イカを釣って来~い
ブログの体裁を整えるためにもう一つ過去もの(12.04.15)から。
釣行に際しては、当然のことながら海上の天気が気になる。
最近の天気予報はよくあたる。
一週間前から晴れ、晴れ、晴れと続く後の
雨の日を見事に的中させるのだからすばらしい。
但し、風の強さと波の高さに関しては“ウ~ン、ヤラレタッ!”
てことがしばしばある。
風は天気図から予測される以外のもっとローカルな要素に左右されている。
例えば、夏場の海風とか、岬から回りこんでくる風とか、
山からの吹き下ろしの風とか。
波高予測に至っては、”それどこの波?”と言いたいほど
岸辺の手漕ぎボートにとっては無縁のことも。
五目漁師が行きつけの伊東ではずんぐりとしたイルカ姿の観光船に要注意!
やたらとでかいひき波が寄せてくる。
潮や風の加減でボートのお尻がそっちに向いていたりすると
えらい目に合わされる。
さて、春先の荒れ模様が続くそんな天気(予報)の合間を縫って
伊東のボート釣りへ。
ヨメサンからはしばしば“イカを釣って来~い!!”の注文がつく。
そこで、今回は五目漁師が昨年から修業中のアオリイカ釣りにもトライ。
ボート屋のオヤジさんにはそんなのやめて
“今はやっぱり鯛で粘るべきだよ”とアドバイスを受けながら浜出し。
果たして、漕ぎ出すや否や海の様子が前回とは全く違う。
この濁り、最初は昨日の雨のせいかとも思ったが
沖に出ても様子が変わらない。
春濁りというやつ?
前回と打って変わって“あたり”はほとんどない。
魚から見放され長く海中を漂う餌のオキアミやハリスのつなぎ目に
海藻が溶けたようなヌメヌメとしたヘドロ状のものが付着してくる。
こんな最悪の状況の中、午前中いっぱいかけて
なんとかオカズはゲット。
昼からは予定通り浅場に移動しアオリイカ狙いに切り替える。
但し、この辺りでアオリイカを上げたという話はあまり聞かないので
この選択に対して、半信半疑。
水深は20m、YouTubeで見た深場における流し釣りを実践するも
ボートが流れるため素人の私にゃ全く底立ちが取れない。
“こりゃあかん”
早々にあきらめて水深10m前後の離岸堤近くに移動。
アンカーを入れての“投げてはシャクリ”釣り法に切り替える。
余った付け餌も撒き餌ももう処分してしまったので釣りには戻れない。
あてもなくシャクリ続けて2時間、
“来ターッ” アオリイカではないが待望の甲イカをゲット。
いや~うれしい。やったやった誰も気にはしていないが
これで五目漁師の面目やくじょ。
今日は泳がせ釣りで60cm超のヒラメを仕留めた釣り師がいたが、
他はボウズが多かったらしい。
今回はちゃんと真鯛。
イカが加わるも、いつものカイワリがないのがちとさみしい。
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