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2013年1月25日 (金)

私はもうゴムを使うのをやめました???

昔はクッションゴムなんぞ使わなかった。
製品としてなかったから仕方がない。
今や常識のように天秤や道糸とハリスの間にこれを入れる。
掛った魚のやる気を削いでしまおうという魂胆。

尾をばたつかせ、身をくねらせる大物の満身の力を込めたあがきも
ゴムの弾力にかわされ、
やがて疲れ切ってひらひらと上がってくる。


効果てき面?

 

 

昨年、何度かカイワリやアジをばらしたことから
実はこのクッションゴムを疑い始めた。

確かに竿の操作やリールのドラグ操作では
追いつかない急な引きに対して
いわば自動でゴムが対応してくれる。

効果は認めるが、
逆はないだろうか。

掛った魚が引く、
ゴムが伸びる、
少し引く力が弱まると、
ゴムが縮む、

今度は魚が更に強く引くと、
ゴムは更に伸びる。

ここで魚は疲れ果てて小休止。
引きを完全に止めゴムの反動で引かれるがままに引かれる。
ゴムは縮むが、もうこれ以上縮めない。
すると一瞬ハリスが緩む。

このときカイワリやアジの唇に掛った針の回りは
既にシャケてしまって大きな穴が開いている。

テンションのなくなったハリスの先端の針が外れる。

とこんな水中シーンを想像してしまう。

 

もう一つある。

 

 

 

私は、泳がせや、ロングハリスでのマダイなど、
もう一方でまったく狙いが違う釣りをやる時以外は
二本目の竿を出すことはしない。

釣果の面ではどうだか知らないが
五目漁師は置き竿が好きではない。

釣りの楽しさは

 

魚がこつこつと餌をついばむ魚信を察知し、
餌に食らいついた瞬間の引きに応じることだと
思っているからだ。

一気に餌を吸いこまず
ついばむように針の先端に近付いてくる魚が相手の場合。
クッションゴムを外すと、
丁度、浮釣りで浮きがスーッと消し込まれる前に
ピコピコと振動するあの感覚がちゃんと伝わってくる。
そして、その瞬間、
カワハギ釣りのように指先に食いつかれたような感じがする。

大物が餌を吸い込んだ瞬間、
クッションゴムを通して感じる引きは
扉一つ隔てた奥の方でドスン!
おっ来たかなという感じ。
決してクッキーン!!
という小気味いい感じの引きではない。

 

で、今年はイナダやカンパチなどの暴れん坊がくるシーズン以外は
ゴムをやめてみようと思い、

 

 

 

 

 

年初からのアマダイ釣りでは実践している。

さて、どうなるかな?

 

 

 



北海道に旅行中です。
昨日は氷点下24度を経験しました。
これで、冬の海は南国です。

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コメント

こんにちは!のりべんです。

先日、お話頂いたクッションゴムをお使いにならない理由ですね。
成る程・・・確かに『クッキーン!!』では無く、『ククッグーン!』になったカモです。

釣趣の味わいを取るか、安全(?)を取るか…(確かにカイワリやアジにしては止めた方が良さそう)
うーん。明後日まで考えます(^-^;

(と思ったら、明後日も伊東・多賀方面まだ風が強そうな感じですね?また福浦カモしれません)

毎回、ハッ!とさせられる事をお書きになられますね。
なるほど〜深いですね〜。言われてみると、強烈な
青物の方向転換時に対応遅れて、クッションゴム緩み
バラした事あります。勉強になりました!
いつか、東伊豆あたりでご指導お願い申し上げます。

のりべんさん、こんばんは。

そうそう前回のアマダイ釣りは、クッションゴムを使いませんでした。
いつの間にか忘れていた小物のごそごそとしたあたりが、特に新鮮でした。
少し続けてみようかなと思っています。

