フォト
無料ブログはココログ

2025年5月18日 (日)

BBQ付きお泊り釣行


5月16日は伊東(井上丸)に釣行。

この日は、以前からの東伊豆や大津を中心とした手漕ぎボート釣り仲間に新しいメンバーも加わってお泊り釣行。

日取りが決まってからは、当りもしない10日間や14日間天気予報に日々翻弄されながらやっと今日の日を迎えた。
幸運にもまたとない好天に恵まれ、それぞれが好きなところで釣った後に、釣果を持ち寄って城ケ崎のオレンジ村でBBQ酒宴を催すことになっている。

3組に分かれ、伊東組は幹事のサビキさん、芋さん(奥様は昼間は伊東見物)、Haご夫妻と五目漁師。
腰痛さんは、なんと大津でアジを確保した後に遠路駆けつけられる。
そしてFさんと熊さんは、BBQの食材として皆から一番の期待を背負って小田原港からムギイカ乗り合い船で釣行される。

五目漁師は真鯛1本に絞って伊東の海底砂漠をタイラバとジギングでさまようことにしている。

1daxp258942s

颯爽とカイワリポイントに向かう芋さん

岸払いして、無風でフラットな海面を気持ちよく港前の根回りに向かう。
前回に比べると、いよいよ海中は賑やかなっている。

目指すポイントへの通りすがりに賑々しい魚探のフィッシュマークを見ると、ついついタイラバを落としたくなってしまい、あわててリーダーにタイラバを結んで落とす。
すると、ポチャン! 

確かに今ポチャンと聞こえたよな? 
あれっ! リーダが突っ張らずに弛んだままだ。
得意のユニノット3回巻きでタイラバをしっかりと結びつけたはずなのに、ポチャンとは一体??

お気に入りの九州ナツメヘッド75g、レッド-ゴールド、3本針の橙ラバー部は今日の主役にしようと考えていたのに、いきなりさようならしてしまった。
2cas253671a
ポチャンのタイラバと同種のタイラバ

どうしたこった。
できることならノーノ―と首を180度左右に振りたいくらいだ。
これぞ、正に1投目マジック。
あるいは、いよいよ来たかな?

訳がわからにままに、気持ちを取り直して代わりのタイラバを恐々と入れ直す。
すると直ぐに掛かってきたのはイトヨリ。
3daxp258944a

今日は君じゃないよ。
当初、期待した根回りポイントでは何度か流し筋を変えながら探ってみたがアタリナッシング。

次のポイントに移動する途中、先の釣りでシロアマダイの家族を揃えたポイントに寄り道してタイラバの底トントンをやってみる。
すると、いきなり白マダイ。
4daxp258946s

ホホー、効くな底トントン。
また家族分をと期待したがそう簡単にうまくは行かないし、今回の狙いはあくまで真鯛なのでマリンタウン沖に急ぐ。

無風の中でも潮流のお陰だろうか、ボートはわずかに南側に流れてくれるので、ここでは潮上方向に漕ぎ上りながらジグザグに流すことにする。
海底砂漠をゆっくりと単体でハンティングしている大マダイの鼻先にタイラバを突き付ける作戦だ。

コツン、またコツンとアタリは結構あるもののラバー部を咥えてくれるほどの深追いはない。
10時、11時、そして12時と時が過ぎていく中で、珍しくも早朝からずっと続く無風対策として落とし漕ぎ(タイラバを落としながらボートを漕ぐ)を多用しているためにボートは漕ぎっぱなしで、さすがに腰がだるくなってくる。

そろそろ限界かなとは思いつつも真鯛欲しさにさまよい続けていると、1時過ぎになってようやく北東からの微風が吹き始める。
チャンスだ。
待ってましたとばかりに今度は普通に風上に向かって漕いで、落として、流してを始めると直ぐにいい感じのアタリ。
大して大きくはないが首を振られるとドキドキする。
あがってきたのはもう少し大きいと期待していたが、小型の真鯛(約30cm)。
5daxp258958s

そろそろ時間が迫ってきたところで気づくと、ボートは潮目の中に入っている。
しかも時々ザーッとイワシの群れがやって来る。
6daxp258959s

しかも、しかも、直ぐ近くは朝の根回りポイントだ。
好機到来。
最後は潮目の周囲に拘ってみたが、イワシの擦れ掛かりのみでここで時間切れ。

これではBBQのお飾りとして格好はつかないが、あとはやはり真鯛狙いで頑張っておられるサビキさんの釣果に期待しよう。

で、本日の五目漁師の寂しい釣果はこれ。
71s_20250518125001
(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)

1日ロングハリス仕掛け竿の2本出しで頑張られたサビキさんは、なんとイトヨリの大漁に小型ながらきっちりと真鯛とハナダイ。
82s
(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)

芋さんはなんといっても脂のりのりのソウダが光る。
93s
(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)

そして、Haご夫妻の釣果。
104s
(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)

遠くから電車で駆けつけられるので、残念ながら朝は時合い終了後の遅い釣りスタートになるお2人の釣果。
聞くところによると奥様はビール片手の居眠り釣りがお得意とのこと。

大津の乗り合いだった腰痛さんは、自らの貧果を補うために途中のスーパーでアジとヒラマサを釣って来られた。
この大人釣りには五目漁師も見習わねば。

さて、皆が首を長くしてお待ちかねのムギイカ組の釣果は如何に! 
前日に期待した300杯には届かなかったものの、2人合わせて約80パイはBBQの食材としては十分過ぎる。

皆さん不調だったとはいえ、全員の釣果を合わせると立派なご馳走になりそうだ。

さて、ここからはBBQ宴会のお話。
各自釣ってきた獲物は自分で捌いて料理しながら、テーブルに準備されたガラス板(大皿の代わり)の上に並べていく。
11img_20250516_200934s

鯛3尾とカイワリは合わせて姿造り、アジとイトヨリの姿造り、ムギイカの糸造りに塩辛、ソウダカツオのタタキ、ヒラマサの刺身、アジのムニエル、それにお手製のいぶりがっこポテトサラダなどが所せましと並ぶ。
11aimg_20250516_191833s

加えて庭のBBQスペースで焼き上がったムギイカの塩焼きやバター焼きも随時持ち込まれて大宴会が始まる。
12a1747534929431-002s
いつも集合写真はお顔を隠すのに苦労するが、今回は若い頃の顔に挿げ替えてごまかすことにした。
一番右が若かりし頃の五目漁師。                    (FさんがChatGPTにて作成)

深夜まで釣り談義、というよりも普段なかなかできないよもやま話で盛り上がる。

これだけ飲んで話しても釣り師の朝は早い。
13img_20250517_082816s

朝食は、焼きそば、フルーツに、なんといっても目玉は昨夕捌いた後に残った魚のアラを使ったアラ汁。

今回は主婦歴の長が~い(失礼)奥様お2人の大活躍で、朝食の準備からこまごまとしたキッチン周りの用事をこなしていただいた。
おかげで余裕の楽しさ倍増、ありがとうございました。

オレンジ村はシーズン中ならミカンは敷地内の木からもぎ取って食い放題らしい。
今回は既にシーズン終了で残念だったが、代わりに周囲からやって来た柑橘類を土産に買って解散。
この日雨でなかったら連荘で釣りを予定されていたメンバーもおられたとか。

幹事さん、皆さんお疲れさんでした。ありがとうございました。



よく釣りは1人でやられるんですか?とか1人で行かれるんですか? と聞かれます。
”はい、そうですよ” としか答えようがありませんが、海上でも、ボート屋さんでも、
時には今回のようなこともありますし、実は決して一人ではない賑やかな趣味ですね。
楽しいです。

今回もポチッと、よろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

2025年5月10日 (土)

まるで冬の海からのスタート


5月9日は伊東(井上丸)に釣行。

今年の伊東はカイワリの爆釣こそないが、そこそこの釣果がだらだらと長続きしているようだ。
この時期は数年前ならサバやソウダ、ここ2、3年はフグの猛攻で釣りにならなかったはずだ。

一方、五目漁師も今シーズンに入ってから何度かカイワリ狙いをやってはいるが、かってのようにはいかず不完全燃焼が続いている。

今日は、たまたまではあるがカイワリ釣りの名手というか、繊細にして豪快という言葉がぴったりの釣り師、埼玉から遠い道のりをやって来られるOmさんと2人で浮かぶことになった。

井上丸には5時20分に着いたので1番乗りかと思っていたが、Omさんはその時には既に海上に浮かんでおられたようだ。

カイワリポイントでご挨拶し少し離れて釣り始める。
海上は我々2人のボートと他店からの3艇のボート。
五目漁師にとっては久しぶりの平日釣行、日和は良くても平日だとこんなものかと、あらためて賑やかな週末との差を感じる。
1daxp258932s
沖上がりの直前に南東風が吹いたが、1日さざ波も立たないほどのまったりムードが続いた。

先に準備した竿を置き竿にして魚探をセットすると、画面には静まり返った海底しか見えない。
魚が全くいませんよ~とOmさんに声を掛けながらせっせとコマセを撒くが、自分が撒き散らしたコマセ以外には何も見えてこない。
2、3分もしコマセもなくなってしまうと、ビシの1点が水平に尾を引くだけになってしまう。
真冬の海でさえここ迄静かなのはあまり記憶にない。

釣り始めて延々3時間、やっと魚らしきものに餌を取られたのはもう9時前だった。
名手のOmさんでさえこの時点で1匹とのこと。
かって獰猛なサバフグの大群を物ともせず、ビシを4つも切り落とされながらも大量のカイワリを持って凱旋された豪快な釣り師も、さすがに居ないカイワリには歯が立たないようだ。

辛抱の足りない五目漁師は、ここで諦めて少し沖側にアンカーを打ちなおすことにする。
沖側といっても水深が40mから42、3m(距離にして100m)ほどに変わる程度なのでカイワリ狙いを諦めたわけではない。
ただ、経験上このちょっとの差でカイワリは多少外しても他の魚、アマダイやハタとの出会いが増えるような気がしている。

魚探を覗きながら本当なのか念力のせいなのかわからない程度の海底の差を見つけて、慎重にアンカーを入れる。

コマセを撒くと確かに、先の場所に比べると時々魚影らしきものが見える。
何の音沙汰もないままにコマセを入れるために仕掛けを上げてみると針がないが、これも魚がいる証として今は嬉しいくらいだ。

エダスを切ったフグに気を良くして、魚がいるならもうここで頑張ろうと決めてせっせとコマセを撒いていると、とうとうアタリ。
しかもずっしりと重量感がある。
これはハタだな。
とうとうやったぞ、これで一安心、慎重に慎重に上げてくる。

おやっ? もう直ぐというところで、道糸が斜める。
覗き込むとサバが2匹ヒラヒラと。
この野郎! 実は今日は結構な濁り潮のためにこの時には見えていなかったが3本針ウイリー仕掛けの一番下の餌針にもサバが付いていた。
3匹がそれぞれに暴れるためにあの品のない動きが平均化され、ハタ化してしまったのが騙された要因だった。
2daxp258936s

サバタン用に捌いて持ち帰ることにする。

落胆の後、しばらくしてやっとカイワリ、
3daxp258938s

またしばらくしてもう1匹カイワリ、
4daxp258940s

続いて(これも多分)カイワリを途中バラシ。

プチ時合いかな? 
ここでOmさんに電話を入れようとしたが、これくらいで呼び出すのもな、と止める。

岸上がり後聞いた話では、Omさんも丁度このころにカイワリの時合いで五目漁師に電話を下さったらしいが、出なかったよ! とのこと。

この後は、狙った通りカイワリに混じってシロアマダイやレンコダイがポツリポツリと釣れてくれる。

で、今日の釣果はこれ。
5cas253633s

Omさんは、五目漁師が場所替えに向かう時には、やっと2匹です、今日は駄目ですねとおっしゃっていたのに上がってみるとこれ。5a_20250510221701

さすがに名手だけあって、時合いを見逃がさずこの釣果。

べた底の反応が良かったがバラシが多く、あえて4mに棚(仕掛けの先針)を上げて釣ったとのこと。
一方の五目漁師は数は少なかったが基本ベタ底でバラシは1度のみ。
コマセの出し方や、底潮の状況などで食いっ気も随分と変わってしまうようだ。

釣った日は、小型の鯛が釣れた時には我が家の定番のパエリア。
6cas253638s

サフランの爽やかな香りが飽きさせない。

小鯛が釣れる度に、もう10回以上も作っているのに未だにレシピを引っ張り出してきて、野菜や調味料などの分量を一字一句確かめないと作れない料理音痴の五目漁師には、自分ながらあきれ果てている。

次の日に、カイワリとシロアマダイ、ソウダの5点盛り。
7cas253647s

レンコダイの木の芽味噌(自家製)焼き。
8cas253657s



5点盛りの中で今回一番美味いと思ったのはマルソウダでした。皮を剥ぐために包丁を入れるとベットリではなくサラサラの脂が包丁を伝って流れ出るほどでした。身の色も赤ではなくピンクでした。
井上丸のお兄さんにはこれは顔つきはマルでもヒラですよと言われましたが、どう見てもマルですよね。

今回もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2025年5月 6日 (火)

孫との釣り始め

5月5日は伊東(井上丸)に釣行。

今回は以前から約束というか、五目漁師の方から誘っていた孫(中2女子)との釣りがやっとできた。

五目漁師が釣って帰った魚を見たり食べたり、部屋に置いているリールを回してみたりしながら興味を持ったのか、小3の頃には釣りの話を聞きながらこんな絵も速攻で描いてくれた。
Dscf8929s
リーゼントの髪型は五目漁師の強い要望でツルツルの上に描き足してくれた

始めは網代で筏釣りを予定していたが、あまり釣れてなさそうだし臭っさい餌釣りよりも簡単で、しかも初心者にでも大物が期待できるタイラバが良いのではと思いつく。
時すでに遅し、連休が始まるこんな時期に一艇しかないエンジン艇が空いているわけがないわなと思いつつ、ダメもとで井上丸に電話を入れる。

まさか空いてないですよね。
そうですね空いてないですね、1,2,3,4あれっ? 1,2,3,4あれっ5日は空いてますよ。
やったね。

それから1週間、思いを巡らせながらコースどり、2人分のタイラバや竿、リールをあれやこれやと準備する。
いつも釣行を決めるのは天気予報が固まってくる2日前、時には前日になるまで待つこともあるが、今回は、そこは目をつむって決めただけに天気だけが心配になる。

ただ、家族の中では彼女が絡む行事は予報が雨であろうが前日が大雨であろうが当日は晴れになる。
周りが雨でも嵐でも彼女が行く先々だけは晴れ間が現れる。
そんな晴れ女子で通っているだけあって、今回も予報は次第に良くなり絶好調。

普段は、うだうだと寝起きの悪い彼女が当日の朝は3時半起床で五目漁師よりも早く準備を済ませ、さあ出発!
1番乗りで現地に到着して、井上丸のお兄さんが手漕ぎボートの準備で忙しくなる前にエンジン艇のもやいを解いて岸払いする。
11_20250506153501

今日は小潮、天気予報に関わらず北東の風が入るとうねりを連れてくる伊東や宇佐美。
まだ静かな朝凪の間に予定している範囲で1番遠いマリンタウンの先に向かう。

Img_20250506_151111s
(現地では撮らなかったので事後撮影)

五目漁師がいつも使っているタイラバ竿としては硬めの竿(XHB仕様)に彼女にはおあつらえ向きのビンビンスイッチ風(75g)を着けて落とす。

もちろん竿を握るのは初めてなので、先ずは、着底感を説明するために浅めの40mから始めるが、流れも風もないためか簡単に要領は掴めたようだ。

その後、次第に沖に向かい70mまで行ったが、肝心の魚信は皆無。
アタリの経験がない彼女にはその瞬間はククッとかグッグッとかビンビン風のガツンとかおざなりの言葉でしか表現できないので、先ずはその感動は自分で味わって欲しいと思いながら次々と流しを変えていくが五目漁師にさえも一向にアタリはない。

前日にはせいぜい1日に2、3回のアタリを求めて釣る釣りなので、とは説明はしてきたものの、何とか釣らせてやりたい。
しかし結局、五目漁師にコツンのアタリが1度あっただけ、彼女にはナッシングのままで11時過ぎに一度上陸し井上丸の直ぐ隣にあるステーキガストで昼食タイム。
3img_20250505_105736s
ガストの店内からは伊東の海が一望できる。

昼からは作戦を変更して小型でもよい、タイラバの外道No1を競うイトヨリかホウボウ、上手くいけばアマダイ狙いで40m前後の浅場を攻めることにする。

しかし、そこで五目漁師にやっと掛かってくれたのは、例のにっくきカナフグ野郎。
4dscf8911s

いつもなら腹立たしさにそれ相応にいじめてから放流するが、プライヤーで白いお腹を少し突いただけで興味津々見ていた彼女が可哀そうとか、無茶をするとかと言うのでいじめ損ない、隅に放っておくことにする。
すると、フグって陸上でも息ができるの?口パクパクして苦しそうとか気になって仕方がないらしい。
仕方がないので最後に少しだけ頭を叩いて五体満足なまま元気よく帰って頂くことにした。
2_20250506153601
よかったな、2度と来るな!

