フォト
無料ブログはココログ

2023年9月28日 (木)

本格シーズン入りを期待したが


9月27日は伊東(井上丸)に釣行。

前記事の赤い魚御三家の勢揃いを狙って網代を予定していたが、釣り日和とエンジン艇の空きがなかなか重ならない。
一方で、次第に溜まってくる釣りガスを1次的に抜くためにも、そろそろ本格シーズン入りする(はずの)伊東の海上散歩に出掛けることにした。

今のところサバやフグも比較的少なく、カイワリやアジ、ハナダイなどがコマセ釣りで結構よく釣れているが、実は五目漁師の車には先週準備したが使うことがなかったタチウオ釣り用の道具が積んだままになっている。
ジギングやタイラバによる沖流しなら、少しジグを追加するだけでこのままでGo!できる。
1cas3a0425s

2cias23a0462s

鯛でもハタでもなんでも来い。
たまたまだが、3、4年前に東伊豆では珍しくも釣れたタチウオが丁度この時期だったので、居てくれれば正に飛んで火に入る・・・というやつだ。

井上丸はボート乗り場の前のテトラエリアを出た水深20m辺りにいつもベイト反応や魚影が見られる。
ハタなども掛かってくるが20cmくらいの小魚が多い。
それがわかってはいるが反応を見るとルアーを落としたくなるのは釣り師の性。

案の定、一旦漕ぎ手を休めて試しにジグを落とすと直ぐに25cm程度のイトヨリ。
なんだイトヨリかーと思いながらもう一度落とす。

すると、また直ぐにアタリ。
また小魚かと思いながら巻き上げ始めるや否や、いきなりガツン! ジリジリジー・・・

実は、今までジギングに使っていた炎月プレミアムの調子が悪くなったために、先日リールを新調した。
そして、今しがた下ろしたばかりのそのリール(ティエラA IC)がいきなりドラグ音を響かせてくれる。
しかし、タモの位置などを確認し身構えて臨戦態勢入った途端にフッと軽くなる。
上がってきたのは目玉の辺りがボロボロになった15cm程度のイトヨリ。

また悪い癖が出てしまった。
ジギングとタイラバと交互にやっていると、どうしてもジギングで大きなシャクリを入れ忘れてしまう。(タイラバをやっている時にはその逆もある)

小魚を咥えた大物がしまったと思うのか、咥え直そうとするのかわからないが、シャクリの前に口を開けられてしまうとこうなってしまうのだろうか。
残念!

その後は湾内を南北方向に行ったり来たり、点々とする。
3dsxp237840-s

4dsxp237840-s

朝の内はポツリポツリとアタリがあったが8時前のワカシを最後に何の反応もない正に不毛の海になってしまう。

今日はまっくさんとも現地集合し、場所は離れているがお互いに釣果があれば連絡し合うことにしている。
その電話が9時前に入ったので期待したが、今のところアオハタ1尾とあとはフグ、サバに遊ばれています、そろそろ何か連絡しないといけないかと思って・・・とのこと。

まっくさんは水深30m前後、五目漁師は45m前後を流しているが、フグはたまに、サバに至っては一度も遊んでくれない。
そんな中で、これは伊東の新参者であろうか? それとも単にいつものサバフグが痩せているだけなのだろうか、正にこれぞサバフグという細長いフグがお目見え。
5dsxp237845s

こちらは、個体は違うが別のフグにやられてしまったタイラバ。
6dsxp237846s

中層で何度かアタリがあり掛からないままで終わってしまった時には、大概こんな風にやられている。
五目漁師のラバー部は全て自作で低コストなのでせいぜい相手が下痢か逆にフン詰まりするぐらいで済むが、お高いラバー部を買っておられるタイラバ釣り師にとっては金タマランだろうな。(と、お下品が続く)

風が強まって海面が騒々しくなってくると、白波を見ながらなんとかしてよと風上に向かって言いたくなってくるが、こんな風にボートが一切流れないほど静かだと、これはこれでなんとかしてよと天に向かって言いたくなってくる。
7dsxp237847s

平和過ぎる海面で10時過ぎには早弁しながら今後の作戦を練る。

天気予報のチェックでこんなこともあろうと例の対足漕ぎ流しセットを持ってこようとしたが、残念ながら井上丸のボートはスノコ代わりにのっぺらぼうの板を使っているので、取り付けができないことがわかり諦めた経緯がある。

仕方がないので、これに変わる釣法として早弁しながら思いついた伊東の海底ならではのズリズリ釣法をやってみよう。
お股に竿を挟んでタイラバを落としながら100m程ボートを漕ぐ。

着底した時点で道糸は水平方向に100m以上は出ているのでゆっくり巻き上げると、タイラバは海底をズリズリと引きずられる。
少し早く巻くと速さに応じて海底から少し浮きながら巻き取られる。
どれくらい浮いたかは道糸をフリーにして再び底どりをした時点でおおよそ判断できる。

すると、これが大成功。
久しぶりに上がったのは30cmのウッカリン。
8dsxp237849s

調子に乗って続けていると今度はアオハタ(35cm)も上がってくる。
9dsxp237852s

いい具合に海底をなめるように巻き上げてくると正に底もの専用のタイラバ釣法になっているようだ。

それでも所詮釣れない日は釣れない。
結局、今日の釣果はここまで。
10cas23a0434s

さて、話は変わるが、この日の海面水温(ローランス魚探による)は午前中は25.2~25.8℃、午後になってやっと26℃台になり帰るころには26℃台の後半になっていた。
因みに、前回の大津の海面水温は29℃を上回っていた。
29℃台の高さにも驚いたが25℃台の低さにも驚いた。

この低さが不釣の要因だったかどうかは分からないが、このまま下がりに入るとは考えられず、いや考えたくなく今からやって来る秋のベストシーズンを期待したい。

さて、釣った日はウッカリンの和洋折衷カルパッチョ、
12cas23a0446s

アオハタのブイヤベース、
13cas23a0451s

次の日の昼食に余ったブイヤベースのたれを使っておやじ、いやおじや。
14cas23a0456s

トッピングはアオハタのアラの塩焼き。
お腹が空いていたのでご飯を多く入れ過ぎて炊き込みご飯の様になってしまった。
失敗。



この日は平日、帰りに134号線を自宅近くまで来ると道の両サイド共に凄い人の列。

計4日間のサザンのライブが始まる。 
会場は野球場ですが決して外からは覗けないようにバッチリと目張りされているようですが、音は漏れ聞こえますので明後日は散歩がてら漏れ聞きに行ってみます。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年9月23日 (土)

赤い魚御三家を狙ってみようかな

 

昨日(9月22日)はTさん、Hさんと五目漁師の3名で大津釣行を予定していた。
しかし、あいにくの天気(予報)で前日に新橋での飲み会に変更。
Hさんが探してくれたお店で、美味しい活豊後サバをいただきながら釣り談義の楽しいひと時を過ごした。
1_20230924000101
折角の写真を撮り忘れたので
九州熱中屋新橋live店のホームページよりコピー&ペーストさせていただいた。

予定していた釣行は、五目漁師としては先の練習に引き続きタチウオ釣りの本番と位置付けていたので、車にはジギングと予備のタイラバの道具が積んだままになっている。
2cas3a0425s

降ろそうとしたが、次の釣りはどうしようかと考え始める。

サバもフグも今のところ手が付けられないほど邪魔にはならない伊東が面白くなってきたし、久し振りに中深場もやってみたい。
福浦の鬼退治もいいかも。

漫然と釣るよりも何でもよいから企画が欲しい。・・・

中深場の赤い魚と言えばアカムツ、
3dsxp237612s

底物を代表するカサゴ系の赤い魚と言えばオニカサゴ、
4dsxp237765s

そして美味しい魚ハタ系の赤い魚と言えばアカハタだろうか。

刺身よし、煮つけよし、どう食っても美味しい絶品の魚達であるが、実はアカハタは今までに釣ったことがない。
以前Mさんから頂いて半身をカルパッチョに、半身をアクアパッツァで大事に頂いたことはあるが自分では釣ったことがない。
5cas203051s
一番上の魚が、Mさんから分けて頂いたアカハタ

もちろん何度か狙ったこともあるが今のところ縁がない。
(ただ、ここ数年で関東でもよく釣れる魚の仲間入りをしたとは聞いている。)

で、この縁のないアカハタに加えて、アカムツ、オニカサゴを釣って赤い魚御三家を揃えて食ってみようではないか。
1尾ずつならやはり御三家姿造り、2尾目が釣れたら御三家煮付け。

こんな釣り師しかできない夢の料理を思い浮かべるとどんどん妄想が膨らんでくる。
これならやっぱり網代だろうな。
やはり御三家の中で一番の難敵はアカムツだろう。
先ずは、朝一、中深場でアカムツを狙ってみよう。
捨て身ならジギングも面白そうだが、確実に釣るならやはりサバタンかな? 

3時間ほど粘ってみて駄目ならここで夢の御三家料理は没、またの機会にとなってしまう。

アカムツさえ釣れてしまえば元気盛り盛り、お次はオニカサゴ。
最近、知り合いのカヤックの仲間内では釣ったサバなどの内臓を餌にする流し釣りがブームになっている。
いかにも釣れそうだが、今はそうやすやすとはサバが釣れそうにないので取りあえずサバタンでやってみよう。
水深100m前後で釣れそうな場所は分かっているので1尾くらいは釣れてくれるに違いない。

そして、最後は今までに1度も釣ったことがないアカハタだが、あまりしつこく狙ったことがないだけで、網代では結構よく釣れている魚なので狙えば釣れるだろうとは思っている。
難敵は風かな? 
伊東もそうだが、網代では昼過ぎからいつも風が強くなり、アカハタがいそうな岸寄りに近づくのがエンジン艇では難しくなることがよくある。
夏場特有の海風だと思っているが、そんな風もそろそろ日射も弱くなってきたので収まって来るのではと期待している。
餌はサバタンでもよいし、やったことはないがテキサスリグとやらにワームを着けてやってみるのも面白そうだ。・・・

等等いくら妄想したところで天気が良くなってくれなければどうしようもない。
網代の沖が無理なら赤い魚御三家は一旦諦めて伊東で沖流しをやってみよう。




さて、どうなることやら。


本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年9月16日 (土)

微妙なタチウオリベンジ


9月15日は大津(石田丸)に釣行。

情けないが、最近は釣行後に疲れが結構残り、あくる日などは2階にある自分の部屋に上がるにも1段ずつ、よいしょこらしょと掛け声が入ってしまう。
先日、こんなはずじゃなかったと試しに駆け上がってみようとしたが、たったの2段でまたよいしょペースになってしまった。

今回はそんな老骨に鞭を入れて、先の釣りから中3日の釣りとなった。
あれだけボートが多い中、しかも首が回らない状況でのタチウオジギングとアンカリングの相性についてはもう少し経験してみないとわからないが、明らかに五目漁師のチョンボだったジグのフロントフックのエビり(?)(フロントアシストフックがジグとリーダを接続しているスナップに絡む)については直ぐに見直した。
1cas23a0356s

こんなことをやっていると直ぐにでも試したくなり天気も良かったので急遽リベンジ行になった。
目標はタチウオのツ抜け、それに一本でもいいのでドラゴンに掛かって欲しい。

前回は久しぶりの大津港だったが、平日の賑わいに驚いた。
今回もそれは変らない。
2dsxp237824s
平日とは思えない大津港貸しボートの賑わい

皆さんまた急な腹痛ですか? と心配になってくる。

五目漁師は今回もジギングオンリー、念のためにタイラバは準備している。
3dsxp237823s

あの立ち泳ぎでは潮が速いと餌に食らいつくのが難しいと聞いたので、前回は中潮時を選んだが、今回は心配の大潮。
ただ、心配よりも行きたい気持ちの方が勝っているし、大潮だからと言っても必ず潮が速いとは限らないし、速ければ遊泳力のあるドラゴンだけが掛かてくれるかもしれない、そして潮止まりには腹を空かしたタッチーの怒涛の入れ食いがあるかもしれない、と前向きに考える。

ポイントには一番乗りで到着したが、今日もボートは多い。
4dsxp237829s

ただ、五目漁師が流したかったエリアは結構空いているので、性懲りもなく先ずは流し釣りから始める。
無風ではあるが潮流で結構岸側(北)に向かって流される。

30分くらいして、先ずは1尾目。
5dsxp237825s

そして、直ぐに2尾目も掛かってくる。
この分だと今日はツ抜けしそうだなと安易に考えたが、その後はどこをどう流してもアタリはなくなってしまう。

周囲のボートはどうやらアジ釣りがメインのようだが、次第にエリアから抜けて行く。
お陰で流しやすくはなったがアタリは一向にない。

前回は正午過ぎにプチ時合があったが、潮汐の干満時刻は今回の方が3時間ほど遅れているので、沖上がりの頃にいい時合いがあるかも、と期待しながらタイラバ竿を準備し散歩に出かける。
6dsxp237834s

現金なもので、昨日(14日)にいい釣りがあったためだろうか、富士山根の北東側に皆さんが集結している。
(後で知ったが、ここではこの日もヒラメなどの大物やアジの大釣りなど、いい釣りがあったようだ)

五目漁師はこれじゃ流し釣りは無理だなと遠目に見ながら、少し外れたところで2、3回だけタイラバを落とし、ぐるっと一周して再びヤマダ電機前に戻る。
既に朝の賑わいはなく、今ならどこでも流せる状況なので魚探のマーキングをチェックしながら流して行くが、一向にアタリはない。

そんな中で、少し沖側のボートでタチウオが上がったようだ。
(五目漁師は釣れない時には、周りボートの状況を自分の竿の穂先以上にしっかりとチェックしている。)
居るぞ! こんな時にはとにかく魚が居る情報が欲しい。

早速、何気にそのボート(2ハイ)に近づいていくと、なんとボートはゴミや汚いフン状の汚れが溜まった大きな潮目の上にアンカリングしている。

ゴミを拾ってしまうのでこんなところでジギングはやりにくいが、帯状の潮目の少し下側でシャクリ始める。
すると久しぶりにタッチー。
そしてまた1尾と掛かってくる。

いつの間にか潮目はどこかに去ってしまったが、アタリはポツリポツリと続いたので、潮目がもたらした時合いだったのか、たまたまだったのかはわからないが、なんとかこの調子でツ抜けは達成できそうだ。

あとはドラゴンが欲しい、と思った矢先だった。
グッ! 根掛かりのような大きなアタリに合わせを入れる。
とうとう掛かったぞ、ドラゴン! 

