フォト
無料ブログはココログ

2024年12月 5日 (木)

やったね、シロアマダイ


12月4日は伊東(井上丸)に釣行。

あのフグ野郎から逃れるためもあって最近はタイラバとジギングで沖を流すことが多かった。
同ボート店の釣果ブログを見ると良型混じりでカイワリが釣れ始めたようなので久しぶりにコマセ釣りをやってみよう。

フグは釣果写真には出てこないが、聞くとやはり皆さん四苦八苦されているようだ。
そんなに甘くはないことは分かっているので、五目漁師も色々と対策はしている。

以前(と言ってもひと昔前)はカイワリ釣りと言えばハリス3号程度の2本針吹き流し仕掛けと予備に同等のウイリー仕掛けを各3セットも準備すれば十分であったが、今はそんなわけにはいかない。
釣れないカイワリを何とかして釣ろうとハリスの太さ、長さ、針の大きさ、色、形・・・そして一方でフグ対策として大量の仕掛けや交換用の針の準備、五目漁師に至っては最後の手段として最悪仕掛けごと切って落とされてもロスを最小限に押さえるためにテンビンやクッションゴム迄自作していた。

これは、今回ボートに持ち込んだカイワリ釣り仕掛けの数々。
1cas243006s
本記事を書きながら今回の釣行後に撮ったもの。右は今回消耗した仕掛けの巻き枠、他に替え針多数

そして今回、釣行の前日に慌てて加えた仕掛け(ハリス)はこれ。
2cas242980s  

ブログにコメントをいただく観音崎の釣り師pさんから実績例も含めてこんなハリスの紹介があった。
以前、確かDAIWAのハリスでよく似た茶色っぽいハリスがあり使ってみたことがあるが、よく効果がわからなままに最近では忘れていた。

少しでも効果があるなら使わない手はないと思い、少し高めではあるが急いで釣具店に走り、これを使った吹き流し仕掛けも準備した。

このハリス、魚からは見えないのでカイワリが良く釣れるかも、とヨメサンに話しかけると、そう、じゃあフグもよく釣れるのね、と一言。
ウム???。

さて、カイワリは如何に、そしてフグは如何に!

先ずは、いつもより深めにアンカリングする。
魚探には何も映っていないが数投目、ムズムズからグイーンと引き込まれる。
どうやらカイワリでもフグでもなさそうだ。
上がってきたのは良型(35cm)の赤アマダイ。
3dsxp248692s

実は、今回の釣りではカイワリとアマダイ、できれば白、そしてハナダイを期待、+αで期待はしないが伊東のことだからイトヨリは必ずや掛かってくるだろうなと前日から考えていたが、その先頭バッターとしてアマダイは嬉しい。

その後、ポツリポツリと本命のカイワリも掛かってくれる。
4dsxp248693s

そして思っていた通りイトヨリ(45cm)も来た。
5dsxp248695s

一方、フグもなかなか元気、予定通り仕掛けや替え針は消耗していくが、数年前の様に群れを成して浮いてくることはなくお手上げで逃げるほどではない。

こいつはでかい、40cm級。
6dsxp248696s

自分の針はなんとか回収したが、奥に誰かの針がもう一本見えている。

どうやらフグを避けるに一番効果的なのはウイリー仕掛けのようだが、五目漁師の腕ではウイリーにするとカイワリのアタリも明らかに減っているようだ。

例のピンクのハリス仕掛けも使ってみた。
カイワリも釣ったが2セットをフグにやられたところで今回は打ち止めとした。

今日は7時半干潮、12時半満潮の中潮。
9時半ころまでは結構魚の活性は良かったが10時を過ぎるとフグを含めてアタリはなくなってしまった。
早弁しながら12時半ころまで頑張ってみたがいよいよ場所替えかな? 天気予報では1日静かなはずであったが実は8時半ころから北~北東の風が強まり結構な荒れ模様になっている。

この波風の中であまり動きたくないんだけど、と思いながらも1時前には、前々日Yさんがいい釣りをされたと聞いているマリンタウン側に移動を決心する。

どんぶらどんぶらとボートが大きく揺れる中でのアンカーの回収には最大の注意を要する。
回収後にマリンタウン側に漕ぎ出してみたが、この荒れ模様の中では結構時間がかかりそうだし、もう時間もないので無理しない方が良いかもと弱気の判断。

それよりも、現に朝は調子が良かったので潮変わりの時合いがあるかもしれないと思い直し元の場所に戻ることにする。
結果的に元の場所より北側に50m程ずれたところにボートは停まる。

そして、一投目、シャクリ上げて来て少し高めだった。
ムズムズから突然の引き込み。
でかそうだ。
軽めのドラグが引き出される中、慎重に慎重に上げてくるとぼんやり見えてきた魚体は白い。
なんだろう、でかいぞ! とうとう30cm超えのカイワリかも。
いや、シロだシロシロ。
魚体を確認して慌ててしまったのかタモ入れに失敗。
針が外れたかなと思いながらボートの後ろ側に浮いたシロ(45cm)を無事にタモに入れる。
7dsxp248700s

3本針の真ん中の緑色のウイリーにしっかりと掛かっていた。
その下の餌針にはフグが掛かっていた。

良かった、結果的には場所移動しなくて良かった。

その後、数10分後に今度は小型の真鯛(35cm)。
8dsxp248701s

奇しくも、昨晩期待したカイワリ、アマダイ、鯛そしてイトヨリの4種がフグ以外は過不足なしにきっちり揃ったことになる。

そろそろ沖上がりの時間が迫ってきた2時を回った頃に久しぶりにカイワリ。
9dsxp248703s

これでやっと6,7匹目であろうか、ツ抜けはならなかったかと残念がっていると、何とこの1尾を合図に入れ食い始まる。
しかも型も良い。

10dsxp248704s

もしかして気付いていなかったのかもしれないが棚が高い。
着底後、底を切って4シャクリ、少し待って更に4シャクリ、この辺りで必ず掛かってくる。

2時20分になったら片づけに入ろうと思っていたが、それが30分になり35分になり、とうとう片付けは上がってからにしようと40分にコマセを全部捨ててから最後の一投。
ここでもカイワリを上げる。

もう1時間欲しかったと残念がりながらアンカーを上げ、このころには波も風も収まった海面を足元を散らかしたままで急いで戻る。

で、今日の釣果はこれ。
11cas242982s


折角色んな魚が釣れたので刺身盛り合わせをやりたかったが、釣った日はとりあえずカイワリの姿造りとカイワリのハーブソテー。12cas242993s

13cas242997s

次の日にはアカアマダイのワイン煮オレンジ風味、
Cas243013s

カイワリの押しずしとにぎりとアカアマダイの昆布締めにぎり、
Cas243020s

  同じくアカアマダイの潮汁、
Cas243024s

シロアマダイのアラ煮。
Cas243028s



もう一人出艇された方は、小型でしたがシロアマダイを3尾も釣っておられました。
因みに、アカアマダイは0でした。
今年はシロアマダイの釣果が多く、いよいよアカアマダイより多くなる気配すらありますね。

 にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村  

2024年11月27日 (水)

やっと伊東の海に出る

 

前回(7日)の記事から20日間も空いてしまった。
そろそろブッチンダかと思われているかも知れないが、待ちに待った秋の本格シーズンに手をこまねいていたわけではない。

16日は“釣りのないお泊り釣り”。
思えば釣行予定と天気のちぐはぐはこの日から始まった。

コロナ禍もあってしばらくやらなかったが、久しぶりに釣り場を同じくする仲間6名がYさん幹事のもとに集まった。
伊東の井上丸を仕立てて皆で釣りまくり獲物を料理して酒を飲む(予定だった)。

当日の朝6時に井上丸に集合したが、あいにくの荒天。
恨めし気に海上のウサギを見つめる中で、敢無く釣りはなくなってしまい、活魚店で買ったイシガキダイやアカハタを料理して酒宴と温泉だけになってしまった。
3img_20241116_175159as

2img_20241116_175007s

皮肉にもお泊りの次の日には天気は一転し釣り日和だった。
4img_20241117_102800s

残念だったが、この釣りシーズンを逃すものかと、その後も道具を車に積んだままに2、3度釣行を予定したが前日になって暗転する天気や別の用事に阻まれる。

もう何がどうなったのか忘れてしまったが、近いところでは、やっと好天にありつけたと思った23日は、忘れていた小型船舶の免許の更新日だったことをヨメサンに思い出さされ断念。

25日も期待できそうな日ではあったが、予てからの河口湖の紅葉撮りに出掛ける。
5dsn_2286s

この日は、昔富士山写真大賞に入選した写真が川瀬巴水の風景誌展に併設して展示されるということで、河口湖美術館に立ち寄って久しぶりに過去の作品に会ってきた。
6cimg2902s

7cimg2905s
湘南海岸(ヘッドランド)から撮った夕映えの浜

撮影の合間に何度か天気予報をチェックすると、怪しげな予報の中で、もしかしたらと急遽予定した明日(26日)はやっと出られそうだ。

そして、超久しぶりの釣行は、井上丸でエンジン艇を借りて急な誘いに乗ってくれた弟と出船する。
狙いは、フグを避けるために少し沖(水深60m以上)に出てマダイ、ハタ、あわよくば青物(カンパチ)。
更に、もうシーズンは終わっているかもしれないが、ずっと準備したままで置いていた道具に念のためにアカハタ釣り用の竿と仕掛け(直リグ+ソフトワーム)を加える。

さて、当日。
驚いたことに昨日はやっと素晴らしい予報になったと歓喜していたのに、今朝になってまたもや危なっかしい予報に変わっている。
もはや、あきれ返るしかないが、気持ちを引き締めて結構な荒波の中を、先ずは近場から攻めることにする。

弟はタイラバで専ら底狙い、五目漁師はスロージギングで中層での青物にも期待する。
しかし、沖に出るや波にもまれる枯れ葉状態で釣りにならないし、少しヤバイくらいなので、宇佐美側の60、70mに移動する。

ここでもタイラバ巻き巻き、ジギングスロースローを繰り返すが、一向にアタリはない。
もう少し内側に入りたいが、60mラインを割るとすぐさまこいつがやってくる。
8dscf8680s

うねりがまだまだ煩いが、風は止み潮は流れないためにボートは大きく揺れながらもエンジンを止めた場所に止まったままだ。
こんな時にいつもの手漕ぎボートなら少しずつボートを移動するが、2人で乗っていると巻き上げのタイミングが合っているわけではないので相手が弟とは言えども頻繁な移動の声掛けには気をつかう。
それに手漕ぎに慣れた五目漁師はアイドリング状態での煩い釣りは我慢ができず直ぐにエンジンを切ってしまうが、一方で頻繁なエンジン始動はセルモーターのバッテリ上がりも気になったりして、結局、小移動作戦は失敗する。

お昼前後まで弟のタイラバにはフグ以外のアタリは一度もなく、五目漁師は小型のホウボウとイトヨリが1尾ずつに終わってしまった。
ヤバイ、このままでは完ボに終わるかもしれない。
迷ったが、ここでマダイや青物は諦めて手石島周りのアカハタをやってみることにする。
岩礁や根回りの根魚狙いなら艇の流れが緩いこと自体は寧ろ都合が良い。

ポイントに到着して直リグにフナ虫から手足が伸びたようなキモイワームを落とすと着底と同時にアタリ。
本日初めての魚らしい引きに興奮しながら上げてきたのはここではお決まりのアカハタ。
9dscf8684s

フナ虫の手足はなくなってしまっているが、そのまま続けて投入するとまた直ぐにアカハタ。
忙しい入れ食いが続きこの調子では直ぐにクーラーボックスは一杯になるかと心配したが、数10分でぴたりとアタリが止まってしまう。

ここでのアカハタ釣りはこれで3回目になるが、3回が3回とも1投目から入れ食い、そして数匹釣ったところでピタッと止まる、こんな状況だった。
こんな時には少し場所移動してもアタリが戻って来ることはない。
潮目が変わった、釣ってしまって当面は魚がいなくなった、すれてしまってしかも周囲に危険との伝令が飛んでいる・・・何がどう変わっているのだろうか、これ以上釣っても仕方がないので打ち止めでもよいが、今後の課題だと思っている。

で、本日の五目漁師の釣果はこれ。
Photo_20241127212201
井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト

さて、今日は久しぶりにOさんとお会いした。
Oさんと言えばフグにコマセカゴを4つも切り落とされながらも伊東(オーシャン釣具)で70匹ものカイワリを釣られた豪傑。
そのOさんが恐いと恐れおののきながら定刻に上がって来られた。
50cmを優に超える凄いフグだったらしい。

これ見てよ! と見せてくれる。
Dscf8689s

巨大なフグがコマセ用ステン缶に嚙みついたまま上がって来たらしい。
コマセ缶が見事に破壊されている。
皆さん気を付けましょう。
こんなのにガブリとやられたら指が何本あっても足らない。


さて、先日富士山撮りに行ったついでに柚子の里で旬の柚子を買ってきたので、今回は柚子三昧。
先ずは釣った日に柚子を添えてアカハタのしゃぶしゃぶとカマで出汁をとって雑炊。
Cas242915s

次の日に柚子あんかけ。
Cas242927s

残念ながら柚子は使っていないがレモン風味のカルパッチョ。
Cas242936s



久し振りにカイワリもやりたいですが、フグが出ると皆さんの様に頑張れません。水温がもう少し下がって、フグはどこかにそしてカイワリはもう少しの間いてくれる、こんなタイミングがあることを期待しています。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

2024年11月 7日 (木)

アカ、クロはどこに行ったの?