その後しばらくして、とうとう彼女に大型の魚が掛ったようだ。
1kg前後に設定しているドラグが逆回転して巻けないと言いながら、かなり速いスピードで巻き取ろうとしているのでタモを準備しながらゆっくりでいいよとアドバイス(のつもり)。

しかし、これがいけなかったようだ。
一瞬巻きを緩めた時にあれっ? 軽くなってしまった。
アレホレアレレ・・・(いらんことを言うんじゃなかった。)

先に、カナフグを逃がしてあげたお礼のしるしだったのに、いじめた五目漁師が口出しした途端にバラシか。
うーん、あとあと少し考えてしまう。
正に日に1度か2度のアタリだったのに、釣らせてやりたかった。

この後、再び彼女にアタリ。
今度は黙って玉網を握って横で構える。
上がってきたのは残念ながら小型のトラフグだったが大喜びの彼女。
Dscf8912s

Dscf8918s

フグなれど、いよいよ時合い到来かと期待したが、この後は双方ともにアタリは無く残念ながら完ボに終わってしまった。

2時になったので片付けを始めようとすると、彼女から2時半までやれるんじゃないのと、いつも最後の最後まで粘る五目漁師に逆提案。Dscf8922s

五目漁師が片づける傍らで巻き巻きを続ける彼女にこれならまた誘えるな、と次の釣りに期待する。
部活などで忙しい中、次に連休があるとすると10月らしい。


今回は完ボ。
料理写真がないので先に伊東で釣ったシロアマダイの料理写真。

シロアマダイのワイン煮
Cas253588s

シロアマダイの茶碗蒸し
Cas253592s

 

本日、釣っていると保安庁のボートが近づいてきました。
免許証を携帯しているかどうかの確認かと思ったら、玉網に入れて差し出してくれたのは海の安全などのパンフを入れたエコバックでした。
五目漁師にとっては珍しくもありませんでしたが、彼女にとっては玉網に物を入れて差し出す風景が異様だったようです。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2025年4月27日 (日)

久々の沖流しオンリー

 

4月26日は伊東(井上丸)に釣行。
1daxp258882s

カイワリ釣りも楽しいが今回はタイラバとジギングで真鯛、ハタ、アマダイ、それにオニカサゴなどを狙ってみる。

ここ3回は天気の関係もあり、365日連休の五目漁師としては珍しく週末の釣りが続いている。
それもあって、今回もカイワリ名人のお一人、Kさんと共に岸払いする。
天気さえ良ければ毎週末釣行のKさんにとっては偶然でもなんでもないが、楽しい一日になりそうだ。

五目漁師は先ずは、港の出入口に近い根回りから始めて、風や潮流の様子を見ながら流しのルートを決めていくことにする。

前々回だったか、もう一つ前だったか忘れてしまったが、虎の子のTGベイト80gをその1投目で根に掛けてしまった後悔から、メタルジグのリアーのトリプルフックは止めることにした。
更に、その上でヤバい根回りでは比較的根掛かりしにくいタイラバを優先することにしている。

早朝は南東風が強くボートの流れが速すぎるのではないかと心配したが(多分)風向と潮流が逆になっているお陰で丁度良い加減に北西方向に流れてくれる。

根回りからは少々外れたところだったが、しばらくするとビンビン風タイラバ特有のガツン!のアタリ。
何というか、ゴッツンゴッツンの硬く重たい引きに何だろう? 
朝一からやったね、と気持ちは昂る。

しかし、さ~あ勝負♪、とカメヤのテーマソングを口ずさむ余裕は元々なかったが、うまく底からはがしたと思った直後にあっけなくバラシ。
こんな時にガッツりとトリプルフックだったらなと悔しさが残る。

そんな中、ふと見ると井上丸の遊漁船が目の前に浮かんでいるではないか。
井上丸は確か仕立て専用だったと思うが、何れにしても手漕ぎボートの出し入れをしながら、一方で船長務めは時間の調整なども含めて大変そうだ。
ここでは釣れなかったのか早々に手石島方向に向かう井上丸に、お兄さん頑張って!

さて、ボートの流され方が分かったところで、東側に漕ぎ上りつつジグザグにマリンタウン側に流して行くことにする。
2daxp258886s

途中待望のアオハタを掛けたが、情けないというか、今や当たり前というか、どのあたりでどんなふうに掛けたのか今では全く思い出せない。
そろそろ、きているのかもしれない。

途中、カイワリポイントに寄ってKさんの様子を伺うと、既に(カイワリは)10匹はいきましたよとのお返事。
仕掛けも竿も餌もありますのでやってみませんか? とお誘いをいただく。
そんなに釣れるんだったら、と一瞬怯みかけたが、いやいや今日は1日流す覚悟ですからとお断りする。

さて、本日の一番の期待のポイントは、以前たまたまオニカサゴを連続で掛けたポイントと、同じ日にその少し北側で何を狙っているのかはわからなかったがエンジン艇の釣り師が餌釣りでずっと粘っていたポイント。
両方とも魚探にマーキングしているので今回は楽しみにしている。

その時はアマダイ狙いでタイラバのずる引き+跳ね上げ(五目漁師流に名付けてタイラバ跳ね上げ釣法という海底砂漠の伊東ならではの釣法)をやってみたところ運よくオニカサゴが掛かってくれたので、今回もやってみたがそううまくは行かなかった。

続いて、直ぐ近くのエンジン艇居座りポイントに向かうと、なんと驚いたことに突然魚探の画面がベイト+お魚マークで賑やかになる。
これが居座りポイントの実力なのか、たまたまなのかは分からないが、この後、付近では結構一帯に同様のベイト反応があったのでどうやらこの場所特有のものではなさそうだ。

今日一の反応を見て慌てた五目漁師は、ここで本日初めてジグを入れてスローなワンピッチジャークで反応の中を通すがアタリはない。
直ぐに諦めて再びタイラバの巻き巻きに替えると、今度はガツン! 来たぞ!
穂先をガタガタと叩くアタリから時々グイングインの引きに変わる。
しかも重い、これは大物に違いない、バラすなよ!バレるなよ! 慎重に慎重に時間をかけて上がってきたのは、そこそこのサイズのアオハタだったが期待していたほどではない。
3daxp258889s

見ると自作の3本針フックの3本ともがお腹に擦れ掛かっており、これが重さの要因だったようだ。
シラス(?)の中で夢中に捕食中だったハタが不注意にも1本のフックに触れてしまったのをきっかけに3本のフックが絡めとったのだろう。
よく見ると、フックを結んでいるハリス(シーハンター8号)には傷があり、中心素材がむき出しになっている。
ベイトの群れにはハタやフグを含め色んな魚が集まってきているようだ。
いよいよ海中にも春の訪れをイメージする。

この後は、あちこちで盛んなベイトの群れを追ってはタイラバを巻き巻きする。
まだ昼前なのでもう1、2匹は欲しかったが、伊東独特の昼過ぎからの南東風が次第に強まってくる。
この風は戻るのが辛い風。
できるだけ戻る場所に近いところでやろうと朝の根回りポイントに向かったが、案の定、途中で漕ぎ疲れてしまい、面倒になったのでそのまま早めのお沖上がりとなった。

で今日の釣果はこれ。
4daxp258903

お目当ての一つだったハタが釣れたので良しとしよう。

で、びっくりはKさんの釣果、
5daxp258901

良型カイワリ(20匹)の他に鯛やイトヨリも含めてクーラーボックスにもう入りきれないほど。
これでもカイワリは掛けるのは難しくほとんどがウイリーに、しかも特定の一色にのみに来てシャクリにもテクニックを要したとの。


ハタは1匹をカルパッチョ、
6cas253611s

いつもどう料理するか悩んでしまうイトヨリは野菜あんかけに。
7cas253616s 



手を海水に入れてみただけですが、海水温が急に上がった気がします。

この春一番のベイト反応でしたが、カイワリの海ですからシラスですかね。
この日私がお会いしたサバフグは小さいのが1匹だけでした。

本日もポチッと、よろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2025年4月20日 (日)

幻のアカアマダイはどこに?

 

4月19日は伊東(井上丸)に釣行。

前回で一旦カイワリ釣りは終わりにして、今回はタイラバとジギングで沖を流してマダイやハタなどを狙おうと道具の準備を進めていた。
しかし、何か踏ん切りがつかない。
前回はカイワリを釣るには釣ったが、中途半端だったなぁ・・・。

で、前日になって、やっぱりカイワリも少しやってみようと急遽作戦変更。
2キロ(いつもの半分)だけアミコマセを準備し、それがなくなる10時頃までだけカイワリをやることにした。

井上丸に到着するとKさんが、そして月1と言ってらっしゃったサビキさんまでもがいらっしゃるではないか。
どうやら両名とも五目漁師と同様に、前回の釣りが何となく中途半端な気持ちは共通していたようだ。

ただ今回は3人だけではない。
カイワリ釣りの見た目好調に好天気も相まって店先は満員御礼で賑わっている。
聞くところによるとボートが予約で出きってしまい、お断りしたお客さんもあるとか。

店主のお兄さんが孤軍奮闘忙しい中、五目漁師もあわただしく岸払いする。
(おかげで車の中に五目漁師にとっては必須の帽子と朝食のパンを忘れてしまい、一日の大きなハンディとなってしまった)
大方のボートは、次々ともちろんカイワリポイントに向かう。

その海上、いや会場は他店からのボートも含めて最近の伊東では珍しいほどの混雑ぶりだ。
1daxp258868s

さて、本日の1投目。
海水が濁っていた前回と違って、仕掛けを入れるとコマセの尾を引きながらズドーンと深みに落ちていくビシの姿が14、5mは見えているだろうか、前回と違って冷たそうな澄み潮が心配になる。

果たしてこれが丁と出るか半と出るか?カイワリが出るかフグが出るか?

オヤっどちらも出ない。
いつもの通り、カイワリは海底には居るには違いない。
ただ、この潮の状況が余程お気に召さないのか、たまに2本針吹き流し仕掛けの先針の餌だけがなくなるが、まだ一度もそれらしきアタリはない。
フグさえも食ってくれない。

回りも同じような状況なのだろう、最初は風も波もない平和そのものの雰囲気に好感を持っていたはずなのに、期待したカイワリからの反応のなさに嫌気がさしてくると、張り詰めていた会場の空気は次第にだらけてくる。
今は静寂の中で惰性でしゃくるボートあり、寝入るボート有り、ただ怠惰なムードが漂う。

実は、普段は大物狙いを主体にルアーで沖を流しているカヤック仲間が、今日は珍しくこのコマセ釣りに参戦している。
2daxp258869s

折角なので、何とか釣れて欲しいと思いながらも準備したアミコマセの残りが少なくなってきたところで、気晴らしに沖側に場所移動する。

水深42、3mで何となく海底がざわつくところを見つけ先程までと同じ仕掛けを落としてみると、なんと1投目に本日初のアタリにびっくりする。

結構引きは強いが、途中でゴンゴンと来る様子からカイワリではなさそうだがフグでもなさそうだ。
上がってきたのは今や伊東の常連となったシロアマダイ。
3daxp258872s

正に1投目マジック、嬉しいが一方でがっかりもする。
カイワリならこんなところに居たのか、よしっ!となるが、ところが変わったので魚が変わっても当たり前と思いながら2投目。
着底後2、3度シャクリ上げるとまたアタリ。
今度も小さいがシロアマダイ。
5daxp258875s

アマダイは海底に穴を掘ってコロニーを形成するとは聞いているがこのことかな。

3投目、えっ?!
また直ぐにやはり小型のシロアマダイが続く。
5daxp258875s

そして、4投目、今度は今までで1番強い引きだがやはりシロアマダイに違いないと確信した通りだった。
6daxp258874s

さすがにコロニー。
申し訳ないがお母さん、お子さん、そしてそのお子さんのお姉さんかお兄さん、最後にお父さん、と1家族分を釣らせていただいたところで元の静かな海に戻ってしまった。

釣れない中での情報として連絡を入れたので、Kさんやカヤック仲間もやって来られたがもうこれっきりだった。
アンカーを入れているだけに、これは仕掛けが正に穴に嵌った時のアマダイ釣りの醍醐味なのかもしれない。

さて、いよいよコマセも底をついてしまったので以降はタイラバに切り替える。
ところが残念なことに、お目当てにしていた海上は“本日ヨットレースが実施されているので手漕ぎボートの航行には注意して下さい”と海上保安庁のお触れ船が回ってくる。
主催者からのお願ではなく海上保安庁の船だったことに少々違和感があったが、仕方がない。
五目漁師も昔とった杵柄、レース用に打たれたブイの位置からコースどりは分かっているので、恨めし気にその辺りまで近づいては反対方向に流して行く。

五目漁師は単体の大真鯛や大ハタを狙う時には、ベイト反応や根回りはあまり気にせずに少しずつ移動しながら、くじ引きのアタリを期待するがごとくルアーを落としていくが、今日はハズレばかりでアタリがない。
唯一あったのは、気にしないといいながらも、期待していた根際に落として掛かってきたウッカリンのみ。
7daxp258877s

結局、1日渋い日に終わってしまった。
たまたま落とした仕掛けがアマダイの穴に命中していなければ、ボになるところだった。

で、今日の釣果はこれ。
8cas253561s

アマダイは1尾を昆布締めに。
9cas253569s

ウッカリンの甘酢あんかけ。
10cas253581s

 


アカアマダイはどこに行ってしまったのでしょうかね。

世の中には幻と言われる魚が結構あります。
シロアマダイの他にアラやイシダイもそうですね。
伊東では特に今年に入ってからはアカアマダイは殆ど見なくなりました。
今は、アマダイと言えばシロアマダイです。
元々、アカアマダイの方が愛らしい顔をしていますので、会いたいですよね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

2025年4月13日 (日)

助けられてなんとかカイワリ


4月12日は伊東(井上丸)に釣行。

伊東ではカイワリが日によって、あるいは釣り方によって釣れたり、釣れなかったり相変わらず気まぐれ振りを発揮している。
今回はきっぱりとそのカイワリに勝負を挑む。

昨日の段階では天気予報が怪しかったこともあり、今日海上に浮かんでいるのは何れもダメもとでやって来た奇しくも仲間内の3名。1daxp258861s

カイワリ釣りにおいてはその引き出しの多さにいつも感心させられる名人のKさん、カイワリが押し寄せてこようが、フグが襲撃して来ようが常にロングハリスの真鯛狙いは手放さないサビキさん、そして最近ではアンカーを入れてコマセで魚を集める釣りよりもボートを流して魚を探す釣りの方が好きな五目漁師。

例によって北東風が入ると風の強さ以上にウネリが押し寄せてくる。
おもしろいことに、そのうねりによるボートの上下動のために3名が3名とも走錨しているが、同じ方向に同じように流されるためにお互いの位置関係をほぼ保ったままで、次第に岸に向かってカイワリポイントから外れていく。
すると3名が3名ともアンカーを上げて再び風上側に向かって漕ぎアンカーを打ち直す。

こんなことを2、3回ずつやったであろうか、9時を過ぎる頃には漸く海面が落ち着いてくる。
この間、流されるにまかせて手をこまねいていたわけではなく、五目漁師は開始直後にシロアマダイ、
2daxp258863s

そしてカイワリが2匹。
3daxp258865s

潮の濁りもあって、自分では今日は結構調子が良い方だと感じていた。
ところが、驚いたことにアンカーの打ち直しに戻るすれ違いざまに聞くと、Kさんは既にカイワリが5匹らしい。

