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2013年3月20日 (水)

五目漁師の作る仕掛け、針結びに注意!

クッションゴムの使用を止めてみると
いろいろ気になりだしたことがある。

ここまでがつがつとやられるとは思わなかった。
もう止めてくれと言いたいほど、
竿が引きこまれる、
跳ねる、
振動する。

これを面白いと思うか、
せわしないと思うか、

やばいと思うか

は釣師それぞれ。

そもそもある種のバラシ(ハリス切れではなく針はずれ)
が気になり逆転の発想で
ゴムの使用を止めてみようと思ったが、
あったり前にこれじゃバラシも逆に多いかも
と心配になってきた。

本末転倒の気配もしないではないが、
こりゃたまらんと55調子の柔らかい竿も新調した。
バラシの数も毎回ノートに留めてみることにした。

仕掛けの強度も気になる。
ハリス、針結び、サルカン結び、エダスの出し方や
強度などについては
書籍やメーカーのホームページなどでも紹介されているし、
素晴らしい実験結果を公表しているブログもある。

しかし必ずしも自分の仕掛け作りに
一発で答えを返してくれるわけではない。
ここは自分でもやってみるしかない。

長年の経験から
五目漁師なりのスタンダードはできつつある。
ビシコマセ用の仕掛けを例にとると、こんな感じかな。

Photo_7


先ず、以前から気になっていたサルカン結びから始める。
気になっていたクリンチノットとユニノットの真っ向勝負。

図の様に左側に2か所のユニノット、
右側には2か所のクリンチノット
これを引き合って勝負を決する。

結果は30、予想通りユニノットが強い。

Photo


そうか、海上での仕掛け作りや、
補修では手っ取り早いクリンチノットを多用していたが、
やはりユニノットが強いか。

で、ついでに最強のサルカン結びといわれる
パロマーノットもやってみることにした。
対戦相手はもちろん先ほどの勝者ユニノット。

Photo_10


3
回勝負で終わるつもりが
期せずして2回目にパロマーノットがやられたため試行を追加。
結局7回やって61

やはりパロマーノットが強い。

ただこの結び結構無駄な余長がでるし、
サルカンの反対側をくぐらすために
反対側の輪っかに既に何かが付いているときには使えない。

もともと他の部分に比べてサルカン部は強いから、
ユニノットでもいいか!?が結論。

次は、いよいよ普段多様する各種結びの一気対決。
これで五目漁師が自作する仕掛けの中で
最も弱い部分がわかってしまうという優れもの実験。

で、いよいよ引っ張ろうとしてビビッと閃いた。
仕掛け破断の多くはハリス同士や
ハリスと金具との摩擦によるもの、
ツバをつけながら締めるくらいだから
実験も空気中ではまずいであろう。
ならば、お風呂の中でやってみよう。

かって、エギの沈下スピード実験をやって以来の浴中実験。
あの時はオマタめがけてチン下して来るエギに
恐れをなしたことを覚えている。

今回も、OWNER針のパッケージには
「刺さり、押しきり、貫く驚異の貫通性能!!」
と明記されているカットグレ8号針が
大事なところに絡みつかぬよう
細心の注意を払って実験を開始した。

Imk132348s


五目漁師の予想はビーズを止めるエイトノットが

一番の弱点であろう。

グ~~パチッ!(パクリ)

(ここは瞬間、目をつむってしまう先ほどのリンク先HEPPOさんの
この擬音以外にありません
。)

Photo_3


先ず1回目は予想通りエイトノット部が破断、
しかし2回目、3回目と予想外の外掛け結び。

うーむ。これは意外。
試料は3組しか作っていないのに。
結局、日を変えて全6組を実施。
弱いのは針結びという結果になった。
しかも、外掛けと内掛けが互角に弱い。

これはやるしかない。
外掛けと内掛けの一騎打ち。

Photo_4


当然これもまた浴中実験。
結果は63となんとなく外掛けに軍配があがった。

五目漁師の作る仕掛け、針結びに注意!

結果は意外ではあったが、
これで、もやもやしていた仕掛け作りの迷いがふっきれた。

いやいや逆かな??
どうしよう針結び。





暇なっ!と思われるでしょうが、実は今一人前に
忙しいんです。まあどうせ今は行っても釣れないし、
シーズンインまでにはなんとかしなきゃと日夜頑張ってます。

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コメント

電車のなかで唸りそうになりました。
お忙しいなかこれだけのテストされるのは
尊敬します。帰りも熟読します。
理論って大切なんですね。
勉強になりました。

投稿: COZY | 2013年3月21日 (木) 10時02分

さすがに五目さんの専門分野、定量的な検証は、事実のみだから、説得力あります。
実験あるのみ!
ぎゅーっと引っ張るのと、かんっ!と引っ張るのと、違いはないでしょうか?

