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2012年8月

2012年8月30日 (木)

フギャ~!気持ちエ~!

伊東は言わずと知れた温泉地。
源泉掛け流しを売りにするホテルや旅館はもとより、
町のあちこちに入り口に七福神の像を飾った共同浴場がある。

五目漁師が伊東釣行の度に寄るのは
ここ、湯川弁天の湯。

 

Dscp125690shp夏場は女風呂の入り口も開けっぱなし。
伊東にいくなら弁天湯♪♪弁天湯に決めたっ♪♪(ふるッ!)

 


そして弁天さんの横に掲げられた弁天の湯由来記には、
“大漁満作の源泉”とある。

 

Dscp125690

 


夏は、
ギタギタに汗ばみ黒ずんだ体を
コマセの臭いや飛び散った天敵サバの血痕もろとも
洗い流してくれる。
フギャ~!気持ちエ~! 

冬は冬で、
芯まで冷え切った体を熱々の湯がしびれさせてくれる。
アッchiーー!シビレルゥ~!

これで、250円!!

早朝出発で無精した歯磨き、髭剃りも、
気分は爽快、
体もシャツもパンツもさらさら、
寝不足の頭もシャキッ!

昨晩からの仕掛け作りにイメトレ、
興奮による不眠、
そして狭いボートで波にさらされ、風にさらされ、日にさらされながら
9時間の集中。

釣れても釣れなくても
納竿後に来る疲れと眠気の引き摺りモードを
ここで一旦リセットできる。

おかげで帰宅後は清々しい気持ちで料理に取り掛かれる。 

客層は地元のご老人が主。
好みであろうか、
慣れないうちは熱くて入れないほどのこともあったが
最近は少しましになった。

 

 

 




♨♨♨♨♨
気持エ~

 

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2012年8月27日 (月)

イナダの行く末が少し見えてきた

青物は釣るには面白いが、
釣り過ぎると食べ切るのが結構たいへん。

50cmのイナダ1本をまるまる刺身にするわけにもいかないし、
カサゴや鯛など白身の魚に比べると
長期冷凍保存にも適していないような気がする。

一昨日、海岸の散歩から帰宅すると
テーブルの上に陳列されていたのがこれ。

 

Dscp125733shp

 

見栄えも結構良かったので、
食べる前にあわてて写真を撮った。

ヨメサンも五目漁師が釣ってくるイナダの行く末には
悩んでいるらしく、
料理に着手してからも途中で都合や考えが変わり
最後に出来上がったのがこれらしい。

切り身で冷凍しておいたイナダ4切れ)を焼いて、
ほぐした後に白ゴマを混ぜて塩で味付け。
始めはこれを酢飯に混ぜ込もうとしたらしいが
たまたま台所に転がっていたチョコレートが入っていた
細長い空き缶を見つけ、
サランラップを敷いて、酢飯を詰めることにした。

 

Dscp125745shp

 

酢飯の表面にゆず胡椒をペーストし、
ほぐしたイナダを分厚く載せてサランラップで巻き込み、
固めて出来上がり。

押しずし風に一口大に切ろうとしたが
形が崩れてしまってこれは無理。
端の方から木のスプーンで皿にとって食べた。
一旦、冷凍したとは言え

 

まだまだ新鮮なだけにふかふかの食味が良い。

ゆず胡椒の他に生姜や山椒などバライティーを増やせば
23本はいけるかも。
これ、結構材料のイナダを消費するのでお勧め!

そして、昨日はこれ。
冷凍イナダのニンニクたっぷりソテー。

 

Dscp125740shp

 

更に、今日はこれ。
粕漬けにしておいたイナダを使って、だし茶漬け

 

Dscp125750shp

 

このところ完全なる魚食生活を続けて完食。
なんとなくイナダ顔になってきたような。

さーて次はっ!と気合が入る。
もともと青物はあまり好みでないヨメサンからは
鯛にカサゴ、それにホウボウなど赤い魚を釣って来~い、
とうれしいはっぱがかかる。

完食で~す。

 

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2012年8月25日 (土)

(記事補足)

前回の記事で、”食いは本年一番の渋さ”と書きながら、
そこそこ釣れているのは??
というコメントをいただいたこともあり、
誤解がないように少し細かくなりますが説明させていただくことに。