五目漁師はこの2匹で止まってしまったが、遠目に見ているとKさんはその後も何やら頻繁に釣り上げていらっしゃる。

五目漁師があがく姿から察知されたのか、やがてKさんから様子伺いの電話がかかってくる。
どうですか?
いや、走錨で大変だったのでポイントも外れていますし釣れてませんと言い訳。
すると、底にコマセの煙幕を張るよう底トントン風にコマセを出して、底ベタで待つとよく釣れますよ、とのこと。
実はこの時は説明を聞いても確固たるイメージがわかなく、こうかな? と少しやってみたが効果はなかった。

うねりも収まったので、誰ともなく互いに近くに場所移動して3名がお互いの様子が確認できる程度の距離で釣っていると、相変わらずKさんは絶好調。
Kさんの直ぐ隣のサビキさんはマダイ狙いで忙しそうに2本の竿を操りながらKさんの釣りっぷりにはやや呆れ顔でたまにカイワリ。
少し離れた五目漁師は何で何で? Kさんに見よう見まねで竿とリールを動かすもカイワリどころか餌もなくならない。

確かにどちらかと言えばKさんが潮下(風下?)、サビキさんが真ん中、五目漁師が一番上なので自分は餌巻きか? とあらぬことまで考えてしまう始末。

キターっ、でかいのが掛かったと思ったのに上がってきたのは、例のカナフグ。
そして、キターっ。
そこそこでかそうだ。
しかし、途中からそこそこでかいどころか超大物に変わり、とうとう巻けなくなってしまった。

1s_20250429200301
これはででかい。 暑いのでシャツ1枚になって大物と奮闘する五目漁師


両名が応援してくれるがこれ以上は巻けない。
気が付かぬ間に風向の変わり目でボートの真下に漂っていたアンカーロープに巻きつけてしまったようだ。
走錨を防ぐために持参したロープを継ぎ足していたのがここでは裏目出てしまった。
やれやれ、歳のせいか最近は注意力が散漫でこの手の失敗がやけに多い。

さて、カイワリ釣りに話を戻すと、Kさんは相変わらず釣り続けていらっしゃる。

五目漁師は、いよいよしわがれ声が届くところまでボートを近づけて、接近戦で再度アドバイスを乞う。
魚探の反応は皆無、餌盗りも皆無なのにどうして? とお聞きすると、今日のカイワリはどうやら底べったりですよ。
こんな時には魚探に反応は出ないのかもしれません。
底付近にコマセを撒いて仕掛けが底を這うようにビシ高を調節して、そこで待てば来ますよ。

うーむ、具体的過ぎる。
わかった。
今度は自分なりにしっかりとイメージができた。

着底後、巻き上げずに底付近にコマセを出し、底潮の流れを想定した上でビシ高を仕掛け長よりも少し低め(ここはあくまでも想像)にとって、あとはシャクリ上げたりせずにその棚で待つ。

なんと、素晴らしいことに、ここから五目漁師にまるでスイッチが入ったかのようにKさんと同様に釣れ始める。
いや最終的にはかなり挽回迄漕ぎつけたようだ。

ある時には魚探にウヨウヨ写るにも関わらず針が付いた餌は見透かして決して食ってくれない、またある時には以外にも5、6mも上層に浮いたり、そして今日は極端なベタ底だっりと、一筋縄ではいかないカイワリ。

Kさんは、べた底にコマセと餌を同調させれば釣れる日って以前にもあったんですよねと涼しそうに仰るが、あらためて名人の経験と技が詰まった引き出しの一部を覗き込んだ気がした。

で、今日の五目漁師の釣果はこれ。
2s2
五目漁師の釣果(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)

3s
Kさんの釣果(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)

4s_20250429200301
サビキさんの釣果(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)

おそらく、いつもの調子で手を替え品を変えながら、上に上にと棚を探る釣り方ををしていたら、今日の五目漁師はボ(おかずにも満たないほどの釣果)に終わっていたのではとKさんに感謝。

刺身8点盛り
Cas253525s
カイワリ、シロアマダイ、イトヨリの刺身8点盛り。

焼きカイワリご飯。
Cas253523s



今日でカイワリとの勝負は決着をつけて次回あたりからは沖流しでそろそろマダイやハタの大物狙いかなと思っていたのですが、本日の釣果は中途半端な感じ。
そうそう宿題のヒラメも残っていますし、中深場は惨敗でしたし、それにシーズンインしたら今年は久しぶりにアオリかエギングもやってみようと思っています。
忙しいですね、どうしますかね。

本日もポチッとよろしくお願いします。


にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2025年4月10日 (木)

そこはどこ?の中深海ジギング

 

本格的な中深海のジギングは実質初めての五目漁師。
以前にも1、2回やったことはあるが数回落としただけでこりゃ駄目だと餌釣りに切替えたり浅場に逃げたり。

 

今回はカヤック仲間のMさんが、つい先日、良型クロムツの入れパク、しかも2回も続けてという話をお聞きし、“柳下にまだいるドジョウ”狙いで颯爽と出掛けた。
いや、颯爽とは言えないかな。
実は冷凍庫内には邪魔もの扱いされながらサバタンやホタルイカがある。
これを持って行きジギングが駄目なら餌釣りかな?いや、それをやるとまた逃げちゃうし・・・物置から竿を選び出す時も、餌釣り用の竿も握るかどうかを悩んだ。
しかしなぁ、これを握った瞬間に重たい電動リールも、更に半端なく重たいバッテリ(鉛,12AH)も、それに専用の竿掛けも握ったに同然だ。
悩みに悩んだ末に準備した竿はこれ。
1cas253483s

結局、餌釣りは捨てたが中深海ジギング1本だけにはできず、浅場(と言っても100m前後)のジギングとタイラバ用(赤い竿で兼用)も準備していざ出発。

沖に向かうと次第に風と波が強まってくる。
そろそろ多少の水しぶきなら気にならない季節にはなってきたが、ゆっくりと時間をかけて教えて頂いた入れパクポイントを目指す。

先ずは以前まぐれで1投目にアカムツが釣れた木の葉型250g、表側グリーン、裏側ゼブラシルバーを投入する。(ルアー写真の①)
2_20250410205901
本日使ったジグとタイラバ

当たり前のように予報は外れて白波とうねりの中、ボートは結構な速さで流されるが、なんとか底はとれる。
しかし釣れそうな感じはせず3回目の投入時にはジグを交換する。
3回目と言っても水深300m、ラインの出400m、しかも手巻きなので1回の試技に20分以上はかかっているだろうか。

この間にみるみる海上の荒れ模様は収まってくる。
チャンス到来と思い、いよいよMさんが使われたと同じジグパラの色違いゼブラゴールド(ルアー写真の①)をいを入れる。
ただ、海上の様子はは収まって来たものの今度は潮流がきつくなり底取りが難しい。
1.2号600m巻きのラインの出が止まったのはヒヤヒヤしながら500m近くも出たころ。
もちろんアタリなどサメでも掛からない限りわからなそうだ。

何となく重たいので巻き始めると潮流に逆らって上げてくるために何か掛かっているに違いないと思うほどに巻き抵抗が半端ではない。
きつい。
何度も竿を持ち替えたり、膝で支えたりしながら上げてくるが次第に軽くなってくるので獲物が付いているはずもない。
この調子では駄目かなと思いながら取りあえずルアーを替えてからの2回目。
今度は更にラインの出が止まらない。

新しくなった魚探にはボートの流れ速度表示があるので見ると1.2~1.6ノット。
ボートの流れ自体は底がとれないほどの速さではないが、海中の中層から底に掛けてはもっと速く流れているようだ。

ラインを出しても切りがなさそうなので底どりの確認ができないままに仕方なく巻き上げにかかる。
今度も何かが掛かっているほどに重たいがもうだまされない。
最後には棒立ちのジグだけが上がてくる。

次は、半分冗談交じりで80号(300g)の六角型錘をヘッドにした自作ビンビン風を入れてみる。(ルアー写真③)
ビンビンモドキは、何よりも従来のタイラバと違って錘に管さえ付いていれば簡単にタイラバに仕立て上げることができるのが一番のメリットだと思っている。

重さ増しと形による抗力減のおかげでなんとかラインは底まで到着したようだ。
しかも、今度こそオヤッっと思うアタリ(らしき)を感じる。
巻抵抗も先の空巻きに比べ何となくより重い気はする。
あと50mを超えたころに初めて生命反応を感じる引き。
うひょー、確かに何かついている。
上がってきたのはカガミダイ。
3daxp258840s

さすがのビンビンモドキに気分を良くしながら直ぐに2回目を投入。
このタイラバでも次第に底どりは怪しくなってきたが、何となく重くなった感じで巻き上げるとこれ。
4daxp258841s  

これじゃ獲物よりも何倍も錘の方が重たいので引きなど楽しめるはわけないが、釣れるとなると嬉しい。
しかし流れが更に速まっているのか、次の投入ではとうとう確固たる底は確認できなくなってしまった。

参った。
9時半の潮止まりを待ったが一向に潮流は収まらない。
Mさんからは前回の入れパクは昼からでしたので頑張っての遠隔応援をいただくも、ここで中深海はまたもや退散。

移動先の浅場(100m前後)での狙いはオニカサゴ、ハタ、それに真鯛。
120gのジグ(ルアー写真④)に続いて94gのブレード&蛍光シール貼りのビンビンモドキ(ルアー写真⑤を入れると底どりと同時にアタリ。
上がってきたのはレンコダイ。
5daxp258845s

普通にやれば釣れる釣りにホットする。

しかし、相変わらずラインの斜め度はきつく、3回程度の巻き巻きで落とし直しが必要になる。

巻き上げの途中から凄い重みだけになってしまったが、今度はでかいハタだろうと慎重に慎重に上げてきたのはこれ。
6daxp258846s_20250410225601

7daxp258857s

こんなにいつまでも膨れているフグは初めてだ。
いつもなら少し懲らしめてから戻すが、頑張って膨れている様子が可愛らしいのでそのまま開放すると、海面でもへこむことはなくプカプカと浮かび去った。

その後はホウボウが1匹。
8daxp258859s

やがて、こちらでも風が強まり水深60m、120gのヘッドでも底取りがきつくなったところで沖上がり。

終始、潮流に苦しめられた1日だった。

で、今日の貧果はこれ。
Cas253486s

釣った日は、またまた小鯛が釣れた時の我が家の定番、パエリア。
Cas253491s

次の日に、ホウボウの押し寿司と同昆布締めの握りとアヤメカサゴの握り。
Cimg3508s

カガミダイはムニエルに。
Cimg3516s

 


餌釣りなら150号(560g)の錘を使うこともありますが、ジギングは300gくらいが限界ですね。

ラインは1.2号を使っていますが、これでも潮に押されて深くなるに伴ってどんどんジグの落下スピードが落ちていくことで底どりが難しくなってしまいます。
この日は、途中で落下が止まってしまうほどの時もありました。
ラインが潮に巻き上げられることで落下が止まるんでしょうかね。
中深海ジギング、技術的にも体力的にも難しいです。
今回タイラバも有効であることがわかりましたので、体力的にはタイラバが良さげです。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2025年4月 5日 (土)

釣りの合間に

 

その1:タイヤ交換
気分的には、まだまだ新車だと思っていたが今の車(マツダCX5)に乗り換えてからもうすぐ10年になる。
走行距離カウンターが、丁度10万kmを指した時点で記念写真を撮ろうと楽しみにしていたが、気付けば先日の伊東からの帰り道で達してしまっていて写真は取り損ねてしまった。
1_20250405195401
既に走行距離は100112km

今日はその愛車のスタッドレスタイヤをノーマルタイヤに履き替えた。
2cas253467s

3cas253472s

4cas253476s

これまでは近くの車用品ショップに持ち込んで交換していたが、今回は老骨に鞭打って自分でやった。

お米を始めとして何でもかんでも値上げが続く中で、タイヤ交換料金も類に漏れず・・・で済めばよいが、そんなどころではない。
2年前に1台当り(決して1タイヤ当りではない)が2000円チョイだった料金が、今やショップによって多少のばらつきはあるがなんと4、5倍にも跳ね上がっている。
なんだか知らないが調子こいて滅茶苦茶だとしか言いようがない。
履き替えは年2回やるので正に往復ビンタ、これじゃたまったもんではないと自分の身を削ることにした。

そう言えば、昔は冷却水の交換やつけ足しはもとよりオイル交換もパンクの際のタイヤ交換も皆さん普通に自分でやっていた。
いつの間にか多くの方がそんな面倒なことはディーラーやショップにお任せで自分ではやらなくなった。

どちらが先なのか知らないが、そもそも今時の車は応急のパンク修理機材だけで交換用のタイヤは積んでもいない。

料金跳ね上げの理由が、今の値上げブームに乗っかってこの際とれるものはとってやろうというはしたない魂胆だけにしてはそのケタが尋常ではない。
人出不足で対応できないから一々タイヤ交換くらいで店に持ち込んで来るな、ここ迄値上げしておけばもう来ないだろうという魂胆だろうか。
と、皮肉の一言も言いたくなってくる。

幸いにして、五目漁師の車にはジャッキアップなど最低限の工具は積載されていたのでトルクレンチだけアマゾンで買って、お望みの通り自分でやってみたところ、思っていた以上に簡単に作業は終わった。
さすがに片上げにしても1.6トンもある車体を持ち上げるのは簡易ジャッキアップ工具ではきつかったので、次回からガレージジャッキくらいは揃えてもよいかなと考えている。

近々の衰えが脳が先か骨が先かわからないが、何れにしても、お望みの通りもうショップには行かないだろう。

余りにもの値上げに悪態をついたところで話題を変えよう。

その2:イチゴ狩り
さて、一昨日は千葉まで遠征してイチゴ狩りに行ってきた。
もっと近くではあったが、コロナ禍の前には毎年のように行っていたが、今回はトマトやイチゴや真鯛(これは嘘)など赤いものが大好きな娘の次女(孫)がじいさんとばあさんを招待してくれた。

園内がとにかく広い。
5img_20250403_110320s

地べたではなく、2、3段の棚に栽培されているので一々膝を折ったり、腰を曲げたりしなくてもよいので年寄りにも優しい。
7a1743829134283-002s

列毎に5種類のイチゴが並んでいて食べ比べができるのも楽しい。
6a1743828795269-002s

一番嬉しかったのは、案内のおばさんの“一応制限時間は40分となっていますが、見回りに来たりはしませんので、途中でトイレに行きたくなった時にはすぐ隣にあるトイレに一旦出られても結構ですし、どうぞごゆっくり”と聞いた時だった。
自然に口元がにやけてしまいファイトが沸々と湧いてくる。

美味い、とにかく美味い。
この時期になると普通はハウス内はムンムンに蒸れて息苦しいが、広いし丁度小雨模様で寒くもなく暑くもなく快適な中でどんどんと狩りが進む。
ただいつもそうであるが、20分もすればお腹をさすったり、ポンポンと張り具合を確認しながら、後は根性勝負になる。

帰りは、SAや道の駅でトイレを見つける度に駆けこむきついドライブになった。

さて、また話は変わるが、
その3:北海道撮影行
今回は先(2月)に北海道旅行で撮ってきた写真の整理が順調に進み、2人で撮った約7000枚の写真を950枚まで絞り終えた。
ゴミ箱に捨ててしまい完全消去してしまった6000枚以上の写真はもう二度と生き返ることはないが、不思議と最後に残った2人の写真はいつも同じ枚数程度になる。
今回残った写真は、ヨメサンのが480枚、五目漁師が472枚だった。
ある意味数打ちゃ当たる世界ではあるが、同じところで撮っている限りそれなりのシーンに出くわすチャンスはあまり変らないということであろうか。

折角の写真なのでボチボチとフォトコンテストなどに応募する作品も準備しているが、ここではお気に入りの写真というよりも面白い写真を選んでみた。

冬季の北海道と言えば流氷。
今回も流氷情報はチェックしながらも前後のスケジュールも考慮して旅程を決めた。
出発の日取りが少し早いかなと思ってはいたが、案の定流氷の着岸は観測史上最も遅かったらしい。