なかなか巻けない様子を見て、先のボートからもドラゴンですか、ドラゴンですね、と声が掛かる。
五目漁師も最初はその気になっていたが、このころには怪しい気配を感じている。

うーん、わからないですね何だろう? で上がってきたのはエイ。
がっかり。

この後は南西風が次第に強まり、ボートの流れが速くなり、頻繁に漕ぎ上りが必要になってくる。

沖上がりまでに残された時間はせいぜいあと30分。
重いアンカーを入れて引き上げに苦労するか、このまま流し続けるか迷いに迷った挙句に、一番ベイト反応が強そうなところでドボンとアンカーを落とす。

さあどうだ。
するとここから怒涛の入れ掛かりが始まる。
7、8、9どうやらツ抜けは行けそうだ。
11まで数えたところで決めていた沖上がりの2時20分。
で、ここで終了。
(危ない危ない11尾のツ抜けで安心していたが、上がって数えてみると10だった)

で、今日の釣果はこれ。
7cas23a0365s

サイズはF3.5~4本弱。
なんとか目標のツ抜けには達したが、期待したドラゴンにお目にかかることはできなかったため微妙なリベンジ行になった。

さて、慣れないタチウオジギングについて幾つかノート。
ジグは頻繁に交換することを考えると、やはり一々リーダーに結び直したり、プライヤーを持ち出して付け外したりするよりも交換が簡単にできるスナップを使いたい。

前回はこのスナップに頻繁にフロントフックが絡まり釣りに集中できなかった。
8dsxp237817s

9dsxp237827s

上が前回のフロントフック、下は今回のフロントフック。
たったこれだけのことでスナップへの絡みは皆無になりジグのシャクリに集中できるようになった。

これのお陰かどうかは分からないが、前回は2尾釣って4バラシ、今回は10尾釣ってバラシは2度だけだった。
これに合わせて、今回はリーダー(フロロカーボン5号)とジグの間には釣り始めから20cmのワイヤーを入れていたが、多分釣果には関係なかったと思っているので安心代としては効果的ではないだろうか。
10cas23a0381s

今回アンチョビメタルを買い増したが、色や形状による差は鈍感な五目漁師にとって、しかもこれくらいの数の釣果では感じられなかった。11cas23a0346s  

但し、色や形状の差はともかくとして次々にジグを交換することは効果があると感じている。
魚の記憶時間は短いとも聞いているが、ジグを変えることで食わなくなった擦れたタチウオの食いっ気を新たに誘うような気がしている。

最後に流し釣りについては、いいも悪いもこんなにボートが多い海面では無理と考えておいた方がよい。
今回、風が強まって来たため最後にアンカーを入れたが、思いがけなくアタリが寧ろ増えた。
ポイントさえ選んでアンカーを打てば流し釣りと変わりなく、というよりも良いところで待てば下手に動き回るよりも良いかもとも思った。


で、料理はタチウオしか釣っていないので、おのずとタチウオ三昧。
タッチーの釣った日刺身。
12cas23a0370s

タッチーの銀皮は剥ぎにくいが、一切れ分ずつの大きさをよく切れる刺身包丁で削ぐようにすると剥ぐことができる。
また、糸造りにしたり炙るとペッペッとやりたくなる皮の違和感はなくなる。

白身の魚なら、なんでもよく合う和風ムエル、
13cas23a0377s
ニンニクは大好きだが少し多過ぎた。

次の日の夕食に、梅しそ巻き、
14cas23a0382s

ムニエルクリームソースかけ、
15cas23a0404s

炙りポン酢、
16cas23a0401s

ユッケ
17cas23a0391s
いただく前に、醤油とコチジャンをベースとしたたれをかける。

あと残った分は、また南蛮漬けにする。




タチウオはグイグイと引いたかと思うと直後に食い上げたりと引きが面白いですね。
それに何といっても、どうして食っても美味しい。
ジグにはドラゴンは食ってこないのですかね。
大物が掛かるというイワシを括り付けたテンヤ風のジグがあると面白いかもです。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年9月12日 (火)

想定外の大津タッチー狙い

 

9月11日は大津(まるまつ丸)に釣行。

釣れなかった釣りは途中経過の獲物の写真はないし、記事も言い訳ばかりになるので後回しにして、先ずはドッカーン!と釣果写真1cas23a0331s

と釣り魚料理から。

指が太いとはいえF3.5では刺身にもムニエルにも難しく、これしかないという南蛮漬け。
2cas23a0339s


あとはあくまで慰めと反省の自分記録。

実は先日、かねてからの予定でHさんと大津タチウオ釣行を予定していたが、Hさんが五目漁師以外にも招待されていた台風13号さんのために釣りを見合わせた経緯がある。

次の機会迄待てない五目漁師は本番の練習がてら6、7年ぶりのタチウオ釣行に出掛けた。
3acas168261s
2016年9月大津のジギングにて(アジはコマセ釣り)

先ずは、素晴らしい朝焼けが出迎えてくれる。
3dsc_1846s

こんな日なら釣りではなく富士山撮りにでも行けばよかった。
(釣れなかったがための結果論)

いつもは大津では石田丸を利用しているが、たまにはということで初めてお隣のまるまつ丸を利用させていただいた。

ボートが変わると、いつも気になるのは魚探のトランスジューサーの取り付け。
4cias23a0340s

早くから現地に到着したので、ボートを取り替えながらかなり無理ながらなんとか目途がついた。

準備した竿はジギング用とタイラバ用の2本。

先ずはタチウオ人気の山田電機前に向かう。
驚いたことに、今の時期このエリアでは恐らくタッチー狙いが主だとは思うがアジ狙い、あるいは両方を狙う釣り師を含め、平日とは思えない賑わい振り。

台風で出られなかった週末明けの好天日、急遽、夏風邪に罹ったとか腹痛とかの仮病を使っての休暇取得であろうか、そう思うと五目漁師にとっては懐かしい。
駐車場では念入りに日焼け止めを塗る方、海上では月光仮面(誰もわからんだろうが)もお目見えした。

さて、エリアの海上をうろうろと漕ぎ回っているのは五目漁師のみではないだろうか?
どうしてあんなに整然とボート間の距離を保ちながら皆さん一緒に流れるのだろう? 
どうして自分だけが??

しばらくして気付いたのは皆さんアンカリングしているではないか。
餌釣りか、釣ったアジでの泳がせ釣りでジギングの方は少ないようだ。

青物待ちのジギングならまだしも、タチウオの動きは根魚と青物の中間程度とイメージする五目漁師は、アンカーを入れるよりも、流し釣りが有利だと思っている。

想定外だったのはこんなに賑やかなエリアでの流し釣りになるとは考えていなかったこと。
最近は首も腰も回らなくなり、伊東や川奈のほぼ一人ぼっちに近い海域でならまだしも、後方(ボートの前方)が一気には見えないボート漕ぎはここでは厳しい釣りになってしまった。

首、腰が回らなければ腰を一旦浮かせて態勢を変えればというのは道理ではあるが、漕いでいる時にはそんな面倒なことはできない。
右に左にと頻繁に見回しているつもりでも結果真後ろは見えていない。
2、3回は当る寸前に“後ろに居ますよ”とか、無言でボートを押さえられたりして、すみません、申し訳ないのご迷惑をかけてしまった。

それにしても関東の方々は皆さん優しい。
大阪だったらこうはいかないだろう。
こんなことしていた日には目ん玉が、命がいくつあっても足りない。
マジなんとかしないと、こんな状況では漕ぐ資格なしと大いに反省中。

四苦八苦しながら9時半くらいまで頑張ってみたが、周りも一向に釣れていないようなので、とうとう諦めて、たまたま本日ご一緒になったYさんが釣っておられるはずのガレバ方面に向かう。
5dsxp237816s
ガレバの様子

朝、駐車場でお会いした際に、今日はアジ釣りはやらないので中アジがイヤほど釣れたら分けて下さい、とお願いしている。
当然、気持ちとしてはイヤほど釣れるはずのタッチーとの交換を想定していたが、お聞きすると残念ながらオオアジばかりですよとの返事。
良かった。

実は、ここへの途中で、かって伊東でご活躍だったkさんと偶然にお会いしたところ、朝方60cm超えの真鯛やイナダを釣りましたよとお聞きし、そんなのが釣れるのだったらタイラバをやってみよう気分になっているので、このあとは中根方面に流す。

手漕ぎボートの殆どが先のヤマダ電機前とガレバに集まっており、中根、武山方面には皆無で静まり返っている。
さすがに皆さん魚が居ないことをよくご存じで、タイラバには一度もアタリはないままに、もう一度ヤマダ電機前に戻ることにする。

朝に比べるとボートの数は大分減ってはいるが、その合間を縫って再び流し始めると本日初めてのアタリ。
間違いなくタッチーであったがバラシ。

すると、直ぐ近くの釣り師がドラゴン級を上げる。
お聞きするとやはり餌釣りだったが、もうたまらなくその近くにとうとうアンカリングする。
繰り返し同じ海底を底どりしながら、これではなーと思ったが、結構時合いも良かったのかアタリがあり、結果的に先の2尾をゲット。6dsxp237817s

他にハリス切れを含め4バラシ。

7cas23a0311s

今回の釣行に際してアンチョビメタルのピンク系(type2)を2つ新規購入しこれを主に使ったが、セットしたフロントフックが海面に上げてくるたびにエビっていたのがバラシの原因だったかもしれない。
リーダーとジグの取り付けにも問題があったし、折角準備して行ったワイヤーハリスもこのエビリが原因で利用できなかった。

風が強くなればパラシュートアンカーを入れるつもりで準備して行ったが、賑わいの海面ではそんなどころではなく、なんといっても、6、7年前の様子から現地を想像していたのが敗因だったと反省だらけに終わった釣りだった。



ドラゴン級、ツ抜けた人もいらっしゃいました。

釣り方も色々、奥が深そうです。
ジグのフロントフックの付け方には東京湾ルールというのがあるのですね。
手漕ぎボートのジギングには関係ありませんが、別の意味で中途半端に真似てみたのがエビりの原因でもありました。
魚探にどんなふうに映るのか確認したかったのですが結局わかりませんでした。
流し釣りにとっては有用な情報になりますので確認したいです。
さて、必ずやリベンジですね。 9月いっぱいでしょうか。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年9月 7日 (木)

ちょっとしたトラブルのその後と一言ずつ

 

先日(9月1日)の伊東釣行では記事ネタにするのに丁度よい程度のいくつかの小トラブルがあった。

マダイと間違いながら釣り上げたのは残念ながらイラだった。
1dsxp237792s

いきなり話は変わるが、イラは今までに何度か釣り上げているがよく似たテンスと違って、こいつはいつも40cm超えの大物で重量もある。
不思議と今までに小さいイラを釣ったことはないし見たこともない。

伊東では一昨年あたりからホンイトヨリ(正しくは単にイトヨリダイ)が良く釣れる。
やはり伊東でよく釣れるソコイトヨリによく似ているがホンイトヨリはいつも40cm前後の大物ばかりで、今までに小さいホンイトヨリを釣ったことはないし見たこともない。
2cas239941s
手前がホンイトヨリ、奥がソコイトヨリ

イラのテンスサイズやホンイトヨリのソコイトヨリサイズは一体どこに居るのだろうかと不思議に思っているのは五目漁師だけだろうか?

