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2012年12月

2012年12月30日 (日)

中途半端な釣果におあつらえ向きの食べ方

五目漁師が目指す五目釣りではないが、
今回とりあえず五目を釣った。

泳がせ用に釣った小アジも
たった一尾の178cmばかりのイトヨリも含めてのはなしである。

以前にも記事にしたことがあるが、
私は一旦釣り上げた魚のリリースは基本的にはしない、
そして、自然の恵み、
クーラボックスに入れた魚は全てありがたく胃袋に入れることにしている。

今回のように中途半端な釣果におあつらえ向きの食べ方、
握り寿司。

これなら、小さいイトヨリダイ一尾でも
他の魚と並んで立派に握りの一角を賑わすことができる。

で、イトヨリ、カイワリ、ホウボウ、マダイの握り。
味比べをしながら一口ずついただくのもまた楽しい。
今回の中では身厚のホウボウが別格でうまい(とヨメサン)。

Dscp126744s上段:左から2貫毎にイトヨリダイ、カイワリ
中央:左から2貫毎にカイワリ、ホウボウ、ホウボウ、カイワリ
下段:左から2貫毎にマダイ、マダイ



バラン風に使った中央の葉っぱは、
部屋の片隅で葉が異様に長く延びた幸福の木

Dscp126786s


そして、昨日姿造りにして皿に残ったホウボウのアラは煮つけに。

Dscp126777s





いよいよ明日は大晦日。
4月に始めたブログなんとか続けることができました。

皆様の応援ありがとうございました。
自分のための釣り記録とは言え、
皆さんに見ていただくことが励みになります。
来年もよろしくお願いします。

元旦は日の出の写真を撮りに精進湖に出かける予定です。
お天気次第では2日に初釣ができればうれしいですね。

あと2日。ポチポチっとよろしくお願いします。

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2012年12月29日 (土)

気変わりの釣り納め

釣り納めは福浦でアマダイ、
うまくいけば年越しの料理にもぴったりだし
と決めていたにも関わらず、
本日(1228日)伊東に行ってきた。

伊東の釣り情報をみると昨日(1227日)
なんと一人でヒラメを3尾もあげている。
しかも、伊東の泳がせでいつもネックになる活き餌を
買っていかなくても海上調達できるという。

願ってもないチャンスにアマダイからヒラメに
急きょ変更しての釣行になった。

いつも欲張りな五目漁師は
午前中はコマセ釣りでカイワリとマダイ狙い。
午後に少し浅場に移動しヒラメを狙うことにした。

水温が下がり冬の海は静かになった。
サバ、ソーダ、フグ・・・糸を垂らすだけで喰らいついてきたり

ハリスを勝手に切って行くせわしない魚達がいなくなっだけに、
40mの底の風景を想像しながら、
突然くるあたりをじっと待つ一対一の対峙に真剣になれる。

底の潮に流される仕掛けを頭に描き、
数十センチ刻みの棚どりがあたかも決め手になるかのように、
調子が戻ったリールit’s ICV 150)のハンドルを小刻みに回したり、
クラッチを切って少し沈めたりしながらシャクリを入れる。

結局、狙ったカイワリは2尾、大物マダイもこなかったが
偶然通りがかった今までに見たことがないほどの
デカホウボウを釣って一安心。

昼過ぎに34mの岸寄りに移動すると、
中層で泳がせにぴったりサイズ(17~20cm)のマルアジが入れ食い。

生け捕りを続けながら
すかさずヒラメ仕掛けを落とすと
やがて竿先に待望のあたり。
軟調で軽い竿が流行の中、
今となっては硬いと感じる愛用のインナーロッドの穂先が海面に突っ込む、
グッグッ、グイ、グイ  もう待てない。

オリャー!

一瞬重量感を感じ、ヤッタと思わせたが
巻き取りの中、我に返ると

おやっ!?? 軽い。

あがってきたのは、ヒラメ(たぶん)の鋭い歯で
ぼろぼろになった泳がせのアジ。

まだ、ピクピクと体をくねらせている。


その後は十分な小アジも確保し、ヒラメ一本に絞って

辺りを流してみたが、泳がせのアジ以外からの魚信はなかった。


昼からは小雨の中での釣りになったが、
意外と寒さを感じることもなく

この調子なら、初釣りも難なく楽しめそう。


で、今日の釣果。

ホウボウ42cmが光る。

泳がせ用に確保したマルアジも仲間に入れて。

Dscp126673s(ザル径:36cm)


めったお目にかかれない、デカホウボウは渾身の姿造りに。
ねっとり、しこしこ。 
ヒラメに絶賛のヨメサンが、ここでも絶賛。
むむー、うまい。

Dscp126700s釣り師でなければ、先ずはお目にかかることがないホウボウの姿造り。
これでも半身と少し。

Dscp126717s_3少なくとも6つ以上の年輪。 ここにきて五目漁師に捕まるとは・・



泳がせ用に確保した余った小アジは南蛮漬けに。

Dscp126743s_2



あのヒラメがあがってたらな~ と少し中途半端な釣り納めでした。
来年も頑張ります。
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2012年12月27日 (木)