週末の海はまた荒れそうですね。
気をつけて下さい。

COZYさん、こんばんは。

いやいや、浅はかな考えであったことを思い知り、
一ヵ月後には、1mmφ、1mの極細ロングクッションゴムを使って
アジ釣りをやってたりするかもしれません。

ブログって面白いですね。
所詮ひとり相撲なのに、こうして書いてしまうと、
それなりに主張したことになってしまい、
簡単には引けないぞという気分です。

五目漁師さんこんばんは。

私も去年釣りを再び始めた当初はゴムって何?って感じでした。
私が昔やってた頃は見たことなかったです。
最近はアジのビシ仕掛けでもゴムを使ってます。
短かくて細いものですが、万が一大きいのが掛かった時用。。。って感じです。

でもサビキには使わないですね~。
昨年イナダを釣り上げたのはサビキでゴムなかったです。

最近はスタンダードみたいなので使うだけ使って判断したいと思います

せーじさん、こんばんは。
脚の具合はいかがですか?
こう冷えると奥のほうから疼いてきそうでいやですね。

サビキこそクッションゴム使えば良さそうなのに確かに使わないですね。
サビキは道糸も張ってますし、エダスも短いので感度は抜群です。
特に軽い錘を使っていると、リールを巻くときも竿にビンビンと魚の暴れる様子が伝わってきます。
私は、生き餌として使うアジやイワシを釣るとき以外にはサビキはあまりやりませんがあの感触はいいですね。

悩ましいところですが、さすがは精緻な観察眼!
わたくしも関東の方に教えられたこませ真鯛にはまっていたころ、いろいろ試してみました。
鯛は瞬間的に頭を振るので、ゴムなし直結だと、2~3号ハリスはよく切られました。
針の結びが外掛けなら、ちもとをやられやすいですね。
どうしてもビシが介在するため、車のサスペンションに例えると、ロッドがリーフスプリング、
ビシがタイヤホイールみたいなバネ下荷重になるので、ビシと釣針の間に瞬間的なテンションがかかりますね。
ダイレクトなレスポンス重視なら完全直結吹かせでしょうね。

飛竜丸さん、わかりやすい説明ですね。
そんなふうに言われると、そうかやっぱりゴム必要かと思ってしまいますが、
趣味の世界ですからね、ここは釣り味重視でちょっと頑張ってみます。
ビシをこれ(30号)以上軽くすると、
中層でサバやソーダにやられる可能性がますます高くなるので、
せめて竿を5:5調子(コイルばね)の軟らかくてストロークが大きいのに変えますかね。

うーーん、難しいテーマですね。
クッションは遊漁船時代に先輩に教わり魚種によっては使っていました。
でも使わない時のほうが鮮明な当たり・・・。
こっちがやっぱり好きなのです。
釣果は悪いのかもしれないけど、ダイレクトな感覚はやはりいいですよね。
それと、あまり使わなくなった時のクッションほど怖いものはありません。
古くて強度が無くなり、クッションで切れてた時の残念さ・・・。(笑)
やれやれ、自分はクッションがどうこう言える以前の問題かな?(笑)

こんばんは。

私も、実はクッションゴムを使いながら、どうすべきか微妙な感じがしています。

クッションゴムがあることが前提だと、合わせ方も変わってくる感じがします。

あまり大きい合わせをすると、クッションゴムなしだとすっぽ抜けることがありますが、逆にクッションゴムなしだと、かなりしっかり合わせないと、オニカサゴが来た時外れてしまいます。なので、オニカサゴの時は、クッションゴムを外しています。

マダイは飛竜丸さんがおっしゃるように、3段引きに耐えられず、3号でも切られてしまうので、クッションゴムは必要な感じがしてます。カンパチも突然走るので、必要かと。

アマダイはどうしようか、これが問題です。周りの人をみてもやってる人、やってない人半々です。この前、ショックゴムありでやりましたが、何だか喰いが浅くて、途中バレや合わせ損ないがあって、海の状況でも選択するべきか悩みます。難しい問題です。

umeさん、こんばんは。
そうですよね、久しぶりにゴムのない釣りをやってみて、
あー魚の引きって、こうだったと忘れていた感動がありました。
釣果が目に余るほど落ちればまた考え直しますが
当面はこれでいきますよっ!

