ちょっと抜くのがこわい伝家の宝竿
1960年代に釣りをしていた人なら懐かしく思うだろう。
スピニングリールの普及と合わせて、
当時、一世を風靡した六角竿。
このころ既にガラス繊維製(今はグラスファイバーというが)の
竿があったが自分のオヤジなどが宝物のように扱う高級品。
中高生やちょっとした釣り師はこの六角竿を
投げ釣り用の竿として愛用した。
(あくまでも私の田舎ではの話であるが)
通常は薄茶色のニス塗りで、
写真のような黒は珍しく
それが自慢だったことを覚えている。
ビニールのパッケージには確か桜製と書かれていたが
磨き倒して黒の塗料が禿げてくると
竹の繊維が見えてきた。
キス釣りで今の竿のあたりが、
クンクン とか
クッ! とかだとすると、
こちらは
ビンビン とか
キュッ! という感じで
魚体の動きがそのまま伝わってくる。
今のPEラインと組み合わせて久しぶりに使ってみたいが、
なにせ竹?製、
グラスファイバーやカーボンファイバーと違って
古くなれば自然にもろくなっているだろうから少しこわい。
で、先日(7月26日)釣ったお魚。
いよいよ冷凍干物も平らげ、
丁度一週間で完食。
フーッ!良く食った。
これで晴れて次の釣行の作戦が開始できる。
この台風どうかな?
早ければ今週中にでも、
無理なら来週末あたりかなと考えている。
ふぁ~暑い。 のに
いつも応援ありがとうございます。
今日もポチっとよろしく。
↓
« あっ、あのオヤジ、ボートの中にっ! | トップページ | 釣れてしまったではなく、釣る五目は難しい -五目漁師の所以- »
「<!ー200タックル(竿)ー>」カテゴリの記事
- お試し釣り(2022.02.16)
- 果たして、今度こそこれ1本でいけることを期待しているが(2022.02.12)
- 年に一度の超絶完ボは見送り(2022.02.01)
- お試し釣りならず(2020.10.23)
- 久し振りの中深場(2020.03.04)
コメント
« あっ、あのオヤジ、ボートの中にっ! | トップページ | 釣れてしまったではなく、釣る五目は難しい -五目漁師の所以- »
おはようございます
六角竿懐かしいです
私も1本持っています、たぶん同じ長さかな、
2,7mの竿です
同じく黒の漆塗り
最近
ボートで2度程使いましたが長すぎるのと
少し重いです
しかし、胴調子なのでイナダなど掛かると
面白い竿です
20年前に貰った竿であまり使用した記憶は
ありません、その頃船ではインナーロッド
磯では石鯛狙いでしたので
六角竿の出番がなかったです
今改めてみると、良い作りだな、と
一回大物を釣ってその後は飾っておくか!!!!!
と、思っています
投稿: ボート釣り趣味人たけ | 2012年8月 3日 (金) 07時27分
ボート釣り趣味人たけさん、コメントありがとうございます。
いやいや、たけさんに見ていただいたとは嬉しいですね。
しかも同類の竿をお持ちになっているとは。
私のは3.6mあって、胴調子ですからぐにゃぐにゃって感じです。
実はこの竿、穂先が一度真っ二つに折れてるんですよ。
内径に丁度おさまるグラス竿を30cmほど被せて修理しましたが、
たけさんが竹の竿を折られている記事を見るとなかなか怖くて使えません。
投稿: 五目漁師 | 2012年8月 3日 (金) 17時45分