It's ICV 150を分解修理

よしっ来たっ!おーっいい感じ。
確かなるアマダイのあたり。

やがて、あれっ!リールが巻けない。
あわてて愛用のDAIWA It's ICV 150をみると
山のように片巻きになってしまった道糸が本体のフレームにあたっている。

以前から調子は良くなかったが、
ドラムの回転と共に左右に移動するレベルワインドが
動かなくなったようだ。

道糸を手繰るとグイグイとアマダイが応じてくる。
一瞬,、慌てたものの、昔はこれだったからね
と残った約20mを手釣りの要領で巻きとり、
無事に30cmのアマダイをゲット。

このリール、以前から他にも
ハンドル回転によるクラッチの戻りが効かなくなる
(但し、取説にはこれはやらないで下さいと記載あり)
などの不都合もあり、
NS釣法の名手こっとんさんに
同リールの電池交換に関する記事の中で、
ほとんど私のために書いていただいた追加記事を参考に
オーバーホールにトライしてみることにした。

分解修理前のIt's ICV 150

Photo_7




先ず、キャスティングで部品を手配。
買って間もないころにクラッチの同じ不具合で修理依頼し
費用が4000円近くもかかったことを覚えているが、
なんと部品買いすると3か所の修理用部品を合わせて750円。

Dscp126635s




先ず、レベルワインド用のウオームシャフトの歯に噛ますポールを交換、
これで片巻きは解消するはず。

Photo_2




一丁上がりー これは簡単。

いよいよ内部を解体しキックレバーの交換に入る。
これが問題のキックレバー

Photo_3




こっとんさんが詳しく解説してくれているので
構造と仕掛けはわかっているものの指先が・・・なさけない。
何度もポロポロと床に部品を落としながら
やっと厄介なスプリングを装着、
ついでに闇雲に注入したオイルやグリスもふき取って完了。

Photo_4

(因みに、取説には分解してのお手入れは
内部構造が複雑なためおやめ下さいと明記されており、
元に戻らなくても自己責任は承知の上。
でもこんな細かい部品まで小売店でスムースに入手できるとはDAIWAさん偉い!)





完成!

Photo_6




おーっ、いい感じ!

年内にアマダイ、もう一度行きたい。



クラッチに関する解説記事を書いていただいたこっとんさんに感謝。
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2012年12月24日 (月)

魚を調べる

先の記事で釣魚の料理本を紹介した。
ついでにこれはお魚や海辺の生き物の正体を調べる図鑑の類。

Dscp126620s


最近はなんでもかんでもググればよいが、
パラパラっと目的もなしにながめたり、
布団の中に持ち込むのにはやっぱり本がよい。

お勧めは中央のさかな大図鑑、
釣り人を対象に770種類の釣れてくる魚の解説の他に、
マアジとマルアジ、マサバとゴマサバ、ヒラソーダとマルソーダなど
よく似た魚の見分け方なども丁寧に解説されている。

食味評価もあるが、五つ星は
マダイ、ヒラメ、カンパチ、ヒラマサ、シマアジなど、
いわゆる万人向けの評価で面白味がない。

魚類の専門家と釣りの愛好家がタイアップしてできた図鑑らしく、
ボートの甲板にあげられたばかりの魚や
釣りあげられ、まだ口に針が掛ったままの魚の写真なども
掲載されており、いろんな釣魚を身近に感じることができる。


釣りに行けない日は図鑑で楽しむ。

お魚さん本人はこんなふうに分類されているなんて

意識ないですよね。食味まで評価されてしまっているなんて

知ったらびっくりです。

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2012年12月19日 (水)

大いなる出世といいたいところであるが

(ご多分?に漏れず)我が家でも昔から
釣った魚の捌きと包丁研ぎだけは私がやることになっている。

時間ができた最近では
捌いた後の料理も私の役目として定着してきた。
大いなる出世といいたいところであるが
そんなスマートなものではない。

塩どこにあるの?

その戸棚に並んでいるよ!

おーこれか、おやっ? どっちも白
い。
これ塩?砂糖?

小さい方が塩!

へー、
指を突っ込みぺろぺろと舐めて確認



パン粉ってこれ?


それは小麦粉

あっそうか確かにこっちはパンくずのようだ
これって本当にパンのくずから作るの?
(そんなことは今はどうでもよい


指を突っ込むわけにはいかないし
油もう熱くなったかな~?