この日の釣り方(以下シャクリ釣法)は、
パカットビシ30号を夢の天秤に、
クッションゴム30cm、ハリス4号、2.5m2本針(中央に18cmエダス)、
カットグレ8号針を使い、
着底後すぐに
ビシが底から2.5mまで、狭ピッチ高速シャクリ、
底から2.5m6m(時には10m)の間は

 

70cm毎にシャクリ上げ、約10秒待機でした。

いろいろ試行錯誤しながらも、
基本的に、この釣法で午後2時前までにイトヨリが一尾。
別途出していた6mのロングハリス竿に
イナダが1尾とイトヨリが1尾の貧果。

2時前に、この2.5m仕掛けをそのままビシ天につなぎ替えて、
着底後、約2mずつ“上げては止める”
のビシ天釣法に切り替えたところ
ビシ天が底から10m13mあたりで連続ヒットでした。

 


びっくりするほど状況が変わった理由とし
次のようなことが、考えられます。

①ビシ天釣法とシャクリ釣法による、
コマセの出方、コマセと付け餌の同調具合、付け餌の動きが違う。

②狙い棚の違い。
ビシ天釣法では
底から約20mまでをまんべんなく探る、
一方シャクリ釣法では
底から2.5m6m(時に10m)を集中的に攻める。

③たまたま2時から時合いになった。

ボート店のオヤジサンは③だと言っていましたが、
あの急激な変化(替えた次から連続ヒット)は
時合いの変化とは考えにくく、
おそらく①と②の両方が絡んでいるのではなかろうかと。

つまり、シャクリ釣法でも、もう少し上(10m13m)まで
シャクリ上げていたら釣れていたのかもしれません。

ビシ天釣法はコマセと付け餌の完全同調もさることながら、
こんな時にも狙い棚に外しの心配がないのが特徴です。

一方、シャクリ釣法でも
現に同じポイントで釣った72289には
それなりの釣果があったことから
この釣法と棚決めがこの釣り場に適していないとは言えません。

今回の釣行では
いつもうるさいばかりのサバ、ソーダのあたりは皆無、
底で釣れる常連のイトヨリのあたりも皆無に近く、
食いが超渋かった(魚影が薄かった)のは確かです。

それだけに、
コマセと付け餌の同調と正確な棚どりが重要になり、
これを可能にし、補足してくれたのが
ビシ天釣法だったのかと思っています。


今回は、ですます調で記事補足です。
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2012年8月23日 (木)

シマッタ! そこまで見せることもなかったのに

昨日:

 

ギラギラの太陽の下でじっとしているボート釣り。
出てしまえばもう逃げ場はない、
骨まで焦げてしまいそう。

で、例年ならこの時期の釣行はない。

今年はブログも始めたし、
ネタ作りに出掛けてみるか!
と決心してみたもののやっぱり自信がない。

ボート店に電話を入れる前に
試しに玄関先に出て、
ボーッと突っ立って、
脳天に真昼の直射を浴びながら、
手の甲を前に突き出したり、
首筋を触ってみたりしていた。

そこをタイミング悪く、
買い物?帰りの隣の奥さんに見つかり
“暑いですね”
と声を掛けられてしまった。

シマッタ!
どうせ暇なことはバレバレでも
バカさ加減まで見せてしまうことはなかった、

と実験はほどほどに自室に逃げ込んで、
思い切って予約の電話を入れた。

いつもお世話になるボート店は
予約と同時にアミコマセの自然解凍にかかってくれるため、
もう行くしかない。

そして本日:
釣果はこれ。
(イナダ50cmは
3本釣ったが、1本はボート店に置いてきた。)
釣りに集中していたせいか心配していた暑さのことは忘れていた。

 

Dscp125703shp(ザル径:47cm)

 

食いが渋くどうなることかと思ったが、
いよいよ2時になって例のビシ天仕掛けに替え
1時間強でほとんどの魚を釣った。
またビシ天の威力をまざまざと感じさせられた。


そして、その夜(24日追記):

 

それぞれ料理を想定した上で冷蔵組と冷凍組に分け、
全ての魚を捌き終えたのは10時半。

釣り味はいいものの青物は釣り過ぎると困る。
イナダはほとんどをとりあえず切り身にして後でどうするか考える。

 

Dscp125705

 

刺身は少し置いた方が甘みが出て旨いとも言われるが、
我が家はもっぱら“その日食べる派”。
やっと刺身で一杯にありつける。

 

Dscp125720鯛の皮はもう少し薄く剥がないとねっ。失敗。その分、皮の湯引きが旨い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



今日の渋さは今年一番、参った。
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2012年8月20日 (月)

釣れなきゃまた行け、釣ったら休め!