で、話しが完璧に脱線してしまったが、その重量感たっぷりのイラの口内奥深くに掛かった針を外そうとしている時だった。
観念したのか優しい目つきで静かに横になっていたイラ君がいきなりスノコの上でバタバタッと2、3度大きく跳ね上がった。
その拍子に、実は彼の鰓ぶたや鰓ではなく手綱の様に握っていた仕掛けの3号ハリスにテンションが掛かり皮を削ぐようにして親指の爪の横をやられてしまった。
3a1694068620341s

切り傷と違って血が止まるまでに時間が掛かり、このせいでその後の釣りではタオルを巻きながら苦労したし、自宅に戻ってからも魚を捌く際に下手をすると魚に血が着いてしまうので苦労した。
不用意にも自らのデブい魚の扱いによる失敗だったと、多いに反省!
記事にコメントをいただいた方々からも心配を頂いたが、今は既に傷跡がかさぶたになりかけている。

これに続いた小トラブルが突然のライン切れだった。
掛かったそこそこの獲物を巻き上げ、もう少しでリーダーを巻き込むという辺りで、突然2号PEラインが切れて穂先が跳ね上がった。
これで掛かっていた魚、天秤、ビシ、クッションゴムそれに仕掛けとはお別れ。
誰にも見られてはいないがその瞬間はかなりのポッカーン顔だったと思う。

五目漁師は1.2号以下のPEラインを使うジギングやタイラバではもちろん、コマセ釣り用の2号のラインでも5号のフロロカーボンのリーダー6mを付けている。
PEラインの根擦れ対策はもちろん、フニョフニョで腰のないPEラインは扱いにくいのと、ボートべりなどで擦ったり突起物に引っ掛けたりすると知らぬ間に傷をつけてしまうので長めのリーダーでPEラインを保護している(積りだった)が、サバに引きまわされてボートにラインを擦られたり、アンカーロープに巻き付かれた際に傷をつけてしまっていたのかもしれない。

切れたのがリーダーの直ぐ近くだったために高切れというほどではなかったが天秤とビシ、クッションゴムの損失はバカにならない。
それに、この日は天秤の予備を持ち合わせておらず、たまたまタックルボックスの隅に見つけた短い天秤を代用で使う羽目になったが、シャクリ方によっては仕掛けが絡まったりし、以後の釣りに差し支えることとなり機会損も大きかった。

愛用していた天秤は形状記憶合金製の夢の天秤だった。
実は釣りの前日に予備がないことに気付き慌てて釣り具屋に走ったが、驚いたことに二の足を踏むほど値上がりしており予備を準備するよりもケチっぷりを発揮して買わずに帰ってきた。

ただ嬉しいことに、自宅に戻ってアマゾンでチェックしてみると昔の値段だったので直ぐに注文した(釣りの当日には間に合わなかったが)。4cas23a0294s

この天秤、アームがビシを取り付ける部分で急角度に曲げられている多くの天秤に比べると直線的であるために、シャクリ上げ時にはビシのほぼ真下に仕掛けが直線的に引き上げられるために、特にゆっくりと大きなシャクリ時にはコマセと仕掛けが同調しやすい。
それでいて落下時にはビシの取り付け部を支点にしてなだらかに弧状に曲がるためにちゃんと天秤の役目は果たしてくれる。

更に、ビシの取り付け部分で折り曲がっている多くの天秤では仕掛けの投入時や、魚を掛けてボートべりに上がってきたときにバランスが悪く、くるっと無駄に回転してしまいアームの向きが安定しないが、夢天ではそれも殆どなく扱いやすい。

実は、五目漁師がブログを始めたころにこんな天秤を紹介している。
5imk121770ashp  

6imk121762ashp

今でもゆっくりと広く棚を探る場合にはこれを引っ張り出すことがあるが、夢天はこれと正に同じような特徴を有しながら更に扱いやすく夢とまではいかずとも今ある天秤の中では五目漁師が一番お気に入りの天秤になっている。

そんなこんなで利用されている方は結構多いのではないだろうか?
たまたま五目漁師が行ったお店(2軒)が高かったのか、それとも本来の値上げがあったのかはわからないがご利用の方はお急ぎになった方が良いかもしれない。

そして最後の最後に起きた小トラブルはこれだった。
12dsxp237803s_20230907174001

若い頃の五目漁師は結構俊敏に動ける方だったがさすがに歳には勝てない。
足腰の筋肉も衰えているが一番感じているのは平衡感覚の衰えだろうか。

かってはボートでの小用はボートの前後どちらでも立ってするのが常だったが、今はバケツが手放せない(尤も、最近ではできる/できない以前にお行儀が悪いし、危ないしそんなことをやるご仁はいらっしゃらないが)。

今では、自宅の部屋の中で普通に歩いている時でも壁や襖に意図せずにもたれかかったり、オットットとよろけたりすることが頻繁にある。

この時も波打ち際までボートを漕ぎバウが浜に着いたところで波のタイミングを見計らって飛び降りたが、水深20cmで押し寄せる波に足元をすくわれオットットとよろけながらあれよあれよという間にとうとう腰まで浸かってしまったのが敗因だった。
もし、このどんくささを動画にでも撮られていて見せられた日にはもう手漕ぎボートは止めにしていたかもと思うくらいだ。

以前にも首掛け式の自動膨張ライフジャケットを大雨と大波の中でカヤックを漕いでいて膨らませてしまったことがある。
確かこの時は釣り具屋に持ち込み結構お高かくついたことを覚えている。
今回もその時と同等の出費を覚悟したが、数年前に乗合船などで認定品の着用が義務化された際の副産物であろうか、仕組みや部品が標準化され使用者が簡単に炭酸ボンベの交換ができるようになったようだ。

アマゾンでボンベと部品のセットを買って自分で交換すると3000円弱で済んだのはありがたい。
7cas23a0306s

ボンベ交換よりも、寧ろ膨らんでしまった浮きの空気を抜いて折りたたみ、元あったように収納するのに一苦労したが、無理やり押し込んだために大事な時に開かないかもと心配している。
Cimg0308s

Cimg0309s

少し料金を払えば一式釣り具屋でも引き受けてくれるようだ。

因みに、五目漁師は意図せずに膨らむものは逆に膨らんで欲しい時に膨らんでくれないかもと心配しているので、先ずはボートから落ちないことが前提ではあるが、秋口から、冬、春にかけて厚い上着やカッパを着用して、足元がゴム長の季節には従来のウレタン式のライジャケを着用することにしている。
(なんてことを言うとメーカーに叱られるかな?)

で、最後にこの時に釣ったハタのカマ焼き茶漬けと
Cas23a0289s

ハナダイのパエリア。
Cas23a0296s

特に貧果の時には、小さい魚でお腹がいっぱいにできるもってこいの料理として五目家の定番の料理になっている。
いつもは乾燥サフランを使って出汁から作るが、今回は市販のパエリアの素を使ってみた。
簡単でよい。



海に出られないので取りとめもないことを書いていると長い記事になってしまいました。

大津の太刀魚を予定していたのですが台風です。
しかも東京湾側は台風が去った後もなかなか良い天気になりそうにないですね。
この調子だと間に中深場の釣りを挟むことも考えています。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年9月 2日 (土)

トラブル続きのカイワリ調査

 

9月1日は伊東(井上丸)に釣行。
1dsxp237778s

このところ気持ちは大津のタチウオをやりたがっているが、なかなか良い日(風や潮回り)がない。
天気予報や潮汐表とにらめっこしていたが、27日に伊東海水浴場の海の家が終了していることを知り、一先ず伊東だなと予約を入れる。

伊東の夏は入れ替わり立ち替わり、船べり直下から海中、海底までサバ、ソウダ、シイラが群れるために釣りにならないが、今年は何れもそんなに多くはないと聞いている。
春先のカイワリがどうなったのか? いなくなったのか? いや、いるけれど例年なら仕掛けが底に届くまでにサバやソウダが掛かってしまうのでの遭遇できないだけなのだろうか? 興味がある。

今日は余程のことがない限りルアー流しに浮気せずにコマセ釣りに絞るつもりだ。
2cas23a0259s
コマセ釣り用と泳がせ用の2本。
いざとなったら赤い方の竿でジギングかタイラバをやる。

カイワリポイントに近づくと、出廷前にボート店のお兄さんから聞いた通り海中は賑やかだ。
中層にパラパラと見えるのはサバだろうか? 
一方、海底に流れている群れは小魚だと思うが、川奈の浅場で見られる小魚のようにコマセを撒くや否や山の様に立ち上がってくることはない。
良く言えば節操がある。

仕掛けを投入すると直ぐに掛かってきたのは小さいイトヨリ、そして中サバ、おやっ? 今度はカイワリ。
今までに見たことがないほど小さい(15cm弱)。

27、8cm程度の中サバ3に対してマルアジや小カイワリ1程度の割合で、色んな魚がポツリ、ポツリと掛ってくる。

9時を過ぎたころから止まっていた潮が岸に向かって流れ始めると、どうやら時合いの到来だ。
ホウボウやハナダイなどが仕掛けを投入するたびに掛かってくる。
3dsxp237780s

4dsxp237782s

小カイワリに混ざってまともなカイワリ(24cm)もやっと1尾。
5dsxp237784s

園児を先導していた先生かな? 悪いことしたかも。

不思議と時合いの間は中サバも少し遠慮してくれている。
実は、小サバか小アジが釣れれば泳がせをやってみようと準備してきたが、皆中途半端に大きいので、反対舷側に準備した泳がせ用の竿にはイカスッテを着けてお置き竿にしていた。

やっと26、7cmのマルアジが釣れたので、これなら何とかなるかな? とスッテに代えて泳がせををスタートする。

最近はとんと首も腰も回らず、反対舷側に掛けた竿の様子はたまにしかチェックができないので、ヒラメに飲み込まれても大丈夫なようにワイヤー仕掛けを使っている。
泳がせ始めて30分ほどたった時にふと見ると案の定、既に穂先が海面に突っ込みグイグイとお辞儀をしている。
来ターッ!ではなく正に来ていターッ! 
慌てて竿をとりながら、体勢を変えて巻きにかかる。
ヒラメだとするとあまり大きくはなさそうだ。
ワイヤーハリスに背掛けの針には錨を使っているので掛かってしまえば先ずバラシはないが、それでもバレるなバレるなと念じながら巻き上げてくる。
やがて濁った海中にぼやっと見えてきたのはアオハタ。
6dsxp237785s

ヒラメではなかったが、食べて美味しいハタはこれはこれで嬉しい。

泳がせもやっぱり時合い次第だね。
よしよしと釣果写真を撮りながら、こんな時の海底は一体どうなっているのだろうか、マアジやホウボウ、小さいがカイワリの2連などが入れ食いで続く。
7dsxp237801s

8dsxp237799s

しかし、ここでちょっとしたトラブルも続く。
大きなアタリで巻き上げてきた獲物がぽっかりと潮下に浮かび腹を見せる。
やったねとうとう真鯛も来たか、と思ったがイラ。
9dsxp237793s
マダイとイラの間違いは結構よくある。

放流しようとしたがしっかりと針を飲み込まれている。
時合いの真っただ中でこれはたまらん。
イライラしながら針外しに手こずり、挙句の果てに親指をやられしまい、出た血が止まらない。

こんなこともあろうとタックルボックスには針が刺さった時に使うニッパーとバンドエイドを常備しているがバンドエイドくらいでは効かずしばらくはタオルを巻き付ける。
しかし、これが邪魔になりしゃくれない、餌は付けられない。
折角の時合いを逃がしてしまうではないかと更にイライラが続く。

そんな中で、追い打ちをかけるトラブル。
再び結構な引きをタオルを巻いた手で苦労しながら巻き上げている最中に何故か道糸(PE2号)が切れる。
思い当たることはないが、先の釣りで傷がついていたのかもしれない。
リーダーを結び直そうとしたがこの手では無理、しかも愛用している夢の天秤の予備がない(実は前日に予備がないことに気付きアマゾンに注文中)。

なんとかタックルボックスの隅にあった小さい天秤を見つけ、ジギング用に持って来たハイギアーリールで代用することにしたがこれがまた使い勝手が違いシャクリも巻き上げも思うようには行かない。
多分このせいで、結構バラシなどの失敗が多かったが昼前まではポツリポツリと釣れ続く。

一方、先の泳がせで結構大きめの魚でも泳がせに使えることが分かったので30cm弱のサバを泳がせていたが、
10dsxp237788s
こいつを泳がせる

しばらくしてあげてみると胴体を真っ二つ、しかも物好きなな奴で尻尾がない。
11dsxp237797s_20230903000201 

ヒラメでもイカでもフグでもなさそうだし、タチウオはいないし何だろう?

潮が止まるとやがて時合い効果はなくなり、昼からはオール中サバになってしまった。
風も強まってきた2時に沖上がり。

そして最後の最後にこのトラブル。
12dsxp237803s

老体に鞭打ってはいるが、平衡感覚の衰えには鞭の入れようがない。
波打ち際でボートから飛び降りた際に足元を波にさらわれたところまでは気にしていなかったが、背後でプシー!と音がした時にしまったと気付いた。
天びんにこれ、被害は小さくはない。

で、今日の釣果はこれ。
Cas23a0267s
(ザル径52cm)

さて、カイワリ調査結果であるが、春から初夏にかけては結構良型のカイワリが釣れていた。
その後は次第にサバの邪魔で釣りにくくなる一方で夏休みシーズンに入ると利用しているボート屋さんはお休み、尤も暑さも尋常ではなくなり海に出る機会もなくなってしまった。
今回の釣りでカイワリが釣れるには釣れたがすっかり世代替わりしてしまい(恐らく新子の)15cm~17cm程度の群れに変わっていることが分かった。
例年なら11月一ぱいは釣れ続くが、恐らくもう一度群れの入れ替わり(サイズアップ)がある中で今度はフグとの戦いになるのだろう。

今回は疲れ果ててしまい、釣った日の料理はなし。
次の日の昼食に小カイワリの漬け丼。
Cas23a0270s

夕食にカイワリとマアジの刺身。
Cas23a0275s

そろそろ庭のバジルも終わりかけてきた。
これが最後になるかもしれないハタのムニエルバジルソース。
Cas23a0282s

 


この日も昼前からは予報以上の南風が吹きました。
多分暑い夏独特の海風だと思いますが比較的ローカルな風なので天気予報には含まれていないのでしょうかね。

川奈では相変わらずイサキやS級魚が良く釣れています。再度挑戦したいですし、大津のタチウオもいいですね。いや久しぶりに中深場も面白そうですし、迷っています。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

2023年8月29日 (火)

書きたくない貧果記事の前に孫自慢。



8月28日は川奈に釣行。

 