(そこら辺にあるパン粉を摘まんで投げ入れる、
そのパン粉の浮き加減を見て)
もういけるかな


ほほーさすがだね
イヨー主婦歴3○年


・・・

こんな調子。
調理にしても料理の基本を知らないから、
まったく応用がきかない。
雑誌や釣り魚専用の料理本を横に
一字一句を追いながら正確につくる。

そんなの適当でいいのよ、
(自分もかって仕事でよく使った言葉)
そう言われても・・・
これはあるレベルに達した者が
そうでない者の気持ちを気遣わずに言う言葉だね。

ようやく最近は使う食材を本の通りではなく手持ちのもので代用する
くらいのことはできるようになった。

この通り、料理の腕はままごとクラスでも、
食材だけはそこらあたりの料理屋さんにも負けない自信がある。

鯛やヒラメ・・・♪
竜宮城から今仕入れてきたばかりの魚。

日本のご馳走の代表はなんたって刺身、
これって魚そのもの。
お口に運ぶ前にワサビ醤油をつけるのみ。
料理の達人が偉そうに言っても、
何かをするわけではない。
正に素材が勝負のご馳走。
だったら負けないよっ!



で、今日(1217日)は昨日の刺身に続き、
いずれも素材が生きる

ヒラメのにぎり

Dscp126590s手前はお腹側の身に柚子をちょい乗せ、奥は背側の身に大葉を挟んで。
柚子とヒラメの相性は本当にいい。



アマダイの酒蒸し

Dscp126583s酒蒸しは上品なアマダイの代表料理

同じくアマダイの昆布締め

Dscp126599s昆布で締めると、こしが入りしかもねっとりとした風味豊かな味わいに。

ヒメコダイのカルパッチョ

Dscp126579sいつもは唐揚げになるヒメコダイを今日は素材が生きるカルパッチョで、
本家アマダイ顔負けの甘い身が、たっぷりのレモン汁で一層引き立つ。

そして、いつもお世話になる教科書達。
そろそろ目新しいのが欲しいな。

Dscp126616sレシピも盛り付けもそっくりまねる。まだまだ卒業できそうにない。




年内にもう一度くらいは行きたいが
帰省があったり、少し仕事があったり、忘年会があったり、
クリスマスは関係なかったりで、あっそれに被害のあった
釣り道具も立て直さないといけないし、どうするかな・・・
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2012年12月17日 (月)

PEラインの緊張は心の緊張

今日(1216日)は福浦でアマダイ狙い。

幸運にも、前夜にこのブログにコメントをいただいたことから
のりべんさんも福浦行であることを知り
現地にて始めて
陸見[オカミ](陸で見る、拝み見る、お顔を見る・・・だめかな)を
させていただいた。

声を掛けられ、お話を始めると初対面ではないような、
ブログの威力は凄い、
こんなダジャレオヤジが
格好いいお兄さんとおしゃべるできる機会まで作ってくれる。

さて、7時前にようやく岸払いし
沖に向かって左手方向(約1.3km)のアマダイポイントに向かう。

ポイントは無風状態、ボートが流れる方向もよくわからないため
とりあえず全長2m2本針の片テンビン仕掛けを落とす。
水深は約80m、すぐにあたりがあり
アマダイの同居者ヒメコダイよりも小さいアマダイが釣れてくる。

普通ならリリースであるが、
この手の魚は海面に浮いた時には浮袋がパンパンに膨れ、
簡単には元いた場所には戻れないため
カモメに持っていかれるか、
五目漁師の胃袋に入るかの二者択一、
当然ながら答えは後者。

小アマダイ、オキギス、ヒメコダイの入れ食い。
そして、
オオッー、キタッー、
天に向けて合わせた竿の腰にもグッと重みが乗る。

でかい。大アマダイ。強烈な引き、ウッシッシ、

のぞきこむ、やがって透き通った真鶴の海中に魚の影が、
おやっ!? アマダイじゃない、茶色?
アヤーやられた、 なんだエイか!

エイッこの野郎!
心の中ではもうハリスを切る準備。
しかし、海面でバシャっと跳ねると
ヒッヒラメ、ヒラメではないか。

慌てて掴んだのはハサミではなく玉網。
ヤッター。

しかしこれが本日の間違いの始まりだったとは。
入れ食い、しかも予想もしなかったヒラメに五目漁師は調子付く。

水深80mともなると
仕掛けが底に達するまで気持ち的には1分近くも掛ってしまう。
時間がもったいない。
そこで2本目の竿を準備し一方の竿を巻きとっている間に
もう一方の竿の仕掛けを落とす。

2本釣りではなく、あくまで交替釣り。
のつもりであったはずが
やがて2本釣りになってしまったのがいけなかった。

こともあろうに底ギリギリを舐める流し釣りで欲の皮が突っ張った2本釣り。
やがて管理不行き届で一本目の竿の道糸が何かに引っかかる、
外れない、切れない、
そうこうしている内に他方の竿も。
どうも根掛りではない。
海中の何か(同じもの)に道糸が巻きついてしまったような。

PEラインの3号、4号ともなれば簡単に切れるものではない。
なんとか高切れは避けたい。
手繰った2本のPEラインはボート内で互いに絡み合うし、
体やあちこちに引っかかるはで
ボートをガタガタと揺らしながら一体何をやっているの?!