会社勤めの時代は休日が近づくとムズムズ、
折角のチャンスに天候が悪くて行き損なったりすると
次の休日まで苦しい待機を余儀なくされた。

さて時間ができた今はどうして釣行日を決めるか、
これが案外難しい。
(こんな苦労があるとは忙しい皆さんにはわからないかな。
苦労はそれなりにあるんですよっ!と)

先ずは、
天気,:
これは昔も今も絶対条件

次は、
体力の回復具合:実は五目漁師にはもう一つ別に
釣りよりもまだ朝が早いことが多い趣味がある。
会社勤めのころには釣行と重なり、
二日連続で徹夜に近い日が続くこともあった。
今はそこまですることはない。
それぞれの好条件性を比較しながら調整する。
天気の成り行き次第で急きょ入れ替えることもある。

次は、
軍資金の懐具合:むむー。なんとかこれくらいの頻度なら・・、
お勤めの皆さんに申し訳ないと思いつつ。

そしてたどり着いた決め手はこれ。
冷蔵庫内の釣魚のストック:少なくとも釣った魚がなくなった時が
次の釣行の解禁日。

つまり、
釣れなきゃまた行け、釣ったら休め!

行くなら先ず食え、食えなきゃ釣るな!

と出動インセンティブの観点からも自然保護の観点からも、
それにヨメサンを納得させる観点からも、
この決め手は、

 

実にうまくネガティブフィードバックがかかり
よい条件設定だと思っている。

今日がその解禁日、
先に釣って粕漬けにしてあったイナダも
今晩、焼いて完食。

 

Dscp125687shp

 

明日からは天気次第でまた予定が立てられる。



さて、次の釣行どうすっかな。

 

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2012年8月17日 (金)

使えば手品のように釣果があがる -とっておきのビシ天-

今までにいくつかのビシを使ってきた。
ステンカン、サニービシ、パカットビシ・・・、

 

Dscp125590ashp_6
そしてこれ。

 

Imk121770ashp_3

 

通常、ビシは別に準備する天秤と組み合わせて使うが、
これはビシと形状記憶合金製の直線天秤が一体になっている。
(以降、勝手にここではこれをビシ天と称することにする)

実は、このビシ天、
数年前までよく通った福浦の貸しボートの
近くにあった駐車場のオジサン(釣り師)の実用新案品で
使えば手品のように釣果があがる優れもの。

元々現地で直接ご本人から買っていたが、
最近、残念ながらお顔を拝見することがなくなり入手のすべがない。
(どなたか入手先をご存じではないだろうか。よろしく!)

強く振って丸い小穴からコマセをまき散らすイメージの
ステンカンは手釣りではよく使ったが、
竿釣りが主体になってからは使わなくなった。

竿では手釣りのように勢いよくビシを振ったり、
シャクッたりすることができないため、
むしろ取り込んだ海水に沿ってコマセを流し出す仕組みの
プラスチック製のビシが使いやすい。

プラスチックのビシは複雑な成形や構造が可能なため
コマセの入れ方や出方を調整するために
色々な工夫がなされているが、
最近のシャクリ釣りでは下部の窓はすべて閉め切り、
上側の窓だけを少し開けるのが主流になっている。

このように調節しておくと、
仕掛け投入(落下)時に
不要なコマセの出が極力避けられると共に、
棚どり後のシャクリで
シャクリ上げを止めた際に中のコマセがフワッと浮き、
上窓から少量のコマセが出るという実にエコなコマセワークができる。

コマセが出た後は、
仕掛けを巻きあげ、付け餌を積極的にコマセの中に持ち込んでくるか、
コマセが付け餌近辺に沈んで行く(又は流れて行く)のを待つかは
その時々の状況次第、
ここが釣り師の腕の見せどころといえる。

一方、ビシ天はオジサンからの直伝の釣法によれば、
下窓も適度に開けておき、
着底後はシャクる感じではなくスーッと上げて止める、
またスーッと上げて止めるで
一方的に巻きあげるのみ。
(構造的に、やや落とす方向は苦手であることもあり)
途中で再度落とすことはしない。

