縄文時代にタイムスリップできるなら
私がもし縄文時代にタイムスリップできるなら
鹿の角で作った刺さりの悪い釣針に
太っとい縄を結びつけて釣っている男達に
現代のチヌ針とフロロカーボンハリスを持って行ってあげたい。
ただ、あの不細工な針と縄では大きな魚しか釣れなかったため
うまい具合に乱獲が防止されてきたとも聞く。
なんだか嘘っぽいが、
彼らに触れば刺さるチヌ針と
細くて切れないフロロカーボンハリスを与えることによって
21世紀には魚が居なくなっていたかもしれない。
釣りに行けずに暇をつぶしているとろくでもないことしか考えない。
さて、これは五目漁師が現在常用している主な釣針とハリス。
自分なりに標準化しているため
ターゲットが決まり、仕掛けが決まれば
どの針を使うか、どのハリスを使うか迷うことはない。
ただ、
撒き餌に集まってくる魚、
中層で小魚を追うフィッシュイーター、
海底であまり動かずに餌がやって来るのを待つ魚、
海の中をぼーっと思い浮かべていると
未だに新しい仕掛けがどんどん増えてくる。
中にはまだ実績のない珍奇な仕掛けもある。
・オニカサゴとアマダイを同時に狙う仕掛け、
・片天秤吹き流し(2.5m)でカイワリやアジを狙いながら
餌取りのウマヅラやフグを釣る仕掛け、
・昨日はウスバハギ釣り用の浮き仕掛けも準備してみた。
成功した暁にはブログネタにしたいと思ってはいるが
いつになることやら。
この他に、サビキやキス仕掛け、ウイリー等は
市販の仕掛けを持参するが
もうタックルボックスの中は仕掛けだらけ
但し、同じ仕掛けは最大3セット程度、
これで仕掛けがなくなった場合には
勿論、海上で補修することもあるが
基本的には、その釣りは諦めて別の釣りに移ることにしている。
さて、さて、今ホームにしている伊東や川奈方面の釣り場は
この時期によく吹く北寄りの風(ナライ)にはめっぽう弱い。
考えようによってはプカプカ浮いておれば
やがて岸にたどり着く風ではあるが、
遠くでできた風波が狭い湾内に押し寄せてくると
ぐちゃぐちゃの三角波になり
ボートは翻弄されるは、
海水は被るはで
お尻ヒクヒクものの楽しくない釣りになってしまう。
今日も明日も強くはないがそのナライが吹く。
明日はおまけに雨も降るらしい。
北寄りの風に比較的強い福浦や油壺あたりも候補に入れて
天気予報の更新に一喜一憂している五目漁師。
縄文人がタイムスリップして現れると
寄ってたかって
何でなんで!?
どうして出ないの!?
と騒がれそう。
うるせー。
海の近くで風の音を聞いたり、
海岸で波を見たりしていると必要以上に用心深くなってしまう。
(のかな?)
結果的には今日辺りは行けたんじゃないの?
と恨めしげに空を眺めています。
2日、2日がだめなら、4日です。
釣りブログは釣りに行かないときついですね。
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