11月6日は網代(亮知丸)に釣行。

久しぶりの中深場、もちろん狙いはアカムツ、それにクロムツやアラも欲しい。

中深場は7月以来。
その時には最近アカムツが釣れないんですよねと、亮知丸のお兄さんに言われた通り釣れなかった。
今日は6時過ぎに現地に到着しお兄さんに挨拶すると、○○さんは今日も中深場でしょ? 
昨日久しぶりにアカムツが出ましたよ、3尾。

やったね。
だったのに、アカムツどころか何も出なかった。
1dsxp248668s

湾内は静かだったのに、沖に向かうとうねりが結構高く、少し時間をかけていつもの赤根埼沖のポイントに到着する。

今日も一人釣行になってしまったので場合によっては5本針胴付き仕掛けを置き竿にして多点掛けを狙いながら、一方でジギングをやるという欲張りな釣りも準備してきた。
しかし、この荒れ模様の中で互いが絡んだりすると大変なので普通に3本針胴付き仕掛けだけでやってみよう。

サバタンにホタルイカを抱き合わせて1投目、さあ行ってこい!
120号の錘が殆ど真っすぐに落ちていく。
波はあるが風は少々、潮流はなさそうだ。

着底と同時に早速怪しげな手ごたえがあったが首を傾げただけでそのまま放置して何度か誘いを入れる。
うーん、わからない。
やっぱり怪しい。
で、疑ったまま巻き上げを開始にすると、およよ! 結構な引きではないか。
1投目から楽しい。

しかし5、60m巻き上げたところでフッと軽くなる。
なんだ、さてはスミヤキ(別名、縄切り)だったのか。
遊ばせたのがまずかったかなと、直ぐに巻きに入らなかったことを後悔しながら軽くなったラインを回収する。

しかし、巻き上がってきたのは仕掛けからなんと50m以上も上部で高切れしたライン。
えっ? じゃあ仕掛けに付いていたのはスミヤキじゃなかったかも。
それはそうと、こんなところでラインを切ったのは誰?
これぞ正に1投目マジック。

不思議がっている場合じゃない、早朝の貴重な時間帯にリーダーの結び直しは痛い。

やれやれ、やっと2投目、直ぐのアタリで上がってきたのは小っちゃいユメカサゴ。
3投目、今度はオキメバル、4投目今度はシロムツ・・・やがて10投目・・まだ続く。
着底後直ぐのアタリで空巻きなしの10連釣。
真鶴の中深場で7連釣までは数えた記憶があるが、これは多分五目漁師の中深場の釣りとしては新記録。

と言えば、いかにもいい釣りのようだが、これが実は嘆きの釣り。
小っちゃい、全てが小っちゃい。

よく見るとキンメ。
中深場から釣り上げてくると恐らく無事に元のところには帰れないので、小さくても基本持ち帰ることにしている。
2dsxp248671s

今度こそと期待の中で上がってきたのは腹立たしいこいつ。
3dsxp248672s

場所を変えても、とにかく小っちゃい。
アカムツやクロムツは一体どこに? 

予報では昼過ぎから風が強まることになっているが、10時には既に結構強い北東風、波もいよいよ強まってくる。
そろそろここは諦め、岸側に戻ってオニ狙いでもするか。

その準備も終わったので、その間中深場では珍しく置き竿にしていた仕掛けを巻き上げにかかる。
すると、何やら掛かっている。
しかもいい引きだ。
上がってきたのは本日初の釣れて嬉しい魚。
4dsxp248676s

うーむ、こうなったらもう一投いってみようと、置き竿を始めた地点に戻りかけたが、バッタンバッタンと船底が波に叩かれる。
いや、白波も立ち始めたし、うねりも大きくなったので残念だが無理はよそう、とUターン。
5dsxp248679s

その後は、岸側の水深70~100mでサバタン餌のオニ狙い、続いて湾内に入ってタイラバもやってみたが、たまに相手をしてくれるのはフグのみで終了。

で、今日の釣果はこれ。
Cas242820s

次回からは、中深場も少しでも小物を避けるためにジギングにしよう。


ウッカリカサゴはしゃぶしゃぶ。
Cas242830s
中央のカマは、あとで雑炊にするので出汁とり用

小っちゃい魚を集めてユメカサゴ、オキメバル、キンメダイ、シロムツ、オオモンハタ、そしてタマガシラの六目唐揚げ甘酢あんかけ。Cas242838s

こうすると下手に大きいよりも美味しく食べられる。


美味しかったと言いつつも、往復15~20分も掛けて小っちゃいのばかりでは困りもんです。
大きいのと小さいのが同じところに居ると多分大きいのが先に来ますよね。
どこに行ったんでしょうかね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年10月28日 (月)

ジグラバのお試しは大成功

10月27日は伊東(井上丸)に釣行。 

というか、2日前に往復約1000kmの舞鶴釣行から帰ったばかりなので行く気はなかった。
次はいつにしようかなと天気予報を眺めていると、なんと明日を逃すとこの先1週間はチャンスがなさそうだ。

うーん、どうしよう。
少し悩んだがやっぱり行くしかない。

そうとなったら直ぐに、総選挙の期日前投票を済ませて夕方には釣りの準備も終える。
ルアーオンリーは準備も片付けも簡単でよい。

今回の狙いはカンパチ(ショゴ)。
先日ブログにコメントを下さるTNさんが伊東で釣られているので、早速メールを入れてポイントを教えて頂く。
少し迷っていたが準備は終えたし、ポイントは分かったし用意万端整うと、もう釣れる気しかしない。

1dsxp248653s

朝一、先ずは教えて頂いたポイントを目指す。
付近では結構なベイト反応が見られ、潮もいい具合に流れているので、しめた! と思ったが落とせど落とせどタイラバにもジグにも反応はない。

2時間ほど粘ってみたが、結局諦めてマリンタウン側に移動する。
ここからは真鯛、ハタ狙いなのでベイト反応はあまり気にせずに点々とタイラバを軸に落としていく。

釣り始めてもう5時間近くにもなるのにここまでただ1度不発のアタリがあったのみでフグも来なければ、前回の伊東で多かった中層のメジもどこかに行ってしまったようだ。

水温23.8℃。
これじゃ平年の真夏並みでは? 
いいけど釣れてくれよっ! と少しやけ気味になっていると、突然フッとタイラバの穂先が跳ね上がる。
来たか噂のメジ! 喰い上げかと思ったが、どこまでもラインは空を切る。
リーダーが見事に切られている。

きっとラインにじゃれつくのが大好きな奴(ウスバハギ)の仕業に違いない。
この季節の風物詩に認定しよう。
“穂先跳ね、慌てて巻くも戦いはなし、見えるはウスバの薄笑い”。

愛用のビンビンスイッチ風を切って落とされたが、どうせならこれを試してみよう。
2cas242455s

五目漁師のアイデアかと思っていたら、もうとっくにジグラバとして世の中では使われているらしい。

準備してきた80gのジグ(赤金)をビンビンスイッチ風の錘の代わりに使ってヒラヒラ、ズドーンと落としていく。

すると着底と同時になにやら怪しげな動き。
次の瞬間グイーン。
本日初めて何かが掛かったようだ。
しかも結構引くし、重い。

上がってきたのは立派なアオハタ。
3dsxp248656s
お試しのジグラバにいきなり掛かったアオハタ

4dsxp248657s

朝からアタリに見放された状況下、そこで初めてのお試しにいきなりとは・・・びっくり。
こいつやるじゃないの!

そして、2投目。
先と同じように、着底と同時にまたアタリ。
今度は25cmほどのアオハタ。(リリース)
たまたまだと思っていたが、こいつひょっとして凄いのかもしれない。

続けて、3投目。
今度はフォール中に何かが掛かった。
この引きは奴だ。
本日初めてのフグがお目見え。
5dsxp248659s

ただ、こいつすら今日は今の今まで掛かったことはなかった。
今はフグに腹を立をてている間はない(少しだけ懲らしめて放流)、それよりもジグラバの凄さに興味がある。

4投目、今度も直ぐに小型のオオモンハタ。(リリース)

ジグラバに替えてから怒涛の入れ食いが続く中、5投目。
再びフグ。

ふと周りを見渡すといつの間にかボートがカイワリのコマセエリアに近づいている。
道理で、ここは正にフグの養殖場だ。

6cas272796s
事後自宅にて撮影

もう少しジグラバの効果を確かめたかったが、裸にされたラバー部を見ると場所替えを優先せざるを得ない。

ラバー部を交換し元のやや深めに戻るとフグは来なくなったが、獲物も来なくなった。
恐らくあの怒涛の入れ食いはたまたまジグラバの初陣がハタの巣に落ちたのだろう。
どれほど効果的なのかどうかはまだ分からないが、少なくとも駄目ではないことは分かった。

ジグが錘の代わりに利用できるとなれば色やデザインの選択肢が格段に広がる。
これは、正にビンビンスイッチ風の構造上のメリットと言えるだろう。

この後もジグラバを使い続け、後半は再び朝のカンパチポイント付近に戻ったがホウボウとイトヨリに終わった。
7dsxp248663s

で、今日の貧果はこれ。
8cas242774s


ハタのカルパッチョ。
9cas242786s

ハタの昆布締め。
10cas242782s
ベビーリーフが合わないが残り物なので仕方なし

ホウボウのブイヤーベース。
11cas242794s



ジグラバに替えた途端に怒涛の入れ食い5連発。 たまたま、タイミングが合ったのではと思っていますが、使えますね。
錘に比べると長細いのでハリス長を少し長めにするなど工夫はしています。 誰かが、そこまでやるならジグにリヤーフックも付けたらっ! と言ってましたが、ラバーが巻き付くかもしれませんね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年10月23日 (水)

昨年に続いて冠島(舞鶴)釣行

釣行日:2024年10月22日
天気:曇り(波高かったけど予定を1日ずらして大正解!風も波もなく、釣りには最高のコンディション!)

今年もまた、やってきましたよ冠島!
昨年の好釣果に味をしめた義弟、弟、そして五目漁師の3名で義弟の90馬力エンジン艇に乗り込み、西舞鶴港から冠島へと30kmの海上ドライブ。
エンジンが唸りを上げる中、みんなの心はワクワクと波立つ海のよう!さて、釣果はどうなるか…?
Dscf8604s
西舞鶴の係留地を出発し冠島に向かう

Dscf8611s 
島に近づくと次第に木々や岩が明瞭に見えてくる

Dscf8622s
1時間弱でポイントに到着する

1. 釣り方
五目漁師は、まずはお気に入りのタイラバを投入。
これでハタや真鯛を狙う計画です。
浅場に来たらワームでヒラメを狙うつもり。

弟はオールタイラバ派! 目指すは真鯛とハタ。

一方、義弟は…ちょっとレトロな釣り方がお気に入り。
天秤仕掛けにイシゴカイを餌にするスタイル!
これには弟と私は「昔の人は違うね」とニヤニヤ。

2. 釣りの展開
さあ、いざ釣り開始!
しかし、昨年と比べてなかなかアタリが来ない。
なんだこれは? 魚がみんなバカンス中か?

…と、その時、ビンビンスイッチ風タイラバにガツンと大物がヒット!
きたー!
一気に巻き上げて上がってきたのは…なんと60cmの真鯛!
Dscf8626s

Dscf8629s

思わず「これは去年のリベンジ成功だな!」と心の中でガッツポーズ。

続いて弟にもヒット!
上がってきたのは約40cmのアオハタ。
Dscf8632s

少し羨ましいけど、まあ自分の60cm真鯛があるからね、と自分に言い聞かせる。

その後は冠島から北東にある沓島へと足を延ばすが…ここでは完全にノーバイト。
魚たちはみんなどこか別の島でお茶してるらしい。

午後の後半戦、舞鶴湾出口の博打岬へ移動。
Dscf8637s

名前からして一か八かの釣り場らしい。
風も潮流もほとんどなし、タイラバでの釣りがやりにくい!
五目漁師はここでワームにスイッチして、マゴチやヒラメを狙いにかかる。

ところが、釣れてきたのは…なんと超小型の太刀魚!
 Dscf8639s

これにはびっくり。
「え? 舞鶴で太刀魚っているんだ?」 と初めて見る魚に驚き。

他にも、真鯛やイトヨリなどポツポツと釣れる中、義弟にもついに大物がヒット!…と思いきや、途中でバラシ。
まさに"泣きの一手"。

最終的な釣果はこちら!
Dscf8645s

3. 釣行後の宴
釣りを終えて義弟の自宅に戻り、早速釣った魚で宴の準備。
まずは真鯛を捌いて…と予定していたら、まさかのミス発生! 
真鯛の頭をうっかり落としてしまい、姿造りが刺身盛りに変わるというハプニング発生。
まぁ、味は一緒だからいいんだけどね!
Dscf8652s

弟が手際よくカルパッチョを作ってくれて、これがまた絶品。
Dscf8649s

刺身も新鮮そのもので、みんなで舌鼓を打ちながら乾杯。

今年も冠島はやっぱり最高の釣り場だった! 来年もまたリベンジしに行こうかな?

…それにしても、義弟の天秤仕掛け、次回こそは大物をバラさずに仕留めてほしいものだ!



以上は、昨年の冠島釣行に引き続き無料のChat GPTで記事を作成したもの。
文章に対応した箇所への写真の貼り付けと写真下部の説明、及び見やすいように段落修正だけを記事に加えたが、内容には一切手を加えていない。
参考のために以下に記事作成にあたって五目漁師がChat GPTに入力した情報や注文は以下の通り。

ー以下、Chat GPTへの入力文章ー

以下の文章に基づき、ブログ”五目漁師の釣り三昧”のブログ記事をユーモアたっぷりに作成ください。

タイトル:昨年に続いて冠島(舞鶴)釣行
釣行日:2024年10月22日 天気:曇り、波高だったため当初の予定を1日ずらした甲斐があって風、波共に静かな絶好の釣り日和であった。

釣行者:五目漁師(本人)、義弟、弟の3名

本文のあらまし:同日3名で義弟のエンジン艇(90馬力)で昨年に引き続き冠島(西舞鶴港から航行距離約30km)に向かい釣りを楽しむ。釣行後は義弟の自宅で釣り魚を料理し舌鼓。

内容
1 釣り方
本人:タイラバとジギングでハタ、真鯛狙い。浅場ではワームでヒラメ狙い。
弟:タイラバで真鯛、ハタ狙い。
義弟:昔の人なのでイシゴカイを餌にした天秤仕掛け。

2 釣りの内容:
昨年に比べてアタリがなかなかない中で、五目漁師のビンビンスイッチ風タイラバに大物がヒット、上がってきたのは60cmの真鯛、続い弟にヒット、上がってきたのは約40cmのアオハタ。その後は沓島(冠島から北東に2.5km)に足を延ばすが何にも釣れず。 後半は舞鶴湾出口の博打岬方面に移動。
ここでは、風、潮流ともになくタイラバでは釣りが難しく、五目漁師はワームをキャストしマゴチやヒラメを狙う。しかし、釣れてきたのは意外にも超小型ではあるが太刀魚(舞鶴で五目漁師が姿を見たのは初めてなので驚く。)他に真鯛、イトヨリなど。
ここで、義弟は初めて大物を掛けるが途中でバラシ)
本日の釣果はこれ。(釣果写真あり)
釣行後は義弟の自宅でとりあえず真鯛を捌き、刺身盛り(姿造りを予定していたのに不注意で真鯛の頭を落としてしまい刺身盛りになってしまった。)とカルパッチョ(弟作)でいただく。


記事の作成にあたって、今年は、ユーモアたっぷりにという注文を付けてみた。
するとこの注文に沿って、五目漁師ではとても真似ができない空々しいユーモアが随所に盛り込まれていることに感心する。
表には出さないが、五目漁師の心の中まで読まれてしまった部分もある。
世の中でいろいろ言われているが、いろんな意味でこれはやっぱり脅威を感じざるを得ない。
もともと自信はないが、文章的には完全に負かされているし、驚きは瞬時といってもいいその作成の速さ。
ブログだからというわけではないが、正確さも十分だし、正直今後は半分くらいChat GPTに頼ろうかと思っているくらいだ。