書きたくない貧果記事の前に今回は孫自慢から。
五目漁師には4人の孫がいる。
Cas238889s

娘の子供が女の子2人(小6と小1)。
息子の子供が男の子(小6)と女の子(小3)。

偶然だが、娘も息子も船橋市の車で30分ほどで行き来できるところに住んでいるのでお互いに仲が良く集まっては食事などもしているようだ。

これは今年の2月に五目漁師やヨメサンも誘われてコテージでのBBQの帰りに寄ったマザー牧場での一幕。
Imk235285s

気が付くと4人が寒空の下、芝生の斜面を転がり始めた。
誰のアイデアかはわからないがよく気が合っていると感心しながら慌てて写真を撮った。
この後は斜面の傾斜や角度がそれぞれ違うのでぶつかり合ったり、一人あらぬ方向に行ってしまったりと髪や洋服を枯草だらけにして楽しんでいた。
Imk235290s

Imk235291s

そしてつい先日、今年が小学校最後の夏休みになる小6の2人の朗報が相次いでそれぞれの母親からLINEで届いた。

女の子の絵が各学校の学年から一人選ばれる市のアート展で展示されることになったと。
五目漁師はたまたま時間がとれずに会期中に見に行くことができなかったが、ヨメサンが行って撮って来てくれた。
1693284302563s

校内の様子を描くというテーマだったらしいが、なかなかいい感じに描けている。
因みに、一方の男の子も小2の時に同じ展示会に出品している。

そしてもう一つ、その男の子、今は少年野球のチームで野球をやっている。
少し前にオーストラリアやパラグアイのチームとの親善試合で活躍したとは聞いていたが、“今日は地域の公式戦で○○君がピッチャーとして完全試合をやったよ” と母親からLINEが入る。
1693284674742s

昔から野球やサッカーが好きな子ではあったが、五目家の血を引いたのか体が小振りなので??と思っていたが大したものだ。

さて、それぞれの下の女の子2人。
誰の血を引いたのか? 絶対に五目家の血筋では考えられないが、小3の女の子は現在ダンスに夢中のようだ。
どこかのダンスチームで練習しているようだが、熱心なためか選ばれて上級生に混じって踊っている。
キレキレのダンスを動画で見たことはあるが、グループの中では年齢が歳下なうえに、彼女もやはり小粒なので大会で踊っていてもどこに居るのか直ぐにわかってしまう。
もうすぐ、頭を床にこすりつけてくるくる回ってくれるところを見せてくれるのかと楽しみにしている。

さて、多分五目漁師の最後の孫になるだろう一番下の子はやはり可愛らしい。
今年から体にそぐわない重いランドセルを背負って姉に引っ張られながら学校に通い出したが、保育園の頃から暇な時には絵本を見ながらひとり2役や3人役で声色を変えながら創作物語を何時間も夢中でしゃべり続けていた。
字は読めないはずなのに。
将来の夢はと聞かれると、アイドルになると答えるらしい。

何れにしても正に4人4様で皆充実した夏休みを過ごしたようで、頼もしい。

で、これらに引きかえここからはやっと頼もしくない五目漁師の釣りの話。

用事も終わったし、暑さも少し和らいだかと思い、昨日は海天気の良い川奈に釣行。
久しぶりだっただけに、色々と興味が湧きあれもこれもと荷物が増えてくる。
タイラバとジギングのつもりだったが、イカ用のスッテを追加で準備する。
竿はジギング用の竿でなんとか行けそうだと考えていたが、浅場でマゴチ狙いもやってみようと思いワームを追加すると、とうとう竿も3本に、リールもスピニングを追加することになった。
Cas23a0245s1

川奈は今月いっぱいはサマータイムを実施中で出廷は5時過ぎ、上がりは1時半になっている。
5時半には貸しボート店では唯一革靴を履いたままでも出廷できる素晴らしい滑りを滑り降り漕ぎ出したが、海中のベイト反応は前回に比べると際めて薄い。
そんな中、日蓮像前の高根近くでやっと見つけた反応にタイラバを落とすといきなりアタリ。
上がってきたのはそこそこに型の良いホウボウだったが取り込みに失敗。
狙いは大マダイとハタ、それに釣る楽しみではそろそろ青ものなので気にしない。
逆に今日は調子が良いかもと気を良くしたが、その後が全く続かない。

やっと、イトヨリ。
Dscf7770s

今日は、たまたまだったがAさんと一緒だったので様子見に伺うと川奈名物のキンタマガシラやサバが釣れてはいるがあまり芳しくなさそうだ。
11時にはタイラバとジギングは諦めて岸沿いでマゴチを狙ってみる。
台風の影響か岸際は波が打ち寄せやばいのであまり近づけない。
アタリが遠い中、やっと掛かってきたエソを外すのが面倒なのでそのまま泳がせていると直ぐに頭だけになって上がってくる。
Dscf7772s

これが唯一の反応の証だった。

釣りというよりも久しぶりなので海面を行き来するのが楽しくて暑い中漕ぎまくった。
Photo_20230829222201

で、貧果はこれ。
Dscp238319s

最近は釣りを楽しんだ上で釣果はおかず分が最高とやせ我慢(いや本当)。

ホウボウとイトヨリのオイスターソース炒め。
Cas23a0255s

実は、主役の魚を片栗粉をまぶして揚げる前につけ汁に漬けるつもりであったが、つけ汁は作ったものの漬けるのを忘れて揚げてしまったことに後でキッチンの隅に残ったつけ汁を見て気付く。
それでも結構美味しかったので笑い話で済ますことにする。

続いて、ホウボウのゴマみそ洗い。
Cas23a0252s

実は、ホウボウを氷水で洗ってから特製のゴマみそたれをかけて頂くつもりであったが、洗うのを忘れてしまっていたことに翌朝になってレシピ本を見直して気付いた。
つまり、ホウボウのゴマみそ洗いではなく、ゴマみそ薄造りということになる。
それでも2人でイケルイケル、これは我が家のイケル料理の一つにしようと美味しく頂いたあとのことなので笑い話で済ますことにする。

まあ、未だに料理の基本も知らずに釣り魚の料理をする時だけ眼鏡をかけてレシピ本を確認しながらの五目漁師の料理はこんなもんだ。
参ったか!!



少しは暑さが和らいだかと思っていましたが気が付けば500mlのいペットボトル4本を完飲でした。
ずっと曇り空でしたがまだまだ暑いですね。
水温は28℃を越えています。
こんな時はやっぱり中深場が良いかもしれません。
タチウオもやりたいし、そろそろ海の家でお休み状態だった井上丸も再開しそうですし忙しくなります。

本日もポチッとよろしくお願いします。


にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年8月20日 (日)

残暑お見舞い

1_20230820171301

2dsn238749s

3dsn172677s

長らく居座った台風がやっと去ったが、ちょっとタイミングが悪く今月は釣りに出るのを諦めた。
この暑さなので、丁度タイミングがよいともいえる。

それでもそろそろブッ倒れたかと思われても困るので生存証明のために、先ずは、涼しい写真に引き続き暑苦しい写真。
4cas23a0240s

今日は物置から竿を引っ張り出してお手入れ中。
いつも海から上がるとボート屋さんでさらっと真水を掛けて帰るが、今日はガイド回りに付いた付着物などをふき取る。

昨日は網代で高切れしたリールのラインの巻き直しもやったし、少し前には泳がせ用に使うリールの分解掃除などもやって、ばっちり9月以降の出番に備えている。
5cimg0144s

そうそう、先日(17日)には趣味人たけさんの入賞作品が展示されている国立新美術館にも行ってきた。
6dsc_1815s

会場の正面を入って直ぐの大賞作品に続くコーナーに展示された優秀賞受賞の絵は直ぐに目にとまる。

7dsc_1785s

広い会場の中でも好位置に展示されており、次回大賞の予備軍かと思ってしまう。
予め、たけさんのブログで紹介されていた画題(一瞬の芸術)に興味をそそられ楽しみにしていたが、正に納得のカモが湖面に描く一瞬の波紋をとらえた素晴らしい作品だった。

それにしても、日本中から集まった水彩はもとより鉛筆やパステルから油絵まで多種多様の入賞作品は思っていたより遥かに点数が多く、会場も広い。
30分で見終わるつもりで10時過ぎに入館したが、興奮したのか途中喉が渇き、気付けば腹も減ってきたので館内のレストランで食事をし、再び戻り、たけさんのもう一点の作品も含め2時間半も掛けて見て回った。

8dsc_1816s

折角来たのでと思い、他にもあった別の展示を入場料をとられる展示を除き殆ど見て回ったら3時半を過ぎていた。

かっては名画を見に都内の別の美術館にもいくつか行ったことはあるが、静まり返ってひそひそとありがたく名画を見せて頂く雰囲気ではなく、普通に絵の上手な人、絵描きを目指す人が描いた絵や、他国との友好を計ることを主旨とした交換展示など、散歩がてらに楽しく絵に親しめる雰囲気が素晴らしい。
たけさんのお陰でいい場所を見つけた。
これならたまにはコマセ臭のシャツを脱いで目の保養をするのも良いのではと思う。

以前、近くの東京ミッドタウンにある富士フィルムのフォトサロンで開催したグループの写真展に参加したことがある。
絵は描けないが写真なら少しは撮れる。

台風の前だったが富士山に出掛けてみた。
コロナ禍が落ち着き今年は富士山の登山客が従来以上に多いと聞いた。
五目漁師も一度だけ登ったことがあるが、夜になると大渋滞の登山道を登る人達のヘッドランプの数珠繋ぎが下界から見ると人という字に見える。
富士山の人文字と言われている。
9dsn158531ts
92015年撮影。この時は登山者が少なくて人文字になっていない

これを狙って夜明け前の3時過ぎに山中湖に到着したものの残念ながら富士山は雲の中。
仕方がないので朝を待って旬のひまわりを撮って帰った。
Dsn239874ss



川奈ではイサキが釣れてますね。ひと昔前と違って上手な釣り師は数釣りもあるようです。
五目漁師も真似事はやってみましたが、もちろん腕の
せいもありますがいつでもというわけにはいかないようですし、サバと遊びながら時合いを待つ辛抱がいるみたいですね。
五目漁師も昔はじっと待つことができたのですが今は駄目ですね。

本日もポチッとよろしくお願いします。


にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年8月 4日 (金)

記事を書きながら見えてきたもの

 

8月3日は網代(亮知丸)に釣行。

最近あまり耳にしなくなったが、バイオリズムというやつであろうか、前回の釣りから1週間ほどするとムズムズしてくる。
ムズムズしてきても天気が悪く行けないと次第にイライラしてくる。

今回はもう10日が過ぎ、イライラ圏内に入っているがなかなか行けそうにない。
天気予報をチェックしていると明日の予報が良くなっているではないか。
幸いなことに亮知丸のエンジン艇も空いている。
イライラ解消のためにもここはチャンスと思ったが、同時に、この暑さの中、一人で出掛けてぶっ倒れたりしたら・・・
という心配もある。

そこで、いくら何でも急過ぎるよなと思いつつも、ダメ元でコメント繋がりのまっくさんになんとなく打診してみる。
すると、明日でもいいですよとのびっくり返事。
声は掛けてみるもんだな。

こうなると話はとんとん拍子に進む。
今回はいつもの中深場は止めにして120、30m付近でオニカサゴとアラ、更に岸寄りの浅場でアカハタを狙ってみることにする。
1cas23a0205s
今回はサバタン用、タイラバ用、ジギング用のフルセットを準備する

と言っても網代は今まで中深場一辺倒だったのでポイントがわかっているわけではない。
2s
有料釣りナビ君の網代付近の等深線

とりあえず、網代関連のブログや釣りナビ君アプリの等深線表示をチェックしながら、なんとなくオニアラが釣れそうな気がしてくる120m付近と140m付近の2か所を魚探にマーキングする。

さて、次の日の早朝。
3dsxp237762s

期待していた曇り空ではなく日照り空ではあるが、どちらかというと海上ならではの清々しい気分。

現地に到着すると思いがけないことに、少なくとも今海上に見える限りの3杯のエンジン艇が五目漁師のマーキングポイント付近に集まっているではないか。
しめしめ、相手が何を狙っているのかはわからないが、ポイントの品定めがまんざらではなかったことで期待が膨らむ。

まっくさんは木の葉型300gのジギング、五目漁師は錘80号、吹き流し2本針仕掛けにサバタンから始める。
すると、直ぐにビクビクといいアタリ。
なんといきなり欲しかったアラ。
4dsxp237759s

30cm程度のコアラではあるが、本日の狙い魚だっただけに嬉しい。

一方で、ボートが結構な速さで熱海側に流されていることに気付く。
何度か流されては元に戻りながら流していると、酷い2枚潮になっているところもあったりで、吹き流し仕掛けがグチャグチャに絡まって上がって来たり、突然80号の錘が浮いたように軽くなったりで、まっくさんも結構厳しそうにジグをシャクっておられる。
(この不思議とまで思われる潮の動きと、この後に首を傾げた幾つかの出来事が関連していたのかどうかは分からないが、今記事を書きながらひょっとしてと思い当たることがある。後述。)

まっくさんのジグにもやっと反応があり、同程度のアラが、そして五目漁師にはこれも目標にしていたオニカサゴが上がってくる。
5dsxp237765s

しかし、何れも小さい。
ビッグサイズに期待がかかる一方で海上は次第に荒れ模様に、
6dsxp237768s

しかも2枚潮はますます酷くなり底はなんとか取れるものの、シャクリ上げる度にラインはどんどん出ていく。
諦めて、岸側に戻り-90mでも-30mでも試してみるが、相変わらずラインは出る一方でもう釣りにならない。