上窓から取り込んだ海水に沿ってビシが上がって行く過程で
勢いよく下部窓からコマセが出て行く。

この時、
道糸とビシ、
そして直線状の天秤に続いて、
仕掛けが正に一直線になり、
コマセの中を仕掛けがいやがおうにもかいくぐることになる。

ここで誘われた魚は
仕掛けが次にピタッと止められた瞬間に
付け餌にピント合掌、
必ずや飛びついてくる。

とビシ天のコマーシャルのようになってしまうが
どうもこの一直線効果は絶大のようである。


ビシの下部の直線天秤は形状記憶合金製で
ビシが落ちて行く時には
海水の抵抗で弓なりに成形(写真)されるため
通常の天秤と同様に仕掛けの絡みはない。

 

Imk121762ashp_6

 

この釣法では、
コマセと仕掛けをピタリと同調させながら棚を広く探れる
(棚の決め打ちではなく縦方向に全体を探る)ため、
特に中層部で棚が微妙なイサキや青物には効果が大きい。

但し、コマセの消費量は尋常ではない。
先のエコ釣法に比べると2倍以上もコマセを消費してしまう。

残念ながら手持ちが一つになってしまった今は
宝物のように温存しているが、
現在市販されている某製作所の夢の天秤が
これに良く似た使い方もできるため目下愛用している。

 



こう暑いと・・とためらいがち。
似ていると好評のイラスト。いや、最近は私の方からますます近づいているとも。
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2012年8月16日 (木)

もう少し広角で撮れば鶴が舞う舞鶴湾

 11日から故郷舞鶴に帰省してきた。
写真は西舞鶴と中舞鶴の間にある五老ヶ岳
(標高約300m)から撮った舞鶴湾。

 

Imk121908shp_8

 

子供のころはオヤジに連れられて
この海岸沿に自転車でよく釣りに行った。

当時はオキアミもアミエビもなかったので、
先ずは海岸で餌のゴカイ掘りから始まり、
撒き餌が必要な時にはイガイを石でつぶして撒いた。

カワハギやサンバソウ、ベラなどが釣れたが、
今思えば湾の入り口が狭く、
潮が淀んでいるせいかアジ以外の青物には縁がなかったような。

 


車で帰省。予想通りの渋滞に巻き込まれ行きは12h、帰りは8h、疲れました!
釣りの9h、10hはあっという間なのに。
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Imk121908shp_6

2012年8月10日 (金)

姿見ずのバラシは後味が悪い

今日(89日)は伊東。
昨日、上州屋でブクブクを買った。セール中で580円(これお勧め)。

今朝、早速、泳がせ用の活きアジを買おうと
途中エサ屋に寄ったがあいにく品切れ。
仕方がないので先ずはサビキで小物釣りから始める。
しかし、伊東の海はめっぽう小物に弱い。
海底が単調で根がない(?)せいであろうか。
小アジが無理ならネンブツダイでもスズメダイでもいいのに
釣れてこない。

結局、15cmほどのタマガシラを2尾釣って諦める。
これではヒラメの顎が外れてしまいそう、と
とらぬ狸のなんとか。

いつもの40mポイントに移動し、コマセシャクリを始めると、
アジ、イナダ、
少し暇になったかなと思うと最近の常連さんイトヨリが適度に釣れてくる。
サバ、ソーダはもちろん来るが逃げて帰りたいほどでもない。

圧巻は三度あった。
竿先がムサムサとしたかと思うといきなり垂直にグイーン、
2番、3番の本気の引きは竿先どころか手元まで持って行かれ、
船べりに元竿部分がゴツンと当たった瞬間に痛恨のバラシ。

仕掛けをあげてみると
なんと愛用しているチヌバリ4号が折れている。
しかも針はずれを挟み立て続けに二度も。

直前に大物の予感がし、
仕掛けをハリス3号から4号に替えたばかりであったが
針が折れるとは!