渾身の力で張り切ったPEラインが滑って
指や腕に巻きついたりすると大怪我もしかねない。

PEラインの緊張は心の緊張なんて
冗談を言っている場合ではない(当然、現場では言っていない)。

絶好の時合いの最中、
やっとのことで2本の軽くなったラインを空しく巻きとるまでに
30、40分もかかったであろうか。

仕掛けはもちろんのこと
愛用の夢の天秤は2本とも回収できなかったため
もう天秤の手持ちがない。
ラインも結局かなりの高切れで残りはせいぜい7080
これではまともなアマダイ釣りは難しい。

ヒラメも釣れたし早上がりか~
と時計を見るとまだ8時過ぎ。
どうしよう?
で、先日見たかれいふぁんさんのブログのどこかで

アマダイ釣りでは、
自分が考案したはえ縄式の仕掛けがお気に入りとかいう

記事を思い出した。
はえ縄式って、胴付き仕掛けを寝かせて使うということかな?


そうだ、テンビン不要の胴突き仕掛けっていう手がある。
早速、
予備で持ってきた片テンビン用の仕掛けの先ハリス部分を切って
重りを付ける。
切った先ハリス部分はエイトノットで残ったハリスの上部に結び
胴突き2本針仕掛けに変更。
(上側のエダスには道糸をたるませたときに、
底を這うように
ガンダマを打つ)

ムムッこれでなんとかなりそう。
このポイントは少し沖出しするともう80m。
高切れしたラインでは、
すぐに胴突き仕掛けが宙ぶらりんになってしまうが、
その後、型のよいアマダイをなんとか追い釣りできた。

さて、アマダイはそこそこ釣ったし
昼過ぎにカワハギ釣りに向かおうとし
持ってきた3本目の竿を見ると、
ギョッ! なんと穂先が折れている。
どうやら先ほどのドタバタ劇の中で踏んづけて折ってしまったらしい。
仕方ない、アマダイ用の竿を使うしかない。


カワハギポイントは出てきた場所からは正反対方向。
30分の行程でやっとたどり着き23投したところで
おやっ?! 帰ってこないボートの強制連行船が近づいてくる、

言ってなかったかな?
ここは1時上がりですよ。

ヒエー早っ。

以前は3時ころまで釣らせてくれたが、
どうやら相次いで事故があったらしく用心の末こうなったと。

結局、福浦名物カワハギの釣果はなし。
少し寂しいが、まぐれできたヒラメが
ドタバタ劇を精算してもなおうれしい。
毎年ではあるが狙って釣れる福浦の実力も手漕ぎの
アマダイフリークにはうれしい。

Dscn6518s小型(40cm)ではあるがオキアミにきたヒラメと
急きょ作り変えた胴付き仕掛けに来たアマダイ(34cm他)



そして定番の刺身。ヒラメの刺身は格別。
ヨメサンの提案で薄造りに柚子をのせてみたが
ヒラメの甘みが増す絶好のコンビネーション。

Dscn6546sヒラメとアマダイの刺身。
手前の団子状のものはヒラメのエンガワ。



小アマダイは甘酢あんかけにしてみた。
お上品な魚にいささか不釣り合いなかけ物ではあるがこれも正解。

Dscn6565s



これが本年最後になるかもしれないのに
えらい目にあいました。
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2012年12月14日 (金)

座布団エイにサメ2尾を浮かす

今日(1213日)は伊東へ。
久しぶりにカイワリ狙い。
もしだめなら、伊東では初めてになるが
少し沖に出てアマダイを狙ってみよう。

さて、期待通りの絶好の釣り日和の中
7時過ぎに岸払いしたものの、
ポイントまでの中程で、

しまった!

携帯を(自宅に)忘れてきたことに気づく。
(先日あんな記事を書いたところなのに)
慌てて、とりあえずはボート屋さんには知らせておこうとしたが、
そうだできない、困った。

どこかに流れていったのでは、と心配されても困るので、
やむなく引き返してオヤジさんにひとこと、
ついでに自宅にも電話をさせていただいた。

30分ロスして、
いつものポイントに到着、
時計を見ながら痛いー

しかし、釣り始めて一安心。
餌が一向になくならない。
これじゃ3時間ロスしても同じだね、
とかなんとかぶつぶついいながらやっとカイワリ2尾をゲット。

10時半には、見切りをつけて当初の予定通り
“もしカイワリがだめなら”のアマダイ狙いに切り替える。

オヤジさんにはいつものポイントから少し沖に行ったところで、
南(伊東港側)に向けて流すように言われたきたが、
風は東から西への微風。
この風を利用して流すためにはと考え、
伊東港に入港する貨物船などの航路寸前まで東方向に沖出しし
アマダイ仕掛けを放り込む。

初めてのポイントで先ず一番気になるのは水深。
おや?こんなに出てきたのに45mしかない。
五目漁師のイメージではアマダイなら最低でも60mは欲しい。

何度か方向を変えて漕いでみたが、
この辺りではせいぜい50m。
水深が気になってどうも身も気も入らない。
何度かコツコツとあたりがあり餌をとられたりすると、
これってアマダイのポイントではないねと
準備して行ったパラシュートアンカーも出す気にならず、
結局2時間弱でまたカイワリポイントへ。

いきなり地球か?と思ったが、グイグイと竿を持っていかれる。

ここでは、午前中にも1mを超えるサメを1尾浮かせているが、
今度はエイ? 

