BBQ付きお泊り釣行
5月16日は伊東(井上丸)に釣行。
この日は、以前からの東伊豆や大津を中心とした手漕ぎボート釣り仲間に新しいメンバーも加わってお泊り釣行。
日取りが決まってからは、当りもしない10日間や14日間天気予報に日々翻弄されながらやっと今日の日を迎えた。
幸運にもまたとない好天に恵まれ、それぞれが好きなところで釣った後に、釣果を持ち寄って城ケ崎のオレンジ村でBBQ酒宴を催すことになっている。
3組に分かれ、伊東組は幹事のサビキさん、芋さん(奥様は昼間は伊東見物)、Haご夫妻と五目漁師。
腰痛さんは、なんと大津でアジを確保した後に遠路駆けつけられる。
そしてFさんと熊さんは、BBQの食材として皆から一番の期待を背負って小田原港からムギイカ乗り合い船で釣行される。
五目漁師は真鯛1本に絞って伊東の海底砂漠をタイラバとジギングでさまようことにしている。
颯爽とカイワリポイントに向かう芋さん
岸払いして、無風でフラットな海面を気持ちよく港前の根回りに向かう。
前回に比べると、いよいよ海中は賑やかなっている。
目指すポイントへの通りすがりに賑々しい魚探のフィッシュマークを見ると、ついついタイラバを落としたくなってしまい、あわててリーダーにタイラバを結んで落とす。
すると、ポチャン!
確かに今ポチャンと聞こえたよな?
あれっ! リーダが突っ張らずに弛んだままだ。
得意のユニノット3回巻きでタイラバをしっかりと結びつけたはずなのに、ポチャンとは一体??
お気に入りの九州ナツメヘッド75g、レッド-ゴールド、3本針の橙ラバー部は今日の主役にしようと考えていたのに、いきなりさようならしてしまった。
ポチャンのタイラバと同種のタイラバ
どうしたこった。
できることならノーノ―と首を180度左右に振りたいくらいだ。
これぞ、正に1投目マジック。
あるいは、いよいよ来たかな?
訳がわからにままに、気持ちを取り直して代わりのタイラバを恐々と入れ直す。
すると直ぐに掛かってきたのはイトヨリ。
今日は君じゃないよ。
当初、期待した根回りポイントでは何度か流し筋を変えながら探ってみたがアタリナッシング。
次のポイントに移動する途中、先の釣りでシロアマダイの家族を揃えたポイントに寄り道してタイラバの底トントンをやってみる。
すると、いきなり白マダイ。
ホホー、効くな底トントン。
また家族分をと期待したがそう簡単にうまくは行かないし、今回の狙いはあくまで真鯛なのでマリンタウン沖に急ぐ。
無風の中でも潮流のお陰だろうか、ボートはわずかに南側に流れてくれるので、ここでは潮上方向に漕ぎ上りながらジグザグに流すことにする。
海底砂漠をゆっくりと単体でハンティングしている大マダイの鼻先にタイラバを突き付ける作戦だ。
コツン、またコツンとアタリは結構あるもののラバー部を咥えてくれるほどの深追いはない。
10時、11時、そして12時と時が過ぎていく中で、珍しくも早朝からずっと続く無風対策として落とし漕ぎ(タイラバを落としながらボートを漕ぐ)を多用しているためにボートは漕ぎっぱなしで、さすがに腰がだるくなってくる。
そろそろ限界かなとは思いつつも真鯛欲しさにさまよい続けていると、1時過ぎになってようやく北東からの微風が吹き始める。
チャンスだ。
待ってましたとばかりに今度は普通に風上に向かって漕いで、落として、流してを始めると直ぐにいい感じのアタリ。
大して大きくはないが首を振られるとドキドキする。
あがってきたのはもう少し大きいと期待していたが、小型の真鯛(約30cm)。
そろそろ時間が迫ってきたところで気づくと、ボートは潮目の中に入っている。
しかも時々ザーッとイワシの群れがやって来る。
しかも、しかも、直ぐ近くは朝の根回りポイントだ。
好機到来。
最後は潮目の周囲に拘ってみたが、イワシの擦れ掛かりのみでここで時間切れ。
これではBBQのお飾りとして格好はつかないが、あとはやはり真鯛狙いで頑張っておられるサビキさんの釣果に期待しよう。
で、本日の五目漁師の寂しい釣果はこれ。
(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)
1日ロングハリス仕掛け竿の2本出しで頑張られたサビキさんは、なんとイトヨリの大漁に小型ながらきっちりと真鯛とハナダイ。
(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)
芋さんはなんといっても脂のりのりのソウダが光る。
(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)
そして、Haご夫妻の釣果。
(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)
遠くから電車で駆けつけられるので、残念ながら朝は時合い終了後の遅い釣りスタートになるお2人の釣果。
聞くところによると奥様はビール片手の居眠り釣りがお得意とのこと。
大津の乗り合いだった腰痛さんは、自らの貧果を補うために途中のスーパーでアジとヒラマサを釣って来られた。
この大人釣りには五目漁師も見習わねば。
さて、皆が首を長くしてお待ちかねのムギイカ組の釣果は如何に!
前日に期待した300杯には届かなかったものの、2人合わせて約80パイはBBQの食材としては十分過ぎる。
皆さん不調だったとはいえ、全員の釣果を合わせると立派なご馳走になりそうだ。
さて、ここからはBBQ宴会のお話。
各自釣ってきた獲物は自分で捌いて料理しながら、テーブルに準備されたガラス板(大皿の代わり)の上に並べていく。
鯛3尾とカイワリは合わせて姿造り、アジとイトヨリの姿造り、ムギイカの糸造りに塩辛、ソウダカツオのタタキ、ヒラマサの刺身、アジのムニエル、それにお手製のいぶりがっこポテトサラダなどが所せましと並ぶ。
加えて庭のBBQスペースで焼き上がったムギイカの塩焼きやバター焼きも随時持ち込まれて大宴会が始まる。
いつも集合写真はお顔を隠すのに苦労するが、今回は若い頃の顔に挿げ替えてごまかすことにした。
一番右が若かりし頃の五目漁師。 (FさんがChatGPTにて作成)
深夜まで釣り談義、というよりも普段なかなかできないよもやま話で盛り上がる。
これだけ飲んで話しても釣り師の朝は早い。
朝食は、焼きそば、フルーツに、なんといっても目玉は昨夕捌いた後に残った魚のアラを使ったアラ汁。
今回は主婦歴の長が~い(失礼)奥様お2人の大活躍で、朝食の準備からこまごまとしたキッチン周りの用事をこなしていただいた。
おかげで余裕の楽しさ倍増、ありがとうございました。
オレンジ村はシーズン中ならミカンは敷地内の木からもぎ取って食い放題らしい。
今回は既にシーズン終了で残念だったが、代わりに周囲からやって来た柑橘類を土産に買って解散。
この日雨でなかったら連荘で釣りを予定されていたメンバーもおられたとか。
幹事さん、皆さんお疲れさんでした。ありがとうございました。
よく釣りは1人でやられるんですか?とか1人で行かれるんですか? と聞かれます。
”はい、そうですよ” としか答えようがありませんが、海上でも、ボート屋さんでも、
時には今回のようなこともありますし、実は決して一人ではない賑やかな趣味ですね。
楽しいです。
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