帰省先で記事を書くのも面倒なのでChat GPTにに頼ってみましたが、なんと自分が書くよりもよほど立派な仕上がりになりました。
いかがでしょうか?
考えてしまいますよね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

2024年10月12日 (土)

久し振りに会って伊東にLet’s go

 

10月11日は伊東(井上丸)に釣行。

先日、荒天で予定していた釣りが流れてしまい手持無沙汰のガルさんから誘われて訳もわからずファミレスに出掛けた。
すると、そこでお会いしたのは、かって大津のアジ釣り師として人気を馳せたヘビーサイズさんではないか。
変わらぬ豪快さに圧倒されつつ、当然のことながら懐かしい釣りの話が止まらない。
とんとん拍子でお互いに次の釣りではご一緒しましようとなった。

やっと好天の兆しが見えた11日に双方が気になっていた大津のタチウオ釣行が決まり盛り上がる。

しかし、当日の早朝(3時半)起床と同時に念のために最新の天気予報をチェックすると、危惧していた北風が午前中はのさばりそうだ。

大津ヤマダ電機前のタチウオポイントは北風には弱い(三角波が立ってヤバイ)と聞いていたのでLINE電話で相談し、急遽行先を伊東に変更することにした。

狙い物はタッチーから真鯛やハタに変ったが、ルアー主体の道具立てはあまり変わらないので荷物は殆どそのままで伊東に向かう。

実は、天候が怪しくなってきた前日にひょっとしたら、と事情は連絡していたので車中から井上丸さんに電話をし、無理な注文を聞いていただく。
しかも幸運なことに、エンジン艇が空いており借りられることになった。
(井上丸さんありがとうございました。)

と、ここまでは良かったが、いざ出艇してみると逃げてきたはずのこちらの海上も結構な荒れ模様。
大きなうねりを乗り越えながらに右に左にと重なる風波に翻弄されながら、やっと手石島北側のアカハタポイントにたどり着いた。
1dsxp248591s
これはすっかり静かになった帰り際の手石島

ヘビーさんはサバタン、五目漁師は直リグにクロ―系ワームを着けてアカハタの食いを待つが一向に反応はない。

そう言えば、前回も同じ場所で入れ食い状態からパタッと食いが止まったことを思い出し、ははーん、今回はタイミング悪くあの時の食いが止まってる状態にやって来てしまったに違いないと考える。

さすがに餌釣りのヘビーさんにはポツリポツリと放流サイズのウッカリンなどが掛かってくるが、五目漁師のルアーには全く反応がない。

五目漁師は、傍らで(高波の中をこんなところに連れきた五目漁師に、いや多分そうではなく久しぶりの大きな揺れに)少し気分が悪くなったとおっしゃるヘビーさんにこの調子で長居しても駄目かもしれない、と言い訳がましくブツブツと唱え始める。

ただ、この荒れ模様の海上を移動したくはないので今は我慢するしかない。
根回りを小移動したり、少し離れた根に中移動したりを繰り返すが、釣れない状況は変わらない。

そんな中で気づけば少しは波がましになってきたようなので、やっとサンハトヤ方向に移動を開始する。
時が来たのかドンブラどんぶらと移動中にもみるみる波は収まり、次第に艇速も速まってくる。

アジやタッチーの数ほどいる東京湾の船団とは違って、ハトヤ漁礁周りには2艇の乗り合い船が何を狙っているのかわからないがひっそりと浮かんでいる。
その沖合でマダイとハタを狙ってみることにする。

ここからはへビーさんはジギング、五目漁師はビンビンスイッチ風タイラバに切替える。

五目漁師に本日初めてアタリはイトヨリ。
2dsxp248575s

続いて、いい感じで上がってきたのはレンコダイ。
3dsxp248576s

そして、点々と場所替えをする中で五目漁師に今日一のアタリ。
やや緩めのドラグを出しながら上がってきたのは待望の真鯛(60cm)。
最後は横で応援してくれていたヘビーさんがタモ入れをしてくれる。
4dsxp248578s

楽勝。

一人の時はこのタモ入れこそが大物を掛けた時の最後の難関と言える。
それでもロングハリスに掛った大物を手繰ってきての最後の最後の難関に比べると、竿を握ったままでタモ入れができるルアーの釣りはこれこそがジギングやタイラバの妙味だと言えるほどのメリットだと思っている。

TVの釣り番組を見ていると、これが一流の釣り師かと疑うばかりに船長!船長!とタモ入れを催促する輩が多い。
大して大物でもないのに操船中の船長に当たり前の様に声掛けするんじゃねー、最後まで自分でやれ! と言いたくなってくる。

そういう意味でヘビーさんに掬ってもらった今日は楽勝だった。

今度は、先ほどから中層で頻繁にメジに捕まっては四苦八苦しているいるヘビーさんになんとか釣って欲しい。
聞くと、ヘビーさんは決してメジラーではなく、元々バスラ―だったとのこと。
道理で面倒そうにメジをバス持ちで引き上げたり、切られたラインシステムを組み直す姿にはその片鱗がうかがえる。

さて、そろそろ昼を回ったところで、白灯台側に戻って根魚や青物を狙うか、それとも再度アカハタポイントに戻ってその時合いに期待するかを迷ったが、取りあえず結果が直ぐに出るアカハタポイントに戻ってみることにする。

このころには海面も静かになり、すっ飛びモードでポイントに到着する。
5dsxp248585s

さてどうかな?
ヘビーさんが1投目のサバタン仕掛けを落とすや着底と同時に本日初めてのアカハタを掛ける、そして次もアカハタ、今度は型も良い。6dsxp248587s

そしてまたアカハタと、どんどん調子を上げてくる。
負けじとワームの五目漁師もやっと、怒涛の入れ食いモードに入る。
7dsxp248590s

サバタン餌で釣っているヘビーさんではあるが、元バスラ―としてルアーでアカハタを仕留めるというこだわりもあったようで、ここに来てそれも達成される。
この調子なら直ぐにクーラーボックスは一杯になるだろうと活気づいたが、そんな調子が続いたのはたったの10分か15分だった。

残念ながら、その後は嘘のように反応がなくなり2時過ぎに沖上がり。

で、今日の五目漁師の釣果はこれ。
8cas242716s

そして、ヘビーさんの釣果はこれ。
9dsc_2477s



大きな真鯛やハタが釣れた時の昼には定番のカマ茶漬け。
食べる前にほぐした身を茶漬けの上にのせていただく。
10cas242728s

鯛そぼろ。
11cas242722s

今回の真鯛は脂がノリノリで見るからに美味しそうだったのでハラミや骨についた身をすきとって鯛そぼろに。
マダイにはあまり関心のないヨメサンが自ら乗り出して作った料理なので、余程美味しそうに見えたのだろう。
あつあつのご飯にのせて食べると美味しい。

アカハタと真鯛の昆布締め比べは優劣つけがたい。
12cas242735s

アカハタの中華風蒸し。
13cas242740s



後半は無風、潮流も皆無で艇がピタッと止まったままで流れなくなってしまいました。
元々あまり動かない根魚、そこに動かないボートでは釣れるはずがないですよね。
そこで五目漁師はスイミングジグやジグヘッドでワームを投げ込んでみましたが泳がせている棚がつかめず難しかったです。同様にヘビーさんはあれはテキサスリグでしょうかを投げ込まれて恐らく底をとりながらの誘いで、見事に2尾を掛けられてボートが流れない時の対応をつかまれたようでした。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年10月 5日 (土)

エンジン艇で狙う伊東の魚


10月4日は伊東(井上丸)に釣行。

相次ぐ台風や秋雨前線のせいでなかなか海に出られるチャンスがない。
何度か予定を変更する中で、本日やっと弟を誘ってエンジン艇を借りての釣行となった。
1dsxp248567s

予報とは言え、これじゃなと思うほど目まぐるしく暴れまわる天気予報には既にあきれ果てているが、この日は大方の直近(前日夕方)の天気予報で1日を通して風は南西3m/s前後以下、雨は昼までは1mm/h以下、その後晴れとなっている。
やっとでられそうだ。

先ずは折角なので手漕ぎでは行けないサンハトヤの沖合で真鯛やハタの大物狙い、そして時間があれば後半は手石島周りでのアカハタ狙いも是非やってみたい。

どうせ雨があるなら、前半は沖流しでじっと我慢の雨の中でも良しとし、そして船の操船や恐らく根掛かった仕掛け外しや交換ですったもんだするだろうアカハタ釣りは雨の中ではやりたくないので後半にしようと考えていた。

しかし、艇に乗り込んで今にも広がってきそうな青空を見た時に、これならと先にアカハタをやることにした。

これが大当たりと言いたかったが、実は大外れ。
手石島に向かうや否やポツリポツリ、そして直ぐに土砂降りになる。
1mm/h以下なんてとんでもない。
もはや行先がどうのこうのという問題ではない。
艇に乗り込む前にこれならとっくに中止にしていたはずの酷い雨。
防水コーティングが剥げてしまったカッパなど風よけにはなっても直ぐに下着までびっしょびしょだ。
ただ、いずれは好転するという予報を信じてポイントに向かう。

昔は胴付き仕掛けにサバタン餌でカサゴ釣りをやったが、今更面倒な餌は使いたくないので昨日作った直リグ仕掛け(錘8号と15号の2種類)とやらに手元にあったクロ―系ワームを着けて落としていく。
水深27m。

すると直ぐにアタリ。
最初は早速根掛かったかな?と思ったが、これが直リグのアタリだと直ぐにわかる。
2dsxp248548s

この後は周期的にやってくる土砂降りの中でしばらく入れ食いが続く。

一方で、弟はサバタン胴付き仕掛けで何をやっているのか四苦八苦している。
しびれを切らして予備の直リグ仕掛けにワームを着けて貸したがこれもうまくいかない。
どうするの? と聞かれても五目漁師もよくわかっていないのでこんな風にと説明しようとする最中にも、それっキターっとこんな具合。

アカハタはベタ底、巻き上げの途中まで追ってくるのはオオモンハタ。
3dsxp248555s  

まだ8時を回ったところだが、もう十分釣ったのでそろそろマダイ釣りに向かいたいが、その前になんとか弟に釣って欲しい。
そうでないと、五目漁師 既に大漁、弟 未だに完ボのこのタイミングで場所を移ろうとはなかなか言いにくい。

やっと、マダイポイント方向の宇佐美方面の空が良くなってきたのを機に場所替えを決行する。

途中、アマダイをやってみたいという弟の注文で、アマダイでもなんでもいいからとにかく釣ってくれとの気持ちでカイワリポイントの沖、水深50~60m辺りを流したが、やっとイトヨリが1尾のみ。

そう言えば、五目漁師のアマダイ釣りはもとはと言えば弟に福浦を紹介されて始まったが、伊東のアマダイは1日頑張ってもせいぜい2、3尾だよと納得させて、同じく1日頑張っても1、2尾の真鯛狙いに向かう。

サンハトヤ前の水深60m~70m、ここからは弟はタイラバ、五目漁師は底近くはただ巻き、そのあと中層まではワンピッチジャークのジギングで真鯛やハタ、更には青物にも期待する。

いつも思うが、エンジン艇での流し釣りは本当に難しい。
ベイトに着いているハタやマダイなどの大物は別として、単独で海中を闊歩している大物との遭遇こそが五目漁師が望む釣り。

この遭遇機会(言い換えれば一投目マジックの機会)を増やすがために手漕ぎポートではどんどんとポイントを小(5,60m)移動する。
食いっ気のある大物に遭遇したかどうかは大概タイラバやジグを落として1投目で決まる。
それが故にフォール/リトリーブは3回を限度にしてどんどんとポイントを移動する。

手漕ぎではこんな具合だが、この頻繁な小移動がエンジン艇では難しい。
(うざいエンジン音と振動を辛抱してアイドリング待機すれば別であるが) バッテリーあがりを心配すると頻繁なエンジン始動は避けたいところであるし、手漕ぎに比べるとポイントに着いてから1投目までに何かと時間がかかってしまう。

ジグの投入に秒差で弟に遅れをとってしまったが、早いもの勝ちの1投目マジックで弟がついに掛けた。
何やら大物のようだ。

頼む、無事に上がってくれ。
ここは未だボの弟になんとか釣って欲しい。
頼む、上がってくれ。

たまにドラグが引き出されるところを見るとかなりの大物のようだ。
隣で祈りながら待った五目漁師のタモに入ったのは立派なアオハタ。
4_20241005211701

よかった。
これで一安心。

午後に入ると予報通り雨はなくなったが今度は本来の南西風に変わり、次第に強まってくる。

風による適度な艇の流れは場所替え頻度を減らしてくれるので嬉しいが、白波まで立って来たので岸側にて一旦待機する。

しばらく風の収まりを待って再び沖に出る。
そして、またもや弟に1投目マジックのアタリ。
またやられてしまった。
上がってきたのはそこそこの真鯛。
52_20241005211701

青物を期待して中、上層までシャクリ上げてくる五目漁師のジグには何度かメジが掛かったが全て放流。

この後は当初より予定していたポイントを急いで巡ったが、双方共に数尾のホウボウを掛けるに終わってしまった。
6dsxp248562s

で、今日の2人分の大方の釣果はこれ。
7dsxp248572s

アカハタのサイズもそこそこ(30cm超)ではあったが、何といっても立派なアオハタが素晴らしい。


そして、アカハタ三昧。
釣った日は、本来は放流サイズですよ井上丸のお兄さんに言われた小型のアカハタならではのパエリア。
8cas242672s

次の日はアクアパッツア。
9cas242690s

昆布締め。
11cas242680s

アボカド/レモンカルパッチョ。
10cas242685s

アカハタは身質がオオモンハタなどに比べると一段としっとり滑らかで美味しい。

 


当たらない天気予報ですが、考えてみると夕焼け空をみて予想する一種の観天望気も下駄を投げてその表裏で決める予想も明日の予想迄で明後日の予報まではしませんでした。現在の予報はスパコンで計算するとは言え10日先や14日先まで予想しますから凄いですよね。(なかなか当たりませんが)皆さんご存知かもしれませんが、最近になって気象庁のGPV(MSM)の予想が約3日先まで掲載されていることを知りました。従来の39時間先迄ではなかなか釣りの予定なども立てにくいですが3日先だと結構嬉しいじゃないですか。期待できそうですね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

↓ 
にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

2024年9月21日 (土)

超絶完ボ寸前のラストマジック

 

9月20日は大津(石田丸)に釣行。
1dsxp248515s

2dsxp248516s

嵐を呼ぶ釣り師HEPPOさん(手漕ぎボートでまっしぐらリンク)がこの日に大津を予定していると聞く。
しかし、天気予報を見ると真っ赤かの風マーク。
さすがとしか言いようがない。

一方、好天気を呼ぶ五目漁師。
(嘘、暇なので好天気にしか釣りには行かないだけのこと)
まあいいけど、嵐を呼ぶか、良い天気を呼ぶか勝負してみようということでお付き合いさせて頂くことになった。