そんな中で起こった首を傾げるいくつかの出来事があった。

-90mでラインがどんどん出て行くので諦めて回収していると、正にその中層で大物が掛かった。
タイラバやジグの回収時に青物が掛かることはよくあることなので、来たー! と発しながら巻き上げにかかったが、やがてびくともしなくなってしまう。
がっかりしながら、えっ! こんなところにまさかの海中ロープ?
首を傾げていると突然外れる。
直後にもう一度掛かったがやはり外れる。

こんなところに、しかも中層にロープかよ。
回りを見渡してみるがそれらしきブイなどは見当たらない。
くわばらくわばら、即、場所を移動する。

もう一つ。
今度はタイラバ(120g)のフォール時にラインが斜めになってどんどん出て行き、出が止まらない。
サバでも掛かったかなと思ったがそうでもなさそうだ。
何れにしてもこんなに酷い流れでは釣りにならないと思いながら呆れて巻き上げに掛かると、何の抵抗もなく上がってきたのは先が縮れて高切れしたライン。
まっくさんにはサワラかフグがいるかもしれませんよと声を掛ける。

またある時には突然フワッと竿先が跳ねあがり巻きが軽くなったので、まっくさんに絡まった? と声を掛けると、いや大丈夫ですよと竿先にぶら下がったジグを見せてくれる。

・・・今記事を書きながら、以前網代のイルカの話を聞いたことがあり、もしかしてといくつかあった上記のような出来事を納得しながら思い出している。

この後は右往左往しながら12時の干潮時刻を待ったが、一方で風の強まりもあって相変わらずのラインの斜め度に降参。
早朝以降は殆ど釣りらしき釣りをやらせてもらえないままに少し早めに港に向かった。

で、今日の五目漁師の釣果はこれ。
7cas23a0211s

もう少しサイズがあればこれで十分だったがこれではね。

今年はベランダのバジル栽培が大成功。
8cas23a0199s

先日作ったバジルソースを使いたいのでコアラをバジルソースのカルパッチョに。
9cas23a0214s


小オニ(2匹)と小アヤメカサゴ(2匹)はまとめて煮付けに。
Cas23a0221s



以前、大潮時の中深場釣りで150号の錘でも底が取れずに苦労したことがあり、網代の大潮はやばいのでもう行くまいと決めていたのですがまたやってしまいました。
途中、大型の自作パラアンカーも出してみたのですが風も強いし、潮も強い2枚潮ではあまり効果がありませんでした。

記事を書くにあたって出来事を整理したことでいくつか起こった不可思議なことがイルカの存在に繋がってきました。
姿を見たわけではありませんので事実は分かりませんが、そう考えると全てが納得できますので多分当りだと思っています。

本日もポチッとよろしくお願いします。


にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年7月24日 (月)

帰省先での2度目の釣行



7月22日は前回に引き続き帰省先の舞鶴で義弟(以降、旦那)と共に釣行。

前回は帰省先で記事を書くのが色々と面倒だったこともあり、また興味もあったのでお試しでChatGPTにお任せしてしまったが、昨晩戻ってきたので今回はれっきとした自筆。
ChatGPTの方が、まだましと言われないように頑張らなきゃっ! といっても、今回の釣りの主役は旦那の方で五目漁師はお付き合い模様になってしまった。

前回の冠島行は五目漁師の強い希望もあって40分以上もかけて現地に向かってもらった。
Dsxp237708s_20230724230301
冠島の近影

あそこまで行くからには大物が狙えるルアー釣りにしようと五目漁師はタイラバとジギング、そして餌釣りに興味がありそうっだった実弟(以降、弟)にも道具を貸して半強制的にタイラバを勧めた。

一方、旦那はといえばルアーはやったことがなく餌にゴカイを準備していったものの、結局、竿は一度も出さずに操船やシーアンカーの上げ下げに終始し我々の釣りをサポートしてくれるに終わっていた。
そのお陰もあって、型のいいアオハタ5尾と弟は80cm超えの大マダイを釣り楽しい釣りになった。

実は、この時に使わなかったゴカイを旦那が自宅の冷蔵庫に保管していたのを見つけた嫁さん(五目漁師の妹)がギャーとかいって嫌がっていたのを思い出した。
そこで、そのゴカイを使い切るためにも、今度はキス釣りに行かないかと声掛けし今回帰省中2度目の釣りになった。
2dsc_1736s

ゆっくりと9時に出港し、釣り場は舞鶴湾出口の東側の博打岬を回った瀬崎の浜の沖。
3dsc_1740s

水深20m~35mで基本砂地。
今日は日曜日のせいか他にもキス釣りとみられる乗り合い船が2、3浮かんでいる。

ちょっとここではルアーはきついかな、と狙い魚もわからないままに取りあえずタイラバの第一投目を入れる。
水深約30m、着底と同時に巻き始めると意外にも直ぐにアタリ。

結構いい引きをしているが、何だろう?
一方、久し振りの釣りで、仕掛けを落とす前からリールに道糸を絡ませてしまい四苦八苦している旦那が横目で注目しているので、エソだったりすると格好がつかない。
底は砂地だし大有りだな、ならば宣言しておいた方が良さそうだ。

エソかな?、きっとエソだよ、エソに違いないと(本当はちょっと違うような気がするが)ブツブツ言いながら興味津々で上げてくると、先に旦那からタイ、タイと言いながら玉網で掬ってくれる。
30cm程度の良型のレンコダイ。
4dsxp237752s

連子鯛と言うだけあって(もっと小さいが)東伊豆でも次々に掛かってくることがよくあるので、これくらいの良型ならどんどん釣れてもいいよ、と期待したがそうはいかない。
正に1投目マジックとはこのこと、この後は全く反応ナッシング。

一方の旦那は絡んだラインから益々深みにはまり、何やらリールの船上分解まで始まったところでとうとう諦めリールも竿も交換して、やっと3本針のキス仕掛けにゴカイを付けて流し始める。

すると、直ぐに中小サイズが入り混じって狙いのキスが掛かってくる。
さすがに、キス釣り場ならではのキスの反応だ。

すっかりアタリに見放された五目漁師はこれだけキスが居るならヒラメやマゴチに期待してみよう、と釣れた小型のキスを分けてもらいタイラバやジグのフックに付けて泳がせてみるも反応はなし。

キス釣りの方はなんやかんやと終日入れ食いが続いたようであったが、3時頃にはもはや冷蔵庫に保管する必要はなくなった餌切れで本日の釣りは終了。

で、2人の釣果はこれ、
5dsc_1743s

と言っても五目漁師が釣ったのはレンコダイ1とハタ1のみで、あとは旦那の釣果。
キスは6月中なら型も揃うが7月、8月は小型になるとか。

久しぶりにキス天とフライのご馳走をいただいた。
6dsc_1756s

7dsc_1754s

冷蔵庫にはまだまだあの真鯛が残っており、一緒に煮付けも頂いた。
8dsc_1750s

ごちそうさま。



今回も地上で心配されるほど暑さは感じませんでした。
風さえ適当にあれば何とか一日過ごせそうです。
と言ったところで、今年は真夏はお休みしようかと思っていたのですがこちらでも行けそうですね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年7月21日 (金)

帰省先で冠島釣行

 

【帰省先の舞鶴で釣り】

こんにちは、みなさん!今日は7月20日に行われた、舞鶴での釣りの様子をお伝えします。
晴れた日でしたが、猛暑が続く中で珍しくすがすがしい風が吹く、最高の釣り日和でした。

同伴者は実弟と義弟、そして私(五目漁師)の3人で、舞鶴港の沖合約30kmに浮かぶ冠島を目指しました。
舞鶴湾を出て10分ほど航行すると、前方に美しい冠島が見えてきました。
初めて訪れるこの島に、わくわくと胸が躍ります。
(写真1:舞鶴港から望む冠島)
Dsxp237705s 

釣り方は、タイラバとジギングをメインに行いました。
冠島周辺は釣り場として知られ、海の豊かな恵みに期待が高まります。

釣果は、アオハタが5尾と真鯛がなんと81cmの大物1尾!特に、義弟が初めて大真鯛を釣り上げたときは、周囲がひやひやしましたが、見事に玉網で収めることができました。
(写真2:アオハタ5尾と真鯛81cm)
Dsxp237712s 

Dsxp237716s 


Dsxp237717s


Dsxp237723s


Dsxp237730s

 

帰省先での釣りは、リラックスした時間を過ごすだけでなく、美味しい料理を楽しむためのものでもあります。
そんなわけで、釣った魚たちを使って実弟が素晴らしい料理を振る舞ってくれました。
(写真3:釣った魚を使った料理)
Dsxp237745s

Dsxp237749

この日の舞鶴釣りは、家族や友人と一緒に自然と向き合い、楽しい時間を過ごすことができました。
初めての大真鯛の釣果や美味しい料理は、思い出に残る一日となりました。

次回の釣りでは、さらなる大物を狙いたいと思います。
舞鶴の自然と共に、素敵な釣りの思い出を作っていきたいですね!
皆さんもぜひ舞鶴での釣りを楽しんでみてください。
それでは、また次回の釣行記をお楽しみに!

 

 

さて、どうでしたでしょうか?

今回は今話題のChatGPTで記事を書いてもらうことにしました。
ところどころ事実と異なる間違いもありますが、敢えて一切修正などせずにそのまま結果を張り付けています。
(例えば、記事では義弟が真鯛を釣ったことになっていますが、釣ったのは実弟の方でした。)
文章的には五目漁師の稚拙な文章とは違い感心するばかりです。
作成にあたっては、さすがに巷で起こった五目漁師の今回の釣りがいちいちチェックされていたわけではありませんので、下記のようにできるだけ簡潔、丁寧に状況をインプットしてこの事実に基づいて記事を書いてもらいました。

以下ChatGPTへのインプット文章

下記の状況のブログ記事を作成。
1.記事名 帰省先の舞鶴で釣り
2.釣行日 7月20日 天気:晴れ、猛暑が続く中で、今日は暑さを感じさせないすがすがしい風が吹く釣り日和
3.同伴者 実弟、義弟、自分(五目漁師)
4.行き先 義弟が所有する90馬力ディーゼルエンジン艇で舞鶴港の沖合約30kmに浮かぶ冠島を目指す。舞鶴湾を出て10分もすると前方に冠島が見えてくる。(写真あり)
5.釣り方 タイラバとジギング
6.釣果 アオハタ5尾、真鯛81cm1尾(釣果写真あり)
7.特記事項 弟が初めて大真鯛を釣り上げた。周りはひやひやしながら玉網を片手に状況を見守る。
8.釣果写真の他に釣った魚の料理写もある。

この文章を入力した約30秒後に出来上がった記事が上記です。
但し、写真の貼り付けはChatGPTが指定してきた場所に五目漁師が適当に見繕って張り付けました。

勘違いも何か所かありますが、これはインプットの仕方がまずいということでしょうね。
因みに、別途 ”である調” のいつものスタイルで記事を指定したのですが、これにはこたえていただけませんでした。
もともと英語が得意と聞いていますが、英語に”である調” と”ですます調” の明確なスタイルの違いはないのでしょうね。

 

噂には聞いていましたが、こうやって使ってみると考えてしまいますね。

才能豊かな個性的な文章ならいざ知らず、私の記事ように状況などを説明するだけの文章に対しては、ほとんど文章を書くことの価値はなくなってしまったように思えます。残るのは写真を含め事実だけです。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年7月16日 (日)

完ボと伊豆高原BBQ

 

7月14日は川奈に釣行。

まだ一度も釣ったことはないが、この日はどうしてもシマアジが欲しい。
そう簡単に釣れるものではないので一切浮気はせずに徹底して狙うために竿もこれ一本に絞る。
1cas23a0194s

川奈では珍しいほど風も波もうねりもなくフラットな海面。
ここまでは良かったが、中潮にもかかわらず潮流も皆無。
2dsxp237693s

早朝から餌盗りは相変わらず活発ではあるが本命らしきアタリは全くなく、たまにサバが掛かるとボートの真下に垂れたアンカーロープに巻き付く始末。

一度も場所替えもせず、ただひたすらにシマアジの回遊を待ったが残念ながら完ボに終わった。

実は次の日にカヤック仲間とのお泊りBBQがあるために五目漁師はもちろん、仲間にとっても珍しいシマアジを手土産にしたかった。
しかし、チーン。

今回集まる仲間の中では五目漁師だけが手漕ぎ貸しボート釣りであるが、他の皆さんは五目漁師が羨む足漕ぎカヤック釣りの荒武者揃い。
BBQ当日は幸いにして、諦めていいた川奈の天気予報が好転したので前乗りの3名がマゴチ狙いに繰り出す。

肉、肉、肉のBBQの前菜として、狙う魚種は違うが何としてでも失敗した五目漁師の仇をとって凱旋して欲しい。

3連休の初日、昨日の完ボに憔悴しきった五目漁師は渋滞の中、伊豆高原に向かう。
この調子では遅刻かもしれないと焦る中、お3方のマゴチ狙いは果たせなかったが、それぞれ結構な釣果があったとスマホに連絡が入る。

やったね。
ならばと、途中スーパーに寄って刺身のつまなどを仕入れて現地に向かう。

到着するとなんと、40cm超えのオニカサゴにアカハタが既に綺麗に捌かれて待ってくれているではないか。
先ずは、既に始まりつつある宴会の前々菜のアヒージョをいただきながらビールで喉を潤し、刺身盛りに取り掛かる。

下処理が終わっているだけに皆で分担すればそう時間は要しない。
3-1s
アカハタのカルパッチョ


4-2s
オニカサゴの姿造り


出来上がったアカハタのカルパッチョとオニカサゴの姿造りで五目漁師は2度目、人によっては既に4度目か5度目のビールをいただく。

そして、少し暮れてきたころに本番のBBQの開始。
ブログにコメントを下さるMBLさんが、既にタレに漬けこんで準備くださっていた肉や野菜をいただきながら、賑やかな宴が深夜まで続いた。