オオワシを撮りたくて向かった根室では殆どその姿は見られず。
オオワシは流氷に乗ってやって来るとも言われるが、根室港の様子はこんな感じ。
8cas253177s

例年ならこんな感じ。
9cimg9319s

昨年は素晴らしい流氷が見られた野付半島の外側も今年はこの通り。
10dsn254133as

これは昨年の同じ場所。
11dsn241581s

オオワシは最後に向かった羅臼でやっと会えた。
と言っても氷の上ではなく山の上。
12ims257141as

羅臼港から知床半島に沿って沖に向かう流氷見物の遊覧船が、オオワシを集めるためにバラ撒く魚を山の上からチェックしながら待っているようだ。

やっと確保した魚の肉片を頬張るオオワシ。
13ims257956ts

何も魚を食べるくらいで、ここ迄怖い顔をしなくてもよいと思うのだが。

さて、鶴居村では青空を舞う優雅なタンチョウや求愛ダンス、鳴き合わせシーンなどがシャッターチャンスになる。

求愛ダンスは普通は夫婦間の2尾で魅せてくれるが、これは一体?
14dsn252674ts

わけがわからないが、脚の数は8本。
簡単な鶴亀算で鶴が4尾とわかるが、どうしてこんなことに。

タンチョウの鳴き合わせとか鳴き交せとかと言われる鳴き合いは、縄張り宣言などとも言われているが、鳴き疲れたのか手前の(多分)雌は既に気合が入っていないことがバレバレ。
16dsn252732s

撮影の合間の時間つぶしにSLがやって来る踏切に向かった。
五目漁師は撮り鉄ではないが、SLが走るのはこの時期だけ、しかも1日1往復と聞けば通過予定時刻が近づいてくると撮り鉄でなくっても緊張は高まる。

当然のことながら撮りたい構図を想像し待ち構える。

キターっ!(魚ではない)
先ずは、お試しだが自然に右手人差し指がオートフォーカスにセットしたカメラで連写撮りする。
17dsn252838s

狙うは、ターゲットが目の前に来たその時の迫力あるSLの足回り。
と、その時連写が強制終了。
10年も昔のカメラなのでRAWモードで連写するとメモリー転送が追い付かず数枚で一休みしてしまう。
ウウー残念。

この写真は、決して五目漁師が撮りたかった構図ではなく、練習の前撮り。
こんなはずではなかった。

こちらは、日と場所も変えて、先のSLが釧路駅近くの鉄橋を渡る時の撮影現場。
Dsn253235s

通過予定の20分ほど前に現地に向かい場所どりをやっていると、予定時刻の少し前にカシャカシャと騒々しくシャッター音が鳴り響く。
なんだなんだ!
18dsn253237s

一両編成の列車が通り過ぎる。
皆さん、もう直ぐやって来るSLを撮るための練習撮りのようだ。

で、直後にお目当てのSLがやって来る。
19ims255194ts

野付半島も毎年行く楽しみな撮影ポイントだ。
最近は特に鹿が多い。
奈良公園の鹿のように餌付けされているわけではないが、すっかり人馴れしてしまって工事中のダンプが頻繁に行きかう道端を悠々と散歩する。
Ims258277as

そして、その反対側ではこれ。
20ims258152abcs

何の人だかりかと思って車を止めると、モデルは普通のキタキツネ。
撮影者は多分韓国からやってきたカメラマンのグループだと思うが、韓国には狐は居ないのだろうか。
慌てて、車を止めたのに狐につままれたたとはこのことであろうか。

長くなってしまったが、以上釣りの合間のひと時。



釣り意外に日頃やっている一コマをまとめてみました。

釣りは、もう一度伊東にしようか、久し振りに網代の中深場をやってみようか迷っているところです。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2025年3月31日 (月)

当たらない天気予報のお陰で1日楽しめた


3月30日は伊東(井上丸)に釣行。

最近は、Windyで提供されるMSMの予報を中心にチェックしている。
GPVではあるが、下手な天気予報に比べれば一番正確であって欲しいと思っているからだ。
現に、最近では他の予報が荒れ模様の中で“いやいや釣り日和ですよ”的な予報をしてくれることが多かった。

そのMSMが、今回は10時以降はどん吹きの前日予報。
365日連休の五目漁師、普段ならわざわざこんな日に出掛けることはないが久しぶりに仲間の顔も見たい。
たまには週末にしか出られないサラリーマンの気持になってみるのも良いのでは、と釣りは半ば諦めながらも出勤する。

さすがに念のために竿は持ったが、途中で買っていくアミコマセはいつもの半分(2k)、付け餌は前回失敗したしゃくれば落ちるオキアミのしかも撒き餌用に残していた冷凍保存版、氷は買わず。
こんな調子で、現地に着くと驚いたことに皆さん待ての様子などみじんもなく準備の真っただ中。
そんな雰囲気に五目漁師も一気に乗っかり(いや、不安を片隅に)岸払いする。

結果、忙しい皆さんの“だって今日しかないもん”という平然と構える強い気持ちが風を吹き飛ばしたのか、一日素晴らしい天気の下に釣りが楽しめた。

冬場は4枚と決めているホッカイロこそ止めたがまだまだ冬支度の五目漁師。
一方、桜の開花宣言に乗じて薄着で乗り込んだ釣り師は、寒くて震えたとも聞いた。
何れにしても天気の神様、サンキュー。

で、釣りの神様は如何に!

この時期なので皆さんカイワリポイントに集合かと思いきや、意外にも半分の方は寧ろアマダイなどの底物狙いの流し釣りだったようだ。
五目漁師はアミコマセがいつもの半分しかないので、先ずはカイワリをやって、コマセがなくなれば沖をタイラバで流してみよう、予報通り風が強まれば早めに退散のつもりだ。

さて、前回に続いてまたまた情けないチョンボ話から。
珍しくコマセを撒いても撒いても魚探には反応が現れない。
3、40分もしてからご一緒しているKさんに今日は何も居ないですねと電話を入れると、まだ魚探はセットしていないけど2匹釣れましたよとの返事。
1daxp258822s

えっ!? そっちに移動しようかなと思いながらもその後、反応がない原因が分かった。
実はパカットビシの下窓が何故か全開になっていた。
これじゃ、コマセが底まで届かないわな。
魚が集まってくるわけがない。
とうとうもうろくも絶頂期に入ったかなと苦笑いしながら慌てて窓を全閉して1投目を入れると、いきなりびっくりのカイワリ。
2daxp258832s

しかし後は続かない。
やっぱりあるねー、あれが実質の1投目マジックだったようだ。

風向きが変わって少し浅くなったので、沖側に移動するがアタリは途絶えたままだ。
コマセがいつもの半分しなくケチ臭く撒いているからだろうか。
付け餌のオキアミは例の弱い奴なので思い切ってしゃくれないし困ったもんだ。

だったらサビキにしてみようと、市販のサビキ仕掛けの先に着いているスナップをチヌ針4号に変えて吹き流しサビキで使ってみるが、
やっぱりダメ。

前回あった昼からの時合いに期待して貴重なコマセは残しておきたいので、10時過ぎには一旦タイラバで沖を流してみることにする。

水深44、5m。
しばらくして中層まで追って来てやっと掛かってくれたのはホウボウ。
3daxp258825s

ネクタイの先っぽを何度も咥えるが、思いっきりの悪い奴で直ぐに離してしまいなかなか針に来てくれない。
そんな時にはこちらも少しタイラバを落として、再び誘いをかける。
そんな攻防を楽しませてくれた1尾だった。

基本、風は弱く、潮流は殆どなく、60gのタングステンヘッドがボートの直下に落ちていくので釣りにならない。
こんな時は、タイラバシャクリをやってみよう。
伊東の海底砂漠ならではの五目漁師のタイラバ釣法だと思っている。

タイラバをリリースしながら直ぐにオールをとって漕ぐ。
水深40数メートル、ラインが100m程出たところでヘッドの着底を待って、先ずは海底をズル曳きする。
なんたって砂漠なので根掛かりの心配はない。

砂(または泥)煙を上げながら期待はアマダイ。
数メートル曳いたところで次に大きく竿を煽って、タイラバヘッドを跳ね上げる。
正にアオリイカ狙いのエギの跳ね上げと同じ感じ。
ただ、ラインが斜めって出ている上に、エギに比べると重たいだけの玉なので、そんなに跳ね上がることはなくチョロッと前方にスキップする程度かなとイメージしている。

すると何回目かの跳ね上げの直後にキターッ! この叩き方はフグだろうか? 
見えてきたのは真っ赤な魚影。
4daxp258829s

やったね。
調子にのって同じようにやっていると、今度はズル曳き中にゴソゴソ感。
慌てて合わすと結構重い。

今度はハタかな?カサゴかな?
たまにグイーンと穂先を海中に持って行くが、基本重みが残る。
正体は意外やサイズアップのまたオニ(35cm)。
5daxp258831s

仲間にプレゼントしてもらった珍しい白のTGビンビンスイッチキャンディ60g(ラバー部は自作に取り替えている)が大活躍だ。

この後は、真鯛を狙ってみたが12時過ぎには前回の時合いが気になり元のカイワリポイントに戻る。
ここでも、なんと1投目マジックで最初にカイワリ。
ただ、当然のことながら後は続かない。

やっとアタリ。
しかし、瞬時に針(チヌ針4号)を折って逃げられる。
6daxp258834s

化け物がいると思ったのはこの後だった。
結構な引きと重み。
しかし途中バラシ。
ところが、2本針吹き流し仕掛けの餌は2つ共付いている。

首を傾げながら再び仕掛けを落とすと、直ぐにまた結構な引きと重み。
今度こそはと慎重に上げてくるがまた中層でバラシ。
なんだろう? 悔しい。

こんなことが3回続いた後でやっと正体がわかる。
パカットビシが破壊されて上がってきた。
パカットビシの蓋の開け閉めの支点となる可動部が外れてねじれた蓋が半開きになっている。
正体はフグだろう。
この野郎!

少し場を休めてから新たなビシを入れる。
気を付けていると穂先が振動している。
もうやり口はわかっているのでリールを巻き始めるとやっぱり中層で離される。

今度は蓋がねじれた上に上蓋の一部が割られている。

7_20250331224901 

もはや奴は潮間に揺れるオキアミなどに興味はない。
直接ビシにかぶりついてコマセを食い尽くそうとしている。
なんという獰猛さ。
なんとか針に掛けて懲らしめたいところだったが結局パカットビシを2個破壊されたところで完敗。

場所替えを余儀なくされながら最後まで粘ったがコマセも時間もなくなったところで終了。
結局、当初は、10時過ぎ迄かなと思っていたが、最後まで稀に見るほどの釣り日和だった。

で、五目漁師の今日の釣果はこれ。
81_20250331224901

コマセの準備が少なく途中でタイラバ流しに切替えたのが寧ろ良かったようだ。

カイワリ釣りは1日厳しかったが、そんな中でKさんの釣果が素晴らしい。
92_20250331224901

手漕ぎが出られない時には、宇佐美のカイワリ専用船に乗っておられるだけに、いつもながらのカイワリ名人振りを感じる。

久々に釣れたオニカサゴは姿造り。
Cas253424s_20250331224901

肝はもちろん、胃袋、皮まで食べつくす。

カイワリは相変わらず下手くそな握りに。
Cas253450s



桜の開花宣言の直後に海面水温はまた16°を切ってしまったようです。
ブログを更新している今も寒いです。
車は、先日今年初めてクーラーを入れましたが、今日は暖房で走りました。
実は今日スタッドレスタイヤを夏タイヤに入れ替える予定でしたが、富士山方面は雪かもとのこと。タイヤ交換は考えてしまいます。
一旦顔を見せたカイワリは引っ込んでしまいましたが、フグ野郎は今から出る一方だと思います。
五目漁師と同様にフグ大嫌い、フグには勝てない方は早めのカイワリがが良いと思います。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2025年3月25日 (火)

時合いに助けられて


3月24日は伊東(井上丸)に釣行。

前回はもう少しで超絶完ボ(何も釣れなかったどころではなく1日の釣りを通して魚らしきものとのコンタクトが一切なかった)を達成するところだった。
一方、この日現地でご一緒したKnさんはカイワリ20尾とその他ハナダイなど、恐らくこの春一番の大漁だった。
こんなのを見てしまうと、釣れればハッピー、釣れなくてあたり前のヒラメ狙いなどやってはいられない。

相変わらず荒れ模様の天気が続く中、365日連休ならではのピンポイント釣行に付き合ってくれたのは東京に住む準365日連休の弟。1daxp258796s

もちろん両名とも狙いはカイワリ。
フグは気になるほどではないと聞いているので、先ずはハリス3号2本針吹き流し仕掛けから始める。

その竿(手持ち竿)を竿掛けに掛けて、反対舷側に一本針ロングハリス(6m)仕掛けを準備していると、手持ち竿に早くもアタリ。
この引きはカイワリではなさそうだ。
なんだろう?
上がってきたのは予想も期待もしていなかったシロアマダイ。
2daxp258799s
今や伊東の常連になってしまったシロアマダイ

嬉しいが、首を傾げる。

しばらくして、再び手持ち竿に鋭いアタリ。
今度はハナダイ。
3daxp258800s

こいつがいるとカイワリもいるに違いない。

そして、本命のカイワリ。
4daxp258802s

しばらくして、ロングハリスの仕掛けを上げてみると、こっちにもカイワリが掛かっている。

(TVの釣り番組がそうであるように)こうして書くと結構な頻度で上がっているようだが、最初のシロアマダイが6時59分、
このカイワリが8時頃だったのでこの間約1時間。
入れ食いというほどではない。

それでも、この調子でいくと先ず先ずかなと思っていたが、実はこの場はこのカイワリを最後にピタリとアタリが止まってしまった。
2号ハリスに変えてみたり、たまにハリスが切られるのでウイリー仕掛けに替えてみたりと色々やってみるが反応ナッシング。

ただアタリがなくなってからも仕掛けを上げてくる度に、付け餌のオキアミだけは確実になくなっている。
ところがボートが当たるほどの直ぐ近くで釣っている弟は餌もなくならないとぼやいている。
その餌(見るからに美味しそうな加工オキアミ)は、魚に嫌われてるんじゃないの、俺の使ってみる? と、こんな会話が続く。

実は、五目漁師にはアミノ酸漬けなどのいかにも美味しそうなオキアミ餌は使えないという餌釣りのハンディがある。
そのオキアミを1度でもつまんでしまうとその日から指先がムズムズ、その後1、2週間後には指の皮が剥けてくる。
過去には餌を選んだり、都度海水で手洗いをやってみたりしたが効果はなく、真鶴駅近くの釣具店で扱っている無垢のブロックオキアミだけがなんとか使えることがわかった。
以降、コマセ釣りの付け餌にはこのオキアミしか使わないことにしている。
たまに自宅から東伊豆とは反対側の大津に行く時には買えないために、伊東などで使った残りを冷凍保存している。

このオキアミ、元々はコマセ用なのだろう、大きなブロックから10cm立方程度のサイズに切り出しているだけなので多くの個体は頭や尻尾がなく五体揃ったものを見つけ出すのに苦労する。
なので皆さん、安いのにあまり使わないのだろうか、それが故にかどうかは分からないが、どうも今日のはハズレで保存が悪かったのか古かったのか、身が柔らかいなとは感じていた。
何とか釣ろうとする五目漁師の強いシャクリに耐え切れずにどうやら針から振り落とされていたようだ。
なんとも素人臭いチョンボで情けないが、あとになってこのことを確信する。

11時前ころに弁当を食ったタイミングでこの場所に見切りをつけて少し沖に出てみることにする。
水深42、3m。アンカーロープの長さからしてこの辺りがアンカリングの限界になる。

さあどうだろう、何か来てくれないかな。
魚探にはカイワリらしき反応はないが、ここならアマダイやオニカサゴ、ハタなども来てくれるかもしれないと期待しながら相変わらず強くシャクリ続ける。

すると、ここでもアタリはないのに餌だけはなくなる。
うーむ、おかしいな???
さっき弟がちらっとこれ見よがしに自身が使っている付け餌はしっかりしているからと言っていた。
これだってシャクリで落ちるほど柔くはないよ、この盗られ方(尻尾の部分だけ残っている)は鯛などに食われた時のなくなり方だよ、と交わしていた。

しかし、あまりによくなくなるので密かに試してみることにする。
何度か普通にゆっくり誘い上げた後に仕掛けを上げてみるとオキアミはダレーとしながらもちゃんとついているではないか。
そう言えばロングハリスの方は餌がよく残っていたなぁ。
ここで、本日のオキアミは柔くてシャクリごときで振り落とされると確信する。