するとどうだろう、長期予報の風矢印がやがて赤がら橙に、そして黄色に青に変わってきた。
で、結局Go となった。

それでも昼からは南寄りの風が強くなる可能性が高いということで、今回も少なくとも1時には戻って下さいとの条件付き出艇になった。

前回の大津では1投目になんとドラゴン(120cm)、続いて2投目にサワラ(86cm)を釣っている。
3dsxp248467s

以前からサワラは釣りたかったが、このサワラは意図していなかったお客さんで大まぐれだった。
しかし、このことで以前新調早々に投げ込んだ虎の子のワームを何の手ごたえもなくスパッと切り落とした犯魚はサワラだったに違いないと確信する。

そこでアンカリングしたボ―トから効率よくタチウオ、いや今回は寧ろサワラを意識してワームやミノーを投げ込んで下層から上層までを広く曳いてくる準備もしてきた。
Cimg2613s

もちろんスパッと切られないようにリーダーとワームの間には20cmのワイヤー入れている。

さて、ヤマダ電機前のポイントに着いたものの前回と違って、賑やかなベイト反応が見当たらない。
アンカーを入れているために直下に反応がないと無駄にジグをシャクルだけで釣れる気がしない。

そこで、例のワームを投げ込んで周囲を広く探ってみるがやはり反応は皆無。
4dsxp248517s

近くで天秤で狙っているHEPPO さんに聞いてみると、タッチーを2尾を釣ったがその後アタリが全くなくなってしまったのでアジ釣りに場所移動するとのこと。

しばらくして、五目漁師もとうとう諦めてタイラバで富士山根周辺を流すことにする。
ただ、富士山根方向に向かったもののタイラバを落としたくなるようなポイントが見つからない。
おまけに、コールタールを融かし込んだような凄い海水の色に気付く。
5dsxp248524s

これじゃタイラバは見えないだろう。
結局周辺ではタイラバを落とすことなく再びヤマダ電機前に戻る。

釣り始めて未だ一度のアタリすらないが、この時点で既に10時を回っていただろうか。
ベイト反応が見つからないままにアンカーを入れてまたジギングやワームの投げ込みを繰り返す。

いよいよ、少し秋っぽくなってきた空。
6dsxp248527s

魚探には、ワンピッチジャークの空しいジグザグがだけが左に流れていく。
7dsxp248532

今日は中潮、潮止まりは12時過ぎ。
何か起こらないかと期待したが少し風が弱くなってきたことくらいで、これだったら3時までできそうなんだけどなー。
早上がりの1時までもう時間がない。
今年初めての超絶完ボ達成の12時半までもう10分もない。

覚悟して、完ボ記事ネタに写真でも撮っておこうと本日準備したルアーを横並びにして撮る。(他にタイラバもあり)
8dsxp248534s

9dsxp248537s

最後にクーラボックスに役に立つことなくひっそりと佇む氷の証拠写真も撮っておこう。
と思いながら、これが最後と決めて、とっておきのワーム(COREMAN VJ-22)を投げ込む。

神様釣らせて下さい! と祈った割にはだらだらと放心状態でワームを曳いてくる。
やがてワームがボートに近づいてきた証拠としてラインが次第に急角度になってくる。

オヤっまた切られたかな。
急に軽くなったと思った次の瞬間、穂先がバタバタと暴れ出す。
なんだなんだ? 五目漁師、放心状態から目覚めて大慌て。
これは駄目かもしれない。
ラインは0.8号、リーダーは4号1m+ワイヤー20cm。
アオリイカ用のシャクリ竿なので穂先は結構硬い。
ヒューンヒューン、ガタガタと穂先は暴れまくり。

魚体が見えてきたのでタモを海面に入れるとまた潜っていく。
へたくそな、というよりも慌てているのでなかなか決まらない。
ギュイーンと潜られる度に神様を連呼する。
4回目にやっと収まってくれる。(73cm)
やったーっ!
Dsxp248540s  

嬉しい。
神様サンキュー。
正にラストマジックだった。

本日使ったルアー。
11dsxp248544s

そして唯一の釣果。
Cas242594s
(73cm)

少し小型ではあるが前回のものよりも今回の方が脂ののりが良いような気がする。

先ずは、刺身。
しっとりと上品な味わい。
Cas242600s

さて、ネットでサワラのレシピを検索すると驚くほど種類が多い。
サバ科の魚で色や形は似ているが身質は全く別物で寧ろ白身魚に近く、上品でくせがないためにどんな料理にも合いそうだ。

さわらの蒸し物ネギソース
Cas242608s

さわらの和風きのこクリームソテ―
Cas242616s
キノコにうずもれてしまいサワラは見えないが

さわらのパン粉焼き
Cas242624s




アンカリングしたままで効率よくタチウオを釣るためにルアーを投げてみようというのは五目漁師の発想ですが、そこで何故ワームなのかについては今回話が長くなるので書きませんでしたが、そもそもは以前釣れなかったオオモリボートのカマス釣りに端を発しています。ただ、今回もそうでしたがメタルジグならまだしもワームは一噛みでお釈迦になってしまいます。考えものですね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年9月17日 (火)

お泊り釣行

 

9月14日は西伊豆は松崎に釣行。
カヤック仲間からのお声掛けで、伊豆高原の別荘に泊りながら2泊3日で釣りやBBQを楽しむ予定。

先ず初日は松崎の浜に集合。
1dsxp248500s

五目漁師は、またまた仲間の好意に甘えてカヤックをお借りするが、それがために乗用車に2台積みでカヤックを運んでもらう。
更に、積み降ろし共に慣れない五目漁師は邪魔にしかならず申し訳ないが後ろで見ているだけ、軽い荷物を持って後ろからついていくだけの不甲斐ない楽ちん振り。

6時に準備を完了して沖を目指して皆で出発する。
2dsc_0376s

3dsxp248505s
いつも手漕ぎボートで使っている魚探もうまく仮付けできた

沖に向かいながら3艇は西側の特にカンパチなどの実績が高いポイントに、Mさんと五目漁師は前回(22年6月)五目漁師が3度も大物をバラした正面沖のポイントに向かう。

あの時は、どうやらこの辺りだったらしく、気をつかってくれたMさんからは五目さん今日はリベンジを果たして下さいと応援をいただくが、時期の違いもあるのか、今回はベイト反応が乏しい。
残念ながら頻繁に掛かてくるのは20cm台のチャリコやアヤメカサゴばかり。

そうこうしている内に、西側組からシロアマダイが釣れたとかオニカサゴが釣れたとかの情報が入って来たので、釣りながらカヤックを漕ぎ進めやがて彼らと合流する。
4dsxp248502s

その合流直前には既に40cm超えのシロアマダイを釣っている大物釣り師のHさんが、今度は立派なホウキハタ(55cm)を上あげたと聞く。
合流後に、早速そのポイント(水深65m)を教えてもらい、ご本人の目の前でビンビンスイッチモドキを落として柳下ドジョウを狙う。
5cias241784s
120gの自作ビンビンスイッチモドキ

するとこれが大当たり。
キターッ! Hさんの目の前でジリジリとドラグが引き出される。
しかし、底から引きはがそうとした矢先にバラシ。

最近のメーカーのタイラバを真似て小型の針(伊勢尼11号)を使っていたのが間違いで、掛かりどころが悪く身切れしたのであろう。
こんな小さな針で大型魚を上げるのはやはり間違いかなと後悔する。
結局、これが五目漁師のこの日の唯一の大物のアタリとなった。

その後やや強い風と、更には土砂降りの雨もあり、急いで今朝出てきた浜に戻りかけたが20分もすると風はそこそこ、雨の勢いも次第に収まってくる。
未だ釣りたい、これならできるかも・・・、釣りたい気持ちと空模様との押し引きの中で全速で漕いでいた浜に戻るスピードは次第に緩まってくる。
見ると周囲の仲間も同じ心境なのか、途中でドボンとルアーを落とし始めている。
オヤッ? カヤックの方向がいつの間にやら沖に向いているではないか。
やがて決心したかのように漕ぎスピードは逆向きに再び最高速に上がり、皆さん再び沖に集合だ。
あの広い海原で何の相談もなく一致団結、素晴らしいチームワークだ。

ポイント周りをうろうろしながら釣っていると、またHさんが何やら大物を掛ける。
はたから見ていてもその引きっ振りは青物であることがわかる。

今回はご本人はもとより皆さんカンパチを狙っていただけに、その正体がカンパチであることを期待しながら見物モード。
ラインブレークなど全く気にせず豪快なポンピングを繰り返し巻き上げる姿に目を見張る中、わずか数分でタモに収まったのは残念ながらブリ(85cm)だった。
6dsxp248508s

このサイズのブリを五目漁師のタイラバやジギングのリグ(ライン1~1.2号、リーダーフロロ4~5号)で巻き上げるには最低でも20分はかかるのにと思いながら後で聞くと、今回のためにワザワザ準備してきたというライン3号、リーダー50ポンド(フロロ16号相当)のスピニングタックルだった。
大物前提の性根が入った準備振りにあらためて感心する。

そろそろ昼前、このタイミングを機に、ルアーを落としながら少しずつまた浜に向かい始める。
今日は若潮、確か8時半前後が干潮時刻だったと覚えている。
早朝からしばらくは結構な潮流があったが今は止まったままで動かない。
アタリも殆どなくなってしまった。

途中、風と雨で退避しかけたこともあったが、結局一日十分に楽しんだ。
着岸の要領がわかっていない五目漁師は最後になってしまったが、ここで慌ててドボンしたり転んでしまうと腰巻タイプのライジャケが容赦なく膨らんでしまう。
朝から同じ姿勢で固まってしまった体でカヤックから飛び降りる際には細心の注意を要する。
皆さんに手伝ってもらい無事に浜に上がる。

さて1日目の釣りが終了した。
無事にボートから降りればそこでお終いの貸しボートと違って、カヤックの場合はここからの道具の後片付けや本体の水洗いなどが結構大変のようだ。

早く一杯やりたいし、温泉に浸かりたい、一方で雨も降ってきそう気配なので今晩予定していたBBQは止りめにして、ビールや惣菜の買い出しにgo!

そして、明日も釣りがあるので飲み会を始める前に冷蔵保存のための獲物の処理だけは終わらせる。
皆さんのクーラーボックスからは次々に素晴らしい獲物が出てくる。
7dsc_2414s
写真右側の小物の集まりがMさんと五目漁師の釣果

大物慣れしているカヤッカーがてきぱきと魚を捌いていく。
8dsc_2421s

お見事!

そして、釣った人も、小物しか釣らなかった人も平等に乾杯!
その後、延々と釣り談義に、少し酒が回ったあたりからはアフォウな冗談話が1時まで続いた。

翌日は2回目の釣りが続く。
体力が持たない五目漁師とビールと温泉が釣りよりも好きなMさんの両名は留守番がてら2日目の宴会用に釣り魚の料理を任せられる。

皆さんのお帰りの頃には料理も並んでお待ちかね。
9dsc_2444s

そして乾杯!
10a240915172536210s

この日も釣り談義、しゃべり過ぎて小腹がすいた頃には、握りにアラやカブトの塩焼き、
11dsc_2454s

13dsc_2456s

12dsc_2459s

そして再びアフォウな話で盛り上がる。

さて、釣り3日目の明日はどうしよう?
ビールと温泉で英気を養ったMさんにお付き合いできる人はいないの?
さすがに3日連続では誰の手も上がらない。

結局3日目は朝食をすき屋で済ませて解散。
皆さまお疲れさんでした。

五目漁師はかねてより予定していた熱海起雲閣で開催中の写真の個展に立ち寄って帰路につく。
Dsc_2460s



魚の人気はホウキハタ、思いのほか脂がのって美味しかったブリ、カンパチ、シロアマもオニも・・・全部。因みに、2日目の釣りでは30cmのカイワリも釣れましたし、4尾もワラサを放流したジギング名人も。とにかく皆さんよく釣られます。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

2024年9月13日 (金)

存分に食べたかったサワラ料理

 

釣りたい、釣りたい、そして食べてみたい、食べてみたいと思っていたサワラが先日(8月29日)、大津のタチウオ狙いの中で幸運にも掛かってくれた。

普段SLJをやっている際に、底でアタリがなかった場合には当てはないが突然速巻きに転じて冗談半分でサワラに期待したりしているが、この時は“ドラゴン来てね” で頭はいっぱいだった。
それだけに、浮いてきた魚体を見た時には驚きと共に、疲れかけていた両腕の筋肉が引き締まった。

サワラはブリなどと同じく出世魚で関東では50cmを超えた辺りからサワラ(それ以下はサゴシ)と呼ばれ、最大で1.2mにもなるらしい。
四苦八苦してボートに上げた時から80cm近くはありそうだとは思っていたが、石田丸さんに計って頂くと86cm、立派なサワラサイズだった。

さて、以前伊東で釣ったサゴシの塩焼きが美味しかったので、以来まともに食べてみたいと思っていた。
老夫婦2人暮らしにとっては有り余るサイズではあるが、今回はこのサワラのまるっきり1尾完食の料理をとりあえず記念に並べて見た。

先ずは、釣った日にドラゴンと一緒に刺身と炙りで頂いただいた。
1cas242485s

サワラ(鰆)の旬は読んで字のごとく春と、更には一番脂がのった冬らしい。
では、夏はまずいのか? 確かに刺身で食べてみた限り脂ののりは良くなかった。
だが、しかし、不味い鯖の様に酸味で満たされているわけではなく、癖がなく、素直でしっくりと柔らかい上品な身質に、これなら料理次第だなと感じる。

2cas242534s
冷凍保存用

釣った日に2,3日中に頂く冷蔵保存用と数週間以内に頂く冷凍保存用に分けたが、下手くそな捌きでがっつりと骨周りに残ってしまった身を塩焼きにしていただく。
3cas242494s

確かにホッケの塩焼きの骨周りから身をはがして頂くあの美味さではない。

あくる日は、じっくりとタレに付け込んで竜田揚げに。
Cas242523s

こうなると染み込んだ濃い味付けにふっくら食感が美味い。

3日目にはオニカサゴなどの根魚や五目漁師も大好きな大物魚のハラミ(良く言えばドラゴンとサワラの大トロ)を塩焼きで頂く。
4cas242530s

そもそもここは脂の塊なので脂ののりなど関係なくうまい。

さて、次からは解凍サワラになる。
ゆっくり時間をかけて解凍した切り身を軽く炒めてチリソース。
5cas242538s

素直なサワラの身質と甘ピりのチリソースがよく合う。

因みに、ヨメサンは脂っこいものは好まず、例えばマグロのトロなどには決して手を出さないし、アカムツよりもシロムツ大歓迎派なのでこれくらいが丁度良さそうだ。

五目漁師は自分なりの料理ができないために必ず料理本や最近ではネットで紹介されているレシピに頼る。
サワラに関してはレシピの多さに感心してしまうが、そんな中で必ず登場するのが柚庵焼き。
ここではシーズン中に買って冷凍保存している柚子を取り出して、タレを付けながら焼いたサワラに添える。
6cas242540s