もちろん針の掛り方
(掛りが浅いとく針の曲がり部分に余計なモーメントがかかる)
にもよるが、
チヌバリ4号とフロロの4号では針のハリス負けかな。

それにしても、
姿見ずのバラシは後味が悪い、
姿さえ見てしまえば、
バラしたとしても“今度こそあいつを・・・”となるし、
“今日はね、こんなにでかいのが” 
1.5倍くらに両手を広げて自慢話もできる。

姿見ずのバラシは
“ウーンあれは鯛だったに違いない、
いや3度も来たところをみると鯛ではない、
ワラサ??“ といつまでも残念さが残る
(これは五目漁師の性格)。

残った証拠は折れたチヌ針2本。

 

Dscp125666shp

 



で今日の釣果はこれ。

 

Dscp125633shp今年はイナダもアジも大きい
(ザル径:47cm)

 

後半は蛸釣りに回ったが音沙汰なし。

 

やっぱり釣る五目は難しい

 

 

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2012年8月 7日 (火)

釣れてしまったではなく、釣る五目は難しい -五目漁師の所以-

今年4月にちょっとやってみようかと、
遅ればせながら手漕ぎボート釣りを中心とした
本ブログをスタートした。

実は、全く別のテーマで
数年前からアップしているホームページを始める時には
なかなかページの名称が決まらず苦労したが、
今回は簡単に決めてしまった。

というか、むしろこの言葉“五目漁師”を使いたいというのが
先にあったような気もする。

釣り師であれば誰もが次はもっと大きいのを、
と期待を馳せるのはあたり前。

キスなら30cmを超える鉄砲ギスを、
タイなら姿造りにできるような立派な真鯛を、
ワカシよりもイナダ、そしてワラサを・・・と。

キス狙いでヒラメが釣れた、
小アジのサビキ仕掛けにタイが掛ったというのはよくある話。
狙いと違った魚が掛ってもそれが本来の狙い魚よりも大きければ
ラッキー! となる。

つまり、大きいことはいいことであり、
やった!と歓声が上がる。

ではどれだけ大きければ満足するのか?
手漕ぎボートでカンパチやワラサを釣れば鼻高々の凱旋、
しかしもう少し沖に出る遊漁船やエンジン付きのボートなら
もともとワラサを狙うし、ブリやヒラマサも釣れる、
60cmを超える真鯛も珍しくはない(ようだ)。
外洋に出ればカジキマグロだって釣れてくる(のをTVでみたことがある)。

大きさを目標にしてしまうと
私のような元サラリーマン釣り師では
所詮、梅宮辰夫には勝てない。

一方、大物釣りに対比して五目釣りという言葉には、
狙いも定めずに釣れれば何でも良しとする、
あるいは狙ったものと違った魚が釣れてしまったが、まあいいか、
という少しランクの低い釣りという響きがある。

しかし、どうであろうか?
アマチュア釣り師のもう一つの楽しみはなんといっても
釣った魚をおいしくいただくこと。

食のステージで嬉しいのは必ずしも大きい魚ではないし、
同種の魚の大漁でもない。
青いのがあり、赤いのがあり、白いのがあり、
つまり五目釣りの釣果こそが釣行後のビールを一層旨くし、
そして釣りごたえなんて関係のない家族を喜ばせてくれる。

刺身なら飲み屋で注文するような3品、
ちょっと贅沢な5品の盛り合わせがよいではないか。
いくら新鮮でもアジオンリーや鯛オンリーでは飽きてしまう。

カジキマグロをどう処理するのか想像もできないが、
凱旋後の食卓は刺身あり、煮魚あり、天ぷらもありと
いろんな魚のいろんな料理で賑わった方がよい。

これぞ五目漁師が狙う釣り。
釣れてしまった五目ではなく、釣る五目。

 

 

 



 

Dscp114961shp_3カンパチ、イナダ、カイワリ、ムロアジ、ヒラソーダ、イトヒキアジ
これは、よくある釣れてしまった六目(2011.11.03)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アジとイカとヒラメ。
飲み屋では普通に出てくる3品でも
一日の釣行でこれらを揃えるのは
カジキマグロよりとは言わないが
ブリを釣るよりも難しいかもしれない。

釣れる場所は違うし、餌も違うし、道具も釣り方も違う
こんな効率の悪い釣りが趣味だからできる。

釣れてしまった五目ではなく、
食卓の賑わいを考えて釣る五目。
五目漁師はこのブログを始める前に
五目釣りの目標を立てた。

 

「9bw12.09.08改訂).pdf」をダウンロード

 

いつも釣行に際してはこのリスト達成を目標にしている。
この達成は未だならず、結構難しい。

 

 

 

 

 

このリストのコメントやご感想などいただければありがたく。
明日は久しぶりに釣行の予定。
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