わかっていながら、やっぱり正体は見届けたいので

ハリスを切られるわけにはいかない。
道糸はどんどん出て行くし、
いつの間にかボートまで引きずられている。
おかげで隣のボートとの距離も縮まり、お話もしやすくなった。

それ根掛り?

いや魚ですよ。 ホラホラッ、引いているでしょう!

それだとエイだね。サメだともっと引くからね。


意見は一致。

20分以上もかかってやっと浮いてきたのは
あったりーの座布団エイ。

しかしこの直後に、カイワリタイム。
着底と同時にもう掛っている。
2本針仕掛けの2尾掛けもあれば、
なんとボートの反対脇に出していたロングハリス仕掛の針まで咥えて
2本の針を口に掛けた欲張りなカイワリまであがってくる。
エイがいなくなってお祭りでも始まったのだろうか。
たった10分の短い時合いであったが、これでなんとか頭数はそろった。

そこで五目漁師のいつもの気持ちが、
むむ~、やっぱりここは赤系の魚を追加したい。

少し早めに沖は切り上げ、
底を引きずりながら岸に向かったが、
結局今日の釣果は

Dscp126465s確かボート釣り趣味人たけちゃんのブログでアジの干物をこんな風に並べたのがあったなぁー 
と少ない釣果で遊んでみた。(ザル径:39cm)

追伸:伊東には2つのボート屋さんがある。
何れもそれぞれのお店のHPでその日の釣果情報を掲載しているが、
就寝前に他方のお店の釣果を見ると
なんとカイワリが28尾もあがっているではないか。
しかも、ポイントは私から100mほどしか離れていなかったはず。
私は途中でアマダイや底物への浮気願望から
23時間はカイワリポイントに居座った時間が短かったものの、
一体この差は?

ヘタ~ッ!

シャクリ方が悪い?
狙い棚が少し高すぎた?
ウーム????、

うなされて今朝(14日)は5時過ぎに目が覚め、
この記事を書き始める始末。

さて、そんなことを知る前でよかった。
押しずしと一度やってみたかった絶品魚カイワリの南蛮漬けで一杯。

Dscp126486s手前はおぼろ昆布を、奥は大葉を間に挟んで。
これは旨い。

Dscp126475s一度カイワリでこれをやってみたかった。
前日の健康診断でメタボ?
で、気をつかってカイワリは素揚げではなく素焼き。
唐辛子を長らく漬けてきた特製醤油も使う。




手が少しかじかむ季節になりましたが、
携帯を忘れたために急いでボートを漕いだら汗が出ました。
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2012年12月11日 (火)

久しぶりの陸っぱり投げサビキ

最近はすっかり手漕ぎボートの船頭と化した五目漁師も、
陸っぱり投げ釣りは得意中の得意。
ズボズボと思ったところに15号ナス型オモリに先導された
金茶+レインボーフラッシャーサビキを投げ込んでいく。

もうおそらく20年近くもやっていない久しぶりの波止釣り。

このところの強い西風もやっとおさまる兆しが見えてきた。
今朝は、そんな海の様子を伺いがてら
カヤックフィッシャーマン、
のりべんさんのブログで紹介された福浦港のカマス
狙ってみることにした。

福浦港といえば
港の奥に忽然と建つ異様な褐色の排気塔は
ボート釣りの目印としてよくお世話になったが、
港に陸側から入ったのは初めて。

まだ足元が暗いうちから
オートバイでやってきた地元のオジサンがサビキを投げ込むと
2投目からいい型のカマスがあがってくる。

ええっ!もう来たんですか!
呑気に見物している場合ではない。
慌てて、7.6ftのエギング竿にサビキをセットし隣で投げ込む。

深さは23m程度か
オモリが底を切るくらいのスピードでさびきながら巻いて来ないと
根掛りが心配。

オオー来たっ。
いきなり入れ食い状態。

しかし、太陽があがり海面の反射が眩しくなると喰いも止まった。
小一時間の勝負、
沖とは違って明らかな朝マヅメを楽しんだ。

Dscp12643327cm~30cmと型もいい



餌も撒き餌もいらないし、
上着も竿もリールも汚れないし、
しかも最近は一日ボートに乗ってもなかなか釣果があがらない中、
朝のひと時にこれだけあがれば随分と得した気分。