丁度春先に新芽を吹きだす木の芽の狂い吹きがあったので、なんでもありで飾ってみる。
ミョウガは甘酢に漬けたもの。
こうなると、もう少し脂ののりが欲しいと感じる。

次はたっぷりの香味野菜をのせた照り焼き風。
Cimg2580sa

この日の釣りは台風到来の心配からいつもより早い1時上がりだったこともあり、石田丸の女将さんから嬉しいことに乾燥昆布をいただいた。
ヨメサンの提案でサワラの酒蒸しに頂いた昆布の佃煮を添えてみた。
Cimg2581sa

さて、最後に切り身が3切れ、中途半端に余ってしまったので切り身と自家製ピクルスとオリーブのソテー。
Cas242586s

これで、丸々1尾を完食。
脂は確かにのってはいなかったが、総じて美味しくいただけた。
サバ科の魚らしいが癖のない、どちらかというと白身魚に近くどんな料理にでも合うために料理次第で美味しくいただける魚と感じた。



手漕ぎボートでは、なかなか狙って釣れるものではさそうですが、ジギングタチウオなら同時に狙える魚なので、今度は是非狙って釣ってみたいです。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

2024年9月 8日 (日)

久し振りに伊東の海の様子見

 

9月7日は伊東(井上丸)に釣行。
1dsxp248483s

当日になるまで昨日の予報など全く関係ないというほどに大きく変わり続ける天気予報に翻弄されてやっと今日になった。

天気予報に関しては、一般的(旅行や野外行事など)には晴れか雨かの注目度が高いが、風の強さや方向は二の次であろう。
天気要素の中でも、風の予報が一番難しいことは分かるが、釣り師からみるともう少しなんとかならないの! とついつい嘆きたくなる。

さて、海の家が忙しい海水浴シーズン中はボートの貸し出しは休業状態であった井上丸。
やっと再開したが、この間、もう1ヶ月も海の様子がわからず、カイワリは?フグは?サバは? と気になる中で、自分的には変化があまり気にならないタイラバとジギングの流し釣りで一旦様子見をすることにした。

といっても、コマセ釣りをするわけではないので、今日も一緒になったKさん(コマセ釣り)の釣果次第で次の釣りを決めるといったガン見の日和見作戦だ。
うしし、Kさん頑張って!

天気を待った甲斐があったのか、なかったのか、今日は寧ろ風がなさ過ぎてボートが流れてくれないのではと心配したが、潮流で良い加減に流れてくれる。

しかし、意に反して1か月前に比べるとベイト反応が薄い。
やっと見つけた反応の中にビンビンスイッチモドキを入れてゆっくりと巻き上げてくるとガツン!
手元に響く急なアタリに反射的に合わせを入れてしまった。
ジギングと交互にやっているとよくやる間違いだ(?)。

通常のタイラバに比べるとヘッドに並ぶようにラバー部があるビンビンモドキでは、ラバー部にまとわりつくジラセアタリよりも、一気にガツンとくるこの手のアタリが多く、ついつい咄嗟に合わせてしまうが、もしかしてこの動作でもよいのかもしれない。

ここは逃がした魚を追うべく直ぐにモドキを落とし直す。
すると、やっぱり食い直してくれた。

上がってきたのはオオモンハタ。
2dsxp248486s

ベイトの真っただ中にルアーを入れて掛かってくるのはハタの中でも、きってのフィッシュイーターと言われるオオモンハタが多い。

この後は少しずつマリンタウン方向に流していく。
途中何度かアタリがあったが掛かるまでには至らない。

9時過ぎになってカイワリポイントのKさんの様子見にお伺いすると、結構アタリはあるものの、カイワリが小さいとのこと。
動向が気になるフグはどこかに行ってしまったのか居ないらしい。
もともと秋口に盛んな魚なのでこの高い海水温(今日は28℃)から退避中なのだろうが、もう戻って来るな!

さて、続いてマリンタウン側に近づいていくと多くのセーリングクルーザーが行き来しているのに気付く。
やがてプホーンのエアーホーンの音と共に下手くそに並んでいた12、3艇のセーリングクルーザーが弱い風の下、これもまた一斉にとは言い難いが上(カミ)マークを目指してスタートラインを切っていく。
3dsxp248488s

上、サイド、そしてスタートラインの内側に三角形に打たれたブイを恐らく2周するレースの始まりだ。
五目漁師も昔やっていたのでわかっているが、彼らは今はボートから遠ざかっているが、やがて90度のタックを入れてこちらに向かってくる。

不運なことに3つのブイからなる三角形のエリアが、ここでマダイを狙おうと昨夜から作戦を練ってきたエリアをすっぽりと覆ってしまっている。
どうしよう。
ただ、今は悩むより先に、先ずは彼らが向かってくる前にこのエリアから離れないと巻き込まれてしまう。
4dsxp248490s
上マークのブイを回るレース艇

一番安全な上マークの風上側は、恐らく水深が60m以上もありそうなので手漕ぎボートのエリア外になってしまう。
仕方なく、期待していたこのエリアでの真鯛狙いは諦めて、朝釣った港方向に再び向かうことにする。

途中、中層で掛かってきたメジはリリース、
5dsxp248491s

そして同じく中層で大物をかけたが、ググッ、ジジッとドラグを引き出されながらの攻防の末にバラシてしまう。

しばらくしても残念なバラシの余韻を引きずりながらジグをワンピッチジャークで巻き上げていると、再びアタリ。
今度も結構な引き。
ここは慎重にいこうとドラグを寧ろ少し緩める。

たまに思い出したように穂先が引き込まれるが、多くは重量感のみなので多分ハタだろう。
海中に浮かんでくる魚影はいつも一回り大きく見えるが、予測適中のハタだ。
我が家では一番歓迎されるハタ、しかもでかい。
朝方、大型のホウボウを不用意に抜き上げようとして船べりに当てて逃げられていることもあり、少し離れて風上側に浮かんだアオハタを慎重引き寄せながらタモどりする。
6dsxp248495s

やったね。
情けなくもまだ先のバラシの無念さを引きずっていたが、あの大物のバラシがあってこそのこのアオハタ、と自分に言い聞かせる。

今日は1時が干潮。
出発前から干潮の前後は風も緩むことになっているのでじっくりと攻めようと考えていた港前の根回りをコマセ釣りを終えてやってきたKさんと一緒に流す。

ここでもやや大物の中層バラシが1度あったが、結局、イトヨリとホウボウを掛けて納竿。
7dsxp248498s

今日は、最初のオオモンハタを除いてはジギングの釣果だったこともあり、底よりも中層で掛かることが多かった。
で、今日の釣果はこれ。
Cas242544s
カイワリ×3はKさんからの頂き物

因みに、Kさんは小型のカイワリの多くはリリースしたと言いながらもカイワリ、真鯛、ハナダイなど、さすがの釣果。(写真は撮り忘れ)
お陰でカイワリをいただく。

次の日の昼食にアオハタのカマの塩焼き。
Cas242553a

夕食にアオハタのカルパッチョ、
Cas242562s

オオモンハタのムニエルバジルソース。
Cas242564s



カイワリは群れが変わって小さくなったようですが、フグがいなくなっているのは朗報ですね。

昨年は青物がさっぱりでしたが、今年はどんなシーズンになるのか楽しみです。
天気次第ですが、次回はカヤックの仲間と西伊豆釣行を予定しています。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年8月30日 (金)

それだけでは終わらなかった1投目マジック

8月29日は大津(石田丸)に釣行。

足踏みする台風10号のせいで延期を繰り返していたが、やっとこの日に満を持してのジギングタチウオ行。
0dsc_2387s

1dsxp248456s

2dsxp248457s
皆さん台風を気にしたのだろうか、平日とは言えいつになくボートが少ない。

台風の接近で湾内に留めている乗り合い船の係留補強作業があるために、今日は1時までに戻って下さいとのこと。
昼から雨模様の予報なので丁度良い。

今回もタチウオオンリーと決めているので終日ヤマダ電機前で粘るつもりだ。

ポイントに到着し準備を済ませて、1投目。
先ずはアンチョビメタル80g(サーベルピンク タイプ1)を入れる。

着底後1ピッチジャークで誘い上げると、いきなりアタリ。
訳ありでややいつもより緩めにセットしていたドラグが引き出され巻き負けするので慎重に少しずつ締め直す。

明らかにいつもと違う引き応え。
さては・・・。
その期待通り見えてきたのはドラゴンサイズ。

最初のタモどりで失敗した時にはヒヤッとしたが、やったね。
3dsxp248459s
120cm

今シーズン中に1尾でいいからなんとかこのサイズを、とこだわっていただけにあっけない達成にも大満足。
よしよし、これでもう帰ってもよいくらいだ、とつぶやきながら5本指をあてたりして記念写真を撮る。

ポイントに着いて朝一の第1投目とか、場所替えをした直後の第1投目に良い獲物が掛かることはよくある。
ただ、これで気を良くしても後は続かない。
これを五目漁師は1投目マジックと称している。

1投目マジックは、頻度からして決してたまたまではないと思っている。
魚は、前日の生存競争の中で擦れ切った状況から一夜明けて静かな朝を迎える。
とはいえ、また新たな競争の始まりだ。
餌を見つけるとポイント辺りで食べ物を探している魚の中から一番優位にある魚が真っ先に飛びついてくるのであろうか。
そして、抵抗しながらどこかに連れていかれる親分級の姿を他の魚が見ていないわけはなく、2投目は続かない。(想像)

しかし、今日は違った。
もしかして、またこんなのが来たらという期待から2投目は早々にジグを少し太めでかつ一回り小さいトリプルフックを付けた小型(タングステン、60g)に付け替えて入れる。

すると、驚いたことに着底時に既にモゾモゾと違和感。
オヤッ? と思ったと同時に強烈な引きに合わせを入れる。
先ほど締め直したのにドラグがまた引き出されるので更に締めた上でポンピングしながらゆっくりゆっくりと巻き上げてくる。

上層に上がって来るとタチウオの引きと違って、ラインが右に左にとぶれ始める。
なんだ? ひょっとして青物? 
伊東の釣りでは想像ができないが、海面下1mくらいでやっと黄色っぽい魚影が見えてくる。
更に海面すれすれに浮いてきた魚体は紛れもないサワラだ。
しかしまた潜られる。
そうこうしている内に動かなくなったと思ったらアンカーロープに掛かってしまったようだ。

おっとっと、頑張れじいさん。
ヨタヨタと荷物を跨ぎながらタモを手に舳先に行きアンカーロープを手繰る。
幸いにして上部に絡んでいたためにロープの余長内で手元まで上がってくる。
でかい!
向こうも動きが不自由な身だけにタモには比較的楽に入ってくれた。

ワイヤーリーダー(20cm)とその先に着いているジグはすっぽりと口の中に飲み込まれているためにフロロカーボンリーダーとワイヤーリーダの繋ぎ目で切って獲物を引き上げる。
ウオーっ、それにしてもでかい。
4dsxp248467s
86cm

普通ならロープに巻きつけてしまった獲物は逃げられるのが落ちだが、こんな風にワイヤーリーダ(20cm)ごと、ジグを口内深く飲み込んでしまい、フロントとリヤーのトリプルフックがしっかりと掛かっていたために逃げようがなかったようだ。
5s

もう少しワイヤーリーダーが短ければフロロのリーダーに牙が届き噛み切られていたところだった。

危なかったが、ドラゴンやサワラを想定して昨晩苦労して作ったワーヤーリーダが役目を果たしてくれた。
6cias242500s
後でサワラから回収したジグとワイヤーリーダー

当然ながらクーラーボックスには入らないので、尻尾にナイフを入れ半折りにして先に入っているドラゴンの上に無理矢理に押し込む。

今度こそ本気でもう戻ってもよい気持ちになるが、興奮はまだ続く。

活躍してくれた小型のジグはあの牙と勝負しながらでは口内から引き出すことができなかったために諦めて再び先のアンチョビメタルを付け直して第3投目。
今度も直ぐにアタリ。
上がってきたのは今のシーズンのレギュラーサイズ(70cm台)。
6dsxp248473s

そして、普通に第4投目。
すると、また直ぐにアタリ。
しかし、今度はでかそうだ。
再び時間を掛けてゆっくりと上げてくると見えてきたのは、またもやびっくりのドラゴンサイズ。
信じられない。

タモ入れ1回目は失敗。
そして2回目、入りかけたもののまだ半身を出したままでバタバタと暴れられ、ゆっくりと潜っていく後姿を見る羽目になってしまった。
ガックリしながらジグを手にすると、刺さり優先の細軸のバーブレストリプルフックが前後共に一つずつ伸びている。
71s
事後自宅にて

やっぱりか。
実は、最初に訳ありと言ったのはここにあった。
今回はとにかく初ドラゴンに拘っていたために掛かり優先の細軸フックでは伸ばされるのではと前日になって心配になってくる。
そこで、ドラゴン専用と銘打った太軸フックがあることを知り、全部(と言っても5つほどだが)のジグをそれにに取り替えることにした。

ただ、大型店に向かったものの該当する商品はなかった。
店員さんに確かめると(雰囲気が少なくともタチウオ釣りが得意な専門分野ではなさそうな感じだったが)皆さんこれ(細軸)でドラゴンも釣り上げてますよとの返事だった。
五目漁師は心の中でそんなことおっしゃるけど、もし逃げられたら責めるからねとステゼリフしつつ店を出た。

仕方がないので今回はドラグ設定を少し緩めにしてフックが伸される前にラインを出そうという作戦に切替える。
しかし、緩めの設定を、先のサワラを掛けた際に締め直したままでやってしまったのが影響したのかどうかは分からないが、正に心配していた通りになってしまったわけだ。
残念。

この後はボチボチと小型のタチウオが上がり、12時半には港に向かう。
グッタイミングで予報通り雨が降り始めた。

で、今日の釣果はこれ。
8cas242474s

9cas242481s


釣った日は先ずはドラゴンとサワラの刺身
10cas242486s

小さいタッチーの梅しそ巻き、
11cas242492s

サワラを捌くのがへたくそで骨に身がいっぱい残ってしまったために塩焼き。
12cas242493s

そして次の日に、ネットで美味しそうなタチウオの刺身見たので、真似てもう一度タチウオの刺身。
13cas242510s

我が家のムニエルの定番、和風ムニエル
14cas242519s

サワラの竜田揚げ
Cas242524s

小型のタチウオは南蛮漬けに。
15cas242514s

16cas242516s



タチウオ、一昔前の同時期には80cm台が多かったように思いますが、今年は70cm台がレギュラーサイズです。それに以前はどうだったか覚えていませんが、今あそこで釣れるタチウオは私が釣った限りでは皆雌のようです。9月に入っていきなり大きくなるとは思えませんが、群れの違いでしょうかね。チャンスがあればもう1、2度はやってそんな様子も確かめたいです。