かれいふぁんさん、こんばんは。

気にしているのは私だけかと思っていたのですが
皆さん結構、手放しで使っているわけじゃなさそうですね。

イナダやカンパチのシーズンには使わざるを得ないとは思っていますが
もともと私は、引きに応じて強く合わせてしまう方なので
魚体に比べて太目のハリスを使うカサゴやアマダイではゴムがなくっても
なんとかなりそうな気がしています。

大きい魚の途中バレはゴム経由の合わせが甘く、あの硬い唇や口内に針が
しっかりと貫通してないためと思っています。

喰いのタイミングに合わせないと釣れないのはカワハギとフグくらいで、
大概の魚は本当は置き竿の向こう合わせでしっかりと餌を吸い込ませた方が良いのはわかっているのですが、すぐにぴくっと腕が動いてしまいます。

こんばんは。

済みませんが、前回のコメント間違ってるので訂正します。

>逆にクッションゴムなしだと、かなりしっかり合わせないと、オニカサゴが来た時外れてしまいます。→間違い

>逆にクッションゴムありだと、かなりしっかり合わせないと、オニカサゴが来た時外れてしまいます。→訂正

ショックゴムを噛ませてると、どうしても合わせが甘くなりがちな感じがします。それも、アマダイ用とかのオキアミが回転しないようにまっすぐな針だと、うまくカンヌキに掛かりにくいので、ショックゴムなしの方が良いような気がします。

この前イシダイを釣りに行った時も、ショックゴム噛ませると針がかかりません。船長さんはただでさえ掛かりにくいので、針は伊勢甘が良いと言っていました。貫通力が違うのでしょうか?

今日、アマダイ釣りに行って、ショックゴムありとなしで試してみました。ショックゴムなしの方が明らかに良かったです。これは、アマダイのアタリが小さくて見のがしやすいためで、できる限り敏感にアタリを取れるようにした方が合理的だと思いました。ただ、大アマダイが掛かった時の3段引きに耐えられるかという問題は残るかもしれません。

こんにちは!またまたのりべんです(^-^)

結局福浦(緒方さんで手漕ぎ)に行っておりました。残念ながら多賀も当日何とか浮けそうな風だったようですが、予報が悪かったので急遽変更しました。

今回は大物が来る事を信じてクッション有りで最後まで粘りましたが音沙汰はありませんでした…。強風の中、結構(漕ぐのが)シンドイ釣りでしたが、小さいながらもアマダイが7匹。まあまあの釣果でした。
書いていてふと思ったのは、途中随分と餌だけ採られていた場合が多かったんです。ひょっとしたら『大きいのからシグナルはあって』見逃していたのかもと思います。(クッションは2mm50cmを使用)小さいのの当たりは拾えたんですけど・・・。そう考えると大物狙いでも無しの方で考えた方がいいのでしょうか??難しいですね。

かれいふぁんさん、こんばんは。
コメントのレスが遅くなり申し訳ありません。
この三日間インターネットが繋がらないコテージに泊まってました。

皆さん、釣りですね。
早速、比較されたんですね。
柔らかい竿に4号くらいのハリスを使っておけば
4、50cmくらいのアマダイでは切られることはまずないと思っているのですが。

餌を十分に飲み込ませて、喉の奥に針掛りさせるとゴム着きでも掛りますが
早めにしゃくったりすると、大きい魚の口の中の壁はめちゃかたいので
ゴムを通してだとよほど強くしゃくらにと掛からずに滑ってしまうことも
あるんじゃないかと思っています。

のりべんさん、こんばんは。

今、のりべんさんの釣果見てきました。
いい釣りじゃやないですか。
大きいのと、小さいのを釣り分けるのはたぶん難しいと思います。
あとは運ですね。

前回、行ったときに南側に見える白いホテルの方に流していくと
白いのが来るよ!と聞きました。
帰りは流れていった先まで迎えに行くよと言ってくれましたので
今度やってみようと思っています。

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