で、夕食には天ぷら、と定番の刺身。塩焼きと、骨せんべいも。

Dscp126454_4

Dscp126463_7


ボート釣りから帰ってくると、いつもしばらく揺れていますが
今日はそれもなし。いいですね陸っぱりも。
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2012年12月 8日 (土)

五目漁師の得意技

風が止まない。
特にこのところの週末は狙い撃ち。

散歩がてら出かけた上州屋で、これを買ってきた。

Dscp126392s


小アジやイワシが釣れた時に
泳がせ釣り用に生かせておくスカリ。

今まで使っていた愛用のスカリはどこかに忘れてきたようだ。

さて、五目漁師の得意技、それは“忘れ物”

ボケていないとは言わないが、
これはボケのせいではない。
唯一の得意技をボケのせいにするのはもったいない。

先にも川奈の貸しボート屋さんに受太郎を忘れてきたところなのに
釣行の準備をしていると今度はスカリがない。
そこでこの買い物となった。

傘、
水着(昔は毎週のように海に出掛けていたので必携であった)
帽子、本、
最近では釣りの帰りに伊東の温泉銭湯に立ち寄ることが多いが、
その際に持っていくタオルや石鹸、カミソリなどを入れたカゴ、
伊東だけではない、あちこちの温泉に行くたびにこのカゴを忘れてくる。
連続技で何度も続けて忘れてくることができる・・・

金銭的には大したことがないこんな忘れものなど誰にでも・・・であるが、
私の場合は頻度の点で誰よりも勝る自信がある。

思い出せば、
昔、寒いアイルランドに出張に行く際、
万全の準備をしていたにも関わらず暖かい日本出発時に
新調したオーバーを持ち忘れてしまったことがある、
あとで聞くとこの時にはなんとか届けようとした家族を
かなり慌てさせたらしい。(結局、そのまま行ってしまったが)

パラオのダイビングクルーズではウエットスーツを
船上に干したまま帰ってきたし、
つい最近ではフェリーを利用し車で行った北海道旅行、
途中礼文島ではレンタカーを借りることにしていたが、
そこで免許証を持ってきていないことに気付いた。
あげればきりがない。

ところが、ヨメサンは全く逆。
おそらく一生に一度も忘れものなどしない性格。
ただ、私のことを決して責めずに呆れ果てているところがgood

今度のスカリもいつまであるやら。

で、先日料理の途中で冷蔵庫行きになったアオリイカと小さいタコ。
イカ三昧とまではいかなかったが二人だと十分にして、
飽きるほどでもなく、おいしくいただいた。
旨い。

Dscp126412s




この風、なんとかしてよ!
なかなか釣りの記事が書けませんが
ポチッとよろしくお願いします。


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2012年12月 6日 (木)

やっぱり難しいアオリイカ

今日(125日)は川奈に釣行。

アオリイカが釣りたい。 カイワリも釣りたい。
迷っているところに、迷いのないヨメサンの声。
イカ釣ってこ~い。

で、川奈に決めた。
ボート予約後に本日(124日)の川奈情報を見ると、
なんと風待ちでやっと浅場限定で岸払いしたお二人さんが
ボート屋のマスターもびっくりの大漁(もちろんアオリイカ)。

へたくそな五目漁師といえどもこの半分くらいは・・・
川奈に決めてよかったっ、ワオッー!!

最近の海は荒れ模様が続く。
特に週末などはもう何週間も楽しくボート釣りができない日が続いている。

毎日が日曜日の五目漁師はおかげ様で連日天気予報をチェックし
ピンポイントの釣行ができる。
ボート屋さんには予約の必要もないが、
私行くからお店開けて下さいねの念押し予約。
道路も空いているし感謝感謝。

それでも手放しでうれしいわけではない。
会社勤めの頃、
ごく稀ではあったが休暇をとって出発をした時には、
神秘的ともいえるあの違和感、わくわく感、そわそわ感があった。
なのに今日は普通、もうあんなふうに感じることはないと思うと
寂しっ!。

で、ボート屋さんのマスターには
昨日大釣りがあったポイントをしっかり確認して岸払い。

早々に一パイ目が掛った時には今日はいけると確信したものの
あとが続かない。
その後は、浅場、深場を行ったり来たりのさまよい漁師。

結局、午前中に2ハイのみの釣果に終わってしまった。

Dscp126404s(ザル径:36cm)

やっぱり海の中はわからない。
昨日釣れても今日は釣れない。
今日は釣れなくても明日は爆釣の可能性がある。

いくらへたくそな五目漁師とはいえ全部が腕のせいではないと思いたい。
思うに、アオリイカの釣り方はまだ技法的に発展途上。
さまざまな釣り方があるのは良いが、
経験不足の五目漁師には
紹介される釣法間につじつまが合わない部分がたくさんあり、
釣りの際には試行錯誤の繰り返し。
おまけに隣のお兄さんのように格好良くはしゃくれないしで
まだまだ挑戦は続きそう。


