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2013年8月17日 (土)

ヨロイイタチウオ(ヒゲダラ)を食す

 

 

 

 

さて、先日の得体の知れない魚

 

Cas131506s

 

 

 

 

 

ボート屋のマスターに聞いても初めて見たという。
うーん、今日は他にもそこそこ釣れたし、
捨てて帰るか。
でも自宅でゆっくりと調べてみよう。
捨てるのはそれからでも遅くはない。

自宅に戻り、釣果写真を撮るや、
“遊遊さかな大図鑑”で調べてみる。

あっマダラだ。
食べられるよ。

で、もう一度確認すると体の模様や顔つきは似ているものの
尾鰭や背鰭の形が全く違う。

マダラじゃないね。
この図鑑にはでていないなぁー。

ヨメサンは
この暑さで深海魚が狂ったんじゃないの?!
と 早く捨てて欲しそうな様子。

わかった、わかった。
じゃあ切り刻んで生ごみの日まで冷凍保存して捨てよう。


すると、iPadでネットを検索していた(たまたま帰省中の)娘が

これじゃないの?

おーこれこれ、間違いない。

ヨロイイタチウオ/ヒゲダラ
(聞こえは良くないが)かなりの高級魚とある。

どんどん検索を進めていくと、
特に関東では珍しく、
捕れると高く取引され料亭などに直送されるともある。

西京漬け、ムニエル、塩焼き、煮つけ・・・
どうやら味の良さは本物らしい。
特に昆布締めはあのアマダイの上をいくとの評価も。

で、 一部をその昆布締め、
残りを一夜干しで食すことにした。

一旦はキモイと思われ捨てられかけたこのお魚、
娘のネット検索のお陰で
見事に家族の好評価を奪回すると、

キロ3000円ってか、
計ってみよう1.4キロふむふむと暗算・・・

なかなかもってうまそうだね、
こんな希少な魚もう一度食べたいと言ってももう二度と食えないよ!


早速料理に取り掛かる五目漁師が三枚におろしながら、
あー勿体ない、身が骨側にいっぱい残っちゃったよ!
と残念がると、

さっきまで捨てるつもりだったんだからいいんじゃないの!

 

と娘

削いで食べたら! 
ヨメサン。

で、一夜干しとはいえ外は夜でもムンムンに暑いので
冷房の効いたリビングで扇風機干し。

 

Cas131544s



以前、釣りキチ先生のブログで猫から身を守るために
部屋干しの記事が紹介されたことを思い出したが、
我が家では暖かい季節の干物作りは
冷蔵庫内乾燥かこれ

魚が新しいので決してにおったりはしない。
(ということにしている)

そして、次の日
締め締めねっとりの上品な昆布締め(右手前2列)

 

Cas131558s



と、ほこほこ白身の塩焼き。

 

Cas131563s_2



何れも評価に違わず文句なしに旨い。
捨てなくてよかった。






危ない危ない。
こんな希少で美味しい魚、もう少しで切り刻んで捨てるところでした。

この暑さで海の中も変わっているのかもしれません。
今年はなんだかおもしろそうですね。

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<!ー260魚あれこれー>」カテゴリの記事

コメント

五目漁師さん、こんにちは。

釣行日がスーパーの特売日に重なった日は、冷蔵庫干しは出来ませんでしたが
これからは扇風機干しにしようと思います。

匂いが気になるところですが乾燥の状態も一目で分かりますし、良い方法ですね。

私も何度か得体のしれない魚を恐々持ち帰ったことがありますが、
持って生まれた感の悪さ、全て喰うべからずの魚でした。(^^;;

いつか高級魚が釣れることを信じ、ポケット図鑑持ち歩こうかと思います。

美味しそうに出来ましたね。
五目漁師さんの手にかかれば、まんま、高級料亭になっちゃいます。
そして具材が希少魚とくると食べに行きたくなります。(笑)

メールでもお知らせしましたが、同じ魚をカヤックのゆういちろうさんが釣りあげています。彼は気持ち悪くて人に上げたようですが、残念でしたね。
コメントで書いたほうがいろんな人にわかると思ったので載せておきました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yuichiro0308

写真で見るとそんなに大きく感じないのですが、55cmは大きいと思います。
自分も釣れたらいいなー。(笑)

ぴー太郎さん、こんにちは。

なるほどスーパーの特売日とかスイカを買った日には苦労しますね。

私の家では味醂干しなども部屋でやってしまいますが
魚が新しいですからにおわないですよ、大丈夫です。

この魚、えらには怖そうな刺があるし、尻尾のあたりは気持ち悪い形しているので
もう少しで捨てるところでした。

上品な白身で美味しかったですよ。

umeさん、こんにちは。

ご紹介ありがとうございます。
ゆういちろうさんの記事、それに動画も観ましたよ。
やはり今年は海の中も異常ですかね、まだ釣れそうな気がします。

皆さん、捨てないで下さいね~。
昆布締めも塩焼きも絶品ですよ~。
この記事が役に立てばいいのですが。

深場の底物釣り、面白そうです。

ヒゲダラは聞いた事がありますが、ヨロイイタチウオとははじめて聞きます。
尾の形からドンコの仲間か、あるいはタラの仲間と思っていましたが、イタチウオとは、勉強になりました。
私も中深場の根魚釣りをしますが、こちらの海では獲れないかもしれません。
小田原アタリでは練り物になるんでしょうね。
美味しいはずですね。