以後、シャクリ上げるというよりも誘い上げる感じでやっていると久しぶりに来たのがこいつ。
5daxp258805s

一昨年辺りからよく見るようになった1mにもなるというカナフグだろうか。(1時間ほどボート上に放っておいた後に放流するとまだ生きていた。生命力も半端ではない)

ここでもこのフグ以外にはアタリはないので元のカイワリポイント(少し深め)に戻ってまた弟とボートを並べて釣り始める。

もう時間がない、コマセ(3kg)もなくなって来たし、そろそろ終わりかな。
と、諦めかけた頃に久しぶりのアタリ。
またフグかっ!?
カイワリなら覗き込むとビシが見えてくると同時に続いてヒラヒラと白い魚体が舞い上がってくるのが見えるが、フグの場合は色が色だけにビシが見えても魚体はまだ見えてこない。
やがて茶色っぽい魚体が見えると、やっぱりフグか。
この野郎と思いながらハリスを手繰り寄せてくると、あっハタだ、ハタハタ! 慌てて玉網で獲る。
Daxp258808s

これは嬉しい。

そしてここ(13時50分)から怒涛の入れ食いが始まる。

既に、強いシャクリでは餌が振り落とされることを確信したのでゆっくり誘い上げると、カイワリ。
そして続いて、ドラグを引き出す今日一の引きで上がってきたのは良型アオハタ(37cm)。
Daxp258810s 

餌釣りでこんなものが来てくれるは、カイワリの2連掛けは2度もあるは、正に入れ食い模様。

振り向くと、こんな時に弟は一体何をやっているやら、どうやら仕掛けの処理でトラブっているようだ。
先ほどまでのアタリナッシングが嘘のように、また来た、ホレホレ、入れ食い入れ食い、ホレホレ、今だよ・・・兄は弟をせかすがごとく騒ぐ。
しかし、この騒ぎも14時半には元の静かな海に戻った。
この間なんとたったの40分。
なんとか釣ろうと手を変え品を変えあれだけ頑張ったのにそんなの関係ない。
“時合いが全て”を思い知らされた釣りになった。

で、今日の五目漁師の釣果はこれ。
Photo_20250325231301

弟のはこれ。
2_20250325231301

折角の時合いにトラブってしまった弟がその時に釣ったのはカイワリ1尾だったらしい。

釣った日は、小型の鯛が釣れた時の我が家の定番料理、パエリア。
Img_20250324_202913s

次の日には孫が、学校が暇になったのでと一人で遊びにやってきた。
丁度よい。
刺身盛りとハタの天ぷらをご馳走する。
3_20250325231301
カイワリの姿造り、ハタの刺身、シロアマダイの刺身、イトヨリの酢締め、シロアマダイの昆布締め、ハタの昆布締め、カイワリのタタキそしてカイワリのナメロウの8点盛り。
気に入って食べてくれたが、シロアマダイの昆布締めが一番のお気に入りとのこと。

4_20250325231401

 


自ら餌のオキアミを振り落としていたことに早く気付けば、もう少し釣れていたかもしれません。

現に午前中のカイワリは弟が6匹、五目漁師は1匹でした。
そう言えばフグも弟の方がたくさん釣っていました。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2025年3月19日 (水)

3度目は既に意気消沈


3月18日は伊東(井上丸)に釣行。
1daxp258782s

釣りの自分記録とは言え、外にさらしているからにはそれなりに格好はつけたい。
釣れた時の記事は何かと参考になることはあっても貧果ではクソの役にも立たない。
ネタはない、写真はない、料理もない・・・こんなんな釣りが続けば記録することに辟易としてしまう。
さて、どうしよう。

いくつかの天気予報をチェックしていると今回の風予報は発表元毎に対照的だった。
一体どっちが本当なの?
前日になって荒れ模様を予報していたいくつかの予報がどんでん返しで、3日前から釣り日和を予報していたMSMになじんでくれた。
さあ準備だ、チャンスは明日しかない。

この時期何をやっても釣れない、どうせならヒラメの泳がせでもやってみよう。
で始めたが次第に意気消沈する様子は、その日に買っていく泳がせアジの数に表れている。
最初は悩んだが7匹、次は前回の様子から少し反省して微減の6匹、そして今回はとうとう諦め気味の3匹。
しかも、最初の時は泳がせに徹底するために竿は1本、今回は泳がせが駄目ならタイラバやジギングもやってみようと竿も3本用意してきた。

いつもの通り白灯台前の根回りから始めるが、先ずは新たに設置した魚探の取り付け具合が気になる。
2daxp258789s

OK!
文字の大きさや線の細さはどうしようもないのでこれが限界だろう。
これならボタン操作も手は届くし、しっかりと固定されてるので快適だ。
調子に乗ってポチポチやっていると訳が分からなくなり、元に戻すのに四苦八苦したが早朝が肝(と思っている)のヒラメを始めよう。

前回、前々回とアタリがあったにも関わらず掛けるに至らなかった反省をもとに、今回は少し長い(2.7m)6:4調子の竿を準備してきた。
アジもたった3匹なのに、お店では図々しくも“できるだけ小っちゃいのにしてよ”と注文を付けたので、なるほどのサイズだ。

ただ、魚探の反応が今までに比べると寂しく、仕掛けを落とす場所がなかなか見つからない。
自分の気持も前回に比べるとなんとなく虚ろになっていることを自覚しながらも、とりあえず魚影を確認したポイントの上側から流していく。

しばらくアタリがないと、早くタイラバに移りたい気持ちが先立って、何の根拠もなく昼過ぎの満潮の潮の反転時を狙ってみようと決める。

まだ泳いでくれそうなのに3匹しかいない貴重なアジの内の1匹を謝りながら針から外して放流する。
やれやれ、正直、晴ればれしたような気持で少し沖に出てジギングから始める。

前回、直ぐに期待もしていなかったがシロアマダイが掛かってくれた良いイメージが残っており期待するが、そんなに甘くはない。
ジギングが駄目ならタイラバ、タイラバが駄目ならまたジギングと繰り返す。
しかし、余りにもの反応のなさに、ひょっとしたら今日は超絶完ボになるかもの期待(?)も。

そんな中、TGベイト40gブルピンを入れていると穂先がブルブルと震える。
来たぞっ!
モサモサっとした引き心地、アッ! 3、4秒でバレてしまった。

また、悪い癖が出た。
ジグを入れているのに体が覚えているタイラバ調子でシャクリを入れなかったからバラしてしまったよ、と嘆きながらこの場はそのまま流し続ける。

しばらくして、巻き上げてみるとびっくり。
掛からなかったのはシャクリミスではなかったとわかる。
これだ。
3cas253355s
元々付いていたものと同じカン付チヌ針8号とブレードを合わせて撮った。

カン付チヌ針8号が見事に軸のところで折れている。
更に、その脇に着けていたブレードは弱々しいスプリットリング部分で引きちぎられている。
引きはドラグが出るほどでもなかったのにどうしてこんなことに?

昔、スキューバダイビングをやっていたころに、釣り師が垂れている仕掛けを何の音沙汰もなくプチッとニッパーか何かで切ってやったらどんな反応をするだろうと面白がったことがある。(もちろんやったことはない)
正にそのやられ方だ。

まだドラグが出るほどでもなかった初期の引きで折れるほど柔い針ではない。
相手は引っ張り合うことよりも先に破壊行為に出たとしか思えない。

これは魚の仕業じゃなかったことにしておこう。
1年に1度果たせるかどうかのこの時期ならではの超絶完ボをこれで“なし”にはしたくない。
と、狐につままれた感でいる時に電話が入る。

実は今日はKnさんがカイワリポイントで釣っていらっしゃる。
聞くところによるとお孫さんのお食い初めで今日はなんとしてでも鯛を持って帰らなきゃと仰っていたが、8時ころからカイワリが入れ食いですよとの電話だった。
鯛は未だらしい。
こちらの様子もお伝えしたが、残念ながら、その様子はその後もずっと続く。

始めに決めた通りに12時前には朝のポイントに戻り、邪魔だなと思いつつも活かしてきたアジを再びを泳がせたが、結局今回は一度もアタリがないままに終わってしまった。

で、あの犯魚は魚ではなかった、化け物の仕業だったとしか考えられない。
ルアーの沖流しは何が起こるかわからないところが面白い。
1度やればもう今年はやらなくてよい超絶完ボはこれで成立ということにしておこう。

一方、Knさんの釣果はこれ。
4_20250319153001

素晴らしい、カイワリのXデーおめでとうございます。
型揃いの上にきっちりと必須の真鯛までも。

そして、本日は蓋を一度も開けたことがないクーラーボックスに佇んでいた新品同様の氷をKnさんにもらってもらうと、このお返し。
5cas253341s

ありがとうございます。
早速、刺身とハーブソテーに。
6cas253342s

7cas253349s



さて、風呂に浸かりながら例の不可解な針折れのことを考えていた。
ハリスが切れる前に針が折れたり伸びたりることは今までに何度かあった。
8dscp125667s
立て続けにチヌ針4号をフトコロの入り口辺りで折られた。
前後の様子から犯魚はイナダだったと思われる。

9dsxp227001s  
同時にフロントフック2本とリヤーフック1本の計3本を延ばされた。
引きからして犯魚は多分大真鯛だったと思われる。

掛った時に、針がフトコロ深くベンドの中央まで入ってしまうと、後は軸方向に引っ張る力が加わるだけなのでハリスが切られることはあっても針が折れることは先ずはあり得ない。
シャクリが弱いとかの理由で針先だけが引っ掛かった状態で魚に引かれると、フトコロ部分にモーメントがかかって折れたり伸びたりしてしまうと考えている。

今回は管付きチヌ8号をスプリットリングを通して直接リアーのアイにぶら下げていた。
管の径はスプリットリングの太さに比べてあまり余裕がなかった。
また、ここには小型のブレードも別のスプリットリングを通して着けていた。
お互いが窮屈な中で相互が干渉し合ってリアーアイの部分でジグの長尺方向(ライン)に対して針の軸が角度を持って固まってしまったのではないだろうか。
この状態で魚が食いつくと、軸(この場合はフトコロではない)にあらぬモーメントがかかり、折れてしまったのではないだろうかと推測している。(注1:イメージとしては毛ばりなどを自作する場合に使うタイイングツールに針先を上に向けて固定し、フトコロ部を下に引っ張るような感じ)
何れにしてもそれなりの魚だったには違いないが、これならドラグ(1.5~2.0キロ程度)が引き出される前にポキリと言ってしまう可能性はありそうだ。(つまり、化けものではなかった。)

注1:2月20日7:49 ()内に文章を追加



さすがにアタリのない泳がせオンリーには飽きてしまいました。
気難しいカイワリのことですから今日がこれだったからと言っても明日はどうなるかはわかりませんが、とりあえず次回はカイワリでしょうね。フグが現れる前限定です。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

 

 

 

2025年3月14日 (金)

HONDEX魚探(PS-611CNⅡ)の取り付け

 

ほぼ10年間使ってきたLowrance魚探(Elete-4HDI)が年末に突然壊れてしまった
仲間からのアドバイスも参考にして次機種は標題のものにした。

蓋をパコッと開ければその蓋が台座に早変わりしクーラボックスなどの上に置くだけで設置完了。
1dsxp258747s

と思ったがそんなに甘くはない。
このままだと釣ったカイワリをクーラーボックスの蓋を開けて放り込む度に、魚探はズルズルッと後方に滑り落ちてしまう。

そう言えばLowranceを買った時もボート内での置き場所に苦労したことを思い出す。
色々試行錯誤したが最終的にはこの様に収まり今まで快適に使ってきた。
2cas151076s

クーラーボックス上に単に乗せる問題は滑り落ちるだけではない。
Lowranceに比べて文字は小さく、航跡や方向指示などの線が細いためにいよいよ真面目に見る時にはボートのベンチからヨイショと降りて膝をついて前かがみで覗き込むことになる。
情報量が多いのは良いが、なかなかもって年寄りには厳しい画面だ。
たまたま同じエリアでの航跡表示が残っていたので両者の表示を比べてみた。
Lowranceの見やすさが一目瞭然だ。
3_20250314203501
左:Lowrance(Elete-4HDI)
右:HONDEXの(PS-611CNⅡ
(ピンクまたは赤黒い線が航跡表示。LowranceはSDカードに保存されたデジタルデータから再生したもの、HONDEXはデータ保存がされないために画面をカメラで撮ったもの。)

五目漁師の流し釣りは航跡表示が命。
若い人には難なく見えても、既に近眼も老眼も越えてしまった年寄りにはちょっと、、、。

そこで、先ずは画面が少しでも近くなるように思いっきり前のめりに突き出して取り付けてみた。
4daxp258776s

サーカスでも見ているような感じでなかなかスリルがあるが、これでクーラーボックスの蓋を開けても後方に滑り落ちることはないし、逆に波で前方が低くなっても決し前方にて落ちることはないように工夫はしている。
ただ、これでもボートのベンチに座ったままではまだ見るに遠く、手も足も短い五目漁師では折角便利になったボタン操作にも苦労する。

困った、更に改善が必要だな。
どうしよう。
あれやこれやと考えながらネットをチェックしているとこんないいものがあることを知った。
5cas253253s

本体を100円単位で安いところを探し、安い方法で買った割には少しお高いと思いつつも早速ポチってみた。
販売元は、同魚探のリチウム電池と同じBMO JAPAN。
どうやら、主にカヤックなどに魚探を取り付けることをターゲットにしているようだ。

レンタルの手漕ぎボートに固定的な艤装はできないためにやはり設置場所はクーラーボックスの上しかない。
そこで部屋の中にクーラ―ボックスとボートのベンチと同じ高さの踏み台を持ち込み、釣りの合間に現地で計ってきた位置関係や漕いだ時のオールの手元側とのクリアランスなどを考慮しながら取り付け位置を決めた。

出来上がったのがこれ。
5cas253297s

6cas25g3339s

釣り座の正面にもってきたことと、マウントの腕を前に突きだすことでかなり近くなった。

元々、垂直方向の角度は本体横の手回しネジを緩めて変えられるようになってはいたが締め具合が良くなかった。
この架台はボールマウントで方向は自在に変えられるのでこの際、ダサい蓋は取り外して自作したアルミのL金具で取り付けたことですっきりもした。
7cas253313s

遮光フードを付ける際には目線の方向に回転させればフードで視野が狭まるのを防ぐこともできる。
8cas253308s

もちろんクーラーボックスの開閉でもしっかりと固定されている。
8cas253318s

頑丈でずしりと重たいが、行き帰りはマウントベースだけをクーラーボックス側に残してこんな風にバラしてタックルボックスに入れて運ぶことになる。
Cas253330s

やや大げさになってしまったが目いっぱい近づけることはできたし、しっかり固定もできたのでこれでなんとかなりそうだ。

 

取り付けで一番苦労したのは厚みが4cmほどもあるクーラーボックスの蓋に垂直に穴をあけることでした。
ネットで調べて簡単なジグを作ってやってみましたが、それでもかなりいい加減になってしまいました。
結果、蓋の裏側に飛び出てくるビスの位置関係は公称値からずれてしまい、それを受けるアルミ板の穴位置を現物合わせするのも難しかったです。(写真、下から2番目)

欲しいものがあれば、考えながらゴソゴソやるのが嫌いではないのですが、アイデアにしても工作の仕方にしてもやったことがそのまま活かせるチャンスが2度とないのが素人のもの作りですね。
手元にノートは残していますが。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2025年3月11日 (火)

前回に続くヒラメ狙いも失敗


3月10日は伊東(井上丸)に釣行。

強風や冷たい雨の天気が続く中で久しぶりの釣り日和。

前回の失敗で、次もヒラメと決めていたので狙いに迷いはない。

迷いは買っていくアジの数だけだ。
前回は7匹買って3匹(?)を余らし放流した。
そこで、今回は思い切って5匹に減らすか、微減の6匹にするかを死ぬほど迷った挙句に6匹を買って向かった。

話は変わるが、昔、オーシャンのオヤジさんに頼まれて自分の分(5匹?)と一緒にオヤジさんに10匹を買って行ったことがある。
当時は150円だったと思う。
現地に着くと、ボート置き場に準備されていたバケツに10匹を移して五目漁師は先に沖に出た。
他のお客さんの岸払いも済ませて遅れて出てこられたオヤジさんに電話を入れ様子をお伺いすると、残念ながらアジは全部死んでいたよ、とびっくりの返事。
オヤジさんは前の晩に海岸で汲んだ海水をバケツに準備されていたが、どうやらその海水が氷水のように冷たくなっていたのが原因だったようだ。
気が付かなかった五目漁師も申し訳ないことをしてしまった。