残念ながら肉を頬張りながらのおしゃべりに夢中になり過ぎて、宴たけなわの記念写真を撮り忘れてしまった。
酔いが冷めた朝になって気づき、漸く一枚。
5dsc_1726s

昨晩の賑やかさはどこへやら。
海から吹く涼しい風に吹かれながらこんな楽しい会にお誘いいただいたことにあらためて感謝。

年齢はバラバラ、五目漁師の無職も含めて職業もバラバラ、釣りという共通の趣味の下に集まった面々ではあるが、こうなると話題が釣りから離れても談義や笑いが絶えることはなかった。
皆さんありがとうございました。



釣り師だと思っていた皆さんが昆虫好き、それに私が大嫌いな蜘蛛ともお友達であることに驚きました。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年7月10日 (月)

釣りの合間の撮影行

 

少し話題が古くなってしまったが、久しぶりに富士山の写真撮影に行ってきた。

7月2日は箱根大観山。
そして、3日の伊東釣行を挟んで6日には河口湖大石公園へ。

富士山撮りは釣りの朝マヅメ、夕マヅメ時の釣果映え以上に、マヅメ時とそうでない時の写真映えの差がはっきりと出る。
夜中に自宅を出発して朝マヅメ(日の出時)の写真、昼間は花や雲の写真、時には温泉に浸かって時間をつぶし、夕マヅメ(日没時)の写真を撮って夜に自宅に戻る。

釣りの場合はその後、釣った魚を捌いたり料理がこれもまた楽しみとはいえ待っている。
写真の場合は腐ったりはしないのでゆっくりでもよいが大量に撮った写真の整理が待っている。
どちらかというと撮影行の方が実行時間も後処理も長時間のスケジュールになる。

しかし、これも歳のせいか、最近では欲張らずに朝夕のどちらかにすることが多くなってきた。
今回は大観山が日没、河口湖が日の出狙いだった。


さて、その大観山。
日没スケジュールの場合は、昼間に天気の様子をこの目でチェックしながら行くか行かないかを決めるが、チェックする相手は富士山自体ではなく富士山を演出する雲の様子なのでなかなか難しい。
やーめた、とひるんだ後で、行けばよかったとなることはよくある。

この日の日没は7時。
最寄りのライブカメラや自宅のベランダから空の様子をチェックしながら夕方4時過ぎに自宅を出発した。

前方に富士山を見ながら快晴に近い空の下、道が空いていたので標高1000mの大観山展望台までは1時間弱で到着した。

釣りでも季節毎に狙い魚が変わるが、この時期のここからの富士山撮りの狙いは、ずばり夕焼け空。
つい先ごろ夏至を迎えて、今は太陽が頂上の南側に最も近づくために、日没時には雲の種類や動き次第で、思いもよらぬ光景に出会えることがある。

今日は結果的には正にそのアタリ日だった。

さて、あれほど空をチェックして自宅を出発したのに、現地到着の寸前に富士山は厚い雲の中に隠れてしまった。
1dsn239541s
7月2日17:32 by Y

天下の険、箱根から望む富士山はこんなもので、いつものこと、驚きはしない。
あきれ顔でしばらく待ったが、ここまで厚くなってしまった雲はそう簡単にはとれそうもない。

ところが、ダメダメの記念写真でも撮って諦めて帰ろうとした頃に、漸く芦ノ湖に日差しが入る。
2dsn239546s
同18:30 by Y

3dsn239552s
同18:36 by Y

むむ、こうなると何かが起こるかもしれないのでもう少し待ってみよう。

踏みとどまったその後の雲の動きは奇跡的に速かった。
わずか3、4分後には今まで富士山を覆い隠していた雲がみるみる薄くなり形容しがたいまるで生き物が眼前に迫っては消えて行く、そんな湖上の乱舞が始まった。
4dsn239571as
同18:41 by Y

わずか2、3分の出来事であったが夢中にシャッターを切り続けた。

あれは一体何だったのだろうか、一息ついた後に、恐い夢でも見終わった感の日没を迎え、染まり行く背景と共に富士山撮りを楽しんだ。
5ims23a1349as
同18:51 by K

6dsn239640as
同19:03 by Y


さて、ここからはもう一方の河口湖。

河口湖畔の大石公園では今ラベンダーが真っ盛りで、ラベンダー祭りが開催されている。
そのラベンダーを前景に、うっすらとピンクに染まる朝焼けの空の下で富士山を撮ってみたい。

今までに何度かトライしてはいるが、天気が悪かったり思ったように焼けなかったりで何れも失敗している。
今度こそはの思いで、4時半の日の出時刻に間に合うように自宅を夜中の2時過ぎに出発した。
天気予報では早朝には止む予定の雨の中の出発になったが、予定通り4時に現地に到着した。

しかし、天気の回復が予報よりも遅れてしまったようで日の出時にはとうとう富士山が姿を現すことはなかった。
撮りごろのラベンダーを目の前に残念だが仕方がない。

漸く見えてきたのは陽も高くなった7時半を過ぎてからだった。
Ims23a1430s  
7月6日 8:38 by K

Dsn239742-s
同8:05 by Y

Ims23a1444s
同8:16 by K

今回もイメージした写真は撮れなかったが観光客で賑やかになる前に、ラベンダーや花の写真を撮って帰路についた。



写真の中でby Yとあるのは五目漁師、by Kとあるのはヨメサンが撮った写真です。
実は、前回秩父に行ったときに甲府でさくらんぼ狩りの予定でしたが既に終了しており、もも狩りが始まっていました。
河口湖は標高があるので少し遅いだろうと期待していたのですが、ここも終わってしまいブルーベリーが始まっていました。
ももは直ぐにお腹一杯になりそうだし、ブルーベリーは面倒そうなのでどちらも行きませんでしたが、次はぶどうですかね。(行ったことはありませんが)

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年7月 4日 (火)

カイワリとTGバイトのお試し釣り



7月3日は伊東(井上丸)に釣行。
1dsxp237670s
伊東の海開きは7月15日とのこと。井上丸のビーチハウスも見える。

例年なら今頃はサバまみれの伊東。
海中は恐らくカイワリやハナダイの他色んな魚で賑わっているはずなのに、サバの猛攻が他の魚との出会いを拒んでしまう。
やっとの思いでカイワリを掛けたとしてもサバ野郎が、残った針に目ざとく飛びつき掛かったカイワリを振り回し、振り落としてしまう。
そんな忌々しい光景が懐かしいほど今年はサバが少ない。

で、本日の狙いはもちろんサバ、いや、もといカイワリ。
それに、前記事のTGバイトのお試し釣りも是非やってみたい。

前日の情報でカイワリは早朝には釣れなかったとも聞いているので、先ずはそのお試しポイントの方向に漕ぎ出る。
前回と同様に海中は賑やかだ。
2dsxp237671a

実績のある根回りを転々としながら、3つの中から選び出してきたこの小サバ風のTGバイトを落とし、ただ巻きを中心にやってみるが反応はない。
比較のために愛用している本家TGベイトGGとの交換も考えたがもう少し辛抱してみよう。

そろそろカイワリポインに向かおうとボートの向きを変えると、ジグに潮のあたりを感じる。
なるほど、この方向だなと思った時に初アタリ。

結構引くぞ。
最初の獲物はホウボウ(35cm)。
3dsxp237676a

伊東ではイトヨリと並ぶジギングやタイラバの外道チャンピオンが釣れたということは普通に釣れるジグの証だな、と思いつつ次投。

すると今度は着底と同時に掛ける。
ゴッツンゴッツン、これはフグだな、まあいいやフグも釣れて一人前のジグと思いつつ中層まで上げてくると静かになり重みに変わる。
さてはハタかカサゴかな?
見えてきたのはなんとアカイカ(?)。
4dsxp237678a

最高のゲストではあるが、続けてきたことで先のホウボウがまぐれでなかったことが嬉しい。
因みに、錨のリヤーフックは根掛かりが怖いがイカには強い。
タイラバには抱きついてもこうは行かない。

そろそろいい時間(7時過ぎ)になってきたので、時々ジグを入れながらカイワリポイントに向かう。

さて、毎回釣れ方が変わるカイワリ、今日はどんな釣りになるだろうか。
餌はたまになくなるが一向にアタリがない中で、いつもの様に試行錯誤を繰り返しているとやっと最初のカイワリ。
5dsxp237682a

サバ野郎が居ないと、じっくり考えながら色んなお試しができるので釣れなくても嫌にはならない。

2、3匹釣ったところで、いつの間にか餌とりだらけになってしまったことに気付く。
仕掛け長はクッションゴムを入れて約3m。
リールの1回転が50~60cmなので底から5回、約3mをコマセを撒きながら先針が海底付近になったところで一旦待つ。
更に、3mシャクリ上げて底から6、7mのビシ棚でしばらく待つ。
これを2回繰り返すが、どうやら最初のシャクリ時にはもう餌はなくなっているようだ。
これでは後のシャクリはコマセのサービスだけになってしまう。

魚探を覗くとせっせとコマセを撒き続けたせいで底(-39m)から-27、8m位まではびっしりと小魚(餌の盗られ具合からチャリコかなと思ったりしている)がついている。
そこでエサ取りを避けるために、最初の底どりを3m上げてみる。
それでもまだ餌盗り、更に3m。
ここで久しぶりにカイワリ。
6dsxp237684a

この棚で隙を見て、最初の底棚に戻すと1、2匹釣った後にまた餌盗りの猛攻。
結局ビシの底どり(最初にビシを落とす高さ)を海底から5m毎に-25mまで上げたり下げたりしながらなんとか餌盗りを交わすことができた。

カイワリは先針が約-20mの高い棚までついてきてくれるが、この辺りからはサバ(40cm弱)が多くなるので限界だったように思う。
不思議なことに、以前もそうであったがカイワリが掛かってくるのは100%2段階のシャクリ上げの2段目の止めの直後で、決してシャクリ上げの途中や1段目の止めで食ってくることはなかった。

底潮が緩やかで比較的長くコマセが漂っている時には未だ最初のコマセが効いている内に新たにコマセを撒くのが良いのかもしれない。

1時にはもう一度ジグのお試し釣りがやりたくなり再び沖流しに戻り、イトヨリをゲット。
7dsxp237688a

結局、マダイやハタの大物は掛けられなかったが、外道チャンピオンのホウボウとイトヨリが揃ったことで少なくとも普通に釣れるジグであることは分かった。

で、今日の釣果はこれ。
Cas23a0156a

釣った日はカイワリとキントキ、イカの刺身。
Cas23a0166a_20230705072501

次の日にカイワリ、イカ、イトヨリの天ぷら、
Cas23a0178s

カイワリの梅トマトあんかけ。
Cas23a0169s

 


あとで知りましたが、この日の前々日は凄い雨でしたが意外にも前日は澄み潮だったらしいです。
伊東には大きな川がありませんから影響は一日遅れて出たのでしょうか、この日はビシが海面まであと1mでやっと見えるほどの濁りっぷりでした。
カイワリが比較的上まで浮いていたのはそんな影響もあったのかもしれません。
更に、自宅で捌いたところどのカイワリも胃袋にコマセは殆ど入っていませんでした。
春先の居ても釣れない難しいカイワリと違って、たまたま回遊してくるカイワリのようです。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年6月29日 (木)

新作TGバイト



先日仲間からこんなものをいただいた。
 1cas23a0076s

無垢のタングステンジグ(60g)。

このまま使ってみるのも面白そうだが、それでは折角くれた人の期待を外してしまうことになるので、それなりに色を着けてみることにした。

タイラバは無垢の鉛ヘッドを着色し、
2cas214595s

ラバー部は自作している
3cias214513s

ジグはやったことがないしやってみようと思ったこともない。

タイラバのヘッドに比べるとジグは形が複雑だし、しかもタングステン素材は元々着色が難しく鉛の様にラッカーや100円ショップのマニキュアなどでは塗装ができない。

取りあえずネットで調べてみると幸いにしていくつか記事や動画が出てくる。
知らなかったがジグの色付けや補修は最近結構はやっているようだ。
なるほど、塗料ではなくホログラムシールを張り付けた上で一工夫していることが分かった。
これなら色付けと、しかもペインティングではできないホログラムの怪しい紋様も活かせる。

早速、部品集めを始める。
釣具店でほとんどを揃えることはできるが、ホログラムシールにしても、目ん玉にしても目ん玉が飛び出るほどお高い。
こんなものを揃えるくらいならさっさと出来上がりを買った方が良いのではと思ってしまう。

まあまあ、そこは趣味の世界なのでコストや手間暇を天秤に掛けても仕方ないと割り切ればよいのだが、けったくその問題もあるので、結局、周辺の100円ショップを総当たり(5軒)してこれだけのものをやっと揃えた。
4cas23a0123s
同等品が100均にあるとは知らずに買ってしまった6mmの目ん玉と、アマゾンで買ったウレタンコーティング液以外は全て100均ショップえ揃えた。

主役のホログラムシールに関してはセリアが頑張っているようで、釣具店と恐らく同等のものがお安く入手できた。

因みに、100均では最近はタイラバのラバー部を自作する素材も結構充実しており、ついでに見つけたこんなものも買ってみた。
5cas23a0127s 

更にこれはフック用の材料。
6cas23a0132s

材料が揃ったところで、マダイや青物がバイトしてくれそうな出来上がりのデザインをイメージしながらシールの貼り付けに取り掛かったが、これが実に曲者。
ネットの動画ではヒョイヒョイといとも簡単に貼っているように見えたが、そんなうまくいくものではない。
何度か失敗を重ねながら、あるいは当初のデザインは妥協しながら、そして、うまくいかないと手を震わせながら何でこんな面倒なものをくれたんだと八つ当たりしながらやっと出来上がったのがこれ。