清兵衛さん、こんばんは。

関東ではヒゲダラというんですね。
私はもちろん初めてでしたが、図鑑を見る限り背中の模様はマダラとそっくりでした。

手漕ぎボートでは深場といってもせいぜい100mですが
姿を見るまで何かわからず面白いですね。

機会が増えそうです。

55センチならばかなりでかいし、食べ応えのある切り身でしたね。

丁寧な料理してもらってこの魚も成仏したでしょう。

さすが若い御嬢さんのインターネットスキルは素晴らしいですね。

初めての魚って怖い感じがしますね。

スギを釣ったときなんか、角3本で怪獣ブースカだと思いましたもん。

ハハハッ!
若いお嬢さんですか。
家族の中でも、娘というと若そう、言葉を間違ったかな!
と話題にしていたところです。

確かに少し前までは若かったのでネットの検索には長けていますがオバサンです。
この日は孫を連れての帰省でした。

スーパーでも姿のままの魚はアジ、サバ、サンマに、イワシ、せいぜい鯛くらいですからね。
こんな魚、一般の人がみたら食えるとは思わないでしょう。

五目漁師さん、こんにちは。

写真ではそうでも無かったんですが、あらためて図鑑で見てみると確かにグロい図体をした魚なんですね(^_^;)

見たこともない魚がこの大きさだと、持ち帰ろうかどうしようか悩む気持ちが分かります。

市場にも出まわらないような高級魚、本当に処分しなくて良かった良かった(笑)


こんにちは。

いや~、うらやましいですね。
こんな珍しい&美味しい魚、しっかり写真と文章で記録して共有できるネットって便利です。
もっともっと技術が発達して、嗅覚とか味覚とかも記録できるとよいのですが。(笑)

こういう予想外の驚きがあるのでボート釣りはいいですね。

五目漁師さん、こんにちは!
美味しいんですね~!
しかし、悪そうな顔してますよね(笑)
味と魚の顔は関係ないのですね。
私はクリクリおめめのハオコゼが、
とても可愛く見えて頬擦りしたくなる
時があります(笑)
私もアサヒガニ以来の珍大物ゲット
がんばります。

ブライアンさん、こんばんは。

この異常な暑さで、普段は見かけないこちらの海に回ってきたとしたら
東京湾でも釣れるのは時間の問題ですね。

さて、市場には回らず高級料亭に直送とのこと、
ブライアン亭ならどんな料理になるか楽しみです。

芋焼酎さん、こんばんは。

におい、味。 
言葉で表現するのは難しいですね。
旨い、不味いは主観てきなものですし。

そういえば、昔シーンに合わせてニオイを観客席に流す映画館があったようですね。

ネットサーバーで対象物毎にニオイ制御のデータを生成。
これを受けてパソコン内にマウントされたニオイ合成器が
潮風のニオイやアミエビの臭いを発生する。

おやっ、なんとなくできそうですね。
味の方は難しそうですが。

COZYさん、こんばんは。

顔は悪いですし、
写真ではわかりませんが鰓ぶたには3本の棘があります。
つかもうとして暴れられると怖かったです。
背中の模様も普通の魚にみられる素直な模様ではなくマダラでキモイです。

でも、間違いなく旨いですよ。

しかも、魚です。
そこがCOZYさんのアサヒガニに比べると決定的に普通です。

五目漁師さんこんばんは

ほんと!怖そう!
万が一婆ぁが釣り上げたらギャアギャア騒いで、騒いでるうちに針から外れてポチャーンと海に帰らせてしまうか、振り回して相方に嫌がられそうなお魚ですね(笑)

でもリリースせずにお持ち帰りされる五目漁師さん、やっぱり『目』をお持ちなんでしょうね、素晴らしい(*^^*)家族は幸せですよ~

土曜日舞鶴の栗田から初めてエントリーしてきました。
『五目漁師さんもここで釣行したはったのかな?』と、のんびりとキス釣りに流しながらノマセしてきましたよ♪
あ、釣果は…キスフライと明日は小さなアオハタの煮付け…以上です(苦笑)

釣り婆ぁさん、おはようございます。
今日はお休みかな、でないと・・・

騒いでも、振り回してもこんな魚に限ってなかなか針がはずれないんですよ。
もともと山陰ではあがる魚のようですからお楽しみに!
http://www.pref.kyoto.jp/kaiyo/yoroiitachiuo.html
 

栗田や奈具の海岸あたりではあまりやったことはありませんが
静かな砂地ですからやはりキスでしたね。

少し、暑さが和らいで早朝だけは
窓を開けると少し涼しく感じるようになってきました。

こんばんは!