ここまではいかずとも、暖かい水槽で飼われていたアジを真冬の海水に入れると元気がなくなることがあるのでボートに乗り込んだ後はブクブクではなくバッカンを海に入れて少しずつならすようにしている。

1daxp258773s

さて、前回と同様に先ずは白灯台前の根回りから始める。

今日は若潮、風も穏やかだし、、、と思っていたが結構な潮流があり、あっという間に狙いのポイントを横切ってしまう。
それでも2回目の流しで早速アタリ。
一旦、離した後に再び食ってきたタイミングで掛けにいくとすっぽ抜け。
回収したアジには縦じまの歯形が何本かついていたのでヒラメ風ではあった。

流れが速かったせいもあり、実際以上に深い食い込みを感じ早合わせになってしまった。
ブツブツと独り言を唱えながら反省していると、再びアタリ。

今度は待つ。
グイングインと穂先が海面に入っても待つ。
一段と強い締め込みに、掛かってるな、もういいだろう。
聞き合せるように掛けにいくとずっしりと重く力強い。
今度こそは、、、しかし1/3ほど巻き上げたところでバラシ。

へたくそめ!
今度は空っぽになった仕掛けだけが上がってくる。

前回からバラシが多過ぎる。
要因の1つとして、獲物の大きさに比べてアジが大き過ぎて呑み込みが悪いのだろうかと考える。
2daxp258778s
全長22、3cm。 
中、小サイズが混ざっており、これは小アジというよりも中アジサイズだろう。

もう一つ、竿が短くしかも腰(バット部分)がしっかりと硬いのが影響しているのかもしれない。
五目漁師は、従来、泳がせには2.7m、6:4調子の竿を使っていたが、このところは赤いこの竿を使っている。
3cimg3255s

五目漁師にとっては小型のアジやカイワリから青物まで、更にタイラバもSLJもこれ1本あれば済ませられる超便利な万能竿として最近では愛用している。
フルソリッドの柔らかい穂先でアジやカイワリを掛け、大型の青物はしっかりしたバットで勝負して何なりと上げてくれる。

このサイズの泳がせアジでもマトウダイなら体長の1/3ほども伸びるあのでかいフンで一飲みでも、用心深いヒラメは噛みついている内にバットの硬さを違和感として感じてしまうのかもしれない。

8時を過ぎるとあれだけ流れていた潮はピタリと止まり、アタリも全くなくなってしまった。
ベイト反応を追っては泳がせていくもののアタリの兆しすら感じられない。

10時には早弁し、根回りを惰性で流していたが昼頃に思い切ってマリンタウン側に大きく場所移動することに。
数時間もアタリがない中、たまにすることと言えば泳がせアジのご機嫌伺いだけで、さすがに泳がせにはうんざりしている。

そこで、移動の途中で気分転換のジグを入れてみる。
これこそ正にこの竿ならではの仕業だ。
リーダーのスナップ部分で泳がせ仕掛けをジグに交換するだけでSLJに早変わり。
(PE1.2号、リーダー5号、リールエンゲツプレミアム150HD、TGベイトブルピン40g)

すると、驚いたことに1投目からコツンのアタリ。
久々の魚の反応が嬉しい。

続いて2投目、底から3、4回転ただ巻き後、ワンピッチジャークに変えようとしたタイミングでアタリ。
今度は掛けた。
結構な引きに、何だろう?

上がってきたのはなんとシロアマダイ。(32cm)
4daxp258780s

水深は丁度40m。
居るじゃないの、掛かるじゃないの。

一瞬、泳がせなど止めてしまいジギングに切り替えようかとあらぬ考えがよぎったが、いやいや今日はなんとしてでもヒラメでしょう。
アジも余っているし。
既に落としていた3投目を巻き上げたところできっぱりとジグを置いて予定のマリンタウン側に向かう。

前回もそうであったが、魚探が変わってしまってからどうもこちらのポイントがつかめていないようだ。
付近に従来あったはずの根らしきものは見えないしベイト反応も見つからない。

折角ここ迄漕いできたものの落ち着かず直ぐ元のシロ灯台側に向かって漕ぎ直す。
1時間半近くもロスってしまったが、今日は2時前が満潮、その下げ潮のタイミングで朝と同様のマヅメがやって来ないかなと期待するも8時過ぎから始まった延々のノーバイトが続いたままで終わってしまった。

五目漁師にしては珍しく嫌気がさしてしまい、沖で溜息をつきながらゆっくりと後片付け。
残った3匹のアジを放流して沖上がり。

知らんぷりして釣果写真はお断りのつもりであったが、お兄さんから五目漁師さんは釣れなくてもブログは更新しますか? 
しますよ! 
なら撮りましょうよ。
で、情けないこの釣果写真。
5_20250311192801
井上丸は釣れても釣れなくても必ず皆さんの釣果を載せて下さる。
これが釣り師にとっては素晴らしい情報になっている。
(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)

意地になるのももう止めようと思っていたが、こうなったらもう一度挑戦するかも。

さて、世の中に幻の~と称される魚は多い。
アラやイシダイ、そしてこのシロアマダイも。

確かに、五目漁師も福浦ではじっちゃんにシロが上がったよ! と言われる度にいかがわしいと思いながらも期待に熱くなり、何度か沖を流したことがあった。

そのシロアマダイが2、3年ほど前から伊東でチラホラと姿を見せ始め、何と今シーズンに入るとアカを押しのけてシロだらけになってしまった。
当然のことながら“幻”の看板は下ろすことになるが、世の中ではまだまだ幻で通っており、姿を市場で見ることは稀で、価格はびっくりするほど高い。
伊東のこの状況がいつまで続くかはわからないが、今こそ釣り師冥利に尽きると悦に入りながら美味しくいただくチャンスであろうか。

アマダイの独特のきめ細かい身質はやはり蒸し物がぴったりと感じる。
シロアマダイの蕪蒸し。
Cas253265s 

潮汁
Cas253270s



昨年は3月の終わりころからカイワリが釣れ始めました。
誰か釣って(10匹以上)見せてくれないかな。
それまでは、ヒラメに拘ってみよういかな。
イワシが湾内に入ってくれば間違いなく釣れると思いますが、今は居るのか居ないのかわからないですね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2025年2月28日 (金)

ヒラメ狙いの泳がせ1本はならず

 

2月27日は伊東(井上丸)に釣行。

前回の記事の最後に、天気予報で早朝の気温が4℃以上、昼間の気温が10℃以上になったら釣りに出掛けようと記したが、いきなりそのタイミングがやってきた。

ちょっとした訳があって行先は井上丸と決めていたが、さて何をどうしようと思いを馳せる中で行きついたのはヒラメ狙いの泳がせ一本。

そうと決まればケチな五目漁師の次の悩みは泳がせるアジを何匹買っていくかだ。
大津ならどっちを主役にするかは別として、泳がせはアジ釣りの傍らでやるのが普通であろうが、アジが簡単には釣れない伊東ではそうはいかない。

今時、1匹250円もする小アジを5匹にするか10匹にするかは超悩ましい。
前日に仲間からは多くをフグで消耗するので最低でも10匹は持って行った方がよいのではとのアドバイスがあった。

数年前に同じように悩み、真ん中をとって7尾にしたところ、その日は予想外の入れ掛かり。
短い同じ区間の流しでヒラメやらハタやらマトウダイやら計5匹と2バラシであっという間に7匹を使い切ったことがある。
やっぱり10匹にしておけばよかったというその反省もあるが、あの時は1匹150円でしかも1匹はおまけだったからなぁ。・・・で結局、今回も真ん中をとって7匹に決めた。
1dsxp258760s

大事な泳がせアジ。
ボートを漕ぐ時以外はアジを海中に入れて海水温に慣れさせておく。


さて、勝負!というか、泳がせ釣りはカイワリ釣りのように仕掛けの選択なども含めた微妙な腕の勝負とは思っていない。
そこに居て食ってくれればそれでOK、強いて言えば泳がせアジが少しでも長く元気に泳いでくれるように仕掛けへの掛け方や、ポイント移動時の可愛がり方が大事だと思っている。
あとはポイント選びと自分ではどうにもならないが風や潮流によるボートの流れが気になるところだ。
2dsxp258758s

ヒラメは群れでいるわけではないし、単体が大きいとはいえ魚探に写るわけではないが少なくともベイト反応があるところでアジを泳がせたい。
先ずは、ボート乗り場に近い根回りから始めたが、案の定大潮の潮流なのかあっという間にベイトが見えるポイントを流れ去ってしまい、頻繁にギーコギーコと漕ぎ上りを強いられる。

これがまた問題、夏場の釣りなら汗だくもいとわないが、冬の釣りでは温まるからいいやと喜んではいられない。
あとで冷たくなってしまうので汗は厳禁。
予め上着をは脱ぎ、(汗を)かかず(潮流や風に)押し戻されず、丁度良いボート漕ぎに気をつかう。

伊東でこの速さの潮流は珍しいと思いながらあがいていると30分もしない内に緩んでくる。
この流れの中で一番厳しかったのは、いやがおうにも激流に向かって引き回されたアジだっただろう、少しは落ち着いたかなと気遣った時だった。
潮流のために深くお辞儀をしていた竿掛けの竿の穂先に不規則なお辞儀が加わる。
なぬっ、ひょっとしてアタリかな? 慌てて竿を手に取りゆっくりと聞き上げるとグイーンと反応。
余り大きくはなさそうだ。

上がってきたのはヒラメ狙いの泳がせ釣り外道チャンピオンのマトウダイ。
3dsxp258757s

とは言え、泳がせ釣りならではの1匹なので嬉しい。

再び、漕ぎ上って2匹目のアジを投入すると、また直ぐにアタリ。
今度はでかい、力強い引き。
やったね。
グイングインと時折穂先を強烈に曲げながら巻き上げているとプツッ!と音がしたように外れる。

先の1匹で気を良くして、それまで竿掛けに掛けていたのを手持ちにしたのが裏目に出たようだ。
強烈なアタリと同時反射的にすぐさま掛けにいったがために掛かりが浅かったようだ。
回収したアジを見ると針が付いた口元を中心に酷く齧られた痕跡があった。
この食われ方はヒラメではなかったのかもしれないが、ヒラメだったことにしておこう。

気付くとあれだけ流れていたボートはいつの間にかピタッと止まってしまっている。
新しくなった魚探にはまだ有効なマイポインが入っていないために元々初期段階で入っている近くの漁礁有りと称するポイントに向かって漕ぐ。

すると、表示された漁礁エリアに入るや否や正直にベイト反応が現れる。
これは素晴らしいではないか!マイポイントでなくっても十分だ。

ここで3匹目のアジを入れてしばらくするとアタリ。
先に早合わせで失敗しているために今度は慎重に食いっぷりを計りながらゆっくりと掛けにいく。
TVの泳がせ釣りを見ていると、食ったかな?食ったかな? 掛けるよ、それっ!とやっているが、あれはすっぽ抜けることがあって良くない。
寧ろ聞き合せるようにシャクリ上げ、ヒラメが餌を逃がすまいと慌てて一飲みにしてきた所を掛けにいく、五目漁師のイメージはこんな感じだ。

上がってきたのは先のマトウダイよりも一回り大きいマトウダイ。
Dsxp258764s

そろそろ本命のヒラメに来て欲しいところだが、これを最後にアタリは皆無になってしまう。
かっては伊東のヒラメ釣り場になっていたマリンタウン側に大きく移動するもポイントが今一つ不明瞭な上に、この頃から南西風が強まり流すこと自体が厳しくなってくる。

結局、最後は早朝の根回りポイントに戻ったがボートの流れが速く、釣りにならず終了。

ヒラメとの遭遇はなかったが、泳がせている内に元気がなくなってしまったので放流したアジ2尾を含め、今回使ったアジは結局5匹。
幸運にも残った2尾は偽善者、いやいや慈善者になった気持ちで大海原に解放したことで気持ちよく沖上がり。

で、本日の貧果はこれ。
Cas253234s

因みに、心配していたフグにアジがやられることは一度もなかった。
釣れはしなかったが、マトウダイのお陰でヒラメ狙いの泳がせ釣りとしては同等に楽しめた。

前日に伊東だった仲間からはクラドが酷いよと聞いていたが、その通りだった。
穂先ガイドで集められたがクラドがう〇このようにラインに纏わりつき、たまにリールの巻きが止まるほどのことすらあった。
釣果への影響は分からないが、澄み切った表層に対して中層や底は濁りに濁っていそうだ。
クラドは急な水温変化などによる植物プランクトンのなれの果てとも言われているが、海底で海藻などが活発に繁茂していることの証なら一時のう〇こは辛抱できるのだが。(違うかな?)

ポン酢でいただく薄造り。
Cas253244s

マトウダイと言えば定番のムニエル。
Cas253250s




3月も中盤に入ると再びカイワリですね。

今はルアーに飛びついてくれる魚は餌釣り以上に稀ですし、中深海の釣りは別として当面(釣れるまで)はヒラメに拘ってみようかなと考えています。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村  

2025年2月22日 (土)

阿寒湖でワカサギ釣り

2月19日は阿寒湖に釣行。

恒例の冬の道東撮影行。
以前は真冬の撮影行は、飛行機で釧路タンチョウ空港に飛び、現地で北海道ではあたり前の4駆スタッドレスタイヤを着けたレンタカーを利用していた。

しかし、宅急便で先送りする撮影機材や防寒着など大量の荷物の荷造りが行き帰り共に面倒で、更に現地では慣れないレンタカーの運転などマイナス面も大きかった。
そこで、昨年からは愛車のCX5(4駆)にスタッドレスタイヤを履いて、大洗-苫小牧間のフェリーを利用して渡道することにした。
1cas253206s
帰路のサンフラワー。 往路は荒れ気味の海だったが帰路は穏やかだった。

2img_20250212_083943s
撮影機材や防寒着など。
これだけの荷物を段ボール箱に詰めて先送りするのは大変だったが、自宅から車なら放り込むだけ。


この旅行、釣り師の五目漁師としては、海に出たところで寒いばかりで釣果もあまり期待できないこの時期の逃避行とも言えるが、最終日には更に寒くて冷たい極寒の阿寒湖で昨年に引き続きワカサギ釣りを楽しんだ。
3cas253194s

結氷した湖上でのワカサギ釣りは、過去に網走湖や苫小牧近くの勇払ハート沼でもやったことがあるが、景色がよく、よく釣れて、安くて設備も整っている阿寒湖の釣りは五目漁師のお気に入り。

ここ、アイスランド阿寒はワカサギ釣りの他にスノーモービル、バナナボートなどのアクティビティの会場にもなっていることから湖上は家族連れや海外からの観光客で賑わっている。

周囲のテントからはたまーにワカサギ釣れるとキャーっとか、ヤッターとか、あと訳の分からないアジア系の歓声が上がるので、歓声の数だけが珍しくも釣れたワカサギの数と考えれば良さそうだ。
つまり、あまり釣れていない。

一方、寒いのでさすがに腕まくりとはいかないが、防寒着に身を固め朝から夕方まで黙々とただただ釣りに集中した我々のようお客は稀のようだ。
4cas253185s

5cas253201s

後から思えば朝マヅメだったのだろうか、釣り始めからしばらくは入れ食いだったが、その後はボチボチだった。
それでも、釣りを終え、お借りした竿などの道具をスタッフにお返しする際にはビニール袋に入れた獲物を見て驚かれもした。

釣ったワカサギは湖畔の食事処で無料(遊漁料やテント、釣具一式や餌の中に含まれている)で天ぷらにしてくれるが、ここと自宅の2回に分けて食べるほどの量ではなかったので、出発時からその気になって準備していた発砲スチロールの簡易クーラーボックスに雪詰めにして待ち帰った。
6cas253218s   
雪詰めの利点発見。
氷なら解けて水になりクーラーボックス内は水浸しになるが、雪は解ける前に先ずは比重を増して氷の塊になるために水浸しにならない。