先ずは、表面。
一番下は愛用しているTGベイト。
Cas23a0137s

ひっくり返して、これは裏面。
Cas23a0140s

折角色んなホログラムシールを集めたので、あれもこれも使ってみたくなり、結果、賑やかなパッチワーク模様になってしまった。
しかも表裏の統一性がなくこうしてみると6つのジグを作ったようにすら見える。

そうそう。シール貼りは疲れたがフックの取り付けも苦労した。
ラインアイが本体と一体成型されているためか太くていつも使っている3号や4号のスプリットリングが取り付けられない。
結局6号までサイズアップすることになってしまった。

さて、肝心の魚にはどう映るのだろうか。
おやっ??見たことがない珍しい魚だな。
2尾かな、いやどうやら1尾だぞ、既に元気はなさそうだし少し毒々しいが食っちゃえ!
あっ痛て! この野郎強いぞ、どこに釣れて行くんだ・・・ってな具合にバイトしてくれるといいんだが。

この機会に虎の子のTGベイトグリーンゴールドもこんな風に傷んでいるので少し休んで頂くことにする。


本当にえらい目にあいました。

材料集めに延べ3日。シール貼りにたっぷり2日。フック付けに丸1日。もう2度とやりません。
釣れたらやるかもしれませんが、多分一日やればボロボロになりそうです。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年6月24日 (土)

大マダイを狙ってみたものの



6月23日は伊東(井上丸)に釣行。

10日ほど前に同貸しボート店のお客さんが大マダイを上げている。
しかも2日連続。
こんなことは伊東では滅多にない。

体が疲れている時には、同店の釣果ブログで知っても、ほほーっと他人ごとだったが、元気になってくると天気予報にかじりつきでチャンス到来を待つ。
風は弱いが雨模様だった23日の予報が曇り空に変わったところで、この日に決めて準備に取り掛かった。

井上丸さんは夏は海の家をやっておられるので今はその準備で早朝から忙しそうだ。
五目漁師ただ1パイのために申し訳ないが作業の手を止めて5時半にボートを押し出してもらう。

狙いはあの大マダイなので、もちろんタイラバとジギングで大マダイが釣れたと聞いた-40m~-45m辺りを中心に流す予定だ。

熱海や宇佐美の峠を運転しながら海面を見下ろした時には相当な濁り潮に見えたが、漕ぎ出るとそれほどでもなさそうだ。
それ以上に驚いたのは海中の賑やかなこと。
離れテトラエリアを出て、先ずは右手(白灯台)方向に向かったが、どこにルアーを落とすか迷うほど次々に良い反応が見られる。

魚探の深度設定が海底付近になっていたために、上層や中層のイワシなどのベイト反応は見えないが、海上は海上でボイルが次々にボートのすぐそばまで寄ってくる。
振り向かざるを得ないバシャバシャ音と共に、あっちこっちで追っている魚で海面が盛り上がる。
ただ、跳ねるところまではいかないためにシイラだろうか、それとも青物だろうか、何なのかはわからない。
うーむ、ここはキャスティングの準備が欲しいところだ。(持ってないが)

一方、海中の反応にルアーを入れたからといって直ぐに何かが掛かってくれるわけではなく、しばらくして最初の獲物はホウボウ。1dscf7657s

たまたま、今回はホウボウが釣れたら是非やってみたい釣り魚料理があるので丁度良い。

近くで、エンジン艇が魚探を覗きながらぐるぐる回っているがきっとアジを探しているのだろう。
五目漁師の場合はアジが欲しいわけではないが、アジの群れにルアーを入れるとオオモンハタなどハタ系の中でも意外に動きの速いフィッシュイーターが食ってくることがよくあるので期待はしたが、どうやら根から沸き出す反応の中にルアーに興味がある魚は今のところ居ないようだ。

空は予報通りどんよりした雲で覆われているので、気温が高い割には寧ろ涼しいくらい。
2dscf7659s

無風でボートは殆ど流れないが、不思議なことにラインは適度に斜めってくれる。
食ってくれないのはこれが原因かと思うくらい底潮は速そうだ。

これはと思う大きなアタリが2回程タイラバにあったが掛かるまでには至らず。
タイラバに明らかにイカと思われる乗りもあり、慌てて錨アシストフックのジグに替えてみたが時すでに遅し。
肝心の真鯛のアタリはないがポツリポツリと、またホウボウやイトヨリやカサゴが掛かってくる。
Dscf7667s

マリンタウン側に流して、-35mできつい底潮に竿を寝かせた時にモゾモゾとしたアタリがタイラバあり、上がってきたのはそこそこのアオハタ。
3dscf7662s

これでやっと一安心、あとはマダイを追うのみ、といってもどこに居るのかわからないので過去の実績場所を思い出しながら点々とルアーを入れて行くがそれらしきアタリはない。

ここで、一旦マダイ狙いはお休みし根魚狙いに切り替える。
かって川奈でタイラバのフックにサバタンを付けてみたところ、アヤメカサゴが次々に釣れたことがあったので今日はわざわざマダイ狙いよりも大きいフックを付けて、しかもサバタンが丸見えになるようにスカート丈を短くしたタイラバまで準備してきたので使ってみる。
しかし、見え過ぎが災いしたのかどうかは分からないが今回は反応ナッシング。

いかん、いかん、今日の狙いはあくまでマダイ、直ぐに元のノーマルタイラバに戻す。

天気予報にはなくても昼を過ぎたころから南寄りの風が強まることは伊東や網代ではよくあるが、今日は最後までほぼ無風状態が続いた。
底潮は潮止まりを境に午前中は岸側に午後は湾外に向かったが一日中結構強く、本来なら無風時には漕ぎながらルアーを入れて自分でラインを斜めにする必要があるが、その必要もなく一見ベストな環境だったように思ったが残念ながら狙ったマダイからの反応は最後までなかった。

で、今日の釣果は正におかず分のこれ。
Cas23a0080s

釣った日にハタをカルパッチョに。
4cas23a0093s

伊東で釣りをする限り、餌釣りであろうがルアーであろうが釣果にイトヨリを見ないことはないが、我が家ではイトヨリの一番美味しい食べ方はこれだと思っている煮つけに。
5cas23a0087s

次の日は、またまた鉢植えのバジルが育ってきたのでこれを使いたくて、アオハタとウッカリカサゴ、ホウボウのムニエルバジルソース。Cas23a0111s

釣り師ならでは味比べだが、ヨメサンの評価はウッカリン、アオハタ、ホウボウの順だった。

最後に、もう一尾のホウボウを使ってブイヤベースをやってみた。
Cas23a0103s

先日、銀座のある寿司屋で飲み会をやったが、そのお店に行く途中で店頭に飾った料理写真を見かけた。
盛り付けもお気に入りで美味しそうだったので写真を撮って帰った。
写真の料理が果たしてブイヤベースだったのかどうかは分からないが、真似てブイヤベースを作ってみた。
もちろん写真のようにはいかないが、まずまずの出来かなと自己満足。



水温は22℃後半から23℃、いよいよ海中は賑やかですね。例年なら反応にルアーを入れるとサバが飛びついてくることが多かったですが、今年はいません。この日も1尾たりとも釣れませんでした。
寂しっ!

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年6月19日 (月)

秩父ドライブ



先日(6月16日)は、趣味人たけさんの作品3点が展示されている秩父美術館の新進画家展に行ってきた。
1dsc_1699s

ご本人のブログ記事でも紹介されているので、どんな絵かは知っていたものの、作品を目の前にし、圧倒的な繊細さに魅入ってしまった。
絵のことは分からないが、素人目に見ても他の多くの絵に比べ完成度の高さを感じた。

正直、あの釣り師たけさんが、どうしてこんな絵を・・・、いつの間にこんな絵を・・・と感動を隠せないままに、受付の女性に許可を得て作品の前で記念写真を撮らせていただいた。
2dsc_1703s


さて、美術館までは自宅を8時に出発し圏央道を使ってひとっ飛びだったが、せっかくここまで来たのでどこかいいところがないかなと思ったが、たけさんの真似をして今から山に登るわけにもいかない。
結局、帰りは下道を通って山中湖経由で富士山でも撮ってゆっくりと帰ることにした。

五目漁師は、元々運転が好きなので結構あっちこっちをドライブしたり、旅行したりしているが、秩父には1、2回山に登ったきり殆ど縁がなかった。
しかし、ここに来て予想もしていなかった景色に出会い2度、3度と感動する。

恐らく五目漁師にとって初めての140号線を富士吉田方面に向かってしばらく走ると、目の前に空に浮き出すほど高いループ橋が見えてくる。
まさかそれが自分達が走っている道の延長にあるとは思っていなかったが、近づくにつれて誰がいつの間にこんな道を作ったの、へーと感心しながら走る。
3dsn239417s

(実は、この先にある雁坂トンネルが有料になっているので別のルートにしようかと迷ったが、これで元は取ったぞっ!)

上りきるとそこに見えたのは滝沢ダム。
車を降りてダムに向かうと虹が掛かったダム下と共に、今通ってきたループ橋を一望に見渡せる。
4dsc_5250s

しかもどうやらエレベーターで一番下部にある発電施設のある低さまで降りられるようだ。
素晴らしいことに無料。
(ここで既に、元の取り過ぎ感あり)

早速、エレベーターで地下まで降りてひんやりした堤体内部の通路を抜けると
6dsn239450s

吐出水のしぶきが降り注ぐ広場に出る。
7ims23a1252s

見上げるとここはダム湖の水面から130mも下にある湖底と同じ低さであることを実感する。
この分厚いセメントの壁で隔てられて直ぐ向こう側は満々と水を湛えたダム湖の底だと思うと恐怖と、
8dsn239465s

一方で轟音と共に吐出される鉄砲水を見、高さを得た水の位置エネルギーの凄さを同時に感じる。

上から眺めると確かこのつり橋には虹がかかっていたはずだ。
5ims23a1233s

よしっ、虹を突っ切ってみよう!
いい年をこいて足元に気を付けながら1往復する。
Ims23a1280s

Ims23a1287s

Ims23a1288s
残念ながら逆光なので反対側から撮らないと虹が見えない。


山中湖畔では夕空に期待したが、この時期は太陽が富士山から一番北側に遠ざかる時期なのでこんな感じに終わってしまった。
Dsn239526s 



サクランボ狩りも予定していたのですが、どこももう終わっていました。
今はもも狩りが始まっているようです。


本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年6月14日 (水)

アカムツはそんなに甘くはない



6月13日は網代(亮知丸)に釣行。

五目漁師にとっては、エンジン艇の空き状況からして平日行しかない網代の中深場釣り。
ブログにコメントを下さるガルさんから火曜日なら行けますよとお誘いをうけたが、直後に台風3号が発生し、しかもその後関東地方への接近が予想される。
1s_20230614222801
台風3号の予想経路図、2023年6月10日正午現在(気象庁HP引用)

早々に諦めてしまったガルさん、まだまだ分からないよと待つ五目漁師。
結果、2日前にはわずかにウネリが高くなる程度の予報になったので予約を入れる。

そして当日、予報通り早朝には長く強く降り続いた雨も止み、少しうねりがあるものの絶好の釣り日和になりそうだ。
2dsxp237646s

3dsxp237648s  

やったね。この調子で釣果の方にも期待が膨らむ。

ガルさんは新竿のお試しも含めてアカムツ、五目漁師も当然ながらアカムツはあるが、なんでもよいから大物が欲しい。

今日は長潮回りだが7時半が干潮なのでグッタイミング。
潮が速くならない内に深めの-250m~-300mからやってみよう。

五目漁師の1投目は-100mでサバに捕まってしまったが、直ぐに少し場所を移動して2投目。
今度は無事に着底して、早々にアタリ。
しかも結構な大物のようだ。
上がってきたのは、ユメカサゴとこのポイントではお約束のオキギスの連。
4dsxp237652s

その後、アタリが乏しい中でシロムツや小型のユメカサゴ。
そして、アタリが途絶えていたが久しぶりの手応え。

400m近くも道糸が出ていると相当な獲物が掛かっても引きの反応は乏しい。
竿を竿掛けに掛けていると、リールの不連続なうなり音や重みに反応するドラグの回転が獲物の大きさを伝えてくれる。
やがて200m→100mと浮いてくると、いよいよ穂先の動きや手元に伝わってくる引きや重みで魚種やその大きさを想像する。
一番楽しい時間だ。

これはでかいぞ! アラ? メダイ? アカムツでないことは確かだ。
ガルさんも最初に握っていたボートに備えつけの玉網では間に合わないとみたのか五目漁師の大玉網に持ち替えてそばで待機してくれる。
そして座っている五目漁師よりも立っているガルさんに先に正体が見えたのか、遠慮そうに“あっ”と聞こえる。

引き具合からして、いや期待が大き過ぎてこいつの予想は全くなかった。
欲しかったが大物違いだ。
やれやれ、エダスを切る前に玉網からスマホに持ち替えて写真を撮ってもらう。
51686646228471s

くわばらくわばら、300mからこんな奴の相手は二度としたくないので直ぐにいつもの200m前後に移動する。
Dsxp237653s
陽気に誘われてちょっとした移動中にも居眠ってしまうガルさん。