昆布〆、焼き魚!

本当に美味しそうです\(^ー^)/

万が一、大津で掛かったら必ず持ち帰ります(*^o^*)

よく、見た目の悪い魚は味がよいと言いますが典型ですね!

ご紹介有難う御座いましたm(_ _)m

五目漁師さん

始めまして。カヤックで釣りをしてます、ゆういちろうと申します。
umeさんから偶然、おなじヒゲダラを釣られた方がいると紹介していただきました。
自分は調べるまで時間がかかりその前に知人にプレゼントしてしまいました。かなりおいしい魚のようですね。ちょっともったいなかったかナァ。でも、きっと知人もおいしく食べてくれたでしょうからそれはそれですごく嬉しいです。なにせ自分が食べるより、他人がおいしいと言って食べてくれるほうが嬉しいので。
ちょこちょこブログにはお邪魔させていただきます。これからもよろしくお願いします。

ゆういちろう

こんばんは^^

先日観音崎で鯛ラバで撃沈した世妃亜ですww


ヒゲダラ、本当に旨そうな魚ですね。 このように「あんだこりゃ?」って捨ててしまわずに持って帰って調べて記事にして頂けると本当に助かります。
僕にだって万が一が無いとも言えませんので  笑

しかし¥3000/㌔ ですか? もっとしそうな感じですけどね。 

どんな食味か食べてみたいですね。 味が一番気になります。

APさん、こんばんは。

底物師、APさんを差し置いて私がこんなのを釣ってしまって申し訳ありません。

見た目が悪い。 
そうですね、オニカサゴ、マゴチ、ヒラメ・・皆悪いですね。

でも、こいつは少し気持ち悪いです。
ところが、味の方は全くもって純な白身で癖がありませんでした。

大津で少し深いところを狙ってみて下さい。
来るかもしれません。

ゆういちろうさん、こんばんは。

はじめまして。
umeさんに紹介いただいたゆういちろうさんのブログで動画を観させていただきました。

凄い迫力です。
余りにスケールが違うのでumeさんに、あれはどこの海ですか?
と尋ねたところ私が釣っている海と同じようなところでしたので
二度びっくりです。

同じような日に、珍しい魚がよく釣れたもんだと思いますが
暑さで海も変わっているのかもしれません。

また、ブログ記事を楽しみにしています。
今後ともよろしくお願いします。

世妃亜さん、こんばんは。

えっ、鯛ラバやったんですか。
へー、撃沈ですか! よかった。
じゃぁ、競争しましょう。 鯛ラバでどちらが先に鯛を釣るか。
先日、TVでも鯛ラバの新釣法やってました。秘密です。

あのキモイ魚、世妃亜さんにかかったらどんな料理になってたんでしょうかね。
身は全く癖のない白身で、骨離れもよくどんな料理にでも仕立てられそうでした。
私は能がなく平凡な塩焼きになってしまいましたが。

鯛ラバであれ釣っちゃいましょう。
私は鯛を狙います。

こんばんは!のりべんです(^^)

みなさんのブログめぐりがほとんど出来ず家内の出産から一週間たちました。。。
やっと寝かしつけた(自身も寝てしまいましたが(笑)時間より失礼します。
(みなさん更新されていて…浦島太郎の気分です(^^;)

『捨てて帰るか』

『ヨメサンは
この暑さで深海魚が狂ったんじゃないの?!
と 早く捨てて欲しそうな様子。』

いやあ、危なかったですね(笑)なかなか上がらないそのお魚!!
娘さんのネット情報に感謝ですね~♪

いざ、川奈でしっかりサバタン(とホタルイカ)で狙ってみましたが、
ウンともスンともそのお魚からはノーバイト。
ウッカリとカサゴも今回はありませんでした(笑)

やたらとトンボやタマガシラが多く、あのサバさえもいない日でした。
サバが居ない…。ある意味チャンスでしたかね。
そのチャンス、生かしきれず残念です(^-^;


のりべんさん、おはようございます。

そんな、忙しいのにわざわざコメントをありがとうございます。
(コメントは休んで下さいよ~)
手を休めると眠りに落ちるのりべんさんのパパ姿が目に浮かびますよ。

私も一昨日は徹夜で富士山の方に出かけており、
昨晩は10時半には寝てしまいました。

あんな深場でもやっぱり魚の機嫌次第ですよね、
でも川奈はそんな日があってもあの海を覗いていると
今度こそはと帰るころにはもう次回への思いが高まります。
(伊東の方は貧果に見舞われると、
こんなところ釣れるわけないわな、もうやーめたという感じで疲れだけが残りますよ。
一週間ほどするとまた行きたくなるんですがね。)

本当に隣合わせなのに性格の違う海です。

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