本日もポチッとよろしくお願いします。


にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年8月26日 (月)

グダグダと最近の様子


8月26日は伊東(井上丸)に釣行、という書き出しで記事の更新ができると思っていたのに残念。

井上丸は25日が今年の海の家の営業最終日だったはずなので、早速その日の夕方に手漕ぎボート可否確認の電話を入れてみた。
すると、あまりにも性急過ぎたようでやんわりと断られてしまった。

そらそうだわな、つい先ほどまでの賑わいにやっと一息ついたところ。
ただ一杯のコーヒーを飲む間もなく、今度は台風の接近で最低限の後片付けもあるだろうに、なんという無謀な電話をしたもんだ、と後で気が付く○○の反省。

例年、夏真っ盛りの8月の釣行回数は多くはないが、ここまで釣りをお休みしたのはブログをスタートしてから初めてかもしれない。
実は、電話を入れた時点で既に車には荷物も積み込んでやる気満々だったので、ならばと行先を変更して大津のタチウオに向けた。
1cas242447s

元々、伊東ではタイラバとジギングの予定だったのでジギングタッチーなら道具の入れ替えは最少限で済むし、平日行なので予約も要らないし、天気も先ず先ずと思っていた。
ところが、夜になってその天気の雲行きが悪くなってしまい、結局、こちらも諦めることになってしまった。

さて、困った。
手持無沙汰になってしまったが、五目漁師もいよいよ尽きてしまったかと思われないように先ずはグダグダと記事を書くことにした。

確かに少し涼しくなったかなと思う日もあるが、まだまだ暑さは続きそうだ。
2dsn242065s

3dsn242063s

これは、この記事に貼り付けたいばかりに昼間に海岸までチャリ行して撮ってきた写真。
江の島方面も(この時には見えていないが)富士山方面もまだまだ夏の雲。

昔はちょっと真似事もしたが、これくらいの波ならと思ってもなかなか難しくて乗れなかったサーフィン。
台風の接近が寧ろチャンスでもあるサーファーに対して、さっさと行ってしまえの五目漁師。

長らくの辛抱のせいで、頭の中は次々にやりたい釣りでひしめいている。
敢無く失敗したが、久々の伊東の海の様子見の他に、急がないとそろそろピーク、且つ終盤のボートタッチー、ご無沙汰している網代の中深場、川奈ではイサキが釣れ盛っているし、9月半ばには恒例のカヤック仲間とのお泊り釣行、帰省して舞鶴での沖釣り、(先日とうとう五目漁師が得意とする水泳でも負けてしまったが)暑さが和らいだころには孫娘との釣りも約束しているし・・・
孫孫していると9月、10月シーズンはあっという間に終わってしまいそうだ。

カヤック仲間の一人がおっしゃるに晴耕雨読ならぬ晴釣雨作。
晴れた良い天気には釣りを楽しみ、雨や風で釣りに行けない日には大人しく自宅で仕掛け作りに励みましょうということになる。

ただ、確かに前者からは悠々自適のイメージが感じられるも、後者からは言葉が生れた時のご本人の状況を知っているだけに、一種やけくそ気味のイメージが盛り盛りであろうか。
と言いながら、五目漁師も正に晴釣雨作の心境で釣りの準備だけは進めている。

弁当持ち込みOKなら1日でも居たい釣り具店。
子供の頃はお菓子屋さんに閉じ込めて欲しいと思ったが、今なら釣り具店に閉じ込めて欲しい。
魔界と言われるだけあって、ケチな上に意思がかたい五目漁師でさえ特段に欲しいものもないのに巡ぐっているとついつい要らぬものを買ってしまう。
珍しいものを見つけると使い方を勝手に想像して買ってみたり、これこそ必須の補強と言い訳しながらジグの色違い、サイズ違いなどを手にとってしまう。

無駄使いはやってしまった後で自らを戒めるが、暇な今なら時間の無駄使いは大歓迎。
今までに新調のジャスト1投目も含めて、愛用のTGベイトG.G.(グリーン&ゴールド色)をいくつロストしただろうか。
4cas242452s
TGベイト80gG.G.

しかし、こいつはよく頑張ってくれた。
5cas242409s
TGベイト60g元G.G.

先のタッチージギングでも大いに活躍してくれたので、タッチー専用に生き返らせてみた。

先ずは、綺麗に塗料をはがして無垢のタングステンジグに。
6cas242426s

そして、ホログラムシールを張り付け目玉を付けて、ウレタン液に3回どぶ付けしてタチウオジグ用のバーブレストリプルフックを付ければ完了。
7cas242443s

手持ちのホログラムシールを使ったので残念ながらG.G.にはならなかったが、少なくとも食いっ気がなくなったタッチーにはジグの色そのものよりも何色でもよいから色を替えることに効果ありと経験上思っているので、これで十分役目を果たしてくれそうだ。

先の釣りでは、タッチーのアタリがなかった時にアンカーを上げて流しながらスロージギングをやってみると釣れた。
ただ、アンカリングしない流し釣りは、風や潮の流れが強い時や大津の様に海面が多くのボートで混んでいる時には、結構辛いし難しい。
そこで、アンカーを入れたまま逆にジグを投げ込んでみようと準備したのがこれ。
8cas242454s
1番上はダイソージグ、下2つがミノー

オオモリボートのカマス釣りに揃えたミノーがたくさん余っているので、フックを最初から着いていた小型のトリプルフックから良く刺さるバーブレストリプルフックにに替えてみた。

話は変って、従来のタイラバは錘が中通しになっていないと誘導式として使えないがビンビンスイッチモドキは構造上、カン付きならどんな錘でも即座にタイラバに仕立てることができる。
ビンビンスイッチモドキの大きなメリットだ。

これは、たまに重いタイラバが欲しいということで市販の装飾錘(50号、約190g)をビンビンスイッチモドキとして仕立てたもの。
9cas242457s

(あとで既にこれはジグラバ?としてやられていることを知ったが)ここまでくれば、一層のこと錘にジグを使ってみたらどうだろうか? と考えるのは当然の成り行き。
早速、やってみるとこんな感じ。
10cas242455s

これならジグの動きなどは、もはや関係ないのでダイソージグでも何の心配もない。

とこんな具合で、今後のタッチージギングやタイラバがますます楽しみになってくる。


さて、台風10号が当初の予定よりも西側にぶれた後に日本列島に沿って日本海側を北東進するかもという予報に変わった。
これなら思っていたほど関東地方の天気への影響は少なく、今週中にも回復を期待している。


少し写真が古くなってしまったが、ガルさんに頂いたカツオでカツオ飯とカツオの漬け丼。
11cas242403s

12cas242421s



今日はカヤック仲間が中深場の沖に出掛けましたが、うねりなどなく静かな海だったそうです。
悔し!

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年8月 9日 (金)

ジギングタチウオ

 

8月8日は大津(石田丸)に釣行。

 

0dsxp248435s

小さいが大津でそろそろタチウオの数釣りが本格化している。
そこで、次回は大津のタチウオと決めていたが、折しも川奈で数日前にイサキの大釣りがあった。
こうなると、さて、どっちにしようかと迷っていた。

そんな時に“間違いだらけの備忘録”のガルさんが間違って、こんなものを持ってきてくれた。
1cas242351s

立派な本ガツオだ。
ありがたく頂く。

そう言えば、川奈では型の良いヒラソウダも釣れている。
イサキが釣れない時には良い土産になる。

しかしなぁ、こんな立派なカツオがあればソウダはリリースだな。
うーむそれはもったいない、どうしよう、困った。
いつもの取らぬ狸・・・と共に無理矢理納得させるべく、だったら川奈じゃなくて大津にしよう。

ということで、今回は元々予定していた大津のタチウオにした。
もちろんジギングオンリー、そして、釣れない時の予備にタイラバを準備する。

石田丸から出る手漕ぎボートは、今日は10杯程度のようだ。
2dsxp248437s

このうち半分ほどがヤマダ電機前でタチウオ狙いだっただろうか。
見ていると皆さん餌釣りのようだ。
ポツリポツリとタチウオが上がっているが、五目漁師のジグには一向にアタリがない。

釣れないが、曇り空と程よい風のお陰で心配していた暑さはそれほどでもない。
本日は中潮、干潮は13時1分。
ボート付近にやって来た潮目の流れを見ていると、少なくとも上潮は沖から岸側に向かっているが、80gのジグは真っすぐに落ちていくので潮流は緩い。

そのタチウオ専用と称するジグのタイプや色をとっかえひっかえたり、時にはワームを投げ込んでみたりするがアタリは出ない。
周りの様子をみながら、冷凍庫にサバタンがあったので持ってきたらよかったかな、と少しだけ後悔する。

10時なったら諦めて富士山根辺りをタイラバで流してみようと決めていたが、その10分前にやっと1尾目が上がる。
なんと、タチウオ用の80gのジグをやけくそ気味に百戦錬磨のTGベイトに替えた時だった。
4dsxp248438s

因みに、本日使ったジグはこれ。
6cas242381s
自宅で水洗いし乾燥中のジグ

そして、これが1尾目、続いて2尾目も掛けたTGベイト60g、GG
5cas242384s

タチウオはパープルが大好きと言われているが、実は鉛色がもっとお好きなようだ。

約1年ぶりの太刀魚のアタリは強烈だったので、いきなりドラゴンサイズかと期待したが、70数cmチョイの細い奴だった。
途中、巻き上げが追い付かないほどの食い上げでバラしたかな? と思ったこともあったが、このサイズでもタチウオはよく引き、楽しい。
続けてもう1尾掛ったので、いよいよ時合いかな? と思ったが、後は続かない。

魚探を見ていると海底の様子は目まぐるしく変化しているのでアンカリンクしたままでもよさそうだが、とりあえずアンカーを上げて周囲を流してみることにする。

オット、スミマセン! 
首も腰も回らないために本日2度目のゴッツンをやるところだった。
広々とした伊東で流すのとはわけが違う。
気を付けなくっちゃ。

7dsxp248444s
TGベイトGGも含め、今日は緑色が良かった。

流し釣りでは効率よく3尾を追加した。
やはり、アンカリングして一か所にとどまって釣るよりも流しながら釣った方が良さそうだ。
しかし、風で結構ボートの流れは速くこの暑さの中で度々の漕ぎ上がりはきついし3度目のゴッツンもやばいので再びアンカーを入れる。

ボートの直下には何もいなくなったり、時には濃い帯状の、あるいは薄い筋状の反応が頻繁に出たり入ったりと賑やかだ。
昨年、結構数を釣った時には底から少し浮いた粒状の雲のような反応が良かったような記憶があるが、今日はそれが見られない。
掛けた時には慌てて画面を見るが、底付近には特に何も映っていないことが多かった。
群れが小さいのだろうか。

日照りが入った午後になると、海面水温は少なくとも五目漁師にとっては初の30℃超え。
8s_20240809215001

この暑さで少し深みに退避しているのだろうか?
同じ理由だろうか、周囲のボートも次第に少なくなり、寂しくなってしまった。
9dsxp248441s

結局、最後までここぞという時合いはなく2時半に沖上がり。

上がって、いくつか釣果を見せて頂いたが、やはりタチウオは餌釣りも10尾前後だったようだ。
ただ、120cmのドラゴンの検寸を見るとやはりこれを釣りたい。
70cmちょいであの引きだからドラゴンサイズの凄さを想像すると今シーズン中に1尾でいいから掛けてみたい。

で、五目漁師の今日の釣果はこれ。
10cas242371s

最大長は83cmだったが、その他は72、3cmの小型。
次回は9月に入ってこれらがせめて80cmクラスになった時にやってみよう。

さて、以前はマンション裏手の道路沿いに駐車していたが、うるさくなったと聞いたので最近は黒門の駐車場に止めている。
朝は満車だった駐車場に戻って来るとなんと最後の1台。
11dsxp248449s

よく頑張った。


さて、先ずは冒頭のカツオは釣りの前日に、定番のタタキ、
12cas242367s  

カツオステーキ、
13cas242365s

そして、タチウオは梅しそ巻き、
14cas242390s

ムニエルバジル三昧、
15cas242392s

そして小さいタチウオはこれしかない南蛮漬け。
16cas242400s 

 

久し振りでしたが、タチウオの引きは楽しいですね。ジギングタチウオは餌釣りの様に食わせの間合いや掛けのタイミングを気にすることはなく、スローな誘いの中でアタリ=掛った時ですからより簡単です。うまく誘えば、何といっても餌よりも目立ちますから数釣りも可能でしょうね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年7月28日 (日)

なかなかありつけないオオカマス

 

7月27日は葉山(オオモリボート)に釣行。

次の釣行は29日か30日に同店のオオカマス+泳がせヒラメと決めていたが、前日の昼頃になって葉山の天気予報や同店のスタッフブログをチェックしていると居ても立っても居られなくなり予約の電話を入れてしまった。
最近はこんなことが多い。

1dsxp248423s

Dsxp248424s
オオモリボートは行きも帰りも曳き船サービスがあるので、釣り方によっては殆どオールを使うことはない。

オオモリボートと言えば、梅雨の頃のオオカマス(多分本カマス?)とそれを泳がせて釣る大ヒラメで毎年盛りあがる。
例年に比べると既に時期が進んでいるせいか小型のミズカマスも良く釣れているようだ。

五目漁師は過去3回、このフィーバーに乗っかろうと出掛けてみたものの、オオカマスは良くて2、3匹か、お触りすらない超絶完ボに終わっている。
ヒラメは一度釣れたものの、オオカマスが釣れなかったのでたまたま釣れたワカシを泳がせたところ餌なりにヒラメも小さかった。

さて、今回はどうなることやら。
最近のスタッフブログを拝見すると釣り慣れた人なら200匹は・・・とか、手掴みできそうなとまで書かれているのでこれなら自分でも20くらいは行けそうだ。
いや、あんなでかいのが20も釣れたらどうしよう、2人暮らしなので10で止めて、後は泳がせに専念しよう、と正に今となってはとらぬ狸の・・・で出掛けた。

その結果が、見せたくもないがこれ。
3cas242339s

実は、これとて現地でご一緒させていただいたカヤックのMBLさんのアドバイスがなければ超絶完ボになるところだった。
カヤックで動きが速いMBLさんはさっさと周りの状況を見渡し、釣れている場所と釣り方をチェックされたようで、もとより準備されていたアジ釣り用のワームを付けた自作サビキを使われ小型のミズカマスを十分にゲットされた。

その後大物狙いの深場に向かわれる前に、今日はサビキがいいですよとアドバイスをいただいたおかげで、五目漁師もジグからアジ釣り用のサビキ仕掛けに替えてこの3尾がゲットできたということだ。

