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2012年12月29日 (土)

気変わりの釣り納め

釣り納めは福浦でアマダイ、
うまくいけば年越しの料理にもぴったりだし
と決めていたにも関わらず、
本日(1228日)伊東に行ってきた。

伊東の釣り情報をみると昨日(1227日)
なんと一人でヒラメを3尾もあげている。
しかも、伊東の泳がせでいつもネックになる活き餌を
買っていかなくても海上調達できるという。

願ってもないチャンスにアマダイからヒラメに
急きょ変更しての釣行になった。

いつも欲張りな五目漁師は
午前中はコマセ釣りでカイワリとマダイ狙い。
午後に少し浅場に移動しヒラメを狙うことにした。

水温が下がり冬の海は静かになった。
サバ、ソーダ、フグ・・・糸を垂らすだけで喰らいついてきたり

 

ハリスを勝手に切って行くせわしない魚達がいなくなっだけに、
40mの底の風景を想像しながら、
突然くるあたりをじっと待つ一対一の対峙に真剣になれる。

底の潮に流される仕掛けを頭に描き、
数十センチ刻みの棚どりがあたかも決め手になるかのように、
調子が戻ったリールit’s ICV 150)のハンドルを小刻みに回したり、
クラッチを切って少し沈めたりしながらシャクリを入れる。

結局、狙ったカイワリは2尾、大物マダイもこなかったが
偶然通りがかった今までに見たことがないほどの
デカホウボウを釣って一安心。

昼過ぎに34mの岸寄りに移動すると、
中層で泳がせにぴったりサイズ(17~20cm)のマルアジが入れ食い。

生け捕りを続けながら
すかさずヒラメ仕掛けを落とすと
やがて竿先に待望のあたり。
軟調で軽い竿が流行の中、
今となっては硬いと感じる愛用のインナーロッドの穂先が海面に突っ込む、
グッグッ、グイ、グイ  もう待てない。

オリャー!

一瞬重量感を感じ、ヤッタと思わせたが
巻き取りの中、我に返ると

 

おやっ!?? 軽い。

 

あがってきたのは、ヒラメ(たぶん)の鋭い歯で
ぼろぼろになった泳がせのアジ。

 

まだ、ピクピクと体をくねらせている。

 

 

 


その後は十分な小アジも確保し、ヒラメ一本に絞って

 

辺りを流してみたが、泳がせのアジ以外からの魚信はなかった。

 

 

 


昼からは小雨の中での釣りになったが、
意外と寒さを感じることもなく

 

この調子なら、初釣りも難なく楽しめそう。

 

 

 


で、今日の釣果。

 

ホウボウ42cmが光る。

 

泳がせ用に確保したマルアジも仲間に入れて。

 

Dscp126673s(ザル径:36cm)

 

 

 


めったお目にかかれない、デカホウボウは渾身の姿造りに。
ねっとり、しこしこ。 
ヒラメに絶賛のヨメサンが、ここでも絶賛。
むむー、うまい。

 

Dscp126700s釣り師でなければ、先ずはお目にかかることがないホウボウの姿造り。
これでも半身と少し。

 

Dscp126717s_3少なくとも6つ以上の年輪。 ここにきて五目漁師に捕まるとは・・

 

 

 

 

 



泳がせ用に確保した余った小アジは南蛮漬けに。

 

 

Dscp126743s_2

 

 

 

 

 



あのヒラメがあがってたらな~ と少し中途半端な釣り納めでした。
来年も頑張ります。
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コメント

さすが、ヒラメ以外は順調にあがりましたね。
ヒラメは残念だけど、立派なホウボウが代役になりましたね。
ホウボウには残念な思い出があります。
以前から釣りたくてしょうがなかったのですが、今年かなりいい型を網代で釣りました。
しかし、日曜日だったので、その日の夜は移動のため食べれませんでした。

月曜日、楽しみに帰ってきて刺身にしようとしたら、
      家内曰く「日が経ったから煮付けにしたわよ。」

楽しみが音を立てて崩れ去った瞬間でした。(笑)
しかし、煮付けもうまかった。でも刺身の味は未だ持って知りません。(笑)

umeさん、こんばんは。

私も、大阪や調布で単身赴任が長かったのですが、
確かに当時は食べるスケジュールを気にして釣りは基本的に土曜日でした。

我が家では釣行の日は、何も考えなくてよい先ずは刺身です。
ヨメサンが大葉と大根を買って待っています。
何か釣って帰らないとその日食べるものはありません。

ホウボウ、煮つけも身が締まっていて美味しいですね。
姿造りであとに残った頭と骨の部分を今日煮つけで食べました。
料理が上手(うそ)なのでほとんど身は残っていませんでしたが。

umeさん、追伸です。
今日"海の幸”入手しました。
umeさんにヤフーオークションにあることを教えていただいたので
もう一度アマゾンを詳しく検索してみたところ300円でありました。
中身が濃いいい本ですね。
また真似て作るレパートリが増えました。
ありがとうございました。

ホウボウが良いですね~。それと、しっかり五目達成で素晴らしいです。

私、ついこの間、イシダイの刺身を食べるまでは、この3年間で食べた刺身の中で、一番おいしかったのがホウボウです。たしか、大きさも五目漁師さんが釣りあげられたのと同じくらいです。

私も、昨日アマダイ釣りで、ホウボウのような魚を釣り上げて「ヤッタ!」と喜んでいたのですが、家に帰ってみるとカナドでした。似てる魚ですが、やっぱり刺身じゃホウボウが上でしょうね?

かれいふぁんさん、おはようございます。

今日はさすがに自宅待機ですか?

ホウボウもカナドもカナガシラも同じようなところで
同じようなものを食っているでしょうからたいして変わらないと思いますが
ホウボウが一番大きくなるだけに、刺身では有利かもしれませんね。

歯ごたえのあるうまみは刺身でも煮つけでもうまいです。
残りは握りにしましたが、こちらもうまかったですよ。

ヒラメ残念でしたが方々の姿も美しい。
昔かなり大きなものを釣ったことがあります。
長崎県ではカナガシラが正月に欠かせません。
天皇の料理番故渡辺誠氏のお宅に伺った時、
天皇家でもこの種の魚種は食べるしきたりがあるそうで、
由緒ある魚なんだなと思いました。

( ̄◆ ̄;)飛竜丸でした。

飛竜丸さん、そんなに由緒ある魚の類とは知りませんでした。

まとまって捕れないのも高級魚の条件の一つかと思いますが
最近ではホウボウ釣り専用の乗合も出ているみたいですね。

金頭(カナガシラ)、お金がたまるらしいですね。
飛竜丸さん、そうですか?

こんにちは!のりべんです。

42センチのホウボウ、凄いですね〜!まず自分も人様のもお目にかかった事がありません!6年の歳月を過ごしたヤツなんですね。上品な甘味、ねっとりした歯ごたえ、美味しそうです(^-^)
今日も雨ですが明日は晴れ。海の様子は良くなさそうですが…ちょっと様子は見てきたいな、と思っております。
(申し訳ありません。現在所用があり、後ほどじっくりと読ませて頂きます(^-^)

のりべんさん、昨日の福浦は残念でしたね。
沖での流し釣り、アマダイ釣りに強風ではお手上げです。
明日風があがらなければいいのですが。

私も、年内にもう一度のアマダイ釣りは今回のヒラメ狙いに化けてしまいました。
2日以降の初釣りを狙っています。

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