場所のせいか、時期のせいかは分からないが酷い時には半日頑張って釣って2人で一匹(五目漁師は超絶完ボ)だったこともあるので、この釣果ならまずまずと言えそうだ。

で、帰宅したその日に早速、天ぷらと、南蛮漬けでいただいた。
7cas253225s

8cas253227s
 
塩水で軽く洗った後に水気を拭き取って、後は揚げるだけで美味しくいただける。

9泊(内2泊は船中泊)10日の中で、今回の五目漁師の撮影枚数は約2500枚、ヨメサンの撮影枚数は4300枚だった。
撮影のターゲットはタンチョウやオオワシなどなので、小鳥程でもないが結構動きは速く、ピンボケ写真や頭が切れたり、一体何を撮ろうとしたのかわからない写真が多い。(というかほとんどがそんな写真なので)最終的に残る写真は10枚に1枚ほどになるが、削除したり、1枚1枚色調やコントラスト整えたり、あるいはトリミングしたりして作品に仕上げていくのは五目漁師のお仕事。
半年かけてやっと整理が終わった頃にまた次の旅行が楽しみになるといった具合だ。



さて、戻ってきたもののまだまだ寒い日が続きますね。
ホームの井上丸の釣果ブログを見ていると大漁の日があったかと思うと次の日は釣れないとか、何が要因なのかわかりませんが日々の差が激しいようですね。
天気予報で気温をチェックすると怯んでしまいますが、早朝の最低気温が4℃以上、昼間の最高気温が少なくとも10℃を超える日を待って出かけようと考えています。
海面水温は寧ろ今が一番低く、どうせ釣れないならヒラメ狙いの泳がせ釣りに徹してみるのもおもしろいかなと考えたりしています。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

2025年2月 1日 (土)

新魚探のデビュー戦はルアーオンリーの流し釣り

1月31日は伊東(井上丸)に釣行。

昨年の納竿の釣りで魚探が故障してしまった。
もう10年近くも結構な頻度で使ってきたので仕方がない。

今度はどれにしようかと迷ったが、数日前に決まった買い替え品をポチると直ぐに届いた。
Cimg3126s

この歳になってもおもちゃが目の前にあると早く使ってみたくて、もう辛抱ができない。

残念なことに、しこしこと構築してきたマイポイントが故障に関連したトラブルで全て消えてしまった。
伊東、川奈、大津、福浦、そして網代のマイポイント。
他人にとっては大したものではないが、五目漁師にとってはいつもこれらのポイントを軸にして流しのルートを決め、いよいよ釣れない時には神頼みポイントに向かい何度か助けられたこともあった。

たまたまファイルで残っていた過去のルート記録や仲間に再度教えてもらって、やっと半分くらいは新しい魚探上にマイポイントを再構築した。

そこで、まだ記憶が新しい内に今日は伊東のポイントを実釣確認しておきたく、この時期は厳しいことは分かっているが敢えてルアーオンリーで流しまくることにした。
2dsxp258746s

釣りの方は予想通り、というかここ数日続いた荒れ模様で水温が下がったのか(今度の魚探には残念ながら水温計が付いていないが)これぞ冬の海の到来を実感した。

狙いはタイラバでアマダイとフグ(うそ)、ジグでハタやカサゴ系とフグ(うそ)、そしてエギングで半分冗談のアオリやコウイカ。
更に、イトヨリやホウボウが間違いなくおまけについてくるはずだ。
ヨメサンが久しぶりにパエリアを食べたいと言っているので小さいハナダイかレンコダイも欲しい。

前日にはこんな風に欲しい魚は何でも手に入る大漁を想像しておきながら、結果はボや完ボも平気にあってしまう。
こんな時には、浜に上がるとさすがにガックリし、よろけてしまうほどに疲れを感じるが、次の釣りではこの反省と、もっともらしい敗因の分析のもとに、更に期待は膨れ上がる。
釣りは期待と現実が最もかけ離れた趣味ではないだろうか。

こんなことを幾度となく繰り返しても海のせいや風のせい、食ってくれない魚のせい、もう少しだったのにと手元ポッチャンのせい(正に五目漁師そのもの)にしておけば決して自己嫌悪に落ちることもなく、まして他人に責められることもない。
釣りは、なんと懐が深い素晴らしい趣味なのかと思う。

さて、今回は何のせいにしよう。
結果的に1日通してアタリはタイラバに1度、最後に神頼みポイントでジグに2度だけだった。
実は真っ先に入れたのは期待のビンビンもどきだったが、数投目に何の感触もなく突然軽くなってしまった。
オヤッ?だけでアタリは全く感じなかったので、これはアタリ回数には含んでいない。

この時には、精魂込めたビンビンモドキをけしからん奴だ、どうせフグだろうと思ったが、その後は一度もフグの気配を感じたことはなかったのでフグではなかったのかもしれない。

タイラバでの今日の狙いはアマダイできれば白いのがよい。
アマダイにはイソメまがいのソフトワームがよく効くというその手のプロモーションビデオを見たので、次は従来のタイラバにこれを付けて入れる。
3cas253145s

すると諦めたころに従来のタイラバでよくあるアタリの前兆。
掛かるまで???の時間が長~く、一旦離したかなと思いながら穂先を少し下げて再び食わせるといった勝負の結果うまく掛けたのはアマダイではなく良型のアオハタだった。
4dsxp258750s

このころには既に超絶完ボも覚悟していたので、嬉しさ余って、またまたしわがれの雄叫びを上げてしまった。

しかし、この後はいよいよ死の海と対峙。
落とせど落とせど反応ナッシング。

途中、現地にて久しぶりにお会いしたH夫妻、うーむ、これはまずいかな? (なので)Ha夫妻に調子をお伺いしたところ激シブですよ~、フグさえいないですよ~とのこと。
お互いにこれからに期待して頑張りましょうと声を掛け合って五目漁師は魚探の航跡や仮りのポイントをチェックをしながらまた放浪の流しに戻る。
4edsxp258747s

因みに、エギングはこの間、2か所でやってみた。
5dsxp258751s

そもそもはカヤック仲間のイカ名人が、つい最近のこんな時期に見事にアオリやコウイカを、しかもまぐれではない証拠に度々釣られたのを聞いて、イカが欲しいのは真面目な話、釣りとしては冗談交じりでやってみた。
しかし、半信半疑でやっていると気も入らず時間がもったいないだけの釣りになってしまった。

釣れないのに漕ぎまくり、落としまくりしていると時間がたつのが早い。
この時点で本日のアタリはあのハタの一度だけ。

いよいよ最後、少し南西風が強まって来たために念のため一番浜に近いポイントに戻ってジグを入れると、ここで立て続けに2度のあたり。
小型のオオモンハタ(1尾はリリース)だった。

時合いなのか場所なのか、ここだったのかと慌てたが、時既に沖上がりの時刻。
惜しみながら急いで浜に向かった。

で、今日の釣果はこれ。
6cas253147s

一時は超絶完ボも覚悟した位だったので、これで良しとしよう。


ハタのしゃぶしゃぶ。
7cas253154s

真冬にそこそこのサイズの白身魚が釣れた時にはこれに限る。

ハタのアラで出汁をとって定番の雑炊。
8cas253158s


さて、ここで魚探について所(初)感を記しておこう。

今まではローランスのElite-4 HDIを使っていたが、仲間のアドバイスなども参考にし、今回新調したのはホンデックスのPS-611CN2-DP+BM 。
本体に深場用の振動子と本体に抱き込ませるリチウムバッテリーがセットになった機種(以後、本機)。

因みに、少し遅れをとってしまったがこの機会にPayPayを利用したことで何やかやと結構安く買えたようだ。

さて、おろしたてでまだまだ実際とは違うかもしれないが今までの魚探と比較しながら使用感を簡単に。
9cimg3133s
左がマイポイント再構築のためにお借りしているローランスElite-4 HDI、右がホンデックスのPS-611CN2-DP

先ずは、
(外観):いかにも頑丈そうだった(壊れたが)ローランスに比べると本機の作りはやや華奢そうだが、内臓電池作動や折り畳み構造など日本製らしく細やかな配慮を感じる。

(機種選択の理由):仕様上の最大深度500m(海水の状況により実力は250m程度と聞いているがこれでも五目漁師の中深海釣りでは期待大)。
一方、内臓電池による作動はもともとローランスで使っているリチウム電池が使えそうなので外付けで利用しようと考えていたが、仲間のアドバイスでリチウム電池セットにして良かった。
使ってみれば直ぐに便利を実感。

(機能や使い勝手):ロ-ランスは最小限のボタン配置でありながら結構設定可能な機能(例えば、あれだけのボタン配置でPS-6112にはない文字入力表示までできてしまうなど)があったが、面倒で機能の殆どは初期設定状態で触ることはあまりなかった。
一方、本機も同様に多くの、あるいはそれ以上の設定機能があるが、多くのボタンを配置していることでボタン操作で一気に各機能にアクセスでき操作的に簡単と言える。
これなら海上でも色々と触ってみる気がする。

(探索可能深度):あとで分かったことであるが、本機はDEEPタイプではあるがこれはどうやら同じ機種のスタンダード機に対する差別化であって、例えば探索深度の決め手になる送信出力はローランスが250W、本機DEEPタイプは100W、発信周波数はどちらも200kHz と50kHzなのでDEEPという言葉自体にはあまり期待しない方がよさそうだ。
ローランスでも深度200m前後になると中層のサバの流れしか見られず、底の画像は見えたり見えなかったりだった。

(防水構造)ローランスは時には大雨に打たれながらも使ったことがあったが、浸水でトラブったことはなかった。
本機は防水構造ではありませんと注意書きがあるが、ボート上で雨が降って来たからと言って慌ててしまいこむわけにもいかずどうなることやら心配はある。

(画面):ローランスはとにかく太陽光に弱く、直射があたると画面の反射で何も見えなくなってしまい、どうしても見たい時にはボートを回転させる必要があった。
本機は画面の見やすさを特長としてアピールしており、表示面の工夫の他に明るさ調整に加えて標準、昼用、夜用毎の切り替え機能がある。
実際、標準表示で直射があたり見にくくなってしまった時に昼用モードに切り替えるとがらっと表示面の色彩が変わり、いきなり航跡などの線が見えた時にはびっくりしてしまった。

(その他)①ローランスになれた五目漁師にとって、とにかく本機の文字やマークのサイズは小さく、線は細い。
情報を一杯詰めるために不可欠なのかもしれないが、見えな過ぎる。
マークの大きさは小と標準があって選択できるようになっているのでせめて標準にしようとしたらデフォルトで既に標準が選択されていた。
老人いや五目漁師は目はいい方の老人にあたると自負するがこれでは余程近づかないと無理。
置き場を考え直さないといけないと思っている。

②ローランスも同じだと思うが、この手の魚探はカヤックや利用者は少ないが手漕ぎボートに人気があるはず。
恐らく小型のエンジン艇なら、ましては釣り用のモータークルーザなどではもう少しお高い機種を選択すると思う。
先の防水対策もそうであるが、恐らく本機も都合よく基本コックピット内に本体を設置することを想定しているのであろうか、防水機能は弱いし、振動子の取り付け位置と本体設置位置間の距離を想定してか、やたらと振動子のケーブル(8m)が長くて邪魔になる。
電源ケーブルならまだしも、信号線なので自分で切って短くするわけにもいかず、短いのが問題になるのであれば短長2種類を準備するか、寧ろ長いのが必要であれば延長ケーブルを準備する方が妥当ではないだろうか。
これで全体のコストも低くなるだろうし。
この長さでは余りにも邪魔で長は短を兼ねるとは言い難い。

③本機ではローランスに標準装備されていた水温表示がない。
オプションで水温計を別装着はできるがお高いしケーブルの引き回しが邪魔になり手漕ぎごときで後付けするようなものではない。
ローランスのように振動子の中に埋め込んだ簡単なもので良いので欲しいところだ。

以上たった1日の使用感なので、また言うことが変わってしまうかもしれないが取りあえず。

あっそうそう、忘れていた。
ローランスには簡単に抜き差しできるマイクロSDの装着口があって、ここに地図情報やユーザーが外に取り出せる航跡情報などがファイル化されていた。
本機は外部から一切このようなアクセスはできない。
ポイント情報や航跡情報は自宅のPCでチェックしたいこともけっこうあるので機能が欲しいところだ。



やっぱり2つのことを書こうとすると長くなってしまいました。
中途半端になってしまいましたがここら辺で。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

2025年1月13日 (月)

天気予報に関する朗報

 

既にご存知で利用されている釣り師も多いと思うが、五目漁師が気付いたのは昨年の9月ごろだっただろうか。
少し出遅れてしまったことを残念に思いながら調べてみると、その数か月前から始まっていたことがわかった。

天気予報で人気のWindyに気象庁のメソモデル(MSM)が取り込まれていたのだ。
(ご存知の方はパスして下さい)

Windyではデフォルトで欧州中期天気予報センターが提供するECMWFに基づく各種の天気情報がグラフィック表示されている。
他に、米国海洋大気庁が提供するGFSやドイツDWDのアイコンなども選択できる。
更に、相互の予報比較もできるようになっている。

ここに、日本の気象庁が提供するMSMが加わったというわけだ。

何が朗報なのか?

以前、3回にわたって天気予報のよもやま話(その1その2その3)を記事にしたことがある。
その時にも記したようにこれらの予報は実は、天気予報としての最終成果ではなくスーパーコンピュータがたたき出した所謂天気予報の元になる格子点情報(GPV:Grid Point Value)に他ならない。

スパコンは地球上(上層の大気も含む)を3次元の格子(下図のようにジャングルジムで地球表面と大気を覆ったようなもの)に区切って初期値(現在値)で与えられた各格子点の気象情報を周囲の格子点情報と関連させながらこの先どうなるかを計算し、チクチクと書き換えていく。
11_20250113131901
出展:気象庁ホームページ、知識・解説、数値予報とは


言わずもがな、格子間隔が狭いほど予報は正確になるだろう。

この格子間隔はECMWFでは現在9km、GFSでは22km、そしてMSMは5kmだ。
因みに前2者は地球上の全領域(もちろん海域も含む)を対象にした格子点予報、一方MSMは日本周辺だけに限った格子点予報である。

もちろん、気象庁も全世界を対象にした全球モデル(GSM)を運用しているが、その格子間隔は現在13km(2023年3月に20kmから13kmに高精度化)となっている。

格子間隔を狭くすればより正確になるということであれば、どんどん狭くすればよいのにと思うが、地球全体を上層の空気も含めて10数kmの格子に区切った結果の膨大な格子点情報を逐一計算しながら時間を進めるには、現在のスパコンを駆使してもこれ位が限界ということであろう。

格子間隔を狭めることによって計算時間が指数関数的(例えば、格子間隔を1/2にすると計算量は少なくとも8倍)に増大し、下手をすると計算結果が出たころには現実の時刻はもっと先に進んでしまっているという、過去天気予報になってしまう。

MSMは予報対象を日本の周囲のみに限定することによって格子数を減らし、格子間隔5kmを実現している。
言わば、身を削って精度を上げているわけであるが、それでもって予報精度が改善されるなら関東圏、ましては日本の海域から出て釣りをすることなどない我々にとっては十分に嬉しい話だ。
OK、OK大歓迎、というのが先の朗報ということになる。

気象庁は更に領域を限定したLSM局地モデル(SCWにて発表)も運用しているが、ここ迄限定してしまうと(格子間隔を短くするとそれに伴ってどれほど先迄予報するかという有意な予報時間も短くなってしまうことも含めて)我々釣り師にとっても実用面で物足りなさを感じてしまう。

さて、この素晴らしいMSMをWindyで見てみよう。
(その前にお断り)Windyでは提供される全ての情報が著作権上コピーして貼り付けることが禁止になっている。
こんなへなちょこなブログがそんなことなどクソ真面目に考えなくてもと言われるかもしれないが、ここは五目漁師流にきっちりとしておきたいので説明が文字のみになってしまうのは我慢我慢。

この観点では税金で運用しているからだろうか、気象庁のHPは寛容で素晴らしい。
全ての画面コピーが可能でブログに貼り付けもOK、訳などを明記すれば加工して利用することさえも許容されている。
悪意がなければ多少なれど宣伝にもなるしそれでよいと思うのだが。

五目漁師は(コピー&ペーストさえやらせてくれないのでケッタクソが悪く)Windyの有料のプレミアム会員にはなっていないが、無料のWindy(PC版)を開くと、多分デフォルトになっていると思うがECMWFの素晴らしい風マップがグラフィック表示される。
そこで画面右下のECMWFボタンの隣にあるMSMボタンをクリックするとMSMの画面が表示される。
既に調べたい位置を表示している画面なら最下段にあるMSMボタンをクリックすればよい。