投稿: 飛竜丸 | 2013年3月21日 (木) 14時28分

COZYさん、こんばんは。
ハッハッハッ!
 何の理論もなし、体を張った実験ですから、
少しでも皆さんのお役に立てればうれしいですね。

でもどうしてですかね、理論的には針結びの部分はエイトノット部分に
比べるとはるかに強いと思っていたのですが、
結び自身の弱さではなく、あの鋭いチモトに切られるのかもしれません。

投稿: 五目漁師 | 2013年3月22日 (金) 01時00分

飛竜丸さん、こんばんは。

さすが、痛いところをついてきますね。
実は、実験をやる前にどうしたものかと考えたんですが
結局定量的に負荷をかけることが難しいので
今回はグ~~パチッ!にしました。

飛竜丸さんの釣る真鯛の三段引きには通用しないかもしれません。

投稿: 五目漁師 | 2013年3月22日 (金) 01時07分

おはようございます
自分が納得するまで調べる、私も同じです
以前磯釣りの頃は特に結び方を考えたものです
捨て錘りをいかに外すか、又は切るか
クリンチノットで巻く回数を少なくすれば
テンションを掛けて絶えず引っ張っていれば外れる
何回もテストしましたね
船釣りを始めてからは、いかに簡単に結べるかが優先でした
サルカンはユニノット、鈎は外掛けです
手元を見る事もなく結ぶ事ができますので
揺れている船の上では必要でしたね

投稿: ボート釣り趣味人たけ | 2013年3月22日 (金) 07時32分

たけさん、おはようございます。

さすがです。
私も捨て錘り用のハリスについては本ハリスの太さが変わるたびに
毎回悩みますが
クリンチノットの巻き回数を利用するとは。

PE1号以下になると、クリンチノット3回巻きでも最後は抜けてしまいます。
端をエイトノットで端止めしても、エイトノットさえずるずると
端までずれてしまって最後はスッポ抜けですね。
もうどうするのっていう感じです。

投稿: 五目漁師 | 2013年3月22日 (金) 08時00分

こんにちは!のりべんです。

うーーん、成る程!勉強になります。

『…恐れをなしたことを覚えている。』
うーーん、それは危険ですよ…(^o^;

のりべんもHEPPOさんを見習い、グ~~パチッ!やってみたいのですが、
娘たちが直ぐ真似するので禁じられております。

サルカンの結び方は…すみません!未だ不明です。
鈎はたけちゃんさんと同じく外掛けです。
あと巻き回数ですが、外掛けは4号で7回を目安にしています
(単純にある市販の強い仕掛けが7回だったからで…)

先日、福浦釣行した時にあの定期網の固定用の長いロープに引っかかって
しまいましたが、渾身の力で引っ張った結果、見事鈎(丸カイズ)が
うまく折れて回収できました。(^-^;
仰るとおり、結び自身の弱さではなく鋭いチモトで切れるのかあ、と思いました。

投稿: のりべん | 2013年3月22日 (金) 12時34分

のりべんさん、こんばんは。

あ~っ、絵を描いた後で何か忘れている気がしていたんですが、
針結びの巻数でした。
私は6回です。
昔は10回巻いていたのですが締りが悪くなるので今は6回にしていますよ。

小さいお子さんがいると、針一つ行方不明になったりするとやばいですからね。
うちは、ヨメサンが掃除していて見つけたりします。
そういえば一本足らなかったかな?
と、いい加減なもんです。

投稿: 五目漁師 | 2013年3月22日 (金) 20時46分

遅いコメントですみません。

僕の記事の実験は稚拙でお恥ずかしいばかりですが、ご紹介を頂いて光栄です〜!(^o^)。

結びは奥が深いですよね〜
僕は不安を払拭するため、作った仕掛けすべてに2Lペットボトル負荷テストをしています。いまだに10本に1つくらいは締め込みの甘い針結びが見つかります。
(3号ハリスだと、2kgを吊るして観察すると締め込みの甘さが判別できます)

針結びでは、僕は内掛け結びを採用していますが、最初6回巻きつけで失敗が頻発して悩んでしまいました。巻きつけを減らすと締め込みが安定する傾向があり、今は4回に落ち着いてます(外掛けは減らすと弱くなりました)。

結び方そのものより、如何にハリスに傷を付けずに、タタキに1番近い一巻きの締め込みが出来るかだと感じてます。でも僕の力ではどうしてもたまに弱い結びが出来てしまうので、やむを得ず完成品テストをしています。3号ハリスで正しく結べている仕掛けは、2Lペットボトル(2.1kg)を吊るしても強度に悪影響はありません(^-^)。

投稿: HEPPO | 2013年3月27日 (水) 11時48分

HEPPOさん、こんばんは。

グー・・パチッ!はこの手の実験をやる人が感じざるを得ない
あの感覚を伝えるためのぴったりの言葉ですね。

内掛け結びも外掛け結びも(内掛けは特に)確かに巻き数が多くなると
巻き付けの一番奥になるチモト部の締め付けが悪くなり、
その結果チモトの鋭利な部分にハリスが乗りあげてしまい
破断の原因になるのかもしれません。
巻き数対決、これもやってみたくなりますね。

針結びは本線に歪がないので
どう考えても本来はエイトノットなどよりは強いと思うのですがね。

たまに意外なところで切れるのは、HEPPOさんがおっしゃるように
キズや不用なネジレのせいだと思います。

私の場合はペットボトルは使いませんが、プライヤを使って
おそらく2kg以上の力で引っ張って仕上げています。

ボートに乗らないと手元の仕掛けがどんどん増えてきます。
海の方はもう少しですかね。

投稿: 五目漁師 | 2013年3月27日 (水) 23時32分

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