場所を変えたせいではないが、今日はとにかくアタリが少ない。
やっぱり駄目かー。
仕方がないので、もう一度サメポイントに戻ったりしてみたが中深場にしては珍しいほどアタリがない。

おまけにライン同士の絡みでガルさんのラインが高切れした時点で中深場を諦める。

絡みが仕掛け同士やどちらかの針が相手のラインを拾うくらいなら被害は小さくて済むが、双方のライン(PE1.5号)が交差して運悪く一方的に他方のラインでこすられると切られてしまうことが多いようだ。
手前船頭の五目艇では双方の竿の出し側を考慮してエンジン停止時には絡みにくい方向にバウを向けているが、所詮その時の風や潮流で決まる姿勢にボートはやがて向きお変えて行く。
普通に考えれば風の流れと平行にバウを風上に向けて落ち着くと考えられるが、潮流が加わるとそうとは言えなくなる。
まして、これだけ深さがあると2枚潮3枚潮はあたり前なので海中でのラインの行方は想像がしがたい。

一つの安直な解決策は遊漁船がやるように錘を重たくすることであろうが、それでは本末転倒、釣りが面白くなくなってしまっては元も子もない。
というのが五目漁師の考え方なので、申し訳ないが、ガルさんには運が悪かったとしか言いようがない。

高切れを機会に、中深場の釣りは止めて100m辺りでオニカサゴでも狙ってみることにする。
双方とも準備はないのでそれなりに仕掛けは工夫する。
ガルさんは100号錘から直出しの短い1本針、五目漁師はたまたま持っていたフグ対策用の自作中通し天びんに胴付き仕掛けの先端を切って吹き流しに。

するとガルさんには40cm弱のアラが五目漁師には小型のオニカサゴが掛かってくれる。
しかし、昼過ぎからは次第に南寄りの風が強まり2時過ぎに沖上がり。

で、今日の釣果はこれ。
6cas239996s

釣った日はシロムツのバジルソースカルパッチョ。
6cas23a0033s

スミヤキとオキギスが1尾ずつ釣れたのですり身をミックスして薩摩揚げに。
7cas23a0028s

次の日にユメカサゴの刺身と昆布締め。
8cas23a0047s

オニカサゴやユメカサゴのミックス唐揚げ。
6cas23a0052s  



前回あれだけ釣れたので今回も1尾くらいはと思っていたのですが、アカムツはそんなに甘くはないですね。
中深場の釣りでは巻き上げて来てありゃ釣れてたの! と喜ぶことしばしばの五目漁師ですが、300m先のわずかな違和感からアタリを取るのが実に上手いガルさんでした。
本日もポチッとよろしくお願いします。
↓ 
にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年6月 9日 (金)

イトヨリ釣りがこんなに易しいとは

 

6月8日は伊東(井上丸)に釣行。

例年の伊東なら今頃はサバまみれのはずだが、昨年あたりから少し様子が変わってきたような気がしている。
カイワリが釣れたり、大アジが釣れたり、イトヨリが多かったり、主役が日替わりする中、どうにもならないほどのサバの噂はあまり聞かない。

ならば、まだカイワリが狙えるかもしれない。

海中は今季五目漁師が釣行した中では1番と思えるほど魚影で賑やかだ。
こんなところに根があったっけ? と思うほどまるで底質と化した密度の高い魚影、逆に密度が薄く粒状の魚影、これはひょっとしてカイワリ、中層で濃く飛び交っているような魚影、こいつらはサバかな? いや、フグかな? 危ない危ない。
海面は海面で時折バシャバシャとボイルを追うでかい魚が跳ねる。

しかし、仕掛けを落としても、餌が盗られるだけで竿先に反応はない。
盗られるといっても先の川奈の様に手の打ちようもなく逃げ出すほどでもない。
あれやこれやと、棚を変えてみたり、仕掛けの動かし方を変えてみたり、試行錯誤によっては本命を掛ける隙はあるような気がする。

そんな中で、もたれ感の直後にドスン。
上がってきたのは最近の伊東名物、大イトヨリ。
1dsxp237634s
手が黒い

少し水臭い魚ではあるが、これほど大きいと我が家では姿のままで蒸し物にしてふっくら感でいただくか、輪切りにして煮付けにすると身が締まって美味しくいただける。

さて、カイワリの釣りパターンは本当にその時々で臨機応変に試して行かないと正解はないようだ。
春先の居ても食ってこない時には高速シャクリでやっと釣れた記憶がまだ新しいが、今日はそれはもう通用しない。

底近くは餌盗りが多いのでビシ棚を32m(ボトムは40m)まで上げて2.5mの仕掛けをたまたま置き竿にしていた時だった。
ふと見ると穂先がビクビクというよりも何気に深く垂れている。
何か掛かったかな? 巻き始めると重量感はあるが引きはあまり感じない。
イカだと嬉しんだけどなーと思ったくらいだ。

しかし、上がってきたのはなんと良型(26cm)のカイワリ。???
2dsxp237636s
やっぱり手が黒い

もちろん気を良くして、この後、置き竿を試してみたがこれっきりだった。

今日はあの事故以来1年振りとおっしゃるYさんとたまたま一緒になった。
3dsxp237640s

少し離れているが声はなんとか届く範囲。
明らかにマダイ狙いと、もう一本がカイワリ狙いであろうか。
今しがたの五目漁師のカイワリに引き続きYさんにもカイワリ。
どちらの竿に掛かったのかはわからないが、やはり時々群れが回遊してくるようだ。

昼過ぎには同様のことがもう一度あった。
今度は先にYさんが結構なファイトの末、大アジを玉網に入れる。
数日前にこの手のアジの大漁があったので、実は五目漁師も今日の狙いの1つに入れていた。
その大アジを見せられて羨ましがっていると、数分後には五目漁師にも掛かってくれる。
4dsxp237641s
緑のウイリー針に掛かってきたオオアジ

他に魚が釣れない渋い日だけにこのようなイベントがあると寧ろ狙い魚の動きがよくわかるような気がする。

さて、あまりにも反応が乏しいので、色々やってみたくなる。
伊東の釣りでは余り潮流を気にすることはない。
潮が朝方反転し、今は沖側から岸側に向かって結構な勢いで流れている。
底潮も同様に速そうだ。

いつもは、基本ビシ棚は底からハリス長さ分などを考慮して3m~5m位にとっている。
ただ今日の潮流では仕掛けが真横に流れている、いやもしかすると吹き上がっているかもしれない。
(実際はどうかは分からないが)こんなことをイメージしてお試しに着底時にズボッと土に埋まったビシを引っこ抜くだけにして、海底に置いたままにしてみる。

するとどうだろう、いきなり次々とイトヨリが掛かり始める。
4edsxp237643s

朝から本イトヨリとカイワリの2尾だけだったのでこんな大当たりが結構嬉しく、釣っては余り嬉しくないイトヨリ釣りをしばらく楽しむ。

そんな中だった。大きなアタリ。
底からやっと引きはがしたものの運悪くイトヨリが釣れるならカイワリもと、仕掛けを3号から2号ハリスに換えた直後だったので恐る恐る巻き上げてくる。
やっと巻き上げ来てもドラグの出で戻されてしまう一進一退が10分くらいも続く。

何だろう? グイグイ引くというよりも重みが勝っている。
ビシを底に付けていたことを思い出すとヒラメ、いやエイかもしれない。
大物が来ましたよと騒いだのに、もしエイだと格好が付かないので予めYさんにはエイだエイだと聞こえよがしにアナウンスしておく。
やっとあと8m、もうすぐ見えてくると思った矢先にいきなり獲物が暴れる。
ああああっ・・・ハリス切れ。
正体だけは見たかったが残念。

さてさて、先の潮が速い時のイトヨリ釣りの極意。
自分ながら1大発見のつもりだったが、胸を張ってお勧めはできないことが後でわかった。

余りイトヨリばかり釣っても仕方がないので普段の釣りに戻った。
しかし、あまりにも反応がないので再びこの極意でイトヨリ釣りを始める。

しかし、どうやらその間にさらに潮が速くなったのか、吹き上げが強くなったのか、アタリがないので仕掛けを上げてみるとリーダーに仕掛けがグチャグチャに絡まって上がってくる。
イトヨリの代わりにサバが掛かったりすると更にグチャグチャに。

自作とは言え、3投で3つの仕掛けを無駄に、しかもその度に巻き付かれたリーダーも短く切り詰めることになってしまった。
考えてみると恐らく潮が舞っている中でビシと海底の間に隙間がないために掛かって居食い中の魚がリーダーをぐるぐる巻きにしてしまうのはの当たり前であろう。
正にあとで気が付く○○の知恵というやつだ。

で、今日の釣果はこれ。
5cas239942s

渋い中でイトヨリの変則釣りでなんとか数合わせだけはできた。
そして、今回は中深場釣りのサバタン用に欲しかったサバを3匹持ち帰った。
5ddsxp237638s

で、貴重なカイワリを釣った日刺身に、
6cas239959snef

大アジはニンニク風味焼きに。
7cas239960s

次の日は、イトヨリをベランダで収穫したバジルを添えたムニエルに。
8cas239970s




ボート予約時に釣りの調子を尋ねると、今の釣りは行って釣ってみるまでわからないですねと言われましたがその通りですね。同じ調子の釣りが2日と続かないようです。これでは、いい釣りを見て飛び出せる五目漁師の釣りもお手上げです。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年6月 5日 (月)

アカムツ三昧

 

もう退職して10年になる。
会社人間から自由人になると、先ず曜日に関心がなくなる、日にちが思い出せなくなる。
さすがに一生変わらない誕生日は忘れないが何回目の誕生日かは忘れがちで、最近では事ある毎に年齢はヨメサンに確認している。

こんな半ボケの他人の誕生日を覚えてくれていた仲間の奥様からこんな誕生日プレゼントをいただいた。
1cas239935s

日焼けした顔や腕を拭いたりすると直ぐに真っ黒に汚れてしまいそうなので当面は飾っておこうとしたが、釣りの時に漁師風に首に巻いたりねじりはちまきに、海からあがってきて貧果が恥ずかしい時にはほっかむりにも使って下さいとのこと。
大事に使わせていただきます。

さて、今回はアカムツ三昧の記事。
また1週間の唄にしようとしたが、あれも結構字数合わせなどが面倒だし、数的に1週間分では足らないので前出も含めて順に記録することにした。
因みに、釣った6尾の内、今日現在で1尾の半身だけが冷凍庫に残っている。

先ずこの時使った餌だが、最近は伊東ではめっきりサバが釣れなくなってしまい、前回は数軒のスーパーを探してやっと、今回はどこでも見つからず結局ノルウエー産の塩サバを使った。
2cas239775s

3cas239778s

さすがに脂がのって美味しそう、自分で食べたくなったが泣く泣く皮を残して薄くタンザクにした。
これにホタルイカを抱かせて餌にするが、たくさんできたので同行者のまっくさんにもこれを使って頂いたが、双方共に、今回の釣果はこれが効いたのかもしれない。

さて、以前は一番新鮮な状態で、釣った日に刺身でいただくことが多かったが、最近は自宅に戻ってもまだ体がゆらゆらと揺れて疲れ切っているので余り面倒な料理はしたくない。
そこで比較的小型だった2尾を煮付けにした。
6cas239805s

アカムツもクロムツも火を通した方が我が家では人気があるが、やっぱり刺身を欠かすわけにはいかない。
あくる日に、姿造り。
7cas239817s

いつもは脂がのっていながら少し水臭いなと思うことがあったが、今回はサイズがあったせいか、正に鮪のトロ感でいただいた。

いいとこ取りした柵の残りや刺身の残りは次の日に一人しゃぶしゃぶでいただき、
8cas239839s

更に、濃厚な出汁で雑炊をいただいた。
9cas239844s

これが、他の魚でやったのとは一番差が出た逸品だったような気がする。

一緒に釣れたシロムツはバジル風味のカルパッチョに。
10cas239848s

アカムツは和風ムニエルに。
11cas239855s

濃厚なアカムツにさっぱりした大根おろしがよく合う。

番外でオキギスの薩摩揚げ。
12cas239859s

今回はつなぎに初めてお豆腐を混ぜ込んでみたところ、味に滑らかさが出て良かった。
量も増えてこの4、5倍くらいは出来あがったが、ヨメサンの特にお気に入りで直ぐに完食。
オキギスはスミヤキと同様に細い骨が皮側から出ているために3枚おろしのままでは食べにくいが、一手間掛ければ特上の薩摩揚げになる。

大きさ的にカマ焼きにするほどでもなかったアカムツの頭部は、切り身と一緒に蕪蒸しに。
13cas239872s

頭部以外のアラは潮汁に。
14cas239880s

一夜干ししたアカムツを焼いていただこうとしたが、これだけ厚みがあると我が家のグリルではうまく焼けないので、お好み焼きや焼きそばに使っているホットプレートで野菜と一緒に焼いてみた。
14cas239882s

ここまでは日をあけずに連続していただいたが、冷凍していた分を他日解凍してねぎ蒸しに。
皿にはないが、蒸す時にネギの青い部分と一緒に蒸している。
15cas239922s


さて、五目漁師は料理の美味い不味いに関しては、好み次第なので普段から余り言わないことにしているが、今回のアカムツは生ではトロ感、熱を通すとふっくら感が半端なく美味しかった。
ただ、ヨメサンの方は普段からこってりしたもの(鮪のトロや豚や鳥の脂身など)は好きではないので一番美味しい皮目は避けて食べておりアカムツのお値打ちは半分しかないようだ。



また欲しくなってきましたが、この後はまた雨模様が多いですね。


本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

«イサキ釣りがこんなに難しいとは(その2)