カマスはその後直ぐに釣れなくなり、4尾目と5尾目が泳がせサイズのコサバとコアジだったことで10時にはカマスは諦めて一発逆転狙いで泳がせに専念した。
Dsxp248429s
これも失敗だったが、持参した泳がせ用の竿が少し硬めの竿で、置き竿にすると穂先が跳ね、泳がせの魚が持たないために、カマスは止めて手持ちで泳がせに専念した。

しかし、こちらの方も一度もアタリはなく、寂しいままの釣果で終わってしまった。

因みに、今回五目漁師が準備ししていたジグはバイブレーションを主体としたこれ。
4cas242340s

少し大き目な感じはしていたが、あくる日のスタッフブログを見てみると、今回のオオカマスはバイブレーション(ジグ)使ったとしても、巻き方も食わせ方も経験値がものをいい、これから経験を積もうという人にとっては食わせるのが難しい状況だった・・・と書かれているではないか!
なんだ、そんなこともっと早く言ってよね! 
200匹は釣れそうな・・・の記事を信じて、バイブレーションを投げ込めば下手クソでも自動的に釣れるのかと思っていたのに、もうろくすると人には優しくなるし、人情ごとには涙もろくなるし、考え方は甘くなる。

それはそうと、エンジン艇でお客の様子を見ながら周りで一緒に釣っておられたスタッフの方々も、一向にオオカマスを釣られている様子はなかったので、今日は誰も釣っていないだろ。
胸は張らずとも小さくなるまでのことはなく、浜で後片付をしていると、なんと70cmはあろうかと思われる立派なヒラメの記念写真撮りを見てしまう。
このサイズになると泳がせの餌は当然のことながらオオカマスになるが、そのオオカマスも20ほどは釣られたらしい。

うーむ、釣る人は釣っている。
早速、駐車場で釣られたご本人ににじり寄り話しかけると、ご丁寧に使ったルアーや釣り方を教えて下さった。
ありがとうございました。
この方もバイブレーションを試されたらしいがアタリは皆無、結局当りのルアーはワームだったようだ。

7月、8月の海水浴シーズンは駐車場代も跳ね上がりなんとびっくりの終日2200円(注1)、しかも五目漁師にとっては専ら暑いだけで、肝心の魚は釣れなかった。
もう2度と来ることはないと思っていたが、こんな話を聞いてしまうともう一度やってみようかと考え直してしまう。
このワーム、最近は人気でなかなか手に入れるのが難しいらしいがタチウオにも効くと聞いたので明日から探してみよう。

大事な釣果は野菜で水増しして大葉巻き天ぷらに。
Cas242346s


(注1):元22000円と書いていましたが、2200円の間違いでした。
   ご迷惑をかけた方もあったと思います。大変申し訳ありませんでした。


たまに来て釣ろうなんて、虫が良すぎますよね。やはり何度か通って釣り場の状況を知ったり、状況に慣れたりしないとブログの記事だけではかなり間違ったことをしていると実感しました。

本日もポチッとよろしくお願いし。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年7月25日 (木)

暑中お見舞い申し上げます

12_20240725062901


年に1度、たまに2度、北海道を旅行するようになってからもう20年近くにもなる。

五目漁師は元々は海人間。
釣りはもとよりセーリングやダイビングを楽しんでいたが、子供たちがそれぞれ自立しヨメサンと2人になってから、これなら2人でできると始めたのが富士山撮りだった。
毎週のように富士五湖周辺や、逆に富士山が遠望できる海岸や山に出掛けた。

やがて、加えて年に一度の北海道旅行も始まったが、一通り回ると冬の道東の景色や動物に魅せられて北海道はほぼ冬場の道東が限定となり、今に続いている。
2dsn241589s
2024年2月(野付半島)

4ims243547s
2024年(野付半島)

5dsn241628s
2024年2月(野付半島)

6dsn240911ts
2024年2月(標茶)

3dsn241860ts
2024年3月(帯広)

7dsn241886s
2024年(帯広)


写真は双方とも素人でありながら、片っ端からフォトコンテストに応募する内に代わる代わる結構な賞をいただくようになった。

最優秀賞も何度かあった。
賞をいただいた作品はカレンダーや北海道の道の駅で販売する絵ハガキに採用されたり、切手シートとして北海道の郵便局で売られたりもした。
賞品では主催元の特産品に始まり、ちょっとしたものでは1眼レフカメラや日本海フェリー(北海道までのスイートルーム)の往復切符などもあった。
もう古くなってしまったが、今ヨメサンガ使っているキヤノンのデジタル一眼レフカメラは賞金を集めて購入したものだ。

最近では、コンテストに応募することもなくなり、冬の道東でひたすらタンチョウやオオワシを撮影している。(今年は良い写真が撮れなかったが。)
8dsn240656s
2024年2月(鶴居村)

9ims241683tas
2024年2月(鶴居村)

10dsn241241ts
2024年2月(風連湖)

11ims243394ts
2024年2月(風連湖)

コロナ禍の1段落が見えてきた今年2月の旅行では、既に外人観光客が増えつつあった。
その煽りで、愛用する安いホテルが混んでおり撮影地の近くでは確保できないことも多く苦労した。
今、国内のどこもかしこもが海外からの観光客でごった返している様子を見ていると、少なくとも写真撮影愛好家の中では人気の道東がますます混雑し、年寄り夫婦が近づける撮影地ではなくなってしまうかもしれないと心配している。




エアコンが効いた部屋から外に出ると息苦しいほどの暑さですが、海上は適当な風さえれば何とかなりそうですよ。

カマス+泳がせヒラメでフィーバー中の葉山、浅場で数釣りが楽しめる大津のタチウオはもう直ぐ、川奈はシマアジが絶好調のようです。
暑さは置いておいて、次はどこにしようかと迷ってしまいますね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年7月22日 (月)

急遽カヤックで突撃したが


7月21日は金田湾津久井浜に釣行。

次の釣りはそろそろ釣れ始めた大津のタチウオにしようか、それとも今フィーバー中の葉山のカマス(+大ヒラメ)にしようか、迷いながらも後者に決めかけていた。

そこに前日になってカヤックの仲間から、五目さんの分までカヤックの準備ができそうですよとのお誘いがあり、ありがたく飛び乗ることにした。

津久井浜といえば確か以前手漕ぎボートを借りてキス釣りをやったことがある。
漕いでも漕いでも水深は10m前後で、しかもたまに釣れるキスは小さく、あまり良かった記憶はない。

その浅い海で今、タチウオやブリ、サワラなどが釣れているらしい。
1cas242332s
大津のタチオウオ釣り用に準備していたターーチー専用(と称する)ルアーなど。

丁度、大津のタチウオ釣りの準備も進めていたところだったので、五目漁師の本日の狙いはきっぱりとタチウオ。

2dsc_2335s
早朝5時過ぎの最寄りの駐車場は多くのカヤッカーで賑わう

さて、我々は4名(MBLさん、Hさん、Sさんと五目漁師)で出発する。

ここで一人老体の五目漁師は、浜出しの際に早々に失敗。
浜にチロチロと寄せては引く波(というほどでもない)に足をすくわれて腰まで水没。
どんくさっ! 
この暑い時なので苦笑で済ませられると思っていたが、あと1秒も浸かっていたら自動膨張型の腰巻タイプのライジャケをまた膨らませるところだった、と冷や汗もの。

その後は順調に仲間に付いて沖に向かう。
数キロ以上も漕いでやっと水深20m前後。
この辺りがポイントであろうか、既に何か所かに分かれてカヤック軍団の集まりが見られる。

3dsxp248407s_20240722210301

写真は、今回カヤックをお借りしたHさん。

こんなところで、タッチーやブリが釣れるの? と未だ疑っている中で早々にHさんにタッチー。
指4本、Hさんはドラゴンサイズしか持ち帰らないらしく、五目さんいる? と聞かれて、即座にハイ。
4a1721638774672s
五目漁師は、暑さも忘れて先ずは海上散歩。
快適なバックレスト付きのシートに深く腰を下ろして、ながら釣り中。


Hさんは、ルアーをキャストしたり、シャクリ上げたりしながら終始大物狙いのご様子。
しかし、今日は周りの皆さんも不調だったようで、気が付けばあれだけ賑やかだった海上も昼前には閑散としてしまっている。
五目漁師の仲間も既にお2人からは退散しましたとの連絡が入る。

隣で付き合って下さっていたHさんからも、五目さん何時までやりますと聞かれたので、いつも3時までやりますよと答えると、ヒエーっ、それはこらえてよー!
とのことで、仕方なく12時前に沖上がりとなる。

で、今日の釣果はこれ。
5cas242318s

残念ながらHさんからの頂き物。

Hさんは60gのTGベイト、タチウオに照準を合わせた五目漁師は80g(バーブレストリプルフック)のタッチー専用ジグだったのに、唯一掛ったのはこいつだけ。

6dsxp248410s

やっぱり、釣りは実力だね。

それはそうと、いつもの手漕ぎボートでは上半身だけの運動。
今日は足漕ぎなので逆に下半身だけの運動。

なんとかカヤックを漕ぎ切ったところまでは良かったが、後片付けの段で下半身の衰えを思い知らされてしまった。
2人で浜から車までカヤックを運ぶ。
カヤックの前半分の重みを分担しようとしたが、まともに持ち上げられない、膝が立たない、何とも情けない姿だ。
昔はカヤック以上に重たいディンギーを一人で車に積み、車から下ろしていたのに、これじゃ殆ど邪魔にしかならない。
むむー駄目だ、どうしよう??

で折角頂いた獲物なので大切に頂こう。
タチウオの4点盛り、
Cas242322s

ムニエルバジルソース、
Cas242328s

そして白髪ねぎをたっぷりと添えた炙りポン酢。
Cas242335s


ここは、まるでカヤック釣り師のメッカですね。
伊東や網代でたまにポツンと1艇か2艇を見るのとはわけが違いました。
自由気ままにして良く釣れる。
釣りをするに最適な乗り物としてどんどん増えていくのでしょうかね。
あと15年、いや10年早かったらなぁ。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年7月16日 (火)

1年振りの川奈はアウト


7月15日は川奈(川奈観光ボートハウス)に釣行。

釣果が芳しくなかったので魚の写真の前に富士山の写真から。
最近はめっぽう減ってしまったがひと昔前なら釣行回数よりも寧ろ多かった富士山撮影行。
夏場なら徹夜か2時に起きて自宅を出発する撮影行は、3時半に起きて東伊豆や大津に向かう釣行よりも朝が早い。

現役時代には土日に両者の早起きが続いた後に、あくる日の月曜日は職場までの2時間弱の通勤のために6時起きなんてこともあった。
今ではとてもじゃないが・・・、とそんなことを思い出しながらこの日(7月10日)は久々に富士山を撮りに行く。
1ims243986as
これは、残念ながらヨメサンがとったもの

写真は河口湖の北側にある大石公園から撮ったもの。
今までに何度か挑戦したことがあるが、富士山を背景にラベンダーと朝焼けの写真がやっと撮れた。
ラベンダーが見頃でも、富士山が見えることが比較的少ない梅雨のこの季節、更に朝焼けがこの位置から富士山の背景に入り込んでくるチャンスは結構少ない。

富士山撮りについては手漕ぎボート釣り以上に語りたいことがたくさんあるが、話を戻そう、いや始めよう。

さて、13日から井上丸が海の家で忙しくなるために、手漕ぎボートは海水浴シーズンが終わるまでは休業になる。
そこで、12日までになんとか伊東に行きたかったが、あいにくの天候不順のために長期おあずけになってしまった。

これからの時期、早朝から夕方まで灼熱の太陽。
危険なまでに暑いボート釣りはペースダウンしながら川奈や大津で楽しもうと考えている。

2dsxp248401s
風光明媚な川奈、左側がイルカ浜の堤防

川奈は以前は7月の半ばくらいまでは結構アオリイカ狙いのエギンガーが多かったが、釣りエリアの制限などもあって最近はあまり見なくなった。
その代わりではないが、今は他のボート釣りエリアでは見られないシマアジ釣りの人気が凄い。

五目漁師も昨年一度挑戦してみたが、想像を絶する餌盗りの中で敢無く撃沈。
もうこりごり、技量的にももちろん、性格的にも手に負えない釣りだと思った。
完ボに超絶完ボ、釣れないのは辛抱出来ても、伊東のフグ野郎の猛攻に匹敵する逃げ出したくなる釣りはそんなに多くはない。

今日は予報では風が上がってくるのが心配ではあるが、タイラバとジギングで根魚や真鯛を狙う。

流し始めは寧ろ朝凪で無風。
ジリジリと暑い。
既に上半身裸の釣り師も見えるが、この歳では素肌も素腹もさらけ出すわけにはいかず、焼かれるような暑さに汗が噴き出てくる。

アタリがないままにしばらくして沖出しの西寄りの風が吹き始めると、少し涼しさを感じ救われた気持ちになる。
しかし、風もこれくらいでよせばいいのに、直ぐにどんどんと強まってくる。
船尾の旗はバタバタと煩いし、それを支えている竹竿は折れそうなほどにひん曲がっている。

多分、今に管理者の尾川さんから一旦上がって下さいの電話が掛かってくるだろうと心配したが、幸運にも西側の山影近くでアンカリングして釣っておられる皆さんは、それほどでもないのか引き上げられる様子はない。
ウシシ、大丈夫そうだ。

ただ、この風では釣りにならないので、パラシュートアンカーを入れる。
すると、これが不思議なことにぴたりとボートの流れが止まってしまい、今度は寸分たりとも動かない。
止めたいので止まって当たり前ではあるが、この止まり方はボートが受ける風圧とたまたま風に向かう強い潮流との絶妙のバランス関係であろうか。
飛ばされそうになる帽子を押さえたり深くかぶり直したり、海面にはたまに白波が立つほどの風の中でボートは動かずにピタッと止まっている。

これって周りから見ていたらきっと笑いたくなるような絵ではないだろうか。
悲しいかな、これではいささかの流し釣りにもならず、五目漁師にとっては笑い事ではない。

少し離れて釣っておられる軽そうな手漕ぎボートのお兄さんもシーアンカーは入っているようだが、風上に向かってやっと上り切っても漕ぐのを止めるやスーッと五目漁師の横を定置網方向に流れ去ってしまい、お気の毒にまた直ぐに厳しい漕ぎ上りの繰り返し。

そんな中で、本日初めてのアタリ。
やはり潮流が強いようだ。
潮下から上がってきたのは太ったウッカリン。
3dsxp248396s

続いて同様のアタリは針外れ。
更に、アタリ、今度は小型のアヤメカサゴ。
4dsxp248397s

プチ時合いのようであるが、根魚は止まっていては釣れないので何とかボートを流したい。
仕方がないのでパラシュートアンカーを上げて少し移動し、また入れるといった面倒な釣りになってしまう。
更に、風向が次々に変わり、その変わり際に一瞬静かになりチャンス到来といった落ち着きのない釣りになってしまった。
5dsxp248400s

