一年中ではなしに期間限定だからまだ辛抱できるように思えます。

アジもカイワリも基本的にベタ底でいいような気がしますが

日によって、あるいはコマセの効かし方では上に浮いてくることもありますね。

こんばんは。

漬け丼が旨そうです!

ドクターイエローと富士山レアな写真取り損ねましたね。
下の息子の影響で私も覚えました。
同じDVDを嫌になるまで見ました。

デカアジ、カイワリ大漁ですね!
カイワリ釣りたい~。
私は五目さんの嫌いなサバでもいいので釣りたいです。

芋焼酎さん、こんばんは。

そうそうメダカの学校のように
サバの学校がないのがサバにとって不幸ですね。

放流したサバがまた直ぐに掛かってくるという話を聞いたことがあります。
本当にアホです。
放流したサバは仲間のところに戻って、
えらい目に会ったことを皆に話したりしないんでしょうね。

flex-pさん、こんばんは。

網代はこの冬に仕立てで出ましたが
手漕ぎボートはどこで釣るんでしょうか。

いつも伊東や川奈への通りすがりに見ていますが
手漕ぎボートが出ているのを見かけたことがありません。

一度行ってみたいと思っているのですが
釣り情報もなくなかなか思い切れません。

flex-pさんの釣果を楽しみにしていますので
是非教えて下さい。

腰痛持ちさん、こんばんは。

金色? そんなに褒めてあげていいのですか?
えらい目にあいますよ。

腰痛待ちさんがいくら上手いと言っても明日も2尾や3尾は必ず釣れます。
是非金鯖お試しあれ。

放流されて、命拾いしたと思ってくれるサバ、
仲間に怖かったことを話してくれるサバがいてくれるといいんですが。

スレているという言葉があるくらいですから魚によっては
ある程度トレーニングしているんでしょうね。

buruさん、こんばんは。

そうなんです。 レンゲの時期のドクターイエローと富士山。
なかなか撮れないんですよ。

サバでもいいって?
皆さん甘すぎます。どんなものかご存じない。

サバの時期に2,3度伊東に通ってみてください。

カイワリの漬け丼、今までやったことがなかったのですが
簡単で、旨いです。
はまってしまい、このところ連荘です。

こんばんは!

五目漁師さんがキープしたサバ…人間が食べるには残念なタイプですね!

餌にして正解だと思います!

なるほど、この鯖ではパサパサかもしれませんね!

やはりサバの棚は若干高いようですね!

これは釣り分けには重要で、有り難い情報です!

鰺の居食いは厄介ですね!

まるで鰈を釣るみたいです!

回遊魚ですから、どんどん集めて釣りたいのに、いつ竿を上げて良いか分からないです(*_*)

かといってあまりシャクってしまうとサバが底に来そうで痛し痒しです。

居食いは諦めて、マメにコマセを打ち返すのがベストですね(^_^;)

苦手だ~(T_T)

APさん、おはようございます。

もともと選別なしに最初の2尾をキープしていますが
このサバ内蔵がありませんので少し痩せて見えるかもしれません。
実は少しよさ気の1尾を別にキープしていたのですが
後半クーラーが一杯になってきたので放ってしまいました。

オヤジさんは少し型が小さ目の中にマサバが混ざっていると言ってました。

棚は日々変わりますからいつもこんな風とは限りませんが
オヤジさんは底から2mの置き竿、私はベタ底から少しずつしゃくりあげる
この差が2人の釣果のサバ比率になったように思っています。

スゴイでか鯵ですねー♪

しかもちゃんと黄金色でうまそう。

こちらはでか鯵は釣れるんですが、青鯵系で身が硬くあまりおいしくないです。

その代り鯖は虫がいないで美味。

ところ変わればいろいろ違うものですね。

飛竜丸さん、こんにちは。

この大きさですから、多分海流型のマアジ(クロアジ)だと思います。
ここまで大きいアジが群れで釣れるのは珍しいですね。

こちらのサバはいただけないですし、
サバはもはや釣りじゃないです。
欲しけりゃ漁ですね。

釣り師から見るとサバを釣る楽しみではなく
サバを避けて釣る楽しみです。

五目漁師さん、こんばんわ。
やはり、釣り方があるようですね。
自分が行ったら、おそらく坊主で、五目漁師さんはカイワリ釣っちゃうんでしょうね。
いやいや、自分はサバで喜んでいるのかもしれない。
釣る人と、釣れない人の違いはちょっとしたポイントだったり、手返しが速かったりと、違うところがあるのですが、その場に応じた機転も大事ですね。
次回伊東では釣りたいです。(笑)

umeさん、おはようございます。

いやいや大物釣り師が何を仰る。
カイワリはアジと一緒ですから時合い(カイワリのご都合)次第ですよ。

伊東はあんなところですからポイントも広いです。
釣り師の釣果への関わりはせいぜい7,8尾を10尾にする程度かなと思っています。
先日のゼロ行進は、誰がどうやってもゼロはゼロでしょうね。

ただ、サバから逃げるのは少しは上手いですよ!

今度、umeさんの都合のいい土日をご連絡下さい。
一緒に浮かびたいですね。

五目漁師さん こんにちは

まぁ!すんばらしい釣果!
本当にお一人で?と思ってしまうくらい(疑いの目)wの
五目漁師ファンにとって、拝見させていただいているだけでも
嬉しくなってしまう釣果ですヽ(´▽`)/ヤッター
やっぱり五目漁師さんのブログにはカイワリ君と、赤いお魚がいなくっちゃね(o^-^o)

私も一度座布団エイ(嫁入りザブトンくらい?w)
に当たってしまったことがありますが
引きが強くて泣きそうになったことがあります
50くらいから必死になって上げたのに「エイかい!バカタレ!」
と、意気消沈とともに腹が立ったのを覚えています(アホな私)w
お魚にとっては「お前がバカタレじゃ」と、ゴムボにヒレパンチ
されないかとビクビクでエダスを切るしかなかった人間を
嘲笑うかごとく、スゥーっと海底に戻って行ったのでございましたorz

お天気の加減で、いつも土曜日に浮かぶのですが
今回は昨日(日曜)でした。
久しぶりの日本海で、初めての海だったのですが
そこも40アジが釣れるというので、私たちも期待して(五目漁師さんのブログにも触発されて)行ったのですが・・・・・

ガシラ(カサゴ)祭りを約2名で開催して帰ってまいりましたw
チビチビサイズ50匹弱・・・・精神的疲れもありw 下処理もせずに
早々に寝てしまいましたので、今日は帰ったらテキパキとから揚げ作りです(涙)

※日本海のべた凪 まだまだだなっと思った一日でした


釣り婆ぁさん、こんばんは。

今年のカイワリは釣果が安定しませんが、
たまたま2回続けて幸運にもいい日に当たりました。

嫁入り座布団って言うんですか?
あの座ったら転げ落ちそうなヤツですよね。
確かうちにもありましたが使ったことはなかったですね。

ご存知かもしれませんが舞鶴湾の東側に博奕岬という岬があります。
岬の東側の付け根が瀬崎という小さな村です。
昔は峠越えで大変苦労して行きましたが
今は道がよくなりました。

ここのゴロタの海岸で手漕ぎゴムボを下ろしよくカサゴを釣りました。
やはり小さいですが朝の一時で40,50と釣ったのを覚えています。

もう料理は終わりましたでしょうか?
小型のカサゴは唐揚げが一番ですね。

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