スマホの場合は目的地の風予報を表示した後にデフォルト表示されている最下段のECMWFをクリックすると表示されるいくつかの予報からMSMを選択すればよい。

さてここで、現在時刻の予報から右にスクロールしながら予報をチェックしていくと3日目(72時間程度)のところで縦線が引かれ、これ以降はECMWF予報に変わるとの断りがある。
気象庁の生真面目さの表れかどうかわからないが、これ以上はあまり予報の信頼性がないのでここまでにして下さいということなのかもしれない。

実はMSMの予報は、これも人気があるGPV気象予報で従来から発表されているが、GPV気象予報の場合は予報時間が最大39時間(詳細モード)、同じ情報源であるがこれが72時間まで延長されたのがWindyのMSMということになる。
予報時間が先になればなるほど精度が悪くなってくるのは当然のことと理解しているが、従来の39時間ではなかなか釣り予定が立てにくかったので五目漁師としては大歓迎。

更に、GPV気象予報とのもうひとつの大きな違いは、GPV気象予報が矢印によるグラフィック表示だけだがWindyではグラフィック表示に加えて数字表示があること。
数字で表示されていることによってイメージよりも正確に記憶にとどめることができる。

最後にMSMの地図の縮尺率をどんどん上げていく(絵を小さくする)と最後には日本列島と朝鮮半島を含んだ正方形部分だけがカラー表示される。
これが先の地域を限定した結果であり、良く言えば精度アップの証とも言える。

世界中をくまなく予報領域に入れているECMFWやGFSに比べてどうだろう。
世界を網羅する地図が極東の片隅に、しかも関東や東海地方のそのまた片隅にある伊東や大津の海の天気予報なんて・・・と五目漁師なら思ってしまう。

最初に記したように、あるいは先のGPV天気情報にも記されている通りこれらはあくまでコンピュータがたたき出した生の格子点情報であり、これを基に各予報会社が釣り場の天気予報などと称して加工して発表することになる。
ここでは格子点情報から漏れてしまった地勢の考慮や、季節、あるいは日々によって変わる地域特有の特質などが加味されていることになるが、問題はそれが適切かどうかであろう。

生身のGPV予報をチェックするも良し、釣り場に特化した(と称する)天気予報をチェックするもよし、五目漁師は次の釣りの日取りと場所が決まれば数日前から複数の予報を書き留めて変化の様子なども含めてチェックするようにしている。
暇だからね。命も賭かっているし。


壊れた魚探の代わりが大体決まりました。 それはいいのですが、長年かけてマーキングしてきたマイポイントが全て消えてしまいました。再構築ですね。 新しい魚探で次は大津にしようかな? 網代の中深場リベンジもあるし・・・といろいろ考えている間に時間があるので以前からその内にと思っていたこんな記事を書きました。少しでもお役に立てばよいのですが、私はこれを知ってからは専らMSMを中心に予報をチェックしています。ECMFWに比べると釣り師びいき?の予報のような感じがしています。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2025年1月 4日 (土)

初釣り


1月3日は伊東(井上丸)で初釣り。

大方の天気予報が外れ、早朝から風とうねりが結構厳しく、太陽も厚い雲に隠れたままで期待したポカポカ陽気もない。
ただ、奇しくもHEPPOさん、Kさん、サビキさん、まっくさん、連れのTさんが勢揃い。
岸払いを前に挨拶がてらの談笑で熱気ムンムン、寒さなど吹き飛んでしまう。

岸払い後は、それぞれが狙いのポイントを目指す。
と言っても、一望に見渡せる範囲なので、~さんはあそこか、~さんはあそこでまだ粘ってるな、あっ~さんが移動した・・・と様子見しながらのエリアの釣りが興味深くもあり、気になりもする。

五目漁師は、前回の伊東でややいい味を占めた少し沖目に出る。
ただ、魚探の故障で過去のマーキングポイントが利用できないために久しぶりの山立てと水深表示でアンカリングする。
少し海底の地形が違うようだがどうせ砂漠なのでこの辺でいいんじゃないの?

海水温は16.3℃。
19℃前後をうろうろしていた前々回や前回に比べると一気に下がってしまった。
そのせいかどうかは分からないが、海底は静まり返っている。
コマセを振り出しても反応ナッシング。

ただ、魚探反応が皆無でも掛かってくれるのがここの魚(単独魚)のいいところ。
直ぐに小型ではあるが昨年あたりから伊東ではブームのシロアマダイ。
1dsxp248736s

しばらくして今度は良型のアカアマダイ(38cm)。
2dsxp248739s

シロアマダイの方が総じて大きいと言われているのにシロ君負けてるんじゃないの、とブツブツ言っていると、(写真はないが)再び小型のシロ。
やっぱり勝てないね。

続いて、これも最近の釣果の中によく紛れ込むようになったイトヒキアジの幼魚。
3dsxp248741s

調べてみると、成魚はなんと1.5mにもなり、そもそもは熱帯域の魚らしい。
伊東もそろそろ熱帯域のネが見え始めたか、今年は先ずは30cm、そして50cm・・・もしや五目漁師が健在中に1mにもなったらどうしようと妄想が膨らむ。
この魚、美味しいのでクーラボックスに確保するが糸が指に巻き付いたり、クーラーボックスの蓋に挟まったりして結構鬱陶しい。

そして、ドカン、よし来たぞ! もちろん今日一の強い引き。
慎重に上げてくる。
やがてヒラヒラと見えてきたのは白い影、何っ? 
なんだこれか!
4dsxp248744s

お引き取り願ったが、20~30分に一度のペースでポツリポツリと掛かっていたアタリがこれを最後に途絶えてしまう。
少し場所替えもしてみたがこんな時にはどこに行っても同じ。
海面ではわからないが海底では潮流の変化で更に冷たい海水が入ったとか、餌になる小魚やプランクトンが潮に乗ってどこかに行ってしまったとか、エリア内ではマクロな共通の変化が起こっているのであろう。
回りを一周して結局、再び元の場所近くにアンカリングする。

実は、今日久しぶりにやってみたい釣りがあり準備してきた。
エビで鯛を釣る一つテンヤ。

ここは、ベイト反応がないにも関わらずアマダイやハタ、オニカサゴなどがよく掛かってくるポイントなので、コマセに寄る魚の他に先のイラの様に単独で潜む魚が多いところだと思っている。
そこで準備したのが今回の一つテンヤ。
小物は少しでも避けられるように10cm近くもある冷凍芝エビを着けて早速落としていく。

五目漁師が2本目の竿を出すのは泳がせなどの待ちの釣りになる時以外には滅多にない。
手持ちで一つの竿に集中するためもあるが、竿間での仕掛けの絡み合いなどトラブルが面倒だからという理由もある。

今回はお試し釣りだったので無意識にここまでの手持ち竿を竿掛けにかけたままで一つテンヤを落としていく。
ふと見ると、期待していなかった竿掛けの竿がグイングイン、ググッと引き込まれている。
これは、大物に違いない。
慌てて今しがた出したばかりのテンヤ竿を反対舷側に置いてお辞儀竿を取る。
何? 根掛かり? ロープ? いや、おっとっと、穂先が垂直に海面に突き刺さる。
3号ハリスなのであまり無理はできない。

たまたま近くに居たHEPPOさんも興味津々見守ってくれる。
直ぐに98%エイだねと五目漁師。
それにしても2%でも他の大物の可能性がある限り切ってしまうわけにはいかない。

20分以上もかかっただろうか、やがて姿が見える。
やっぱりエイ、しかもでかい。

見届けたので、リーダを切ってしまおうと覗き込んだ時に黄色のビシが目に留まる。
そうだビシが付いていた。
ここで切り落とすわけにはいかない。
うっかりミスが多い五目漁師にしては上出来の反応で、なんとかビシを手に取ったところでハリス切れ。
竿の弾力がなくなった瞬間だった。

さて一件落着と思ったが、案の定、反対舷側の一つテンヤ竿と仕掛けや道糸が絡み合って再起不能になってしまっている。
仕方なく両者ともにラインを切ってしまう羽目に。
やっぱり2本竿出しは止めておくべきだった。

今更リーダーの結び直しは面倒なので、以降はこんなこともあるかもと準備してきたタイラバに切替える。
既に、お昼を回っているので、一番可能性がある港前の漁礁周りを中心に巻き巻きしてみたがアタリの雰囲気まるでナッシング。
いよいよ冬の釣れないルアー釣りシーズンに入ってしまった感がある。

さて、今日は基本的に厳しい釣りではあったが、皆さんの本日の釣果。
皆さんの移動の様子を追ったり、時にはスマホで様子を聞いたりしていたが、まさに釣果は釣り方やポイントの選び方次第、それぞれに伊東ならではの面白い結果が見える。

皆さんよりも少し沖、ベイト反応はないが単独魚に期待ができ、もちろんコマセに寄ってくるカイワリも狙える五目漁師の釣果はこれ。(残念ながらカイワリは小型が1尾だった)
Photo_20250104200301
(井上丸の釣果ブログからコピー&ペースト)

カイワリをターゲットにしつつも結構漕ぎ回っておられたHEPPOさんの釣果はこれ。
カイワリの型が揃っている。
Heppo
(井上丸の釣果ブログからコピー&ペースト)

カイワリを比較的早めに見切られて沖流しに、そしてカイワリの時合いを期待し後半は再びカイワリに戻られたKさんの釣果はこれ。K_20250104200301
(井上丸の釣果ブログからコピー&ペースト)

最後に早朝から動かずカイワリに徹しておられたサビキさんの釣果はこれ。
Photo_20250104200302
(井上丸の釣果ブログからコピー&ペースト)

因みに、まっくさんと連れのTさんは事情があって今日はタンデム釣行だった。
一旦は出られたものの、あのウネリの中で2人合わせて150kg超えのお二方でのタンデムには無理があるとの賢明な判断で早々に戻られた。

 

帰省していた娘家族に早速アカアマダイの柚子あんかけ蕪蒸し。
Cas243115s

小型シロアマダイとイトヒキアジは魚嫌いという孫たちでさえ美味しいと食べる天ぷらに(写真撮り忘れ)。

そして、こんな時(獲物がない時)のためにと、先に伊東で釣って冷凍していたシロアマダイのしゃぶしゃぶ2皿。(身の色が白濁しているのは冷凍庫から出して直ぐに薄造りにしたためでしばらくすると透明になる。)
Cas243111s

Cas243107s



皆さん首を傾げるのはどれもこれもの天気予報ですね。時間を追って次第に良くなってきていたので初釣りにふさわしい平和な釣りを期待していたのですが、一時はうねりに風波も加わって正月ボケには結構厳しい釣りになりました。
水温も下がり、いよいよ冬の海です。老体に鞭打つ五目漁師は次の釣りは少し暖かくなってからにしようと考えています。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2025年1月 1日 (水)

明けましておめでとうございます


2025

昨年は何かとお世話になりありがとうございました。
ブログのコメント欄で、更には現地でお会いすることで楽しい釣りができました。
今年も変わらずよろしくお願いします。

初釣りは3日に伊東を予定しております。
景気づけになるいい釣りがしたいです。 



本日もポチッとよろしくお願いします。


にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

2024年12月26日 (木)

納竿の儀は撃沈


12月25日は網代(亮知丸)に釣行。

実は、釣行後ブログにコメントをいただくHさんに釣行の様子をメールで連絡した時に思いついた。
365日連休とは言えこの時期になると五目漁師もそれなりに忙しい。
そうだ、このメールの文章をもう少し詳細に箇条書きにして、後はチャットGPTにまかせてみよう。


で以下はその出力文章。(写真は適当な場所にあとから五目漁師が張り付けた。

 

2024年最後の釣行 ~中深海での挑戦~
1dsxp248723s

昨日(12月25日)、今年最後の釣りとして網代の亮知丸にて納竿の儀を執り行いました。
ヨメサンが今週いっぱい娘のところへ行っているため、今回は釣果を気にせず、中深海でのルアーオンリー釣行に挑戦してみることにしました。

急遽作製!自作ルアーで挑む
メインはジギングですが、こんな特製タイラバ(ビンビンスイッチ風)も急遽作製して持参しました。
2cas243085s

重量は80号、約300gと見た目も本格的。
「これで大物を狙うぞ!」と意気込んで出港したのですが…。

魚探の故障に悪戦苦闘
20馬力エンジン艇で出港したのは良いものの、魚探のポイントマップや航跡記録が表示されず、まさかの故障。
これではいつもの沖のポイントに辿り着けません。
深さを測るにも200m以上もある海域で仕掛けを落とすのは非効率。
泣く泣くアカムツジギングを断念し、浅めの50~100mのエリアを彷徨うことに。

結果、釣れたのはオニカサゴと小さなウッカリンのみ。
3dsxp248724s

4dsxp248726s
先日自作したビンビン風の初釣果は小型のウカリン

5dsxp248729s
50cmもあろうかと思われる立派なトラフグ

「このまま納竿を迎えるのか…」と悩んでいましたが、ふとネットの釣りナビ君で等深線が確認できることに気付き、何とかいつものポイントに辿り着くことができました。
しかし、時すでに12時過ぎ。

潮流ゼロ…まさかの撃沈
ようやくメインポイントで300gのジグをシャクったり、自作ビンビン風を巻いてみたりしましたが、潮流もボートの流れも全くなし。
アタリすらないまま時間が過ぎ、今年の釣りを残念な形で締めくくることになりました。

GPSの重要性を実感
今回の釣行で痛感したのは、広大な海での釣りにおいてGPSの重要性。
魚探の故障がなければもっと充実した釣りができたはず。
来年こそは装備を万全に整え、リベンジしたいと思います。

 

以上

 

素晴らしい。
稚拙で泥臭い五目漁師の文章と違ってなんとスマートな。
所々、五目漁師的には白々しい言い回しもあり、触りたくもあるが、そうするとまたいつもの文章に戻ってしまうのでこのままにしておこう。

いつも驚くのは、こんな整った文章を一瞬にして作り上げて返してくれるスピード。
わかる、わかる。試験会場にスマホを持ち込みたくなったり、宿題の作文やレポート、はたまた公文書までお願いしたくなるのが。

因みに、チャットGPT様からは上記の作成記事と同時にこんなお気遣いも添付されていた。

こんな感じで、ブログに適した語り口調とユーモアを盛り込んでみましたが、いかがでしょうか?
文章を拝見しながら、釣りの情景や苦労が目に浮かぶような表現を心がけました。
今年の釣行を振り返る締めくくりの記事として、読者の方にも楽しんでもらえる内容になれば幸いです。
また何か文章の手直しやアイデア出しが必要な際は、ぜひお声がけください!
来年の釣りの大漁を心からお祈りしています。

だって。
どんな人が書いてくれたのか一度お会いしたくなってくる。

今回は説明不足を補うための文書の追加や修正は一切やっていない。
五目漁師の下書きは省略するが、あれだけの文章でよくぞここまで状況判断をした上で文章にしてくれたと感心する。
逆に言うと、五目漁師の下書きが良かったのだろうエッヘン。

ここ迄くれば、そろそろこんな断り書きは無用で、黙って記事に採用しても良さそうな気さえする。
もっと言えば、1日の釣りの様子を動画に撮ってそれを提供すれば何も説明しなくても大物を釣り上げた時の歓喜や釣れない時の絶望的な表情、サバやフグを相手にのたうちまわる様子も読み取って文章にしてくれればいいんだがな。
チャットGPT さん頑張って!(ひょっとしてもうできるのかな?)

 


沖にでると山立ての目標物などありません。

GPSによる位置確認や流しのルート表示がないとお手上げですね。
初釣りまでに新しい魚探を何とかしたいと悩み中です。
今までのポイントデータの復旧をどうするかが一番の問題です。
完全に壊れたのではなくLOWRANCE魚探の+ボタンが反応しなくなり画面の拡大ができなくなってしまいました。
-ボタンは効きますので触っている内に一方的に縮尺が大きくなり、今は日本列島の絵が出ています。
伊東は一体どこだって言う感じです。どなたか同じ症状で復旧された方はいらっしゃらないですかね。

本日もポチッとよろしくいお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

«アンカリングしたままでアマダイゲット