で、たったの2ハイとはいえお待ちかねのアオリイカ、
早速料理を始めたが、
イカに限っては柔らかいのがいいと二人の意見が一致。
料理途中で一晩寝かすことにし冷蔵庫行き。

緊急の代打はレトルトカレー。
ご飯もイカのにぎり用に少しかために炊いていたので、
カレーライスにはぴったり。

Dscp126408s寿司飯用のかためのご飯に、カリー屋カレー(大辛)とボンカレーゴールド21(中辛)
二つ合わせても200円でお釣りが。 釣った魚は高過ぎる。

 

寒いというので警戒して行きましたが、ぽかぽか陽気。
ボートを漕ぐと汗が出るので上着は脱いで釣っていました。
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2012年12月 3日 (月)

山立ての妙と限界(GPSに比べてどうなのか?)

私は哀しいかな
魚探などGPS機能を装備した最新兵器は持っていない。
(たまに借りて利用するくらい)

やせ我慢ではないが、
マイポイントを目指してボートで漕ぎ出す時には
山立ての方がよいと思っている。

第一、大海原に浮かびながら
十数センチ四方のディスプレイに目を凝らすばかりでは
イヤッホー!(イがついて山ではなく海用?)
と歓喜を発する機会も失ってしまう。

GPS受信機が表示するディスプレイ上の矢印を追いつつ、
ふと顔を上げると、
なんと同じところをくるくると回っていたりする。

山立ては元々、漁師さんや小型船の船長さんが
山々の稜線の重なり具合から自船の位置を確認した手法で、
海の男の壮大な道具であるように思う。

我々のように、特定の湾内を手漕ぎボートで移動する範囲では
山々の稜線の重なりに代わって、
地上の建造物(電柱やビルなど)の重なり具合を利用する。

GPSの精度は数十メートル以内といわれる。
これに対して、この大らかな山立て手法で
一体どれくらいの精度が得られるのであろうか?

簡単な計算でも大体のケタはわかるが
暇にまかせてちょっと真面目に計算してみた。

-1が山立ての原理図。

1s図-1

魚が良く釣れた場所で、
例えばボートの正面方向と横方向の景色の見え具合を覚えておき、
次からは両方向(見通し線)に同じ景色が見えるところで
ボートをアンカリングすればまた釣れる。

景色の見え具合の正確さを確保するために、
一般的には図のように、
ある程度距離が離れた二つの建造物の重なり具合を利用する。
また二つの見通し線の方向は直角の関係に近い方が良い精度が得られる。

-2aと図-2bは五目漁師がよく利用する伊東での山立て。

2as図-2a 伊東39mポイントから西方向を見る。

2bs図-2b 同ポイントから南方向を見る。

3-aと図3-bは上記とほぼ同じポイントへ入るために
ボート屋のオヤジさんが推奨する山立てである。
(オヤジさんの方がどう見てもまとも。)

因みに、私の山立てでマイポイントに入り確認したところ、
オヤジさんが推奨する山立ての絵とぴったり合って驚いてしまった。

3as図-3a 伊東39mポイントから北西方向を見る。

3bs図-3b 同ポイントから南西方向を見る。

さて、この山立ての精度がどれくらいのものか考えてみたい。
果たして近代兵器のGPSに比べてどうなのか?

-4は山立ての理想的なモデル図。
アンカリングポイント(自ボートの位置)から正面と真横のように
直角の関係にある方向において、
適当に離れて位置する二つの建造物の重なり具合
(図では二本の電柱を上から見た様子を●印で示した)を
山立て用の景色として確定する(以下ではこれを山立て図と称する)。

4s_2図-4

これは三角測量法の原理そのものであるから、
景色の見え具合が全く同じであれば
誤差なくいつも同じポイントにアンカリングすることができる。

高精度で管理されているとはいえ
地上約2kmGPS軌道に
宙ぶらりんで浮かぶ衛星からの電波を使って
同様の原理で測定するGPS魚探よりも
地上にしっかりと固定された景色(建造物)を利用する山立ての方が
原理的には正確であるが、ところがどっこいそうはいかない。
そこは少しいい加減な釣り師であったり、
五目漁師のようにやせ我慢で必要な眼鏡もかけない釣り師であったりで
誤差が入り込む隙はふんだんにある。

山立ての誤差要因の例を挙げてみると、

① ボートから対象となる見通し線上に
山立てに適した建造物があるとは限らず、
“ビルとビルを重ねてチョットずらす” とか、
“重ねてマンションの窓一枚分くらいずらす” などの
あいまいな表現になる。

(自分で景色を覚えるならまだしも、
釣れるポイントの山立て図は仲間から教えてもらったり、
貨しボート屋さんから教えてもらったりする聞き伝えのこともあり、
あいまいな表現は誤差の要因になる)

② 重ねる建造物の高さ位地が異なる場合
(例えば、海岸の電柱と山の上の一軒家など)は、
実際に重なるわけではないため、
重なった(垂直線上)かどうかの判断があいまいになる