そして、結局その後はイトヨリ1尾という寂しい結果に終わってしまった。
6dsxp248405s

自宅での妄想段階では、流し釣りをしながらあわよくばシマアジがゲットできないかと、ジギングサビキを準備したり、ビンビンスイッチ風を更に魚に魅せるように工夫したりと、色んな準備もしていたが、この風でボートがまともに流せない中では無理と思いどれも妄想倒れ。
次の機会に回すことにした。

川奈の流し釣りは伊東に比べると湾内が狭くエリアが限られている一方で、風の強さも変化も大きく、難しさを感じる。

今日もシマアジ釣り師の釣果は良かったようで、風にあまり左右されないアンカーを入れての釣りが良いのかもしれない。
五目漁師には無理そうだけれども。

で、今日の貧果はこれ。
Cas242306s


ウッカリンとアヤメカサゴにイトヨリの酢締めを加えた姿造り、
Cas242311s

残った酢締めは握りに。
Cas242315s



ガツンと一発来てくれればと、最後まで頑張ったのですが、それらしきアタリは一度もありませんでした。
そう言えば、フグが掛かったのはたったの2回。ラバー部をやられることは1度もなく、損失なしの魚っ気のないちょっと寂しい釣りでした。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年7月 6日 (土)

-300mから-30mに逃げてなんとか帳尻合わせ


7月5日は網代(亮知丸)に釣行。
1dsxp248371s

久しぶりの中深場、
2dsxp248372s

何人かをお誘いしたが急(前々日)でしかも平日となるとやっぱり難しい。
できるだけ避けたいがまた一人釣行になってしまった。

前回もそうだったが、亮知丸のお兄さんに聞くと最近はアカムツがさっぱりらしい。
中深場のターゲットは間違いなくアカムツだろう。

伊東のカイワリ釣りでマダイや時にはアマダイなど意外なお客さんが釣れるとカイワリより嬉しいことはあるが、アカムツ狙いの中深場では、恐らくアカムツ以上に嬉しい魚はいない。

今日も1尾でいいのでとにかくアカムツが欲しい。
と言いながら、実は早朝に五目漁師が狙ったのはキンメダイだった。

カヤックの仲間が先日ジギングで10尾(で打ち切られたようだが)のキンメを上げていらっしゃる。
場所は違うが、なら自分もと思うのは当然のことで、ジギングでは自信がないので扱いにくい5本針胴付き仕掛け/サバタン餌を入れ、5尾掛かるまで5分待って上げることにした。

手持ちにすると小心者の五目漁師は、アタリがあると待ちきれずに巻き上げてしまうので、あえて置竿にして待つ。
3dsxp248376s

水深300m弱。
4dsxp248374s

このポイントは、いつもならオキギスやユメカサゴが結構頻繁に食ってくるはずなのに、今日に限っては穂先はピクリともしない。
そんなに待てるかなと心配していた約束の5分も過ぎてしまったので、取りあえず巻き上げにかかるがどうやら何もついていないようだ。
3回(水深があるのでこれでも優に1時間超)やってみたが結局、ここで釣れたのはギンメダイが1尾のみだった。

これもアタリがない一つの要因だったかもしれないが、上潮が速くボートがどんどん流れて釣りにくいので、早々に諦めていつものポイント、200~250mに場所移動する。

こちらではポツリポツリとアタリはあるもののユメカサゴやスミヤキにやっと小型のクロムツ。
5dsxp248377s

潮が緩むだろう干潮時刻(10時24分)迄待ってみようと思っていたが、辛抱できなくなってジギングで根魚や真鯛を狙ってみることにする。
しかし、水深90~100mの実績ポイントではあるが、ここでもノーバイト。

直ぐに諦めて今度は宇佐美へと続く岸沿いでアカハタを狙ってみることにする。

今度は、一気に水深は25m~30m。
しかも岸側に向かってスイミングジグ+ワームをキャストするので-15m位の深さからボートの際迄ただ巻きで曳いてくる。
巻の速さでゴロタや海藻の直ぐ上を曳いてくるつもりではあるが、慣れていないのでこの感覚が難しい。

当然のことながらボートの近くでは急角度の回収になるので惰性で早巻きしている時だった。
いきなり、スピニングリールがジジーとドラグ音を発しながら引き出される。

なんだなんだ! こんなところで、青物? デカサバ? 

ラインは0.8号だが幸いにして既に回収の途中、しかもその後半だったので海底とのクリアランスはかなりありそうだ。
サバでもなんでもいいから姿は見せてくれ。
巻き上げ後半になると、左右に揺れたり回ったりするのでやっぱり鯖かな? 
しかし、見えてきた魚影は黄色っぽい。
タモに入ったのはびっくりのオオモンハタ(47cm)だ。
7dsxp248384s

さすがにフィッシュイーターのオオモンハタ、底から追ってきたのか中層でハンティングの最中だったのかはわからないが、深場の底で掛けて揚げてくるいつものハタとは全く違う元気な引きが楽しませてくれた。

興味深いことに、この時に付けていた無色のワームはこの後は、投げる度にフグに食いちぎられて上がってきたが
Cimg2276s
上が、ハタが食ったワーム。
(対象魚:ハタ、ソイ、アイナメと明記してあるがフグはない。)

甲殻類?を模した黄色と橙色ワームは一度もそんなことはなかった。
6dsxp248386s

鉛やタングステンのジグやタイラバに節操もなく食らいついてくるフグ野郎にも、ひょっとしたら好き嫌いがあるのかもしれない。
何れにしても珍奇な形に嫌気の反応をしているのか、もしかして浅場なので色に反応したのかはわからないがジギングやタイラバにフグ避けとして応用できないかなと考えたりしている。

最後は、再びジギングとタイラバに戻り真鯛を狙ってみたがアタリは一切ないままに終了。

で、本日の釣果はこれ。
Cas242256s

なんとかオオモンハタが帳尻をを合わせてくれたが、どうしたんだろう中深場。


さて、我が家ではヨメサンが釣り魚料理に使うハーブなどを庭の片隅や植木鉢で栽培してくれている。
寧ろ魚をどう料理するかはその時々の旬のハーブに合わせるくらいだ。
少し前は木の芽、その後はイタリアンパセリやバジルなど。

今日も料理の前にバジル、しし唐辛子、タイムなどを揃える。
Cas242264s

昼には、先ずは冷凍していた真鯛を解凍して鯛ソーメン、
Cas242260s

夕方にはタイムを効かせたハタのトマト煮と
Cas242273s

バジルを使った唐揚げプロバンス風。
Cas242269s

ハタは我が家では一番好む魚。
これくらいのサイズになると、真っ白い身がプリプリとして実に美味しい。
料理の美味い不味いは人それぞれなので言わないことにしているが、ハタは誰が食っても美味いはず。

そして、最後は少し前に料理したものになるが、Tnさんに頂いたデカマアジのサワーソース。
Dsxp242253s
Tnさんご馳走様。



中深場のポイントではいつもアカムツを狙っている乗合船を見かけるのですが、今日は周りに船は一切なし。

今は、恐らく初島方面のイサキ釣りで忙しいのだとは思いますが。寂しい限りでした。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2024年6月30日 (日)

大雨の後に久しぶりの真鯛

6月29日は伊東(井上丸)に釣行。

偉いもんで、梅雨入りしたなりに雨模様の天気が多く、次の釣りが見えてこない。
と嘆いていると諦めていた土曜日の予報がどんどん、というよりも急にひっくり返って良くなっている。

慌てて井上丸に予約の電話を入れ準備に入る。
といっても数日前からカイワリ釣り用の仕掛けは不足分を作り、袋にひとまとめにして甲斐甲斐しくも部屋の隅に置いているので、あとは楽しみながら忘れ物がないように車に積み込むだけだ。

ただ、竿の準備をする段になって、待てよ! 良く言えば用意周到の2股釣りは実は逃げの釣り、あまりうまくいったためしがない。
で、尽きないフグの邪魔もあるし、面倒なコマセ釣りは止めにしてタイラバとジギングの流し釣りに絞ろう。

さて、ボートの予約は入れたものの前日、前夜は土砂降りの雨。
特に静岡は線状降水帯による雨風と雷で荒れ狂っているようだ。

少しひるんだが、いつもより遅らせて出発する。

しかし、井上丸に到着すると皆さん平気な顔でお揃いのようだ。
最近よくお会いするTnさんからは釣り○○呼ばわれされるが、Tnさんこそとやり返す。

岸払いするころには予報通り雨風は止んだものの海水は正にクリーム色。
こんな色の海中で魚は果たしてルアーが見えるの? と心配になるところだが、たまたま最近読んだ本(*注1)の中で、魚(クロダイ)は昼も夜も、太さに関わらずハリスは見えている(感知している)という実験結果を思い出しながら最初のポイントに向かう。

魚探を覗くと、いつもに比べてベイト反応が凄い。
ざわざわ感すらなくべったりと朱色や小豆色で壁を塗ったような反応が次々に現れる。
その反応にルアーを入れたからと言って直ぐに魚が掛ってくるわけではないが、これを見ていると立ち去るわけにもいかない。

ここまで反応があるのにアタリがないのは、やっぱり濁りのせいなのかな? 
と思った矢先に、いきなり穂先が引き込まれる。

今日もタイラバはビンビンスイッチモドキを使っているが、従来のタイラバへのアタリと違って、どちらかと言うとジグへのアタリと同じうような気がしている。

最初は、出たかデカフグめ! と思ったがどうやらそうではなさそうだ。
最初の首振りがなくなり、やがて重みだけで上がってきたのはでっぷりと太った良型のアオハタ。
1dsxp248349s

最近はこのサイズのハタとはご無沙汰していたので嬉しい。

これが、どうやら時合いの始まりだったようだ。
小型(40g)のTGベイトに替えるとチャリコが連続で掛かってくる。
2dsxp248351s

実はこのサイズの鯛をずっと待っていた。
以前から食べたい料理があるので1尾目は確保、次からはリリースする。

更に、ベイト反応の正体も釣れる。
3dsxp248353snef

これならハタや真鯛にとっては1呑みサイズだ。

小型のTGベイトでは小物が多くなったので再びビンビンに戻し、しばらくすると今度は大きなアタリ。
最近なかったので、ドラグが出ると焦ってしまい、ついつい頼む、バレるなと祈りが入ってしまう。
結構な潮流があったのでぽっかりと潮先に浮いたのは待望の真鯛(60cm)。
4dsxp248358s

この時点で未だ8時を回ったところ。
早々に欲しかったハタと真鯛が揃い、既に達成感に満たされ、ここからは余裕の釣り。
たまにクーラーボックスの蓋を開け魚が逃げていないことを確かめながら、ウシシの流し釣りを続ける。

潮が止まり逆転するとアタリが遠のいたので、マリンタウン方向に向かいながら途中Tnさんのカイワリ釣りの様子をお伺いすると、フグと戦いながらもカイワリやアジを結構釣られているようだ。

不思議と五目漁師はここ迄フグの顔は見ていなかったが、この辺りからその猛攻を食らう。
こうなると自作とは言えいくらラバー部があっても足りない。
かと言って、ジグに替えるとそのまま持って行かれるのが怖いので、早々に期待していたマリンタウン前近辺からは逃げ出す。

驚いたことに前回の釣りで小アジを釣ったのでヒラメでも居ないかなと寄ってみたアジポイントは、朝方のポイントとは正反対でベイト皆無のもぬけの殻状態だ。
こんなことは珍しいが、潮の様子1つでここ迄変わってしまうのだろうか? いつも湧いている小魚たちはどこに行ってしまったのか、魚のいない裸の根が姿を現している。

余裕とはいえ、結局、こちら方面では無駄な時間と、無駄にビンビンのラバー部を消耗しただけで昼を過ぎてしまった。
最後にもう一度朝のポイントに戻ってやってみよう。

向かい風の中を、途中何度かルアーを落としながら戻って来る。
するとどうだろう、相変わらずこちらは凄いベイトで賑わっている。

朝と同じように繰り返しベイト反応にビンビンを入れていく。
すると、今回はビンビンとしては珍しく、小さなあたりからグイーンの強烈な引き込み。
同時に小刻みではあるがドラグの出が止まらない。
どうやら真鯛のようだ。
朝の奴よりも明らかにでかい。
捕りたい。
捕らせてくれ! なんとかしたい気持ちから下手にドラグを締め直したり、緩めたりを繰り返している最中にフッと軽くなる。

残念。
残念過ぎる。

あと30分で沖上がりの時間だ。
意気消沈の一方で、猛烈な悔しさとファイトが湧いてくる。

根回りなのでリヤーにトレプルフックを付けたジグを使うつもりはなかったが、80gの買ったばかりのTGベイトGGトレブルフック付きを取り出して反応に入れる。
ジグの場合には普段は根魚狙いで最初の5回転くらいはただ巻きをし、そこから上方に向かっては青物や少し浮いている真鯛などをターゲットにワンピッチジャークで誘いを入れることにしているが、この時に限っては着底後直ぐにワンピッチジャークの誘いを入れる。

すると、来たーっ!来たぞ、このゴッツンゴッツンの引きはマダイに間違いない。
ジギング竿ではタイラバ竿よりもライン(1.2号)もリーダー(5号)も一回り太いのを使っているので切れる心配よりも針外れが心配だ。
また祈る。
(年甲斐もなく)大声で祈る。

無事に上がってきたのは朝と同サイズの真鯛。
5dsxp248368s

やったね。
久しぶりの2尾真鯛は上出来だ。

で、今日の釣果はこれ。
62_20240630211301
井上丸の釣果ブログからコピー&ペースト

嬉しい記念写真。
71_20240630211301
井上丸の釣果ブログからコピー&ペースト

さて、困った。
釣ったは良いがこんなものを2尾も持ち帰ったらどうしよう。
ダメモトでTnさんにもらっていただけないでしょうかと頼んでみると、ちょっと複雑そうにいいですよの返事。
やったね。
しかも、カイワリとオオアジまで頂くことに。
申し訳ない。

因みに、これがTnさんの釣果。
83
井上丸の釣果ブログからコピー&ペースト

フグの猛攻が凄かったらしいが、その中でこの素晴らしい釣果はさすがだ。


先ずは、いただいたカイワリの刺身。
ご馳走様。
Cas2242222s

そして、欲しかったのになかなか釣れなかったチャリコのパエリア、
Cas242229s

次の日にホウボウのブイヤーベース、
Cas242243s

アオハタのカルパッチョ。
Cas242240s

 

 久し振りの真鯛でした。最近はフグの叩きしか味わっていませんでしたが、鯛のそれは力強くシャープで怖かったです。
本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

*注1:釣りエサのひみつ、長岡 寛、つり人社

«老獪よりも魚に優しい釣り人に