③ 電柱と木を重ねると言っても、木には幅がありあいまいになる。
(せめて木の中心とか、木の右端とか言って欲しい。
木ならまだしも、こんもりした森とか言われるとこれはもうどうしようもない)

④ ボートを漕ぎながらの景色の同定作業であり、
こんなものでいいだろうといい加減にOK出しをしてしまう。
(この程度は釣り師によってまちまちで、
場合によっては一番大きな誤差要因になり得る。)

などなど・・

-5にはこのような誤差要因によって、
自ボートの位置にどのように狂いが生じるかを示した。

5s_2図-5

図に示したように、
景色の同定精度がeメートル(最大値)である場合には
自ボートは図中ハッチングで示した範囲内をうろつくことになる。

この図においては
二つの山立て図が正面と真横の理想的な場合について示したが、
誤差範囲は右下方向にいびつに広がる。

次に、山立てを図-6のようにもう少し一般的にモデル化し
定量的に誤差範囲を計算してみる。

6s図-6

計算は本来のボート位置を(xy=(0,0)とするx-y座標平面で、
誤差が生じた見通し線を表す4本の直線の交点
(線分abcd頂点)の座標を求め、
あとは本来のボート位置から各交点までの距離を
ピタゴラスの定理から求めればよい。


<代表的な計算結果>

-6に示したように、山立てのパラメータはすべて変数にしたが、
ここでは大まかな誤差を把握することが目的なので、
できる限り簡潔な条件で計算し、
また最悪値(例えば、図-6の距離b)のみをグラフには示した。

A. 山立てに利用する手前の建物と奥の建物の距離
(図-6中のs1s2に相当する)に対する
誤差範囲の変化


(計算条件:s1=s2e1=e2=2(m)d1=d2=600(m)
θ=90(deg)及びθ=70(deg)
グラフ表示はこの条件下においては誤差範囲が最大になる距離“b”のみ。)

8s_2図-7

結果:s1s250m以上あれば
見通し線間の角度が70度でも90度でも誤差範囲は50m以下におさまる。
逆に、s1s220mに満たない場合には100m以上の誤差が出る。

B. ボート位置から手前の建物までの距離
(図-6中のd1d2に相当する)に対する
誤差範囲の変化


理屈的には、上記Aと逆の効果を調べることになる。
(計算条件:s1=s2=100(m)e1=e2=2(m)
θ=0(deg)及びθ=70(deg)
グラフ表示はこの条件下においては誤差範囲が最大になる距離“b”のみ。)

9s_2図-8

結果:山立てに利用する手前の建造物が海岸近くにあるとすると、
そこからマイポイントまでの距離は
ほとんどのケースで1000m以内であると思う。
その時の誤差範囲はほぼ30m以内におさまる。

C. 見通し線間の角度
(図-6中のθに相当する)に対する
誤差範囲の変化


(計算条件:s1=s2=100(m)e1=e2=2(m)d1=d2=1000(m)
グラフは距離abcdについて示す。但しcdの値は同じ)

10s_2図-9

結果:θ=90(deg)で誤差の最大値が最小になり、
0<θ<90では距離bの誤差範囲が最大に、
90<θ<180では距離aの誤差範囲が最大になる。
θが90±20(deg)の範囲であれば、誤差範囲は30m程度以内におさまる。


以上、代表的なパラメータに対する誤差範囲の計算結果を
グラフにしてみたが、
エクセル計算表を片手に、
常に正確にパラメータを入力し誤差範囲を把握できるようにしておくほど
重要な問題ではないので、
これくらいで十分であると思う。

まとめとして、

① 自ボートの位置が同じであれば
二つの山立て図は正面と真横のように直交しているに越したことはない。
確定する二つの景色の方向の角度関係が90度よりも小さくなったり、
逆に広がったりするとボート位置の誤差範囲は大きくなるが
90±20(deg)程度以内であれば辛抱できる範囲であろう。

また、重なり具合で定義する景色の同定に利用される
二つの建造物の距離は離れているほど山立て精度は良くなるが、
あまり離れていると建造物が遠くなってしまい
同定精度自体が悪くなってしまう恐れがあり、
200m程度以上あれば十分である。
(私が利用しているビルの後ろの靴屋さんの看板は
ビルから20mほどしか離れておらずNG)

② ボート位置は潮の流れや風によって
アンカーロープの余長の範囲でぶれるため、
あまり正確さを追い求めても仕方ない。
(これはGPSでも同じ)

③ 魚は釣り師にも増してきっとおおらか(?)。
そんなに精度よく泳いでいるとは思えないので、
程度に合わせた正確さでよい。

山立ての精度はGPSと同程度か、利用の仕方次第ではそれ以上。
こんな素晴らしい海の男の手法を利用しない手はない。

 

適当にポイント外すのも山立ての味ですね。
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